高齢化社会と騒がれていますが、自分も含め、人はどんどん歳をとっていきます。
生きていれば当然のことで、誰も避けることはできません。
そして、年齢を問わず、お亡くなりになる方々をお見送りするこの頃です。
自分は今、まだ生きている。
それだけです。
身体のクォリティは、生まれ持ったものと、その人がどのように生きてきたかで変わっていきます。
脳も身体の一部と考えると、扱い方で変わるところもあるのかもしれませんが、記憶を保てなくなったり、覚えていたことを忘れていくようになってしまうのは、とても切なく不安なことでしょう。
相手は筋道を立てて、わかりやすく話してくれていても、自分にはまったく覚えのない話題と思えば、「どうしてそんなことを言うんですか!」と怒りたくもなるかもしれません。
認知症の方に接する機会が、また増えました。
記憶のベールの向こう岸に歩まれる方々が増えてきているから仕方がありません。
いつか自分もそうなっていくのかと思うと他人事ではいられず、悲しみを感じます。
楽しい方向にスイッチするクセを今からつけておけば、記憶のベールの向こう岸に行ったあとも、朗らかにいられるのでしょうか。
これはもう、セルフ人体実験しかありませんが、明るく楽しい自分を保てれば、介護する人もハッピーになれるかもしれませんね
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