2024年6月前半に福島から栃木に向けて一人一泊で湯めぐりしたしリーズ、その8。
泊まったお宿の話が続きます。
まず最初にいつものように、これまで行程のリンク集をば。
敷地内、いや母屋の直下より湧出する自家源泉を持つ岩瀬湯本温泉「源泉亭 湯口屋」。
今回はその温泉話。
岩瀬湯本温泉 源泉亭 湯口屋 <温泉編>
チェックインの際、若女将に言われたのが「ごめんなさい、まだお風呂の湯が溜まってないんです」とのこと。
ふむふむ。
そして「申し訳ないので、目の前にある共同浴場に入ってもらって結構です。本来は地元の方専用なんですが、もし何か言われたら湯口屋の女将から許可もらっていると伝えれば大丈夫」。
おほほほほ![]()
泊まってもジモ専の共同に入れるかわからない状況だったため実は頼み込もうと思っていたのだけれども、いきなり宿のお墨付きをもらえたのでした。
そのジモ専共同浴場「おもで湯」のことは、この宿シリーズの投稿の後に。
とりあえず溜まってない状況でも浴場はもちろん観察させていただきますよ。
浴場は男女別に内湯が1つずつ。
露天風呂や家族湯などは無し。男女の入れ替えも無し。実にシンプル![]()
男湯の入口は玄関入ってすぐ右。階段の脇。
ちなみに女湯の入口は階段挟んで逆側。
先述通り男女入替えでなく、またこの日は女性客が複数いることもわかっていたので女湯は観察できず。
男湯の入口は実はもう一つあり、前回の最後の方で出てきたフロントあたりからのアプローチ。
階段の左側↑がゴチャっとしているのは見て見ぬふり。
部屋にはアメニティとしてフェイスタオルがちゃんとあったけれども、自由に使えるタオルも置いてあった。
宿名入りタオルはこんなデザインです↑。
では脱衣所へ。
どの時間帯も常に独り占めにて入浴しておりました。
こちらの入浴可能時間。
この貼り紙によると23時~4時が入れないことになっているけれども、この日はそういうわけで湯の溜まりが遅れたため、夜中も入ることができましたよ![]()
浴室側の曇りガラスの下にはブロックガラスが。
いいですよね、ブロックガラス。
では浴室内へ。
まずはチェックイン直後、16時過ぎの状況。
浴室へは階段を数段降りるのだけれども、ほんとに湯がまだ全然溜まってない(^^;
もちろんこの日が何か理由があってこの状況なわけで、普段はチェックイン時にきっちり湯が溜まっているでしょう。
それにしても半分ぐらいは溜まっていると思っていたのに、さすがにこれでは入る意味がないので、その足で先述のジモ専に入らせてもらいました。具体的な内容は投稿を待たれよ!
さて約2時間後、夕食前の18時ではどんな状況か。。。うぅむ、まだ半分ぐらい。
でもここはもう入っておきましょう。
その前に辺りの観察。
洗い場はシャワー付きカランが2組。
カランから出るのは源泉でなく真湯、真水。
浴槽から入口を振り返るとこのような状況↓。
桶や予備?のシャンプーなどはきれいに収まる空間があった。
この状態でとりあえず源泉のお話をしておきますか。
この時はほぼ無色透明だった湯は源泉名が「湯本(内湯)温泉」。
母屋の囲炉裏の間の大黒柱の下から自然湧出する自家源泉。
湧出量は69リットル/分。
源泉温度49.2度、pH6.8のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
成分総計の表記はなく、溶存物質(ガス性のものを除く)が2.301g/kg。
溶存ガスが51mgほどなので、総計は2.352g/kgとかになるのかな。
完全かけ流しなのだけれどもまだオーバーフローに届いてない状況。
浴槽の温度を測ってみると。。。
40.8度と入りやすく長湯もできそうな適温![]()
湯口にはこんもり白い析出物が![]()
湯口の温度も測ってみると。。。
48.7度と湧出温度に近く、新鮮な状態で投入されていることがわかる。
さて、食事のあと、21時過ぎに来てみたら。。。
さすがに湯が満ちておりました![]()
色味はごく僅かに白濁を感じる程度。
やはりオーバーフローがあると美しい![]()
この写真↑は24時頃にまた来た時だったかな。
源泉のインプレッションにまだ触れてませんでした。
ややコクを感じる魅惑の焦げ硫黄臭あり![]()
淡いタマゴ味とダシ味が美味しい。
しっかりとしたスベスベ感。
いや~、実によいお湯![]()
これはたまらない![]()
夜中に一人で浸かっている時間が何とも至極なのでした![]()
もちろん早朝にも入りますよ。
ほぼ無色透明に戻っているように思えつつ、ごく僅かに黄白色がかった透明~ごく僅かなささ濁りなのかも。
新鮮さはもちろん担保されております!
朝のかけ流しもしっかり![]()
源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが548mg、カルシウムが199mg。以下カリウム20mg、リチウム1.4mg、総鉄0.68mg、アルミニウム0.11mg、アンモニウム0.09mg。
陰イオンは塩化物が944mg、硫酸が204mg、炭酸水素が122mg。以下フッ素3.8mg、臭素2.4mg、ヨウ素0.61mg、硫化水素0.5mg以下、炭酸0.04mg。
非乖離成分はメタケイ酸が127mg、メタホウ酸が128mg。
溶存ガスは遊離二酸化炭素が51.0mg、遊離硫化水素が0.5mg以下。
焦げ硫黄臭はどこから来るのだろう。
総硫黄を計算すると、1mgには及ばないが、元より関連成分の数値は痕跡レベル。
まあ新鮮な状況だから魅惑の風味があるということで![]()
夕方、夜、夜中、朝と4回は入浴し、こちらの自家源泉を堪能いたしました![]()
何ともよいお湯ですよ~![]()
そして宿の前にあるジモ専の共同浴場とは源泉が違うんです、はい![]()
次は食事のお話を。
岩瀬湯本温泉 源泉亭 湯口屋
福島県岩瀬郡天栄村大字湯本字居平14
0248-84-2001
一泊二食付 11,000円+入湯税
<源泉名:湯本(内湯)温泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
49.2度
pH6.8
溶存物質(ガス性のものを除く) 2.301g/kg
69リットル/分(自然湧出)
ほぼ無色透明~ごく僅かに黄白色がかった透明~微々ささ濁り
ややコク淡焦げ硫黄臭あり
淡タマゴ味、淡ダシ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2024年6月入湯
※数値はH16の分析表より



























