前回ご紹介した「金融業務2級 事業承継・M&Aコース -事業承継・M&Aエキスパート認定試験-」の勉強を通じてIPOにも興味を持ったので、IPO実務検定(標準)を受検しました。
※「金融業務2級 事業承継・M&Aコース -事業承継・M&Aエキスパート認定試験-」の記事はこちらです。
【私のスペック】
IPOについては完全な素人です。
強いて言えば、弁理士、海事代理士、宅地建物取引士等の法律系の資格を多数受験してきたので、法律について勉強することに抵抗がないことくらいでした笑
※海事代理士と宅地建物取引士に関する記事はこちらです。
【IPO実務検定の概要】
企業倫理、会社法、会計学、上場実務に関する問題が出題される試験です。
【使用テキストなど】
公式テキスト、公式問題集、ケーススタディ集です。
この3つは以下の記事で紹介されています。
なお、ケーススタディの本は本来的には上級試験用ですが時間が作れたので、読んでみました。
【勉強期間】
10日
【困った点】
演習できる問題が少なく、私のような素人には公式テキストのどこが重要なのか分からないため、対策しづらかった点です。
また、半導体技術者検定3級の時のように、公式テキストのページ数がそれなりにあるので、「読みながら覚える」という芸当は難しい点も困りました。
※半導体技術者検定3級の記事はこちらです。
【実施した勉強方法】
・問題集は完璧にする。
・問題集で知らない単語が出てきたらネットで調べる。特に、会社法については中小企業診断士や行政書士の試験対策ブログに分かりやすくまとまっている記事がありましたので助かりました。
・全体把握のため、上級試験用の記述問題もやる。記述問題は重要なポイントが分かりやすく頭に入って来やすいです。
・公式テキストは一応一通り見ておく程度で精読はしませんでした。
【実際の試験の感想】
・公式問題集の問題と同じ問題の出題はなかったと思います。ただし、問題集を通じて知らない単語を認識して調べる等して理解を深める必要はあると考えます。
・噂通り、個数問題(例・「正しい選択肢はいくつかあるか?」といった問題)はすごく多く、33問(全部で60問出題される)が個数問題でした。
・テキスト類について、上級試験用の部分はやらなくても良いかと思いますが、全体理解の一助にはなるかと思うので、余裕があれば上級の問題も見てみるのも悪手とまでは言えないです。
・問題集の演習を通じて、その問題のテーマにまつわる制度等を理解するような勉強をするとよいかと思いました。なぜかと言いますと、上記のように問題集の問題そのままの出題はない上に、公式テキストを隅々まで精読し覚えるというのは、短期合格(1-2週間での合格を目指す)においては現実的ではない気がします。
【試験結果】
75%でした。
誇れる数字ではありませんが、完全なトーシローだったことを考えると頑張ったかと思います笑
【試験難易度(肌感覚)】
公認会計士の方等は簡単かと思いますが、私のような素人には少し骨が折れる資格でしたので、やや優しいとします。
【取得した資格】
弁理士、海事代理士、宅地建物取引士(未登録)、応用情報処理技術者、一級知的財産管理技能士(特許、コンテンツ、ブランド)、第一級陸上特殊無線技士、第一級海上特殊無線技士、航空特殊無線技士、ビジネス著作権検定上級、G検定、危険物取扱者乙類1~6類、半導体技術者検定3級、金融業務2級(事業承継・M&Aコース)、IPO実務検定(標準)
※応用情報処理技術者試験の記事はこちらです。
※G検定と危険物取扱者乙4類などの記事はこちらです。
※第一級陸上特殊無線技士の記事はこちらです。
※第一級海上特殊無線技士の記事はこちらです。
※スーツに関する記事はこちらです。