第1級海上特殊無線技士、合格していました!
合格率自体は約50%なので、そんなに難しくはないのですが、試験対策本はおろか試験情報もあまりないので書いてみます。
①試験科目
無線工学
無線法規
英会話(主として航海英語)
欧文送話
欧文受話
②対策
無線工学と無線法規は過去問を回せばOK。
過去問のまま出ます。類似じゃなく、一言一句同じで出ます。
この本がおすすめです。
英会話ですが、これは航海英語の聞き取りです。
3回放送され、1~2回目はめちゃくちゃゆっくり、3回目はナチュラルスピードです。
したがって、聞き取れないということはないと思います。
なお、残念ながら対策本はありません。しかし、スピードはゆっくりなので英語が苦手という人でもない限りは無勉強でもいいかも・・・
ただし、内容が航海英語なので、航海英語に関する英単語やフレーズくらいは目を通した方が無難かと思います。
この本に英単語やフレーズがまとまっています。
欧文送話と欧文受話ですが、私はイカロス・アカデミーの航空特殊無線技士講習でもらった練習用CDを使っていました。
慣れればなんてことはないのですが、全くやらないと、A=アルファと覚えていっても、受話はできるかもしれませんが送話はできません。
http://www.ikaros-academy.jp/radio_operator/radio_operator2.html
③試験当日
午後一からスタート。場所は晴海でした。
英語のリスニングや欧文受話の聞き取りがあるので、会場には少し早めに必要があります。
欧文受話→英会話→無線工学&法規→欧文送話の順で試験が行われました。
欧文受話と英会話の試験前に、音量チェックがあります。
ただ、受験者がそんなにいないのと、受験者の大半はいい年した大人ですし、騒ぐ人とかは基本的にいませんので気にしなくていいと思います。
欧文送話は個別に試験をするのですが、無線工学&法規の回答が終わった順に受験整理票をもらいます。
順番を遅くしたいのであれば、無線工学&法規の解答用紙を遅く出すことをお勧めします。
④難易度
合格率自体は約50%なので、そんなに難しくないです。
やることをやっていけば、大丈夫です。
ただ、英語は実質的に対策できないので、英語が苦手という方は大変かも。
不合格者の大半は英会話で涙を呑んでいると言われています。