番外編~韓国に来てナシゴレン(?)『韓国美食回顧録(ご飯もの編)Vol.3』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、『韓国美食回顧録(ご飯もの編)Vol.3』、テジョン(大田)、カンヌン(江陵)などの地方都市でで頂いたご飯ものをレビューします。店名に過去の記事をリンクさせていますので詳細にご興味ございましたらご笑覧ください。

 

まずはカンヌン(江陵)市から

 

ソウルから東に約150㎞

東海岸に位置する人口21万人強の中都市です。

 

#01 ナシゴレン・トンカツトッピング

@ッドゥンス

 

『ッドゥンス』は

カリフォルニアL.A.生まれのコリアンファストフード

Cup Bobの専門店。

 

Bobは人の名前ではなく

韓国語の『バ』(ご飯)のことで

Cup Bobはカップに入ったご飯です。

 

 

ご飯はポック(炒飯)で

野菜、ナシゴレン、海老、プコギの4種から選べます。

 

トッピングは

トンカツ、タッカビ、チキンマヨなど。

 

私が選んだのは

ナシゴレンにトンカツトッピング

・・・何故か沢庵が入っています。

 

なんで韓国に来てインドネシア?

そう突っ込まれそうですが

大学での専攻がインドネシア語だったもので

・・・関係ないですね。

 

 

ナシゴレンは

本場のものとはかなり違いますが

スパイシーで美味。

 

トンカツの肉は柔らかく

ドレスされた甘酸っぱいソースとよくマッチし

とても美味しかったです。

 

 

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次は南西に200㎞ほど移動し

コンジュ(公州)市へ

 

チェ(百済)の古都で人口約11万人

往時の遺跡が市内随所に残っています。

 

#02 ソモリク

@イハ

 

『イハ』は

市中心部南寄りの食堂街にある

ソモリクの老舗です。

 

 

『ソ』は韓国語で『牛』

『モリ』は『頭』

牛の頭で出汁を取ったクです。

 

 

だよね?

そう思われる方もいらっしゃるのでは・・・。

 

スープとご飯が別々の

コンジュ名物タロク

・・・『タロ』は韓国語で『別々に』を意味します。

 

とてもコクがあり美味しいスープですが

おそろしく辛かったです。

 

 

#03 ガーリック・プコギ・フライドライス

@Han’s Deli

 

『Han’s Deli』は

韓国全土に100店舗以上を展開する

洋食のレストランチェーンです。

 

 

プサンなどで何度か利用し

ステーキなどを頂いたことがあります。

 

今回は韓中洋折衷の

ガーリック・プコギ・フライドライスを

メニューの中に見つけたので頂いてみました。

 

 

ニンニクの効いた醤油味のしっとり系炒飯に

コギの甘みが馴染み超美味。

 

やや甘目の韓国マヨネーズが

何故かこの炒飯にしっくりきます。

 

 

#04 オムライス

@キ・チョング

 

『キ・チョング

日本語に直訳すると『海苔巻き天国』。

 

韓国津々浦々

どんな町にもある大衆食堂チェーンです。

 

 

店名の通り

(海苔巻き)も美味しいのですが

オムライスやハンバーグなど

日本人が伝えた洋食を

韓国風にアレンジした料理が

意外な美味しさなのです。

 

 

ハムの入ったケチャップライスに

甘酢あんが掛かっています。

 

オムライスと天津飯のハイブリッドのようですが

これがとても美味で癖になります。

 

 

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南東に30㎞ほど下がり

テジョン(大田)市へ

 

人口約150万人

地下鉄も通る韓国第5の大都市です。

 

#05 かつ丼

@どんどんてい

 

『どんどんてい』は

韓国各地に展開する和定食のチェーン店。

 

『大衆めし みんなの』という

ちょっと怪しげな日本語がキャッチコピーですので

日本人または在日韓国人による

経営ではないと思います。

 

 

『どんどんてい』と名乗るくらいなので

丼物が売りかなと思い

『和風たれかつ丼』を注文。

 

しかし

登場したのは玉子綴じのかつ丼。

 

和風たれかつ丼にも後ろ髪を引かれましたが

これはこれで美味しそうなので

そのまま頂きました。

 

 

ロース肉は柔らかく美味

衣はサクサクに揚がり

出汁の効いた丼つゆもいい味です。

 

へたな日本の店より

ずっと美味しいかつ丼でした。

 

 

#06 カレーライス

@東横イン

こちらは記事にしていません。

 

プサンではソミョン(西面)の東横インを

定宿にしていますが

他の都市で泊まるのは初めてです。

 

 

テジョンの東横インの朝食には

プサンでは見たことのないカレーがありました。

 

日本風の味付けで美味

韓国で初めて朝カレーしました。

 

 

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東に100㎞ほど移動し

アンドン(安東)市へ

 

人口17万人弱

李王朝時代の支配階級だった

ヤンバン(両班)の文化が色濃く残る町で

中でも最も有名な場所が

『アンドン・ハフェ・マウ』です。

 

#07 ッチャジャンパ

@マッ・ウッチャ

 

『マッ・ウッチャ』は

市中心部にある大衆食堂。

 

『マッ』は味を意味し

『ウ』はウドンのウ

『ッチャ』はッチャジャンミョンのッチャ

この2つが売りの店です。

 

 

ッチャジャンミョンを頂くつもりでしたが

ッチャジャンパなるものを見つけ

急遽予定変更しました。

 

 

想像通り

ッチャジャンソースが掛かったパ(ご飯)。

 

ハヤシライスのようにも見えますが

ッチャジャンミョンのご飯バージョンで

とても美味しかったです。

 

書いていてふと気が付きましたが

韓国でハヤシライスを見たことありません

・・・カレーライスはあるのになぜでしょう?

 

 

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最後は

120㎞ほど南東に移動し

古都キョンジュ(慶州)市へ。

 

人口26万人弱

かつてシラ(新羅)の都があった処で

世界遺産に登録された

サ(仏国寺)など

多くの寺社や遺跡があります。

 

#08 ポック(炒飯)

@シラパンジョ

 

『シラパンジョ』は

市東部にある市外バスターミナルの

裏手にある中華料理店。

 

日本で言うところの『町中華』で

本格的な中華料理店ではありません。

 

 

コチュパ(唐辛子ライス)という

そそられる料理がありましたが

相当辛そうなので安全牌を引きました。

 

 

しっとり系の炒飯で

具は豚肉、人参、葱、コーンなど。

 

炒飯の具には玉子が無く

何故か上にフライドエッグがのっています。

 

ビジュアルはぱっとしませんが

適度な塩味でとても美味しかったです。

 

 

『韓国美食回顧録(ご飯もの編)』も

今回で終了になります

ご笑覧頂き有難うございました。

 

『韓国美食回顧録(ご飯もの編)Vol.1』

『韓国美食回顧録(ご飯もの編)Vol. 2』

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、中国上海市です