おなか養生記 -3ページ目

夏用ストーマショーツ、オールインワン

自画自賛しますが、これは本当におすすめ。長時間のフライトとかにもいいです。オストメイトさんじゃなくても、普通のガードルショーツとかでも、股下部分を切って面ファスナーで開閉出来るようにすると、トイレがものすごく楽です。介護にもいいんじゃないかな。

 

パウチの漏れを防ぐため、年中シェイパー腹巻(パウチを出す穴あき)を愛用しています。

 

腹巻で腹部を適度におさえておかないと、動いてるうち面板が穴の部分から剥がれやすくなってくるんですよね。

 

特に寝ている時。横になってお腹の肉がでろーんと動くと、その圧力でパウチ(面板)が押されてしまうのです。ああ、この感じ妊娠中にもあったよなあと思って、さらしっぽい物で軽くサポートしたらいいんじゃないかと、シェイパー腹巻で代用したら、割といい感じ。

 

ただ、夏になるとやっぱり暑いので、色々考えてシェイパー腹巻とショーツを一体化しました。

 

もうひとつめんどくさかったのが、トイレでショーツを上げ下げすること。

 

いちいちパウチ周りの下着の皺やたるみを整えるのも面倒だし、パウチの中を空ける際パンツや下着を足首辺りまで下げるので外のトイレとかだと床や便器に服が触れそうで嫌だったのです。

 

で、ショーツを上げ下げしなければいいんじゃない?って思って、クロッチ部分が開閉できるようにしました。

 

ハイウエストのソフトガードルを使ったので、下腹のお肉もサポートしつつ、シェイパー腹巻代わりにもなると。

 

しかもこれだと一枚ばきで(腹巻とショーツを)重ね着しなくてもよいので、涼しい。ウィンウィンですわ。

 

で、いつものように適当に切って縫って作ったのがこれ。

 

じゃん。ストーマショーツ・オールインワン。

※未使用の物で作りました。

 

クロッチ部分はショーツを上げ下げしなくてもいいように開閉できる。

 

裏返したらこんな感じ。

パウチの部分はパワーメッシュで補強しました。面板を押さえてくれるので、パウチの重さも支えてくれます。

 

(追記)見た目は良くないですが、クロッチ開閉を表から見てこうなるように面ファスナー付けた方が断然着脱が早いです。産褥ショーツみたいに)

 

クロッチ部分はベビー服用の面ファスナーで。

 

とりあえず、涼しい!トイレがスピーディーで楽!ってことで、沢山作ります。

 

夏のストーマパンツと合わせると、より快適になりました。

 

面倒な方は、産褥ショーツでも代用出来ると思います。クロッチ部分が開閉出来るので、パウチを出す部分にハサミを入れるだけ。

 

まあ、見た目とかよりも実益最優先です。

 

※サイズは、きつすぎないように。腹部を圧迫するとストーマ脱出や腸閉塞のリスクがあるので。

 

 

 

 

排液コントロール(液状に)

昨日とは逆です。

 

排液をバシャバシャにして量を増やしたい時は、コーヒーを飲みます。

 

どういうことかと言うと、普段は粘土が高い方がいいと思うのですが、中身を出した後にしごいても残っていますよね。パウチの中を洗いたい!ってなりません?私は洗いたくなります。

 

でも、水で洗うと瞬く間に雑菌が繁殖して匂いがものすごいことになるんですよね。(排出口の部分だけ洗ってもダメでした)

 

それで、なるべく水は使いたくないし薬品も使いたくない。

 

小腸から出てきたばかりの腸液だったら雑菌は繁殖しにくいので、腸液(排液)で洗い流せばいいじゃない?って思ったのですよ。

 

で、朝起きたらまずは水分補給のために水を飲むのですが、その後、朝食前にコーヒーを1、2杯飲むとすぐにほぼ液状の排液が大量に出ます。

 

それを何度か空けると、パウチの中が洗い流されるので気分的にすっきりします。

 

気にならない人は気にならないのだろうとは思いますが、私は気になるので午前中の日課にしています。

 

緑茶でもいいけど、(私の場合は)コーヒーの方が即効性があります。利尿作用がある飲み物がいいのかな?コーヒーはお通じも良くしてくれてたので、消化管を洗い流すイメージがあります。個人的な思い込みです。

 

おしまい。

排液のコントロール&頻尿に

皆さんご存知かもしれませんが。

 

パウチを外してお風呂やシャワーする時や外出の際など、排液をなるべく少なくしたいなーっていう時ありますよね。

 

シャワーとかはなるべく朝起きてすぐに済ませるようにしているのですが、そうじゃない時は極力飲食を控えます。

 

ある物を除いて。

 

・・・って、思わせぶりに引っ張るようなもんじゃないですね。すみません。

 

それは、

 

お餅

 

です。

 

お餅を食べると、排液がしばらく出ないんですよね。そんで、粘度が上がる。

 

排液がほぼ液体の時にも、(排液を固めるために処方される)薬の代わりにお餅を食べるといいです。そして何故か、しばらく続けると粘度が安定してきます。あれって下痢なのかな?水様便?

 

粘度が高いと腸に長く留まるせいか、脱水症状も改善される気がします。お餅食べてると目が乾燥しないので。(水分補給には気を付けていますが、大腸が無いとやっぱり脱水症状が出ますね)

 

お餅は頻尿も改善してくれるので、身体の水分コントロールとかしてくれてるのかな?医学的な根拠はよく分かりませんが。

 

とりあえず、水様便と頻尿にはお餅、いいよってことで。

 

量は、サ○ウの切り餅だったら四角いのを一個。私は鉄分補給も兼ねて、小豆を炊いたのをかけて朝食にしています。お餅と小豆が口の中で溶けるくらいによーく噛んで食べるといいです。(小豆の皮が詰まると怖いですからね)

 

パウチの漏れを防ぐ面板押さえ

改良版はこちら。

 

 

お腹の肉がね、すごいんです。

座ったり立ったりすると、お腹の肉に押されてパウチが剥がれません?私はそうです。

 

で、お腹の肉から面板への影響を減らすには、なるべく平らに押さえるといいです。

 

これも、家にある物で作りました。

 

使ったのは透明な塩ビ製のデスクマット。厚さは1ミリ。

 

以前作ったパウチカバーの型紙に合わせてマーカーで印を付けて

 

ハサミでカット。穴はカッターで切り抜きます。

 

それを、以前作ったパウチカバーに、この位置で中に入れて

 

装着したらクリップで一緒に挟む。(花柄の方がお腹側なので、クリップが表裏逆でした)

 

はい、これでオッケーです。

 

表側は伸縮性のあるジャージー生地なので、ストーマは圧迫しません。

 

上下の幅は、あまり大きいとパウチを押し上げたり無理な力がかかって逆に剥がれやすくなるので、自分のお腹の贅肉の厚みに合わせて調整します。

 

私は横長にしたらいい塩梅で面板を押さえてくれました。

 

穴の大きさは、きっちりしすぎると面板への無理な力が加わるので、5ミリ程度余裕を持たせた方がいいと思います。

 

パウチカバーはこちら

パウチカバー

シンプルパウチカバー

 

パウチカバー付きショーツでパウチカバーを使わない時は、これだけクリップ付きベルトでとめて装着しています。

 

私は年間を通じて腹巻を使ってて、ビニールが肌に直に触れないので平気です。(腹巻に切込みを入れてパウチをそこから出してる)

 

 

 

 

 

パウチの漏れ対策

最近、パウチの種類を面板の柔らかいタイプに変えたら、何回か面板がはがれてしまうアクシデントがありまして。

 

幸い家だったので、バスルームで全部脱いで洗濯して新しいパウチに交換したのですが、出先で起こっていたら大変かもって思いました。

 

そこで、急遽漏れ対策用としてやってるのが、パウチカバーの裏にナプキンを貼る。

 

カバーは、ベルトを付けることが出来るタイプを使います。

 

こういうの。

 

これの、肌に当たる側にこっそりとナプキンを貼っています。

 

イレオストミーでほぼ液体なので、万一漏れたとしても服を汚すことも防げるし、外出時や寝る時とか安心かなと。

 

時間があったら漏れ対策用のパッドを作ります。

 

これまで使ってた面板が固くて凸型になっているパウチ、漏れは一度もないのですが、圧がかかりすぎて皮膚が紫色になってズキズキと痛かったのです。

 

それで平らな柔らかい面板に変えたのですが、痛いのが改善されたのはいいけど剥がれやすくなりました。善し悪しですね。まあ、出来る工夫はやって改善出来る所は改善しようと思います。

 

病気やイレオストミーで日常が制限されるのは嫌なので、どんなことでも大ごとにしないよう、工夫して不便無く普段通りの生活が出来るようにしています。

 

病もまた楽し、です。