これも🇹🇷【オスマン帝国外伝】の時代とリンクする🔗小説で
トルコで最も有名な建築家の👳♂️ミマール・シナン(スィナン)」の物語です📖
📚上下巻、総数800ページあり
「皇女セルマの遺言」とほぼ同じボリュームですが、
会話が多く、おそらく文字数はその半分くらいなので📖(笑)、読みやすかったです
シナンは
📘寵妃ロクセラーナでも出てきたので
下巻に関してはイメージしやすく、サクサク読めて、半日で読み終わりました🔜
以前「📘夫婦で行くバルカンの国々」で紹介した
✒️清水義範さんの「👫夫婦で行く」シリーズの最初の【👫夫婦で行くイスラムの国々☪️】でも、
「🇹🇷トルコにハマったのは、スィナンの建築🕌に惹かれた」
と語ってらしたほど📖、
私達がイメージする☪️イスラム圏の建物は、👳シナンが関わっていたものばかりで
現在の🇧🇦🇧🇬バルカン半島や🇸🇾シリアなど
つまり、当時オスマン帝国だった地域に
モスク🕌、橋🌉、ハマム♨️、学校🏫、病院🏥等、
477の建築作品を作っていて🏚️🏦⛲🎪✨、
現在は「ミマール・スィナン芸術大学」まであります✨
✨
✨因みに、👑スレイマン役の🧔ハリット・エルゲンチュさんはなんと卒業生
シナン(スィナン)は、👳イブラヒムと同じく、デウシルメからイェニチェリ🗡️になった、
元キリスト教徒で、
元キリスト教徒で、👑セリム一世、👑スレイマン、👑セリム二世、👑ムラト三世
と、四代のスルタンに仕えていましたが、彼が表舞台に出てきたのは40代後半でした。
ですから物語の前半は、まだ、
現在のイスタンブールに、紀元前７世紀にギリシャ人が町を作ったことから………、
👑テオドラの紹介等
🚩ビサンチン帝国、🚩ローマ帝国………と
☪️🕌✝️アヤソフィアの歴史や、
舞台のオスマン帝国、デヴシルメ、
イェニチェリ、
スレイマン帝等の説明に、かなりページを割いていて
デヴシルメ、イェニチェリ、スレイマン帝等の説明に、かなりページを割いていてドラマでも毎回、外観だけは必ず登場し
よく🕌トプカプ宮殿の奥に聳え立ってました✨
このクリスチャン(欧州人)が造った
🕌アヤソフィアを越えるものを造るのが、シナン(ムスリム)の生涯の目標でもありました🔨
そしてその時代背景に、著者(夢枕獏)が想像を膨らまし、シナンの友人に架空の人物ハサン🧔を登場させて、無名時代のシナンを描いています。
皇子時代の🤴スレイマンと👳♂️イブラヒムも出てきますが、「オスマン帝国外伝 シーズン2」を見た後なので、後半で何度か二人の青年期が登場していたので、とてもイメージしやすかったです。
因みにイブラヒムに関しては✨👳♂️✨
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長身で頭脳明晰で、その容姿は、
髪は柔らかく、女のように唇が赤い。
口髭さえなければ、女と間違える程美しかった
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ですって✨
……ドラマの青年期のイブラヒムは、首の角度とか似てたけど、ちょっと頼り無さそうだった💦
中盤では、同じ時代を生きた🇮🇹ミケランジェロも絡ませ、グリッティ親子も出てきます。
📘緋色のヴェネツィアには、シナンは全く出てきませんでしたが(笑)、グリッティの最期は同じでした⚔️
もちろんロクセラーヌ(ヒュッレム)も登場。
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まさにそのあだな「ヒュッレム(快活)」にふさわしい
陽気に加えて、音楽の才能があった。
美人でこそないが、それを補って余りある才があった。
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私が読んだ本では、殆どが同じく「決して美人ではないが…」……と書かれてますが
ネット等で検索すると「絶世の美女」と見掛けることも多く
、
、アンチヒュッレムの私は腑に落ちないです(笑)
「声(歌)がいい」や「狡猾」、悪知恵が働く？等は共通してますが🎶😈🎶
あともう一人、私の嫌いな👳♂️イスケンデルも、ドラマ(シーズン2 終盤)と重なりました。
イスケンデルと言えば、数ヶ月前に行った新宿🇹🇷HISARに、先週また行ったのですが
イスケンデル ケバブ🥙食べました
(…ちょっと私に味が濃かった💦)
ブルサの名物料理みたいですが、なぜこの名前か調べたら🔍、
このケバブを作った人の名前がたまたまイスケンデル(英語で👑アレキサンダー)さんだったみたいですね(笑)
📘シナンに戻りますが、まだ無名のイェニチェリ時代
スレイマン👑初期の、ロードス島包囲では⚔️
勝利への秘策となった、
地下の坑道を掘る仕事に携わり⛏️
ハンガリー🇭🇺のモハーチでは、
短時間で⌛頑丈な橋を作り🌉⚒️🔩🔨🔧
(…ドラマでは、マルコチョールが褒められてたけど(笑)…)
↓シナンも、このイェニチェリの中にいたのかしら
渡り終わったら、橋を爆破💥させ
モハーチでもオスマンは、欧州をビビらせる大勝利をしました🎉
【オスマン帝国外伝 シーズン2】では特にシナンには言及していなかったけど、
シーズン3 辺りから登場するのかしら？
因みに、私が20年前に行った
ハマム【Cemberlitas Hamam (チェンベリタスハマム)】は、
📘ハーレムの女たちでも書きましたが、ハマム【Cemberlitas Hamam (チェンベリタスハマム)】は、イスタンブール最古で、👸ヌルバヌ(ヒュッレムの孫の母)がシナンに作らせたハマムでした♨️
それとこの本は、装丁がとても素敵で✨✨、
見返しも、トルコで装飾に頻繁に使われている、トルコの国花チューリップ🌷が美しいです
🌷チューリップ🌷はトルコが原産で、
「トゥルク リップ💋 ＝ トルコ人の唇💋」からチューリップになったと言われていて
(⚠️後で知りましたが、これは私の思い込みでした🙏
本来は👳♀️ターバン👳♂️からきているそうです。トルコ語で（tulipan）)
【シナン】の中でもチューリップはキー🔑の１つになっています🌷🔐
偶像崇拝を禁止🈲している☪️イスラム教では
モスク🕌等の装飾では唐草模様など植物が使われますが🥀、
🇹🇷トルコではタイルでもチューリップ🌷やカーネーションが多く
(↓先月行ったワラビスタン(蕨市)の🧔クルド料理店
のタイル)
のタイル)
私も🇨🇾北キプロスでは、🌷チューリップと🌹カーネーション(イスラムで天国の花？)模様の陶器を買ってきました↓
ちょっと余談ですが、
私は昔、この【シナン】の本を見た時📗
私が小中学校時代大好きだった、🎀りぼん🎀の漫画家の高橋由香利さんの絵🖌️だと思い込んでました(笑)
というのも、🖌️高橋由香利さんは
📗「トルコで私も考えた」という本も出版されていて、
絵のタッチが似てたので……💦
絵のタッチが似てたので……💦私は社会人になって、もう漫画自体📖全く読まなくなってから、この📗「トルコで私もー」を20年前に見つけてビックリ
高橋由香利さんは🇹🇷トルコ人男性と結婚して、トルコでの生活を綴ったものでした。
そして神戸では、旦那様が【Kenan】 という🇹🇷トルコ料理店をオープンしていたので、私は数年前に関西に行った時に行きました～～🥙
、私は数年前に関西に行った時に行きました～～🥙
…がその後、…残念ながら2016年に閉店してしまったようです