タイトルを見て、アダルト?と思ったかもだが、実はそうではない。
海外で小さな男の子を持つお母さんから、結構よく聞かれる質問なのである。
小学校の先生や、子供相手にしているとどうしても必要になる。
子供がいると、生活の中で1度や2度は使う場面があり、知らないとそれはそれで困るのである。
ただし、モノがモノだけに、そしてついてる場所が場所だけに、下手に辞書で調べて、そのまま使うと、むやみに堅い医学用語になってしまうか、最悪は、ポルノ用語になってしまう。
息子に向かって、
「おちんちんが痛いの?」と聞きたいつもりが、
「男根が痛いの?」なんて、そんな響きはぜひ避けたい。
結構笑えないのである。
ということで、「おちんちん」を英語で何ていうか。
もちろん、5歳未満くらいの小さな子供に対して使うような言葉である。
とにかく一番よく聞く一般的な口語が、
"Willy"(ウィリー)
である。
これだと間違いなく、イギリスでもアメリカでもついでにカナダやオーストラリアでも通じる。
ただし、やはり日本語は「おちんちん」なので、そんな大きな声で言うことでもない。
アメリカでは、"Winky"(ウィンキー)という言い方も聞く。
しかし、イギリスではほぼ誰も使わないので、いい歳をした男性が使うと、子供にいたずらでもするのかと思われるような、そんなイメージではある。
私の知り合いのおばあさんは、孫に対して使っていた言い方が、
"a little man" であった。
雰囲気としては「ちっちゃなムスコ」と言った感じであろうか。
これも遠まわしでなかなかいいと思われる。
たまに小さい子供が母親に、
"Keep your willy in your trousers"
「おちんちんはズボンの中にしまっておきなさい」
と言われている光景を見て、噴き出しそうになる。
小さいうちから言われるせりふなのね。
ちなみに男女兼用で使われる便利な言い方もあって、
"the private parts" とか "the privates" とか言う。
そのまま「秘密の部分」という感じなので、ダイレクトさは抜けて、通じやすい言い方でもあると思う。
これは子供以外の年齢層も使える便利な言い回しではある。
"You should not touch your private parts"
「ダイジなところをさわっちゃダメよ」
なんて風に使う。
子供向けに使うのを中心に並べたので、大人向けに使いたい人は、別のサイトで探していただきたい。
ここは18禁ならず、上限が5歳の、5禁(?)用語ということで・・・・。
↑ランキングに参加中です。クリックしてくださると、うれしいです。
日本にいたときにカナダ人の知人がイギリスへ旅行へした。
彼は帰ってきて嬉しそうに、私にこう言った。
"Do you know how they say 'thank you' in England?"
「イギリスじゃぁ、ありがとうをなんて言うか知っているか?」
"No idea, Is there any other way?"
「さぁ? ほかに言い方あったっけ?」
"They say 'TA' for 'Thank you"
「『タァ』って言うんだよ」
"I've never heard of it"
「聞いたことがないわ」
そしてしばらくうちの会社では、
"Ta!"(タァ)を"thank you" 代わりに使っていた。
"thank you" から程遠い気がしたが、やけに省略されていて、おもしろかったのである。
そのときはイギリスに住んでいなかったので、いまいちぴんと来なかったが、そこから数年後、イギリスに渡る。
すると田舎で、どこの店で買い物をしても、おばちゃんもおじちゃんも、確かに言っている。
語尾に"Love"という言葉をつけて、
"Ta love"(タァ ラブ)
と言っている。"Thank you"「ありがとう」よりはかなり軽い感じのありがとうである。
店で買い物客に言ったりするところは、たぶんに
「毎度~」だとか、「おおきにどうも~」程度の響きなのではないかと思う。
"Ta"(タァ)がその程度というのは短いのでわかりやすいとして、イギリスでは、
"Love"という言葉を大変よく使う。
「愛」という意味以外で、気軽に使う場合が多い。
アメリカや日本で"My love"(マイラブ)なんていうと、もう愛あるイメージ。
ハートマークでも飛んでいるイメージだが、イギリスでは、
愛がなくとも、軽い意味合いで使う。
隣に住んでいたおばあさんが私に使っていたくらいだ。
"Could you give me a hand please, my love"
「ちょっと手伝ってくれるかね。あんた」
こんなあいさつ程度の軽い「愛」(?)ではある。
日本から赴任してきた知人のSさんは、渡英当時、彼に向かって、"My love"と言われるたびに、
「俺はおまえのラブじゃない!」と思ったそうだ。
そのほかにアメリカではあまり聞かないが、イギリスでは、「愛らしい」とか「かわいい」とかのほかに、「良い」というのを
"lovely"(ラブリー)
と表現する。
"It's a lovely house."「いいおうちだね」だとか、
"It's a lovely car."「いい車だぜ」
なんていう風に。
同じくSさんは"lovely"(ラブリー)についても、過剰反応を起こし、大の男が「ラブリー」というたびに、
「お前が『ラブリー』という顔かいっ」
と思っていたらしい。(汗)
↑ランキング参加しています。クリックしていただけるとうれしいです。
--------------------------------------------------
家の回線がつながらなくなってしまい、電話回線の修理に数日かかるそうで、友人宅から、更新しています。(Kさんありがとう)
なんせ、修理の遅いイギリスですので、」もしかしたら、数日更新が不可能になるかもしれません。 あしからず。