作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ! -3ページ目

作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ!

作文・小論文・読解力など国語力UPのための塾。横浜市保土ヶ谷区にある学習塾ラーニング・ラボのスタッフブログです。教室での出来事、教育ニュース・新聞記事・書籍についてのコメント、当塾オリジナルの「基礎講座」で作成した生徒の作品なども発表します。

暗記モノの勉強法の一つとして赤シート勉強法というものがありますね。

試したことある人や、今でも赤シートを使いながら勉強している人もいると思います。

 

最近知ったことですが、今はスマホ版の赤シート勉強法というのもできるようですね。

「AnkiSnap」というもので、暗記したいところをマーカーでなぞり、専用のアプリで読み込み、スマホの画面タップで赤シートで隠した場所が見えたり見えなくなったりするそうです。

 

下準備が少し大変そうではありますね。

ただ、従来の赤シート勉強法は参考書や自作ノート等が手元にある状態に限られていましたが、スマホに読み込むことでそういったものを一切持たず、通学途中の電車内などのちょっとした時間で暗記できたりしますね。

 

「勉強」(ここでの「勉強」は義務教育で学ぶ教科のものを指すと思って下さい。)とは多くの人から嫌厭されがちのものですよね。

なので、流行りの電子機器(ゲーム機、スマホなど)に「勉強」の要素が盛り込まれていたりしますね。

 

私が小学生の頃、「シカクいアタマをマルくする」という題名のゲームがゲームボーイで発売されていました。

中学受験をする同級生が親から唯一買ってもらえたゲームがそれだったみたいで、横でその同級生がプレイしているのを見て、「勉強用のゲームもあるんだ」なんて思ってました。

 

その後、DS等でちょくちょく勉強用ソフトが発売され、漢検用のソフトを見たときにはとても驚いた記憶があります。

その時代の流行に合わせて、勉強も何でやるか変わってきているんだなと。

 

塾や予備校で映像授業が主流となっていたり、スマホのアプリで勉強ができたりと。

 

これからの時代はAIの活躍が予想されていますよね。

AIが勉強のサポートをしてくれる存在になったら、教育界が大きく変わりそうですね。

(文責:飯島)

 

 

 

中学生の頃、定期テストや高校入試のために「年号」を覚えた記憶がある人も多いと思います。

一生懸命書き出して覚えたり、何度も復唱して覚えたり。

中でも多い覚え方は「語呂合わせ」ではないでしょうか。

「(794年)鳴くよウグイス平安京」のように年号を覚えるために色々工夫したと思います。

 

中学生当時はできるだけ沢山覚えて、その覚えたものが「正しい歴史」と思っていたわけですが・・・。

昔あんなに頑張って覚えた歴史は、現在の歴史の教科書では改正されている部分もあります。

中にはかなり重要な出来事でさえ変更されていたりします。

 

語呂合わせ有りでおそらく「鳴くよウグイス平安京」と同じくらい有名なものは「鎌倉幕府成立」についてでしょうか。

「(1192年)イイクニつくろう鎌倉幕府」と覚えた人は多いはず。

だいぶ前にニュース等でも紹介され、知っている方は多いと思いますが、実は1192年じゃなかったとか。

解釈の問題にもなりますが、現在では1192年から1185年に訂正されています。

他にも大化の改新の年号が645年から646年に記載が変更され、士農工商という記載がなくなったりと。

あれ、じゃああの頃頑張って覚えた努力は・・・ってなってしまいますが。

 

研究が進み、時代によって解釈が変わり、新たな証拠が出てくる、といったことが起こり得るので、

今までの努力が無駄とかではないと思います。

混乱はしますが、正しい歴史認識を持ち、ただの暗記にとらわれないことですね。

(文責:飯島)

 

 

 

 

こんにちは。今日は4月13日金曜日ですね。

そう、13日の金曜日です。

 

13日の金曜日と聞いて、

「ジェイソンだ!」と、すぐにピンとくるのが当たり前と以前までは思っていました。

ただ、最近の平成のキッズ達にはどうもピンとこないようで・・・。

これがジェネレーションギャップというやつか、と感じるようになりました。

 

以前までは私が同級生に対して、

「今日、13日の金曜日だね。」

と言うと、

「あ!ジェイソンの日じゃん!」

と反応してくれたものですが、

最近の小学生に対して、

「今日、13日の金曜日だね。」

と言うと、

「そうですね。」

と。これでは日付と曜日を確認したおっさんです。

「ジェイソン知ってる?」と聞いてもピンとこず、

「フレディは?チャイルドプレイのチャッキーは?」とどんどん聞いてもどれも分からないと・・・。

 

私も一応平成生まれの身なので、同じ平成生まれでジェネレーションギャップがあってたまるかと必死でしたが、

話せば話すほどジェネレーションギャップを感じるばかり。

挙句の果てには、あの有名なプロ野球選手「イチロー」でさえ「誰?」と言われ、そこで諦めました。

 

子供との会話は時に自分の年齢と老いを自覚しますね。

 

(文責:飯島)

先日、電車の中でたまたま目についた広告あり、今回はそのことについて書きます。

 

「人が動く」で「働く」。そんな「働く」という概念が今後変わるかもしれません。

 

ある中学入試で実際に出た問題です。

 

「働かなくても生活をするのに十分なお金が国からもらえるとしたら、あなたは働きますか?働きませんか?どちらか一方を選んだ上で、その理由を具体的に答えなさい。」

 

もしこのような時代が来たらと考えてしまいますね。働いて収入を得て、そのお金で生活するのが当たり前でしたが、その当たり前が覆る世の中になるかもしれません。まだまだ先の話と思う方もいるかもしれませんが、実は政策自体は考えられています。

 

このブログを見た皆様は「ベーシックインカム」というものをご存じでしょうか。昨年度、フィンランドの失業者対象ではありましたが試験導入され少し話題になりました。

ベーシックインカムとは、最低限所得保障の一種で、すべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされる額のお金を政府が定期的に支給する政策のことです。

簡単にいうと、「生活費がタダでもらえる」ということになりますね。

 

この政策を現在の日本に導入すると一人あたりの支給額は7万円前後といわれていますが、地域によっては生活できませんね。

ただ、今後AIが発達していくとどうでしょうか。支給額が増え、本当に働かなくても生活できる時代が来るかもしれません。

 

一昔前までは、たくさん勉強して、いい学校に入って、大手企業に入社出来るように頑張れ的なことを言われてきましたよね。(もちろん例外はありますが)その風潮は今ではだいぶ崩れてはいますが、将来働くことを視野に入れて勉強し何かを学んでいく姿勢は残っていると思います。

ただ今後、人が働かなくても経済的に問題のない世の中となっていったらどうでしょうか。

家族を養うために必死で働いてきたけれど、その働く必要がなくなったら。それでも働くかどうか。

 

AIに人の仕事が奪われていき、収入のために働いてきた人は、働かなくなるでしょう。

働く意味をどこに置くかですね。自分の興味関心のため、やりがいのため、色々と働く意味や価値はあると思います。

ベーシックインカム政策が始まり、生活に十分なお金が毎月手元にある、そんな状況になったとき、働くとはなんなのか。

今までの働くという考え方を、なぜ働くのかを見つめ直すときがくるかもしれませんね。

人が働くのは当たり前という考え方自体が大きく変わっていくことでしょう。

 

今後社会に出る子たちにとっては、働くとは単なる収入のためという考え方ではなくなっていくことでしょう。

 

 

(文責:飯島)

2020年から小学校でのプログラミング教育の必修化が決定されました。
これにより、義務教育の早い段階から、プログラミングを学ぶ機会が増えることとなるでしょう。
 

最近は、AIという言葉もよく耳にするようになりましたね。

今後はAIが主流になることが予想されます。

未来を担う子供たちが今後、人間と機械が共存していくためには、

義務教育の早い段階から、プログラミングを学ぶことは必要不可欠なのかもしれませんね。

高度なプログラムを組むわけではなく、小学校のうちはゲーム感覚で親しむことのできる楽しいものです。

早い段階から楽しくコンピュータに触れ、思考力を伸ばすことができるといわれています。

子供にとって、人気の授業になり、将来的にAIの発達につながるかもしれませんね。

 

簡単にですがブログを書かせていただきました。

(文責:飯島)

 

 

受験シーズンがひと段落したのもつかの間。

新年度・新学期に向けた動きが慌ただしくなってきています。

 

当塾、ラーニング・ラボは、新年度4月1日より、

リニューアルをいたします。

 

代表の私が研究活動や外部機関委託事業が増え、

今のような体制で授業を持つことが難しくなってきたからです。

 

以前から親交があった希望ヶ丘の定員制個別指導塾の前田塾とグループ化し、ラーニング・ラボも定員制個別指導塾となります。

 

これまでの教科の授業は個別指導だったので、そこは概ね変わりませんが、グループ授業で行っていた「基礎講座」を無期限で休講とすることにしました。

 

とはいえ、作文をやりたいという人はいますし、これまでもグループ授業には参加できないけど、作文を習いたいという人はいました。

その場合は、個別授業で作文を扱ってきたので、今後も作文を勉強したいという場合は、個別授業の中で指導させていただきます。

 

世の中的にも今後ますます思考力や読解力、作文などの表現力は重視されていくでしょう。

 

これまでのように単に学校のテストや入試をパスするだけの勉強はどんどん価値がなくなっていくはずです。

 

単純な知識の記憶や情報処理はコンピューターや人工知能AIが最も得意とするところで、もはや人間はその能力でそれらにかないません。

 

だから、それらの能力が高い人が評価されてがちだったこれまでの学力観も変えざるを得ないでしょう。

 

そうなると、これまで以上に考える力や理解する力、自分で学ぶ力(自習力)が重要になります。

 

その基盤となるのは、やはり「ことば」です。

 

ことばは当然読み書きの基本ですし、何かものを考えるときはことばを使ってやります。

 

勉強もそう。

 

先生はことばを使って説明をします。

 

教科書・参考書はことばで書かれています。

 

ここが分かるようになれば、しっかりと説明が理解できて、自分で書かれていることが理解できるようになります。

 

そうすると、どんどん自分でできることが増えていきます。

 

塾に行ってるのに成績が上がらない人。

勉強してはいるのにテストの点が伸びない人。

 

ちゃんと基礎基本、ルールを理解していますか?

そこに書かれている「ことば」を何度もくり返し読み書きして覚えましたか?

 

多くの場合、「わかった気」「できた気」になっています。

 

少し突っ込みをいれてみると、超基本の超重要なことが実はあいまいだったってことがとても多い。

 

それってできなくて当たり前じゃない!?

 

最初の一段目を飛び越えて二段目、三段目に行こうとしているんですから。

 

またまた着地できることはあっても、いつでも成功するものではありませんね。

 

やっぱりそれではまずい。

 

いずれ一段とばし、二段とばしができるようになるとしても、はじめからやるべきことではありません。

 

ものすごく当たり前な、単純なことですが、だからこそできていない人が多いのも事実です。

 

実はとてもシンプルな、かんたんな作業を飛ばしてしまったがために、基礎基本がぐらぐらしているがために、やっているのにできないという人がたいへん多いのです。

 

 

新年度・新学期を迎える直前の今。

ぜひ今一度見直してみてください。

 

一番大事な基礎基本。

最初の説明や法則、用語の意味。

 

何度も何度も反復して、完璧に覚えているのか。

 

それができていないのに、いろんな問題が解けないのなんてある意味当たり前なんです。

 

そして、それらは多くの場合、いやほとんどが「ことば」で書かれています。

「ことば」で説明されます。

 

「ことば」の力を磨くための訓練をしていますか?

 

 

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あけましておめでとうございます

 

昨日から仕事始めという方もいらっしゃると思いますが、ラーニング・ラボは本日より2017年の活動をスタートいたします。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、お正月休みの間にさまざま出来事がありましたが、それらはいずれどこかで話題にして具体的にお知らせしていこうと思います。

 

年のはじめなので、これをご覧のあなたには今年1年を有意義なものにして頂けるように、まずは絶対に外せないお話をしたいと思います。

 

 

2017年。

東京オリンピックまであと3年。

 

2020年といえば、2020年を過ぎた頃から、日本の中心都市、東京でも人口減少が起こると言われています。

 

今後、あらゆるところで、この「人口減少」というトピックが現実的な問題として立ちはだかってくるでしょう。

 

随分と前から「少子高齢化」は教育や一部の分野・業界だけでなく国全体の問題となってきました。

 

しかし、これを現実の、目の前の問題として実感できているでしょうか。

 

もちろん、子どもの人数は減っている、お年寄りの人数が増えているというのは実感できる場面も増えてきました。が、それによって何かが大きく変化しているということを「自分のこと」として意識できるかといえば、どうでしょうか。

 

3年。

 

中学生は高校生に、高校生は大学生になっていくだけの年月です。

子どもたちは3年という時間があれば、大きく成長・変化していきます。

それだけの年月です。

 

でも、あっという間でもあります。

 

あと3年。

 

それくらいの時間で、皮膚感覚で世の中の大きな変化が実感できるようになるでしょう。

 

今から準備しておく必要があります。

 

こと、子どもの教育という観点でも、やはりこれまでのような定期テストや成績、入試のような指標をあてにするだけの勉強では、自分の未来を切り開くだけの力は備わらない可能性が高いです。。

【※関連記事】

「これからの未来に必要な教育とは!?」

http://ameblo.jp/learning-labo/entry-12228708438.html

 

さらにいえば、「テスト(成績・入試)をゴール」とするような勉強では、テストのスコアさえ十分に取れないという場合も多いのです。

 

新しい年を迎え、もう間もなく「今年度」が終わり、新たな年度・学年になるこの時期に、いま一度、ぜひ「勉強の意味」、「これからどのように生きていくのか」ということを、お子様と一緒にお考え頂ければと思います。

 

そんな未来の不確定なことではなく、やはり「目の前のテストが大事」とお考えの方でも、大事な視点ですから、ぜひ見逃さないでください。

 

だって、その視点(テストで点を取るのが目的)である人ほど、テストの点さえも取れないという事実があるのですから。

 

実は、今、こういった話題での勉強会を3月に開催するべく準備を進めています。

 

準備が整い次第アナウンスしますので、ご興味・ご関心のある方はぜひご参加ください。

 

「勉強の意味が分からない」

「勉強しているのに結果がでない」

「何をどう勉強していけば良いのかわからない」

という方にとっては、かなり有益な時間にして頂けると思います。

 

ご期待ください。

 

_____________

さて、本日はもうひと話題。

 

「人口減少」の話題は、日本の経済の縮小に直結するものです。

 

すでに大手企業も徐々に「副業解禁」の流れの中にあります。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakanomadoka/20161021-00063474/

http://ironna.jp/article/3894

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7597

 

国、企業、個人それぞの立場で、それぞの思惑がありますが、とはいえ、これは従来の「終身雇用」「年功序列」などの働き方がもう完全に通用しなくなることの証とみることもできます。

 

子どもの教育を考えるということは、これからの未来を考えることです。

 

お父様、お母様自身の生活を考え、次世代をどう育てるかということでもあります。

 

これまでのような「(偏差値的に)良い学校への入学および卒業」→「良い企業への就職」というライフスタイルはもう通用しない世の中がやってきます。

 

子どもの将来を考えると同時に、お父様・お母様の生活のことも考えなければならなくなります。

 

子どもを育てるにも、やはりお金がかかりますから。

 

 

これまでのように、一家の「大黒柱」が1人いて家族を養うという生活も徐々に崩れていく可能性があります。1つの会社からのお給料だけではなく、複数の収入源を持っていく人が増えていくということです。逆にいえば、複数の収入源を持っておかないと心もとないという時代がやってくるということでもあります。

 

その準備は出来ているでしょうか。

 

「副業なんて自分には関係ない」

「ウチの会社は業績いいから・・・」

「そもそも副業禁止だし・・・」

 

なんて言って、具体的な行動ではなくても、意識することさえしなければ、急に何かが起こったときに対処できなくなってしまいます。

 

いま、社会はかなり速いテンポで変化しています。

 

それはあなたも実感していると思います。

 

つい10年前に、これほどまでにスマホが生活に密接なものになると誰が予想していたでしょう。

 

スマホによって、それ以前と以後で生活は大きく変わりました。

10年で生活様式はあっという間に変わるのが「現在」です。

 

「何があるか分からない」

「何があっても良いようにしておく」

 

これが大事です。

(もちろん、これは勉強の場合でも大事ですが)

 

 

収入源というのは、日々の暮らしに直結します。

というより、生活そのものでもあります。

 

「これで大丈夫」と思っていたものが、一気に自分がどうすることもできないところで変化してしまったとき、何も準備をしていなければどうすることもできません。

 

ぜひお子様の将来を考えると同時に、お子様が1人立ちするしかるべきときまで、きちんと支え続けるための基盤、ご家庭の収入源や経済の部分もお考え頂ければと思います。

 

 

ちなみに、この点に関係した話題で、個人的に今年かなり注目しているのが「仮想通貨」です。ビットコインで有名なあれです。マウントゴックス社の経営破綻の方が広く知られているのでしょうか。

 

世界的には「暗号通貨」という名称が正式なようですが、日本ではメディアを中心に、仮想通貨という名称が流通してしまっています。

 

細かい技術面の話はわたしもよく分からない部分が多いのですが、いずれにしろ、現時点でもビットコインは流通していて、さらに、もの凄い勢いで値上がりしています。日本では、暗号通貨は実用のものというよりは投機目的で運用されることが多いようですが、それでも、まだまだ「知る人ぞ知る」というところなのでしょうか。

 

とにかく、仮想通貨(暗号通貨)は、日本でも法整備が進み、三菱東京UFJ銀行が独自の暗号通貨の発行を表明している段階にきています。その他メガバンクも暗号通貨絡みの事業を着々と展開しているようです。

http://www.asahi.com/articles/ASJ69566CJ69UHBI00V.html

http://jp.reuters.com/article/mizuho-ibm-idJPKCN0Z8058

 

日銀もフィンテックセンターをすでに立ち上げています。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC23H0F_T20C16A8EA2000/

 

こういう状況になっている以上、「我関せず」ではいられません。

 

もちろん短期的な投機目的というだけでなく、「お金」の概念が大きく変わる可能性を秘めているのです。注目しないわけにはいきません。

 

副業とともに、仮想通貨(暗号通貨)は今年大きなトピックになると思われます。

 

 

 

子どもの教育の場面では、お金の話はどちらかといえばタブー視されてきました。

 

でも、だからこそ健全なお金の使い方ができない人が多くなったというのも事実でしょう。

 

お金を使って生活を営んでいるのに、お金のことは覆い隠してしまうなんて、ふつうに考えればナンセンスなことです。

 

まずはオトナがちゃんと勉強して、きちんと子どもにも教えられるようにし、親子でお金(経済)を含めた人生設計ができるような学びをしていく必要があります。

 

 

2017年、この一年も生活の様々な場面で大きな変化が起こりそうな予兆がそこかしこで現われています。

 

ちょっと不安な、暗めのものもありますが、大きく変わろうとするときは、逆にいえば大きなチャンスでもあります。

 

しっかり準備をして、しっかり成果を出す!

 

これは「テストのための勉強」であったとしても同じく大事なこと。

 

一年のはじめ、今年の計画や目標を掲げる際には、そんなことを意識してみると良いのではないでしょうか。

 

 

副業系のお話や暗号通貨(仮想通貨)については、私自身現在、情報をあつめ、勉強している最中です。

 

しかるべき情報がそろってきたら、またお知らせしていこうと思います。

 

少なくとも「いっぱい勉強して良い学校に入ったら(良い就職先があるから)安泰」なんて時代ではなくなります。普段の勉強は当たり前、それ以上の何ができるのか、がこれからを生きる人には求められてきます。特に、今の小中学生が社会人になる頃には、それが当たり前の話になるでしょう。そのことだけは、いま一度認識をして頂ければと思います。

 

僕の周りにはやはりまだまだ「昔ながら」の思考で勉強のことを考えている人が多いです。

さらには将来設計という点でもやはり「良い学校→良い会社への就職」が幸せな人生の条件だと信じている人が大勢います。

 

だから、行動の基準が、偏差値や点数など「外」にある。

 

もちろん自分の「外」にある基準が不要だというつもりは毛頭ありません。

が、より大事なのは自分の「内」の基準です。

価値観とかマインドとかと呼んでも良いかもしれません。

 

そうした自分の内なる力を磨かずして、為せるものは何もないはずです。

 

この1年も、精一杯学び、自分を磨いていきましょう。

 

小中高生の学生の方は特に、保護者(大人)の方も一緒に学びましょう。

 

私自身も自分を「学び手」だと思っています。

ともに励みましょう。

 

 

 

では、今年も1年、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

【これからの未来に必要な教育とは?】

教育の世界で仕事をはじめて、四捨五入すればもう20年。

 

これまで度々友人や知人の子どもやその知り合いの子どもの学習についての相談を受けてきました。

 

大学院で「国語教育」を専攻したこともあり、作文・小論文などは力を入れて指導しているものでもあるので、「作文をちょっと見てほしい」というような具体的な話も多いですが、進学などの話題の場合ももちろんあります。日々教室で出会う生徒・保護者の方とも交流してきました。

 

先日も知人から相談され具体的な教科の学習の話にはじまり進路についての話など小一時間していました。

 

会話の端々でその方の根本的な教育観というか学習観にとても違和感を感じる瞬間がありました。

 

以前から感じていたことではありますが、多くの小中高生の保護者の方にも共通するある考えがあるように思います。


ある意味で当然といえば当然の考えなのですが、そろそろ考えをもっと柔軟に、あるいは、広い視点を持ったものにしておかないと、けっこうヤバイんじゃないかって思うのです。

 

これまで僕自身はずっとその危機感のもと、教育という世界に身を置いてきたつもりです。

直接会話ができる人はもちろん、ネット上のメディアでも、はたまた大学院での研究においても、一貫してこの危機感をベースとした言動をくり返してきたつもりです。

 

でも、あまり伝わっていないような気もしています。

 

きっと僕の伝え方がいけないのでしょうが、それでも、もう四の五の言っていられない状況だと思うのでも、もっともっと直接的に伝えないといけないという気がしてきました。

最近特にそう強く感じることが多くあって、「あれ?みんな大丈夫かな!?」「ちゃんと準備しているのかな!?」と思うので、こんな発信をしてみました。


大きなお世話だと思う人もいるでしょうが、そういう仕事なので、職業病とでも思って笑い飛ばしてくれればいいです。

 

 

 

以下、心ある人はお読み頂ければ幸いです。

 

 

多くの人は「勉強」というものを、きっとこう考えていると思います。


「勉強=学校の勉強=入試で合格するための勉強=テストのための勉強」


はっきりとそうは考えていなくても、多くの人の実際の行動は「テストのための勉強」となっています。


別にそれが悪いというわけではありません。
何ならテストほど自分の能力を引き上げてくれるツールはないとさえ思っています。

でも、極論すると多くの人は「テストのため『だけ』の勉強」をしています。

テストのスコアや入試の合格がゴールになる勉強です。

 

どうでしょう?

あなたは、あなたのお子様はそんな勉強をしていませんか?

 

こういう考えで勉強に臨んでいては、子どもの将来を考えたときに必ずしもプラスにならないのではないか、と以前はその程度に思っていました。

 

が、最近の傾向をみると、そういった考えを持たれているからこそ、目先の利益であるテストの点数や成績、入試の合格という結果さえも手にできないのではないか、とすら思うようになりました。

 


仮にそうした勉強で、テストの点や入試の合格は手に入れられたとします。

それはそれで一つの目的とはなりますが、そういう思考では、テストが終われば勉強は終わり、入試が終われば勉強は終わり、という行動を取ることになりがちです。

 

多くの大学生がろくに勉強しないという現象は、こうしたマインドを持った人が多いという証拠でしょう。


はたして勉強の目的が、終着点がそんなもので良いのでしょうか。
そんなもののために子どもたちは日々嫌々勉強しなければいけないのでしょうか。

 

いや、そんなものだからこそ子どもたちはどんどん「学び」から遠ざかっているのではないでしょうか。

 

 

かつてはそれで良かったかもしれない。

「テストのためだけの勉強」をして良い学校に入れば、良い大学に入れる。
良い大学に入れれば、良い会社に就職ができる。

大学を卒業して良い会社に就職すれば、それで人生安泰という世の中が確かにありましたから。


ただ、残念ながら、もうそんな時代は終わりました。

いやいや、まだまだ学歴は重要だという人もいるでしょう。
確かに就職の段階ではまだまだ学歴が採用の基準になるところもたくさんあるでしょう。

 

しかし、入ったあとは?

 

入社後すぐに、もう全く違う指標で評価されます。
「高学歴だけどツカエナイ」人っていっぱいいますよね。

 

テストのスコアを取るため『だけ』に勉強をしてきた人が、それ以外に自分自身を磨くことをしていなければ、ある意味で当然の結果ともいえます。

 


近い将来、日本の学校の学歴は何の意味もなさない日がやって来るかもしれません。

日本が今置かれている状況をみれば容易に想像できます。


終身雇用・年功序列の崩壊。
大手企業による副業解禁。
少子高齢化・人口減少。
人工知能による仕事の消失。
 ・
 ・
 ・

外国では日本はすでに「沈みゆく国」とさえ言われているようです。

シンガポール建国の父、リー・クアンユー氏も著書の中で日本の未来についてこう語っています。

 

「もし私が若い日本人で、英語が話せたら、私は日本を出ていくだろう」

 

これらの現実を前に、これまで通りの「テストのための勉強」「テストのため『だけ』の勉強」を子どもたちにさせることにいったいどれだけの価値があるのでしょうか。

僕は不安でたまらない。


これらの現実に、いずれ子どもたちを直面させなければいけないのに、単にテストで答えが出せる程度の力しか授けられないのか。


先日、結果が公表されたOECD-PISAでもやはり日本の子どもたちは諸外国に比べて「学力」はそこそこあるが、「学習意欲」が低い傾向であることが示されていました。


そりゃそうですよ。

テストで点を取り、成績を取り、良い学校に入るための入試を突破するためだけに、何の意味があるかよく分からない勉強を延々とさせられて、挙句の果ては、そうまでして大学に入っても、「だから何?」という時代になってしまっているのです。

 

本当に「これって何の意味があるの?」って思うでしょ!?
それならスマホでゲームやってた方がいいやってなるでしょ!?

 

オトナはそろそろ本腰いれて、考えなければいけない。


もちろん、国とか都道府県で、ある程度一律な教育がしかれているから、「そうはいっても入試があるし、テストがあるし・・・」って思ってしまう人がほとんどです。

 

でも、その気になればそれぞれの個人が自分たちの考え、価値観に基づいて行動を選択できるはずです。

 

何となく学校に合わせて、テストや入試に合わせて、「みんなやってるし」「そういうものでしょ」とこれまで通りの勉強だけやっていても、社会に出て「ツカエル」人材にはなっていないなんてことにもなりかねません。

 

 

「だから、言ったでしょ!?」
「だから、あのときあれだけ言ったじゃん!?」

 


と、将来、僕自身がそう言いたくないので、直接的な言葉でも届けることにします。


多くの人に共感を得られなくても、届く人にだけ届けば良いとさえ思っています。
そういう方を全力で応援するのが僕の仕事だからです。

 

僕は決して聖人君子ではないので、価値観を共有できない人まで応援できるほど器が大きいわけではありません。


でも、もし日本が「沈みゆく国」だとして、そんな未来に目の前にいる子どもたちを今のまま放り出すなんてこと、とてもじゃないけど僕にはできない。

 

僕自身、この国に生まれ育ち、国を想う気持ちだってあります。
かつてのような経済大国であることは難しくても、日本が世界に誇れる国であり続けてほしいと願う者の1人です。


未来の日本を創造できる人財を育てたい

 

その一端が担えるなら・・・

 

という思いでこれまでやってきたつもりです。
それが20年近く僕が講師を続けてきた理由でもあり、未来への希望があり続ける限り教育の分野で活動していく動機でもあります。

 

それがなくなったら、未来への希望が描けなくなったら、僕は教育の世界から去ろうと思っています。
僕がそこにいる意味ないですからね。

 

自分の好きなことをやりますよ。
なんならリーさんの言うように海外移住ですかね。

 

 

でも、まだもう少し闘ってみようと思うわけです。

 

 

だから、僕と同じように今の教育、学校の勉強について疑問や不安をお持ちの方、我が子の近い将来を不安に思われている方は、ぜひ具体的な行動をとっていただきたい。

 

今やっている勉強がどれほどのものか、単にテストの点数が上がった・下がったことに一喜一憂する『だけ』の勉強で終わっていないか・・・

 

その行動こそが大きな変化のための最初の、小さいかもしれないけど、でも確実な一歩です。

 

 

そんな行動の先にこそ明るい未来は描けるはずです。

 

 

 

「何を言っているのか分からない」「そんなわけない」と思った方、ぜひご連絡ください。
あなたの教育観(学習観)がどういったものなのか、これから先の未来を、特に子どもたちの未来をどう考えているのか、ぜひお聞かせください。


僕は預言者でも何でもありません。

 

ただ、現実を直視しているだけです。
その現実認識が甘いのであれば、ぜひ勉強させてください。


多く人は、きっと「学校」とか「入試」というもので、世界がはっきりと見えなくなってしまっているのだろうと僕は思っています。

 

そうだとすれば、少なくとも僕はその呪縛がどんなカラクリかをお伝えすることはできます。

 

だからこそ、これまで通りの学習スタイルはもう古いモデルだよってことを伝えたいだけです。

 

きちんと考えを持って現状認識されている方は、教育という分野に身を置いていなくても、そのことをよく分かっています。

 

むしろ教育界の人ほど、そうしたことにvividに反応していません。特に、塾や家庭教師、学校の先生など「教科学習」に従事している人ほど、現実と学習内容の隔たりが大きいように感じます。

 

教育の場ではないところで、こうした話を見聞きしている人はきっと多いはずです。

 

「少子高齢化」「人口減少」「社会人基礎力」「大卒新入社員の離職率」などなど。

こうしたことは教育と密接に関係することです。

 

ですが、多くの人が学校で、教室で、実際に目の前に提示された学習課題を応えることで精一杯になっています。

 

それが意味のあるものならまだしも、以前ほどの価値はなくなってきているとしたらどうでしょうか。苦しんで、耐え忍んで取り組んだその結果、たいして意味がないものを持つことになるだけだとしたら・・・。


ぜひ一度じっくり考えてみてください。

 

お子様の学習が今のままで良いのか。彼、彼女の将来の幸せを創るには何を、どうしてあげれば良いのか。

 

答えはそれぞれだと思います。
が、少なくとも、多くの人は現状のままではいられないはずです。

 

 

参考になる動画のリンクを貼っておきます。
ぜひご覧ください。


『未来をつくるのは子どもたちの想像力と創造力』
https://www.youtube.com/watch?v=tk8XJ-j4L_M

『これからの未来に必要な教育とは?』
https://www.youtube.com/watch?v=htycKsJg3KE


【以前書いたブログ記事】
http://ameblo.jp/learning-labo/theme-10090149561.html

 

OECD-PISA2015の結果が公表された。
72か国・地域で実施された今回の調査で日本は、
「科学的応用力」が2位、「数学的応用力」が5位、「読解力」が8位という結果になった。

前回調査(2012年)から比べれば、「科学」「数学」がランクアップ、「読解力」がランクダウンしたことになる。

 

順位というのは、まぁもちろん大事な指標ではあるけど、それより何より、中身が大事。

テストはどんなところがうまくいき、どんなところに改善点があるか、それを見極めるものですから。

 

定期試験だろうが、模試だろうが、そこは変わらない。

 

もちろん、指導者側も「我が事」として受け止めなければ、テストは単に順位付けするだけのものでしかなくなる。

 

それでは、意味がない。

 

 


読売新聞2016年12月7日(水)の朝刊1面に、「日本 読解力8位に低下」という見出しがある。

 

他の調査項目と比べれば確かに順位は低いし、前回調査よりも順位が落ちているのは事実だ。さらに、読書や新聞を読む機会が減ったことで、一定量の文章に触れる機会が減ってきている可能性を文科省は指摘している。

 

確かに。

 


ただ、僕自身はいわゆる「PISAショック」と呼ばれる2003年調査の時からPISAをウォッチしてきたが、ずっと気になっているのは、順位云々ではない。

 

以前、どこかで書いたかもしれないが、やはり「学習意欲」に関することだ。


今回成績が改善したとされている「科学的応用力」に関して、意識調査の結果でも、「理科の勉強は将来の仕事の可能性を広げるのでやりがいがある」と「役立つ感」「有用感」をポジティブに示した生徒が増えたということだ。


昨今「理科離れ」が著しいと叫ばれてきたことからすれば、たいへん喜ばしい兆候だろう。
教育現場の努力の賜物といえるのだろう。ただし、成績が改善され、「役立つ」と認識する人が増加した「科学」でさえも、「楽しい」と感じる人は少ないというのだ。


「科学についての本を読むのが好き」と答えた人は、34.9%(2006年より1.1ポイント減)で参加国・地域中最下位、「科学について知識を得ることは楽しい」と答えた人は54.7%(2006年より3.2ポイント減)だったという。ちなみに、OECD平均は前者が51.8%、後者が66.5%だ。

 

何とも日本らしいといえば、日本らしい結果だ。

 

一定の能力はある。
役に立つという意識もある。
でも、楽しいというわけではない。

 

まぁ「役立つ感」が回復し、それを動機として学習を進める人がいるのであれば、それはそれで良いことなのかもしれない。


が、学ぶこと自体を「楽しい」と感じる人は、やっぱり少ないのはちょっと寂しい。

この日本の生徒の特徴は近年の学力調査などで共通して語られてきたことだ。


「そこそこデキるけどやる気はない」


実にさみしい。

 

「さみしい」だけで済めばいいが、そうかんたんな話ではない。

 

今後、10年、20年で社会は激変していくことが予想されているが、予想されている世の中が現実になったとしたら、このままでは日本はヤバイでしょ。

 

そこで生きていく子どもたちが、こんな状態では余計に不安だ。

小中学生の保護者の方は本当に気が気ではないしょう。

 

・・・とはいえ、そこまで意識が回らず、やはり目先の定期試験、入試というところだけで学習を考えてしまっているという人も少なからずいらっしゃる。


ぜひ、日々の学習、将来のための学習を一度見直すきっかけにしていただきたい。
 

中2男子から先日こんな質問を受けました。

 

「先生、模試ってどうやって受ければいいんですか?」

 

まだ中2なのに大変意識が高い。

 

模試の仕組みについてレクチャーしたのですが、そういえば、毎年この手の質問は確かに多い。模試は毎回受けた方が良いのか、いつから受ければ良いのか、などなど。

 

まだ分かっていない人も多いでしょうから模試について簡単に記しておきましょう。

 

すでに受験生という人は、これからの時期は積極的に受けて下さい。

 

まだ1度も受けたことがないという人はさすがにいないと思いますが、これまでの時期は出題範囲が限られているので、完全に本番と同様な模試にはなっていません。ですが、これからは全範囲が出てきますので、いよいよ本番に向けた、文字通りの模擬試験という捉えで受けましょう。志望校を最終的に決めるためにも重要な資料となります。

 

 

来年受験生という人もぜひその点は覚えておきましょう。

 

 

模試は受験学年の夏頃から毎月実施されています。

中には開催される全日程を受けようとする人もたくさんいます。

受けさせようとする講師・塾がたくさんあるということなのかもしれません。

 

 

ですが、ちょっと待ってください。

 

 

もちろん、受けたければ受ければいいのですが、きちんとやるべき勉強ができてもいないのに、模試ばかり受けても、そうそう結果は変わりません。

 

 

「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、なんか儀式のように毎度毎度律儀に模試を受ける人がいます。受験勉強も少し進んでくれば、ある程度自分で自分の実力や学習の進度が分かってきます。いや、分かってこないといけません。

 

 

だから、やたらめったら模試ばかり受けてもあまり意味はない。それだったら、模試は1日がかりですから、その日丸1日勉強時間に費やした方が、レベルアップを図れることもあります。要は、模試があるから受ける、とか、これをやりなさいと言われたからやる、とか、脊髄反射のように行動をせず、一度自分でかみ砕いて、理解してから行動をとりましょうよってことです。

 

 

 

さらに、模試に関していうと、結果が返却されたとき、トータルの点数とか「志望校判定」「偏差値」ばかりに注目している人が多い。定期試験や模試などテストの点数の見方が分かっていない人が多いのです。

 

点数だけを見て「上がった・下がった」と一喜一憂するだけの人、いますよね!?

あなたは違いますか?

 

「あいつに勝った」とか「負けた」とか、それも友達とのコミュニケーションという意味ではいいけど、学習という面では何の意味もありません。

 

勝ち負けを問題にするなら、昨日の自分に勝っているかどうか、でしょ!?

 

テストまでにどんな勉強をして、どこが成功したのか、失敗したのか、十分に習熟できたのか、訓練が不足していたのか、そこを問題1つ1つで検証しなければテストの意味がなくなってしまう。それこそ単なる儀式、行事の1つでしかなくなってしまいます。

 

 

これはテストする側にも問題がありますが、そこに文句を言ってもはじまりません。

 

自分の将来がかかっているのです。

自分の成長がかかっているのです。

 

自分が変わり、自分が正しい行動を取れるようになり、自分が正しく成果を出せるようになることの方が重要なのです。

 

 

だったら、点数が上がった、下がっただけを問題にしても何の意味もないことは明らかです。

 

分野毎の部分点や、各項目の得点に注目しなければいけません。

 

この後自分はどう行動すれば良いのかを分析しなければいけません。

 

そこまで出来て初めてテストは意味のあるものになるのです。

 

 

現在の定期テストでは、テストする側(学校・教員)も、受ける側(生徒・保護者)も、それが分かっていない人があまりにも多い気がします。だから、いつまでたっても変わらないのですよ。気を抜くと、どんどん点数が取れなくなり、成績は下降線を辿ってしまうのですよ。

 

だって当たり前でしょ。

 

ただ何となく勉強して、嫌々言いながらテストを受けて、ろくに振り返らず、また元通りの日常をくり返して、また次のテストの日がやってくる・・・

そんな日々を過ごして、良くなる方が不思議なわけです。

 

塾に行っている人も要注意。

塾に行っているから現状維持か、大きく下がらないというだけの人も多いです。

 

言われたことをきちんとやれているの!?

言われなくても自分の弱点を克服するための行動が取れているの!?

漠然であっても、次の目標を決めて、そのために妥協せずに訓練が積み重ねられている!?

 

 

自問自答してみてください。

 

 

そうした正しい行動ができていなければ、塾に行っているだけで何かが劇的に変わるなんてことを期待しても、残念ながらそれは奇跡のようなことだから、ほとんど起きないが現実です。

 

 

奇跡は死ぬほど努力した人にだけ、ご褒美のように降り注ぐものです。

しかも、万に一つの確率で。

 

 

塾の講師の一人として、そんな現実のために働いているわけではありません。日々神経すり減らして、次こそは、こうしたらもっと良くなるかな、何とか変わってほしいと強く願って働いているのです。

 

 

本気です。

真剣です。

 

 

主役であるあなたが本気に、真剣にならずして、何をなしとげられるのでしょうか。

 

 

 

こんなことをいうと、こういう反応が返ってきそうです。

 

 

「そんなこと誰も教えてくれなかった」

 

 

確かにそうですね。

そういう正しいことを教えてくれる人が「先生」と呼ばれる人の中でも少なくなってしまったということはあるでしょう。

 

 

いや、以前から少なかったのかもしれません。

だって、僕自身も、例えば「模試は何度も何度も受けなくてもいい」「模試に一日費やすくらいなら一日勉強時間に充てなさい」なんて言ってくれる大人は一人もいませんでしたよ。

 

 

自分で考えたんです。

 

自分にとって何が大切か、何を優先すべきか。

 

 

 

誰も教えてくれなくても、自分できちんと目標を定めて、そのための行動に思いを巡らせていれば、自分にとっての答えが出てきます。すぐに出てこなければ誰かに相談しても良いでしょう。現在であれば、インターネットで検索して、たくさんの人の意見を聞くこともできます。

 

 

ただ、自分の意識、思いがあるかないかだけで、取れる行動は全く違うものになるのです。

 

 

 

こんな風にいうと、きっとこういうリアクションをする人がいるでしょう。

 

「あぁ、先生は立派だったんですね。もともと優秀だったからできるんですよ」

「うちの子はダメです。とてもそんなことできやしません」

 

 

何度も、何十回も、いや何百回と聞いてきました、このセリフ。

 

 

 

では、お聞きします。

 

 

実際にやってはみましたか?

やらせてみるように工夫はしましたか?

 

 

たいていの人は「NO」と答えます。

 

 

あなたはどうですか?

 

 

 

やってみもしないで、やる前からネガティブな判断をする理由は何なのでしょう。

全知全能の神でもない限り、どうなるかなんてわからないでしょう。

 

いや、もしその結果が分かるほどに優れた見識があるか、分析力があるというのであれば、そもそもそんな考えのない行動を取ることはないと思うのですが・・・。

 

 

 

ただ、これはあなたが悪いというわけでは決してないのです。

 

 

学校や先生、塾の先生、教育に携わる大人の多くが、何か誤解をしていて、良く考えればナンセンスなことを「良かれと思って」やってしまっています。

 

 

先生という人種は、けっこうな数の人が、それぞれ独自の正義を振りかざしてきます。この場合も、その先生としては「良かれと思って」やっていることです。たまに、経済原理に負けて、単なる商売としてだけ進める場合もあります。模試などは特にそういう利害関係が大きいでしょう。

 

 

だから、やっぱり疑いようがないという人も多くいるのです。

 

 

でも、少なくともこれを読んでいるあなたはちょっと違う視点を持つきっかけができました。

 

 

僕の考えを真っ向から否定し、論破する程に強固な意見や立場をお持ちの方は、それはそれで良いでしょう。それだけの考えを持って自分の行動を選択できているのであれば、何もいうことはありません。自分の正義を貫けばいいのです。

 

 

そうではなく、単に「学校の先生が言っているから」「塾の先生が言っているから」というだけで、何でもかんでも自分の大切な行動、時間の使い方を決めてしまっている人は、危険だよってことです。ちょっと自覚的になろうよってことです。

 

 

何も先生のいうことは嘘だから否定しなさい、なんてことは言っていません。

むしろ、勉強に関しては、先生が言うことは一理あるし、正しい場合が多いものです。

 

先生に支持された課題ができない(宿題を忘れる)なんてことは、言語道断のナンセンスな行動です。

 

 

大事なのは、たとえ、実際に先生が言ったことと同じことをやるにしても、本当にそうかな、それって本当に自分に必要かなって考えるくせを付けておきましょうってことです。

 

 

そうやって自分でもう一回検証して(考えて・疑って)みることは、ものすごく大事なことなんです。

 

 

ぜひ、テストや模試もただの1つのイベントとして、受け終わったらそれで終わりではなく、しかも、トータルの得点が上がった、下がったなんて感想を抱いて終わるなんて愚かなことは絶対にしないでください。

 

 

だって、テストで点を取るため、成績を上げるため、入試で合格するために、勉強してるんでしょ!?

 

 

だったら、その目的を達成するために絶対外せないポイントの1つが、これです。

 

 

テストの結果をどう生かすか、ここを具体的に見ずして結果は出せません。

何度テストを模試を受けても、評価は変わりません。

 

 

 

理由はもうおわかりですね。

 

 

そうです。

行動の変化を起こせないからです。

 

 

ぜひ意識的に行動を変えましょう。

 

 

そのためにも、いま一度、何で勉強するのか、何のために勉強しているのか、しっかり考える時間を取っても良いですね。

 

 

その時々の、自分なりの、ひとまずの答えでも良い。

それがあるかないか、それだけでも行動に違いが生まれるでしょう。

 

 

 

がんばる人を応援するのが僕の仕事です。

どうか正しく応援させてください。