2018年12月29日~2019年1月5日 スキー旅行 北イタリアピエモンテ州 セストリエーレ
の続きです。
12月30日、セストリエーレ2日目。
前日の到着がすっかり遅くなったからなのか、12月の忙しさの疲れがどっと出たせいか、だるくてグッタリ。
お昼は、家族でレストランに行くつもりで午後1時、スキー教室のお迎えに行ったのに、長女ガルの「このままおとーさんと滑りたい」の一言で予定変更、2人は私1人で何か適当に食べることになりました。
何か食べなくちゃ。でも、お腹は空いてるのに食欲がありません。
そうだった。ゴミ分別のルールチェックをしなくちゃ。
フルサービスのホテルとは違い、ゴミも自分でゴミ袋を買って、分別して出さなくてはなりません。同じイタリアでも自治体によってはゴミ集積所のコンテナに鍵がかかっていて、その鍵を持っている住民しかゴミ出し出来ないところもあります。イタリア北東部のドロミテからチロルのあたりがそうでした。幸い、セストリエーレはコンテナに鍵はかかっていないようです。
イタリア語、英語、フランス語並記。イタリア語が分からない観光客も利用するのが前提のようです。
これは「リサイクル可能な紙」専用のコンテナです。
これはペットボトルと空き缶用ですね。
あれれ?これだけはイタリア語だけみたい。なんだろう?
VETRO は フランス語ならVERRE つまり、ガラスです。
これはリサイクルできないゴミ。つまり、生ゴミを含む一般ゴミ。
コンテナは4種類だったので、セストリエーレではこの4種類に分別してゴミ出しすれば良いようです。
この後、お惣菜屋さんを発見。イタリア料理の前菜によくある野菜のマリネや、ラタトゥイユなどを購入。
1年前にもまったく同じ時期に来ているのですが、10年ぶりの豪雪だった昨年とは違い、道路にはほとんど雪が残っていません。歩道のあちこちが除雪の際に積み上げられた雪で通れなくなっていたり、深い水たまりになっていたり、カチコチに凍り付いて滑ったりした昨年とは大違い。普通の靴で普通に歩けます。
その代わりに、スキー場の雪は昨年に比べるとだいぶん薄い感じでしたが。
お天気もとても良く、サングラスが手放ません。分厚いコートなんて暑くて着ていられないくらいです。
広場の中央のクリスマスツリーの周りにはクリスマスマーケットが出ているみたい。
連れ立って楽しそうにそぞろ歩きをしている人々がいっぱいです。
去年は本当に寒くて、足元がろくに見えない中、雪と氷と水たまりで足を取られ、雪まみれになりながら毎晩レストランに行きました。ホテルの客室にはキッチンが無かったし、ホテルの食堂は朝食の時しか営業していなかったので、ホテル内では食べられなかったからです。
到着早々、風邪を引いてしまったガルはとうとう高い熱を出しました。ホテルに教えてもらった救急クリニックに駆け込みました。ロットはともかく、ガルはスキーどころではなくなってしまったのです。
そこで「今年はガルに風邪を引かせず、しっかりスキーを楽しませよう」とロットはキッチン付きの宿に切り替えたのですが・・・。
これならレストランに行っても問題無さそうねえ。
キッチンの使い勝手がいまいちだから、お惣菜を買ってはきたんだけれど。
夕方になりました。携帯が鳴りだしました。
建物の玄関はオートロックですし、1組しか無い鍵は、私が持っています。朝、打ち合わせた通り玄関まで迎えに来てってことね。
ロット 「ごめん、ガルちゃんが疲れて泣き出しちゃった。スキースクールの隣のカフェでお茶を飲んで待ってるから、迎えに来て」
あらま。大した距離ではないのですが、建物の玄関まで迎えに行くつもりの格好では、スキー場には行けません。昼間とは打って変わって気温が下がり、風が冷たくなるのです。慌てて上から防寒具を何枚も重ねて着こみ、2人の靴を持って、スキー場へGO!