●あらすじ

ウラシマトンネル――そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入る。

ただし、それと引き換えに…… 

 

掴みどころがない性格のように見えて過去の事故を心の傷として抱える塔野カオルと、芯の通った態度の裏で自身の持つ理想像との違いに悩む花城あんず。

 

ふたりは不思議なトンネルを調査し欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶ。

これは、とある片田舎で起こる郷愁と疾走の、忘れられないひと夏の物語。

 

 

 

 

 

●感想レビュー

アニメ映画特有の美しい風景、ファンタジーを交えた青春・恋愛感が面白かったです。

浦島太郎のように時間の流れが現実世界と違う洞窟の攻略に挑む。

 

ただ、協力といっても放課後や休日に『●●したら現実世界では時間はどう進むか?』という検証がメインで、お互いに一緒に過ごすうちに好意を抱いていく。

 

主人公がトラウマになっている妹の存在を乗り越え、ヒロインの存在を選び、現実世界に戻ったのは良かったです。

作品冒頭でなぜガラケーを使っているのか?

 

それはウラシマトンネルで現実世界では13年の時間が過ぎ、2005年から2018年に変化したからなんですね~

主人公が1人で洞窟に入り、現実世界で漫画家となりながらもメールを送り続け、主人公が気づき、現実世界に戻る気になったシーンが個人的に好きですね~

●あらすじ

もうすぐクリスマス-。この冬最初の青の時間(遊びの時間)を迎えた、時をつかさどる妖精フュエルローサは、勢いよく青の洞窟を飛び出した。

 

すると偶然、違う種族の妖精(男の子)と鉢合わせに。その子が言うには、彼ら“借りぐらしの妖精”が住む農場に氷河が迫っており、彼らが食糧をこっそりと借りるはずの人間たちが食糧を持って避難してしまったというのだ。

 

取り残された彼らは借りる食糧もなく、フュエルローサ達に助けを求めに来たのだ。

フュエルローサは種族の宝ものである季節を支配できる角笛で、氷河をとかそうと思いつくのだが…

 

 

 

 

 

●感想レビュー

子供向けな感じで矛盾点もありそうですが、楽しめる映画でした。

ストーリー云々よりも良かったのは『美しい風景』。

 

主人公2人がスキーで雪山の崖を移動するシーンはかなり壮大です!

また、『インディージョーンズ2』を沸騰をさせるトロッコ移動も迫力がありました♪

 

『妖精は人間に見られると瞬時に消えてしまう』という制約があり、人間に見つけらないように奪われた角笛を取り戻し、お互いの妖精たちを救うのがメイン。

 

実際に消えるシーンはなかったですが、これが主人公達に誓約を生み、ストーリーを面白くさせますが・・・敵サイドの人間がマヌケを通り越して胡散臭さも・・・まあ、子供向け映画ですしね~

●あらすじ

水没寸前の巨大洞窟で人喰いクロコダイルに襲われた若者たちの運命を描いたアニマルパニック。

 

冒険好きなカップルのエリックとジェンは、友人たちと共に、北オーストラリアの未開の洞窟へやって来る。

しかし予想外の嵐が襲来し、洞窟内に濁流が流れ込んでくる。

 

出口を探してさまよう彼らに、巨大な黒い影が忍び寄る。それは地底の湖に潜んでいた獰猛なクロコダイルだった。

 

 

 

 

 

 

●感想レビュー

冒険前に酒場で盛り上がり、男女2人のひそひそ話・・・そこで女性の妊娠が発覚し、彼氏には秘密にして・・・

準備不足で洞口に向かい、閉じ込められ、襲われた男性に妊娠を伝える。

 

モンパニのお約束が色々と盛り込まれていますが、死亡した男性は本当の父親ではなく、ヒロインの彼氏が浮気で作った子供だった。

 

洞窟を無事に脱出し、後はエンドロールかと思ったら車が川に沈没し、ワニと再び格闘する。

そんな意外性があったのが驚きでしたし、ワニの捕食シーンなどがヘタなCGっぽさがないのが良かった!

 

まあ、ワニがどれくらい潜んでいたのか?

1匹だとそんなに飢えていないと思うけど・・・あんなに人を襲うモノなのかな?

と考えてしまったのが難点かな?

個人的にはアマプラなら十分楽しめる映画でした。

●あらすじ

100年もの間国交を断絶してきた戦争寸前の2つの国。

商業国家で水以外なんでも手に入る裕福な<金の国・アルハミト>と、貧しいが豊かな自然と水に恵まれた<水の国・バイカリ>。

 

国の思惑に巻き込まれ、突如、“偽りの夫婦”を演じることになった敵国同士の“金の国”の王女サーラと“水の国”建築士ナランバヤル。

2人は自分でも気づかぬうちに、恋に落ちてしまう。

 

“金の国”の深刻な水不足によるサーラの未来を案じたナランバヤルは、戦争寸前の2つの国に国交を開かせようと決意する。

そして2人がついた“小さな嘘”が、国を揺るがす大事件を巻き起こし、やがて国の未来を変えていくことに――。

国をも動かす2人の恋、その先にある、誰もみたことのない奇跡とは――?

 

 

 

 

 

●感想レビュー

物語が分かりやすく、アニメの温かい雰囲気もあり、内容に引き込まれていきます。

これがアニメ映画の良さですね・・・『ゴーストブック おばけ図鑑』を見た後なので実写をすればよいワケではない。

という気持ちを感じました。

 

無気力に見えるけど、キレ者な男性、内気だけど芯がある女性。

2人がお互いの故郷を守るために『動物を結婚相手に出された』という嘘を隠すために夫婦を演じるうちに男女として惹かれ合い、戦争寸前の国に国交を行い、無事に貧しい国にはインフラ整備、豊かな国には水資源。

お互いに足りないものを供給し、戦争を回避した。

 

主人公が夫婦を演じるシーンも良いですが、お互いの国の協力者が主人公達を助けるのも魅力。

悪役側から主人公側に寝返って囮になるボブキャラも良い味だしてます。

悪役な王様やマッサージ師も私利私欲に走っているワケではなく、自国の利益を考えての行動というのも後味が良い。

 

●あらすじ

夜中に子供たちの枕元に現れて「願いを叶えたいか?」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。

どうしても叶えたい願いがあった一樹たちは、おばけに導かれるまま、「おばけずかん」を探すことに。

 

瑤子先生と一緒に、あやしい店主のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった。

 

図鑑の秘密を知る図鑑坊の力を借り、おばけたちを相手に命がけの試練に挑むことになる子供たち。

彼らはおばけを図鑑に封印することで願いを叶え、運命を変えることはできるのか?

 

 

 

 

 

●感想レビュー

『学校の怪談』のようですが・・・個人的には微妙・・・

子役の演技が違和感を覚え・・・実写だからかも・・・アニメ作品なら楽しめて見れたかもしれません。

 

新垣結衣など俳優や声優が豪華で彼らの演技力がカバー・・・というか子役達とのレベルの違いを感じさせる。

異世界を一緒に冒険する教師が新垣結衣ではなく、他の人だったら・・・

妖怪達の声優さんが凄く実力を感じるが、これも外れてたら・・・そう考えた方が怖いなぁ~

 

少し驚かせる場面はあるが、ホラーという程怖くない。

また、図鑑に封印したおばけ達の力を借りる、ポケモンや妖怪ウォッチな要素はあるものの・・・

1回限りというわりにラスボスで全員集合で助けてくれるのが『?』となるが・・・まあ子供向け映画だしなぁ~

 

映画館で観たいたら残念に感じた・・・個人的には『学校の怪談』の方が面白かった。

 

 

北の海に浮かぶ美しい孤島にキツネが運んだ寄生虫「エキノコックス」。
それは「呪い」と恐れられる病を生んだ。
未知の感染症に挑む、若き研究者の闘いが始まる――

直木賞候補作『絞め殺しの樹』で注目の著者による、果てなき暗路に希望を灯す渾身の傑作長編

風が強く吹きつける日本海最北の離島、礼文島。昭和二十九年初夏、動物学者である土橋義明は単身、ここに赴任する。島の出身者から相次いで発見された「エキノコックス症」を解明するためだった。それは米粒ほどの寄生虫によって、腹が膨れて死に至る謎多き感染症。懸命に生きる島民を苛む病を撲滅すべく土橋は奮闘を続ける。だが、島外への更なる流行拡大を防ぐため、ある苦しい決断を迫られ……。

 

 

 

 

●感想レビュー

エキノコックス拡大を防ぐために礼文島の全ての犬、猫、キツネの処分を行う事になった。

実際に起こった話を小説化し、面白かったです。

 

島に赴任したエキノコックスを調べる技師が少しずつ島に馴染み、調査を続けるが、エキノコックスを北海道の本島に拡大させないためには礼文島で押さえるしかない・・・そのためには・・・

 

苦悩を抱えながらも殺処分を行い、島を後にして数十年、北海道の本島でもエキノコックスが見つける。

公衆衛生の視点から技師の静かな語り口が物語に深見を与えますね~

 

 

 

 

 

 

 

レモン牛乳の風味がしっかり出ています!

レモン果実の存在感、レモンの香りが強く、カレーのスパイスさも残っています。

 

色合いからカレーというよりシチューに近い部分があり、ご飯よりパンのほうが合いそう・・・

●あらすじ

カトリック教会の総本山ヴァチカンのチーフエクソシストとして、数多くの悪魔払いを行ったガブリエーレ・アモルト神父の回顧録を映画化。ローマ教皇からある少年の悪魔払いを依頼されたアモルト神父が、強大な悪魔に立ち向かう。

 

1987年7月、サン・セバスチャン修道院。ガブリエーレ・アモルト神父(ラッセル・クロウ)はローマ教皇から依頼され、ある少年の悪魔払いに向かう。

 

変わり果てた姿の少年が面識のない自分の過去を語る様子を見て、アモルトはこの変異が病気ではなく、悪魔の仕業だと確信する。

 

相棒のトマース神父と共に本格的な調査を開始した彼は、やがて中世ヨーロッパで行われていた宗教裁判を巡る記録にたどり着く。

 

 

 

 

 

 

●感想レビュー

『ラッセル・クロウ』が演じるエクソシストと悪魔の対決が迫力があり、それだけで見る価値がある映画!

逆に映画館だと刺激が強すぎるかも(笑)

スクーターに乗って移動するラッセル・クロウのシーンが個人的に好きです。

 

『中世ヨーロッパで行われていた宗教裁判を巡る記録』は難しく、理解が難しい部分が難点ですがエクソシストの小道具、悪魔の鬼気迫る表情など細部までの拘りを感じます!

 

 

●あらすじ

■サメから助けてくれた彼は、最凶のストーカーだった…
“サメ×ストーカー“――新たなるサメ映画の傑作がついに日本初登場!


日本がトップ市場とも言われている“サメ映画“。超A級大作からZ級の珍作まで数多くのタイトルがリリースされている中、これまでにない奇抜な設定とスリリングな展開を併せ持ったサメ映画の傑作が、ついに日本初登場!


その設定とは"サメ×ストーカー“――サメに襲われた美女を助けた男は、実は最凶のストーカーだったのだ。サメ使いのストーカーは、美女を我が物にすべく、邪魔者をサメに食わせるなど猟奇的な方法で、美女に近づいてゆく…

 

 

 

 

 

 

●感想レビュー

『サメ×ストーカー』という面白いコンセプトの映画ですが、『まあまあ面白いかな?』という感じ・・・

ストーカーキャラクターは、ヒロインをサメから救い、家族に感謝され、家に招かれますが、少し違和感を覚える家族。

ただ、命の恩人という事もあり、無下にできず・・・

 

といった葛藤、ストーカーが家族や友人に近づく手口は面白いですが、サメ描写は少な目・・・

無理にサメを出している感じが否めず、無理やりにでもサメの出番を増やしてほしかったかな?

 

ヒロインの義父(再婚してできた)、女友達、彼氏がサメストーカーの犠牲になりましたが、ストーカーが近づくためにヒロイン弟に渡したナイフで返り討ちにあい、サメに襲われる要因になったのは面白みがありました。

 

 

 

著者自らが書いたベストセラー絵本の小説版!嵐の夜、仲間からはぐれて逃げ込んだ小屋で、オオカミのガブとヤギのメイは出会う。

 

暗闇の中、2匹はお互いの姿を見ることもなく、夜通し語り合い、心を通じ合わせる。

「嵐の夜に」の合言葉を決めて、翌日、会うことになった2匹だったが、白昼の下、自分たちが「食うものと食われるもの」であることを知る。

 

それでも魅かれ合うガブとメイだったが、天敵同士のオオカミとヤギの群れは2匹に非情な命令を下すのだった。

300万部のベストセラー絵本の著者が、新しいエピソード、異なる結末で描いた小説。「この小説だけに、本当のラストが書かれている」

 

 

 

 

●感想レビュー

映画の存在は知っていましたが、観る機会がなく図書館で本を借り、どんな内容か知る事ができました。

小説の棚にありましたが、読みやすくて一日で読破する事ができ、なんとなく知っていた映画の内容を知れてよかったです。

映画館で観たら感動ものですね!

 

ラストはバッドエンドとも・・・ハッピーエンドとも取れる不思議なモノ。

できれば幸せな暮らしを2匹でしてほしかったですが、2匹が幸せそうな顔をして命を燃やすのは悪くないですね。

 

まあ、希望をいえば狼のリーダーが、主人公サイドの狼にとって「親の親友」なので深追いせず、見切をつければ『群れの全滅は免れたのかぁ~』と妄想しちゃいました。