ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、『韓国美食回顧録(ご飯もの編)Vol.2』、ソウルなどで頂いたご飯ものをレビューします。店名に過去の記事をリンクさせていますので詳細にご興味ございましたらご笑覧ください。
まずはソウルから
#01 テマン・ポク・ポックムパップ
『チャオパン』は
イテウォン(梨泰院)の裏通りにある
中国語の『炒飯(チャオファン)』を店名にした
チャーハンの専門店です。
『テマン・ポク・ポックムパップ』
韓国語でテマンは台湾、ポクはポーク
ポックムパップは炒飯
即ち台湾産の豚肉を使った炒飯になります。
木桶に入って出される
斬新なスタイルですが
台湾では見たことありません。
しっかりした醤油味で
豚肉もたくさん入っていて
非常に美味です。
揚げたパン粉が混ざっているようで
体験したことのない
不思議な食感の炒飯です。
#02 コロッケカレー
@あびこ
『あびこ』は
ソウルを中心に店舗展開する
カレーのチェーン店です。
オーナーは
ヒップポップグループ『1TYM』のメンバーだった
オ・ジンファンとソン・ベッキョン
日本の資本は参加していません。
『100時間、心を込めて作ります』
日本語のコピーで人気のカレーは
日本風でコクがある美味しいカレーです。
辛さは5段階あります。
辛い物は得意な方ですが
韓国ですので安全を見て2辛にしました
・・・それでももの凄く辛かったです。
クリーミーなコロッケが
辛さに適度に調和し
いい具合でした。
#03 ッコマキムパップ
『イェンナル・ククシ』は
イテウォン路の南側の小道にある
庶民的な食堂です。
メニューは
スンドゥブ、カルグクス、キムパップ
スジェビ(すいとん)などの軽食が中心です。
中でも人気あるのが『ッコマキムパップ』
ッコマ=ちびっこの名前通り
通常のキムパップより短め、細目です。
ちびっことはいえ1人前8本
普通のキムパップの3本分くらいありそうで
食べ応え十分です。
具によって
スパイシー、ミディアムスパイシー、マイルドの
3種類の味付けがあります。
スパイシーに惹かれたのですが
切りいかとツナマヨに惹かれマイルドにしました。
切りいか4本、ツナマヨ4本
勝手にそう思い込んでいましたが
一緒に巻いたものが8本でした。
普通のキムパップと同様に
酢飯ではありませんが
山葵がほんのりと香り
メチャメチャ美味しかったです。
#04 牛丼
『チグダン』は
地下鉄2号線の『ソルルン(宣陵)』駅の
近くにある牛丼専門店です。
ソウル市内に何店舗かあり
日本人の経営と言われていますが
詳細は不明です。
メニューは
牛丼と親子丼にサイドメニューの半熟卵のみ。
半熟卵・・・と言うより温泉卵・・・を追加。
しっかりと味の付いた肉は
オージービーフですが柔らかく美味
ボリュームも十分です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次はソウルの衛星都市スウォン(水原)へ
#05 ソコギ・トッパップ
『キムパップ・メニア』は
スウォン駅から徒歩10分ほどの処にある
プンシク屋(軽食堂)です。
『ソコギ・トッパップ』
ソコギは牛肉、トッパップは丼物などの掛けご飯
そんまま訳せば牛丼になりますが
ちょっと違いました。
おかずとご飯がワンプレイトに盛られた
牛肉野菜炒めライスのようなビジュアルです。
甘辛く味付けられた牛肉炒めは
まさしくプルコギです。
肉は柔らかく美味
ご飯との相性も抜群です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スウォンから南西に約150㎞
ペクチェ(百済)の古都プヨ(扶余)に移動します
#06 ヨニップパップ
ペクチェウィチップは
プヨ観光のハイライトである
『プソサンソン(扶蘇山城)』入口の目の前にある
プヨ伝統料理の人気店です。
ヨニップパップ定食ですが
パンチャンが多すぎて
メインの影が薄い感じです。
プヨ名物のヨニップパップは
蓮の葉に包んだ赤米のおこわ.
栗、カボチャ、ナツメなども入り
ほんのり塩味で抜群の美味しさです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後は、プヨから南東に50㎞ほど移動し
李氏朝鮮を開いたイ・ソンケ(李成桂)の本貫地
チョンジュ(全州)へ
#07 ユッケビビムパップ
『ハングクチップ』は
チョンジュで最も人気ある観光地
キョンギジョン(慶基殿)の近くにある
ビビムパップの専門店です。
ビビムパップは
チョンジュビビムパップ(基本形)
ユッケビビムパップ(生の牛肉がのったもの)
トルソッビビムパップ(石焼ビビムパップ)の3種類。
日本では圧倒的に石焼ビビムパップが人気ありますが
韓国ではさほどではありません。
混ぜるのが勿体ないほどの
美しい盛り付けですが
混ぜなければビビムパップの意味がありません。
ご飯と全ての具が調和し
言葉にはできない美味しさです。
今回で2回目の『韓国美食回顧録(ご飯もの編)』ですが
キョンジュ(慶州)やテジョン(大田)など
まだリポートしていない都市がありますので
画像を整理したうえで近々アップします。
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都中央区日本橋人形町です。