バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回はパーソナリティの再結晶化の最終段階についての

お話です。


《怖れや痛みについてただ考える》


前回 は思考・感情のネガティブ回路の分解についてお話しました。

わたしたちはネガティブな思考をして、脳内にノルアドレナリンを分泌

し不幸な妄想に駆られることも、ポジティブな思考をして、ドーパミン

分泌しワクワクしながら幸せな妄想に浸ることも自由に選択でき

ます。


妄想、空想、イメージすることは、大脳が発達した人間の特別な機能

です。

わたしたちはこの機能を使って、過酷な自然環境を快適で安全なもの

に変えてきたのです。


だから誰しも人間ならば、昨日より今日、今日より明日をより幸せにし

ていく能力は備えているのです。

望む人生をイメージして、ワクワク感(ドーパミン)を誘発させ、自分に

相応しい幸せな未来への思考回路をつくっていくだけで、幸せなセル

フイメージどおりの思考・感情、ふるまい(行動・反応)し続け、幸せな

現実を自然に創り出していくのです。


みんなこのシステムには薄々気づいているのですが、なぜか、ネガテ

ィブ思考回路を熱心に構築して、ネガティブな感情や妄想に浸る人の

方が圧倒的に多いのです。


それはどうしてなのか?


自分自身の司令官が不在だからです。

頭の中心に本來の自分が座るべきイスがあるのですが、そこには生存

本能第一主義のエゴが勝手に座っているのです。


エゴは生きるために必要な選択しかしません。

安全なもの、確実なもの、前例があるもの・・・。

未知のもの、リスクのあるものは徹底的に排除されます。


つまり、エゴが司令官の席に座っている間は、過去の記憶に基づく安全

な選択しかされないということです。

昨日も今日も明日も変化のない現状維持状態の未来が続き、年だけと

って行くというのが、エゴが考える最良の人生設計なのです。


でもこれはほんとうにエゴイスティックなプランで、自然の摂理に反して

います。

このプランには変化や進化や多様性は考慮されていないからです。

エゴのプランは、現実的なように見せかけていますが不自然で不完全

でネガティブな妄想の上でできたプランなのです。


今の自分の生き方に不満があるならば、エゴを司令官の席からどかさ

なければいけません。

そして、エゴが過去作ってきたネガティブな思考回路(観念)を廃棄処分

しなければ、半永久的にネガティブな感情(怖れや不安)を誘発させて、

ポジティブな思考回路構築を邪魔してきます。


ネガティブな感情を自動的に発生させるネガティブな思考回路を、一掃

してしまいましょう。

それにはまず、ミイラ取りがミイラにならないために、幸せなセルフイメ

ージしっかり描き、幸せな妄想に浸ってください。


次にその幸せなセルフイメージに相応しくない、自身の思考の癖や習慣

や反応、行いについて、第三者を眺める視点で考えます。

どんな「怖れや不安」をもっているのかをリスト化すると明確になります。


「怖れや不安」と向き合うときは、その感情に駆られないことが大切です。

冷静に見つめてみると、「怖れや不安」はネガティブな妄想で、ちっとも現

実的でないことに気がつくはずです。

その妄想をネガティブな感情に駆られて信じてしまっていたから、これま

で現実化しただけなのです。

「イメージする右矢印信じる右矢印受け取る」とは引き寄せの法則の極意で

したよね。

わたしたちは、エゴに主導権を握られている限り、ネガティブな思考回路

を稼働させ、ネガティブな感情に駆られ、ネガティブな現実を引き寄せを

し続けてしまうのです。


わたしたちはネガティブな現実を創造するのが得意なのですから、ポジ

ティブ現実だって慣れてくると得意になれます。

それにはエゴによる「そんなのムリ!」を無視して、生存本能と無関係な

真になりたい自分のセルフイメージを描いて、幸せな気分になってみて

ください。

それをワクワクしながらくり返していると、やるべきこと、目指すべき道が

必ず見えてきます。

エゴ(生存本能)と無関係なセルフイメージは、魂のブループリントが

発生元です。

だから、そのための人生は確実に用意されているのです。


次回もこの続き<「魂のブループリント」から大いなる源へ>に

ついてのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。