こんにちは、リブラです。
今回もジョー・ディスペンザ博士の「あなたという習慣を断つ」の解説の続きです。
第1部あなたはサイエンス
第6章三つの脳 思考→行動→存在
*思考からそのまま存在へ 瞑想への序章
思考が経験に変化すると、経験の産物として感情が生まれ、感情が生まれると、身体はその感情が思考のみによって生まれたのか、実際の経験から生まれたのかを識別できません。
思考脳が感情脳にスイッチを入れると、身体が新しい意識を覚えます。
意識と身体が一体化すると、神経化学的自分像(ノルアドレナリンが出やすければサバイバルモードの人物像に、セロトニンが出やすければやすらぎモードの人物像になる傾向)を小脳が記憶します。
神経化学的自分像を小脳が記憶すると、「何もしなくても思考から存在(アイデンティティ)への移行が可能」となります。
小脳に掲げられた神経化学的自分像を青写真にして自動的に無意識と身体が神経化学的自分像を具現化するように働くからです。
新しい意識のメンタルリハーサルを行っていると、その思考が経験となる瞬間がやってきます。
このときの産物(感情)として、「その人物になったらどう感じるか?」を経験すると、身体はその現実を信じ始めます。
こうして意識と身体は一体化し、「何もしなくても思考から存在(アイデンティティ)への移行が可能」となるのです。
思考→行動→存在から存在→行動→思考の流れに移行するのです。
思考のみで新しい意識状態に移行すると、その人物に合致した行動や思考を取りやすくなります。
新しい意識で存在の状態を作るとき瞑想を使うと効果的です。
外界を遮断して、意識を1つに集中させるのが瞑想だからです。
その瞑想が3つの脳(大脳新皮質;思考と大脳辺縁系;感情と小脳;身体)を活性化し、望む結果が得られるかどうかは、瞑想後に良い方に気分が変わっているかでわかります。
新しい意識が化学的な変化を引き起こせば、新たな感情が生まれるからです。
あるいは、新しい意識が量子場に働いて電磁信号を送り、新たな波動(感情)を発生させると外界に影響を及ぼし、予想外の出来事が起こり始めるので瞑想の効果に気づく場合もあります。
わたしたちはみな、何かいいことが起きることによって感謝や喜びの気持ちを表します。
こうしてわたしたちは誰か、あるいは何か外側にあるものがわたしたちの感情を左右するのを待ちながら生きていることになります。
新しい意識の存在の状態から始まる流れは、この順番を反転させます。
外界の出来事によって感情が湧き起こるのを待つ代わりに、物理的領域で何も起こらないうちから感情を作り出してみることを提案します。
感謝の気持ちが湧き起こるような経験がすでに起きたかのような感情を身体に信じ込ませるのです。
量子場にある無数の潜在的可能性をどれか選択し、それが実現したらどんな気持ちになるか試してみましょう。
思考と感情を使って、それが実現した未来の自分になりきり、そのとき発生する感情が身体に、すでに本来の自分になっていると思い込ませるのです。
感情を感じることによって身体がそれを現実と捉えられたら、そのときあなたは未来を体験していることになるのです。
その意識状態にあるとき、今という瞬間の経験に集中しているとき、あなたは量子場に存在するすべての潜在的現実にアクセスしているのです。
感謝や愛といった高揚した感情はみな波動が高いため、望むような出来事がすでに起きたかのように感じられる意識状態に移行しやすくなります。
そうした意識状態にあるとき、あなたが量子場に送る信号は、「その出来事はもう起きている」というメッセージになります。
「あなたという習慣を断つ」第6章より、要約
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「思考は現実化する」のは確かだけれども、その思考に伴って発生する<感情>の色合いで随分と違った現実化が起こることは否めません。
思考が方向づけをするベクトルだとしたら、<感情>は具現化に働く最もパワフルなエネルギーだからです。
思考の制御は方向を切り替えるのみなのでさほど難しくはありませんが、<感情>は神経伝達物質による化学反応なので一度発火してしまうと反応が収まるまで待たねばなりません。
しかも、<感情>は身体にダイレクトに働きかけ、その記憶を小脳に刻むので繰り返すとパターン化してしまいます。
ディスペンザ博士はこの章で、<感情>のこの性質を逆手に取って、
「何もしなくても思考から存在(アイデンティティ)への移行」の仕方を説明しています。
「外界の出来事によって感情が湧き起こるのを待つ代わりに、物理的領域で何も起こらないうちから感情を作り出してみる」ことを提案しているのです。
思考は最終的には望む存在になることを目指して行動に向かいます。
思考→行動→存在(アイデンティティ)。
けれどもわたしたちは「望む存在になれなかったらどうしよう」という思考も無意識に浮上させます。
するとその否定的な思考は否定的な感情を生むので、肯定的な思考が行動に向かうの邪魔して望む存在に至らないこともあるのです。
量子力学的な発想で眺めると「今、この瞬間」にすべての可能性が同時存在します。
もうすでに望む存在になったとして、その思考が発生させる未来の感情を先に味わい、身体にその感情を繰り返し経験させると身体は感情の記憶を刻むので実際の経験と思い込みます。
感情が関与すると身体は臨場感を感じるので実際の経験と信じ込むのです。
身体が臨場感を味わうと、新しい意識存在(望むアイデンティティ)の実現を疑わなくなります。
根拠のない自信が湧き、できる気分になっているときは未来の感情で身体が臨場感を味わい、潜在的現実にアクセスしているときなのです。
その意識状態であれば「望む存在になれなかったらどうしよう」と否定的な思考で邪魔される心配もなくなります。
相反する思考で葛藤の綱引きをしなければ、すべては意図通りになります。
ご飯を食べる、歯を磨くなどの日常的な行動と同じ自然な感覚で、新しい意識存在→思考→行動→存在(望むアイデンティティ)の無限ループの行動に向かうことができるのです。
そうは言ってもわたしたち人間は、絶えず外界の出来事の刺激を引き金に思考し、喜んだり、苦しんだりしていますよね。
外界の影響を受けず、内側の新しい意識存在から始まる思考→行動→存在のループを常に繰り返すのは至難の業です。
そこでディスペンザ博士がこの章で推奨しているのがメンタルリハーサル的な瞑想なのです。
心を無にするような上級者向けの瞑想ではなく、イメージトレーニングのような瞑想です。
ゴールは新しい意識存在としての未来の感情をわずかでも体験することです。
これは極めてわかりにくいくく、わずかしか感じられませんがそれでいいのです。
「こんな自分で在りたいな」という新たな自分像を心の中で思い描き、すでにそうなったつもりで未来自分をイメージしてみるのです。
そのとき少しでもいい気分や明るい気持ちになれたらしめたもの。
わずかでもワクワクを感じるられたらパーフェクトです。
それを繰り返しイメージする経験を続けると、小脳にその自分像が刻印されていきます。
瞑想中何も感じられなかったとしてもOKです。
穏やかな気分で肯定的な自分像を繰り返しイメージできるだけで100点満点です。
要はその肯定的な自分像のイメージを小脳に刷り込みできれば、ゴールを手にしたも同然です。
外界からの刺激で思考や感情を引き出されていた状態から、内側からの新しい意識で思考や感情を生み出す主導権を得たわけですから。
「原因と結果」のパラダイム「過去→現在→予測可能な未来」に閉じ込められた状態から、
「無限の可能性の未来→現在→過去」の流れで眺めることが可能になったわけですから。
「無限の可能性の未来」から眺めた現在を考え過去を振り返ると、自分が何をやってきてどこに向かおうとしているのか、俯瞰視点で一目瞭然になります。
どうしても瞑想の効果が気になる人のために、ディスペンザ博士が2つ確認方法を示しています。
1つ目の確認方法は「瞑想前に比べて瞑想後に少しでも気分が良くなっていたら効果あり」。
良い気分は肯定的な思考が肯定的な感情になる神経伝達物質を生み出している証拠です。
外界の反応で気分を回復したのではなく、瞑想という内側の世界の反応で気分を回復した経験になるからです。
繰り返せば、内側の世界の主導でいつでも気分を回復できる自分像が小脳に刻まれます。
2つ目はの確認方法は「予想外の良いことが周囲の出来事として表れ始めれば効果あり」。
これは瞑想によって肯定的な自分像が定着し始め、発信する感情の波動が変わり、望む未来の世界線とつながり始めたことを意味します。
次回も「あなたという習慣を断つ」の解説を予定しています。
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