2024年2月頭の麺ネタより。
向かったのは埼玉の武蔵野うどん業界の中でも高い支持を集める「本手打ちうどん 庄司」。
比企郡川島町にあり、車だと川越あたりからなら国道254号を使って20分ほど。
圏央道なら川島ICから約5分。
公共交通機関ならJR川越駅などからバスで行ける。
こちらでうどんを食べ、その後に川越の未湯の温泉施設へ行こうという企画。
開店時間の10時半を目指し、平日に車で一人向かった。
開店待ちをする人たちがいる中、ほぼ開店時間に中へ。
営業時間は10時半~15時(L.O.14時半)だが、売り切れ次第終了。
不定休。
本手打ちうどん 庄司
こちらは手打ちうどん学校「武蔵野手打うどんスクール」も開校し、うどん店の独立開業支援もしている。
ここから巣立った店で以前行ったことがあったのが、川口にある「手打ちうどん ひらた」。

訪れたのは寒い時期だし、それ以前に武蔵野うどんとくればやはり最初は温かい「肉汁うどん」でしょう。
麺の量は小盛でも400gと結構な量。迷いなく小盛を選択。880円。
量は上記にあるように小・中・大・特・特々と5段階。
はす向かいに座ったぼくより10歳ぐらい上に見える御仁は大盛を頼んでいた。やはりぼくは小食なんだろうなぁ。
卓上はシンプル。
奥は一味かな。手前は何だろう。どちらも使ってないのでわかりません。
注文して10分ちょいで、肉汁うどん(小盛)880円が到着。
おお~、うどんの盛り姿といい、肉汁の佇まいといい、武蔵野うどんの魅力そのまま
メインのチェックの前に右上の薬味を。
刻みねぎの他におろし生姜があるのが珍しい。
これは途中からの味変に活躍してくれた。もっと欲しかったかも。
では最大の特徴、うどん。
小麦色、店舗では「あめ色」という表現も使っている、武蔵野うどんらしい精製してない小麦本来の色のうどん。
こちら↓の方が本来の色味が出てるかも。
黒い粒々は全粒粉の証。
この時点で小麦の良い香りがはっきりわかる
うどんは一本一本が太くうねっており、そしてとても長い。
このうねりが肉汁ととてもよく絡むんですわ。
うどん自体は予想していたよりもしょっぱくなく、小麦の旨味がダイレクト。
コシはかなりのレベルで、讃岐とも吉田とも違う、まさに武蔵野うどんのコシ。
太いが平たくしている分、食べやすいのもよい。
では肉汁を。
甘じょっぱい、いかにも関東らしい汁は出汁もよく効いている。
具材は豚バラ肉、長ネギ、そして玉ねぎもあった。
つゆの甘味は玉ねぎの甘味もあったかも。
でも総じて甘すぎるなんてことはなく、しっかり美味しいバランス。
豚バラはよい厚み。
厚みはあっても硬くなく、美味しい豚バラ肉。
長ネギは焼いてあり、この焦げ加減が香ばしくて美味しいんですわ
うどんに戻り、通常よりも異常に平たく大きいものも載せられていた。
うどん生地の端の部分で厚みが出せてないところなんだろうけれども、全部のうどんにこれが付くのかは分かりません。
生地そのものの味わいは同じだけれども食感が違うので楽しみは当然増える
美味しく楽しく完食。
食べきり写真は撮り忘れ。
ごちそうさんでした!
さすが評判通りの美味しい武蔵野うどん。
県外の人はなかなか行きにくい場所かもしれないけれども(県内のぼくも結構行くのに時間かかった)、最上クラスの武蔵野うどんを食べたい人なら訪れて損はないお店でしょう。
次は先述したように、川越市の未湯の温泉施設へ。
2023年の温泉話もまだたくさん残っているけれども先に投稿します。
本手打ちうどん 庄司
埼玉県比企郡川島町上井草743-9
049-297-7703
10時半~15時(14時半L.O.)※売り切れ次第終了
不定休
2024年2月入店