バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

「怖れや痛みでツールが使えないとき」のための方法、バシャール

がすすめる「パーソナリティの(構成を逆に分解する)再結晶化」に

ついて、前回までお話してきました。

今回は、そのプロセスの最後に添えられたバシャールの「瞑想の

言葉」についてのお話です。


《「魂のブループリント」から、大いなる源へ①》



自分の怖れや痛みについて、

リラックスして、ただ考える・・・。

そうしているうちに、あなたはだんだん「魂のブループリント」の最初

レベル(①観念・定義 ②感情・思考 ③行動・反応)から、魂の方

逆戻りをしていきます。

あなた本來の固有の波動、魂の部分を感じていきます。



あなたのイマジネーションにまかせてください。

どんなことが出てきても、どんなイメージが出てきても、

それでいいんだと受け止めます。

映画やテレビでも見るような感じで、出てくる映像をただ見ていて

ください。

見慣れたような感じや自分に関連したことのように見えるかもしれ

ませんが、ちょっと距離を置いて、「おもしろいイメージだな」とただ

見ています。


気がつくと、あなたはシンクロ二シティの海の中に浮かんでいます。

ものごとが起きるかもしれないし、起きないかもしれない。

それは問題ではありません。

ただ、あらゆる可能性が、あなたの浮かんでいるこのエネルギーの

海の中にあります。


次に、あなたは自分の個人的なテーマや経験、アイディア、状況が

詰まっている可能性の海の中でただ浮かんでいます。


あなたの中からあらゆる期待が消えていきます。

思い込みも消えていきます。

このエネルギーの海の中に消えていきます。


あなたの人生の全般的なテーマや地球とのつながりも、

まるで夢であるかのように消えはじめます。


あなたは、過去生や未来生、並行する現実など、ほかの人生との

つながりを見はじめ、自分があらゆる経験を通って拡大していくのを

感じます。


初めて玉ねぎの組織を理科の授業中顕微鏡で覗いた9歳のとき、

わたしは世界観が変わってしまうほどの衝撃を覚えました。


だってそれまでは肉眼で見られる世界がすべてで、人間がつくった

ものにしか「秩序とか規則性とか」存在しないと思っていたのです。

自分はちゃんと正しい社会のルールを学び、そのルールに自分を

合わせ、完全さを習得して大人になることが成長だと思い込んで

いたのです。


しかし、人間の手など一切加えることのできないミクロの世界に、

人間がつくりだす以上の完全さを備えた秩序が、当たり前のように

存在していたのです。

それも、人間が発生するずっと以前から。


わたしは興奮しながら学校の帰り道、咲いている花や緑の樹木、

輝く太陽を見回し、人間のつくり出す秩序以上の見えない秩序の

中に自分が生かされていることをひとりで感動していました。


大きな石をそっとどかし、蟻の巣を眺めて図鑑の絵の通り順番に

食料貯蔵室、幼虫室、女王蟻の産卵室などが並んでいるのを確

認して、人間のような頭脳をもたない蟻でさえ、自然に組織活動

を成り立たせているのを見て、毎日、大人たちから受けてる教育

ってなんだろう?と思いました。


ひょっとしたらかれらの「教育」は、かれらにとって都合の良いルー

ルを叩き込むためのものかもしれない、とも思いました。

そういう目で両親を見、言葉を聞いていると確かにその通りだと確

しました。

母は学校から寄り道なしで家に帰ってきて、下の子供たちの子守

と家事の手伝いをして、友達と遊ばない子が良い子だといってい

ました。

父は「食べさせている者が1番えらく、食わせてもらっているヤツに

なんの権利もない。クズ以下だ。世の中は、働かざる者は食うべ

らずなんだ。子供らは、ただで食わせてもらい家に置いてもらえ

だけでありがたいと、親に感謝しなければいけない」と常にいって

いました。


だから、父と考えが違えばそれだけで「だれに食わせてもらってる

んだ!」と怒鳴られ、暴力を受けたり食事を与えられなかったりしま

した。

蟻の社会だってこんなことはなさそうなのに、人間の家庭の方が生

存が過酷な感じがしました。

わたしの存在はなんの価値もない、だれにも生きることを歓迎され

ていない、やっかいなお荷物だったのです、家の中では。


でも、見えない自然界の秩序の中に生かされていると気づいたとき、

こんな完全な世界に生きることを許されている自分は、きっとこの世

に必要とされて生まれてきたんだ、と感じました。

大きな見えない何かから無条件に愛されているのを知ったのです。


それからは、見えない世界が密かに見える世界を支えているしくみ

を見つけることが、わたしの生きる動機となりました。

人間以上の存在が、なぜかわたしたち人類のために無償で完全な

地球という楽園を提供してくれたのです。

そればかりか、この楽園を存分に味わえるよう完全で完璧な機能を

備えた乗り物=肉体を与えてくれたのです。


ちっぽけな人間社会の刷り込んだ観念によって、大いなる源が与え

た無制限の愛が受け取れなかったら、こんな残念なことはありませ

んよね。


人間社会のルールによる軋轢は、少し脇に置いて、社会のルール

に従う人間である前に、大いなる源に愛されているからこの地上に

肉体をもって存在していることを感じてみてください。

大いなる源にとって、人類だれもがかけがえのない宇宙にたった

ひとりの特別な存在です。


だから、人類はだれでも完全な素晴らしい「魂のブループリント」が

用意されているのです。


次回もこの続き<「魂のブループリント」から大いなる源へ②>

についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。