お盆
お盆が近いからでしょうか。昨夜、2006年に亡くなった父が夢に出てきました。生前母の料理が口に合わないと文句を言いながら、自分だけの食事を作っていた父。私が子どもの時は怒りっぽくって暴君だった父。私に息子ができて、実家に連れて行ってからもう孫可愛がり全開だった父。亡くなる前日に私の息子の名前を呼んでた。会わせてあげられなかったのが未だに心残りです。夢の中の父は、いっぱいご馳走を作っていて、「俺の作った雑煮は食べたのか?」と聞いてきたので、「まだだよ」って答えました。「そうか、あとで食べてくれな」ってにこにこ顔でした。父が亡くなって数年は夢にもでてきてくれなかったけど、最近時々夢に出てくるようになった。それも決まってお盆近くなのが不思議です。母も隣りにいたけど、こちらを見ずに「食べなね」とだけ何度も言ってました。口癖だったっけ。晩年の母のことは今でも許せないけど、お盆には出てこられるようになったのね・・・きっとお盆だけは孫の顔見たさに、夢の中にやってくるんだなぁ〜と何となく納得してしまいました。て言うか、夢の中で私は上り梯子の様な階段を伝って歩いて2階にいる両親に会いに行ったのでした。・・・・・・おまねきされちゃった。汗でもちゃんと階段おりて現世に戻ってきたので安心してください。もう一つ不思議なのは、両親の容貌なのですが、我が家に息子を田舎に連れて行ったときの写真があるのですが、その頃の容貌なのです。70代ぐらいの白髪は一杯だけど、血色も良く、その時の容貌でした。父が若い頃は怖くって苦手だったので、その頃の写真は一枚もありません。だからでしょうか?一番気持ちの良かった頃の記憶が残っているんですね、きっと。今はまだ私達もやることいっぱいあるから、そちらには行けないけれど、人間いつかはそちらに行くので、その時は夢と同じようにニコニコ顔で迎えてね。宗教は違えど、また会えると信じているよ。あ、ダメだ。泣けてきた。と言う訳で不思議な夢でした。