先日、オステオパシーに行った時
色々と質問をしてくださいました。
その時の話です。
私が子供の頃
両親の仲は不仲で。
お父さんとお母さんは
パチンコに行くときだけ仲良しで
後は、お互い無言。
パチンコの話をする時だけ
仲が良さそうに感じて。
そんな家庭で育ったので
当然、私の話は
（両親ともにいっぱいいっぱいだったから）
聞いてもらえず…
くそじ◎い！
くそ◎ばあ！
debu
hage
◎ね
なんて、暴言を吐いても
全くの無視、スルーで。
暴言は中学高校の６年間
毎日履き続けたのですが
一切怒られず。
私は声を大きく出すことが出来るのですが
近所中に聴こえる大きな声にも関わらず
無視。スルー。
「聞いて欲しかったのかもしれませんね」
と、オステオパシーの先生。
うん。そうそう。
そうだったと思う。
そう思いながら、施術は進行。
その中で
「高校卒業～２０歳くらいまでの間に
絶望を感じたことは
ありませんでしたか？」
と聞かれ
思い出したのは
お母さん家出事件
でした。
母と父の事情は
全く教えてもらえなかったので
当時は知らなかったのですが
母曰く
母が帰ってきたときに
自宅のチェーンがかかっていて
（私はすでにその時一人暮らし。
チェーンをかけたのは父。）
キレた母が、
そのまま家を出た
というシナリオでした。
でも、その詳細を知らない私は
もう高校を卒業した
立派な社会人なのにも関わらず
超憔悴。
どこに行ったか分からない
生きているか、◎んでいるかわからない…。
母を探して三千里でした。
毎日、仕事が終わったら
パチンコ屋さんやほかの駐車場を
探して周り
母にとって毒親だった
（私にとっては良き祖母だった）
おばあちゃんにも電話し
泣きながら
「お母さんがいない。」
と言ったら
お祖母ちゃんも私に感化され
泣きながら各所に電話して
探してくれたりもしました。
そんなことを、施術中に思い出しました。
あぁ
私すごく悲しかったんだ。
あぁ、あの時の不安程
辛いものはなかったんだ。
（なので、行方不明の家族をお持ちの
ご家族の気持ち、痛いほど共感します）
いつもは自分で解消できる
不安や恐れが
もう全く解消できませんでした。
心配しかなかったです。
でもそんな中
お父さんの背景
お父さんの気持ち
お母さんの背景
お母さんの気持ち
一生懸命、理解しようとしたんだ。
相手を責めないように
自分の言葉を全部飲み込んだんだ。
という事も、思い出しました。
私は人を頼るのが苦手です。
人を頼ると、裏切られる時があるからです。
裏切られる、と言うか
ワタシが相手に
勝手に期待しちゃうだけなのだけど
相手は全く悪くないのだけど
なんてね。
ほら、こんな感じですぐ
相手を悪者にしないように
なるべく、理解するようにする
これは、私のすごく良い所でもあり
悪い所でもあるのでした。
ワタシが本当に悲しかった事は
お母さんが居なくなった事。
（その後ちゃんと見つかりました。
車中泊していたそうでした。）
悲しかったことを置き去りにして
理解をしようとする…。
それが結局周り回って
「人を頼ってはいけない」
「相手には相手の事情があるのだから」
というところにも行きついていたのです。
１９、２０歳の事が
いまだに形を変えて
尾を引いていたとは…
びっくりですよね。
今回は、その辺も含めて
思考の書き換え、修正をして頂いたので
またさらにクリアになった感じがしますが
人生において
色々な、嫌な想い不要な想いは
ホント、クリアにすると楽になるというのを
めちゃ実感した一件でした
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