2022年12月上旬に渋温泉で開催の「音泉温楽」出演後に長野の湯を一人でハシゴしていたお話。
今回がイベント後のシリーズ最後の投稿となります。
まずは恒例のここまで行程リンク集からどうぞ。
丸子温泉郷エリアにある「御食事処 あすか」でランチを食べたからには、どこか温泉にも入って〆たくなるもの
向かったのは霊泉寺温泉。
最後に行ったのはちょうど4年前の2018年12月。
その時は中屋旅館↓に立ち寄った。
![イヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/057.png)
13時30分頃に到着。
入口から男女別に分かれている。広義で番台式。
男湯は向かって右側。
写真↑だとどちらが男湯か分かりにくいけれども安心してください、ガラス戸にちゃんと男女の表記があります!
霊泉寺温泉 共同浴場
男湯が分かりやすい写真↓。
入浴料は200円。
以前と変わらない
料金箱に100円玉を2枚投入。
営業時間は7時~21時で無休。
脱衣所には貴重品ロッカーもあり。
先客は1人居たけれども、粘っていると少しだけ独り占めタイムとなった。
では浴室内へ。
以前はフォトジェニックな小さいタイル浴槽だったが、リニューアルされていた。
まあこれは共同浴場としては現役感があるという意味で歓迎すべきことなのでしょう。
浴槽は浅め。
先客は寝そべるように入っていた。
洗い場は簡素。
シャワーはなく、シャンプー類の設置もない。
ただしカランからは源泉が出た。
それではその源泉のお話。
無色透明な湯は源泉名がそのまま「霊泉寺温泉」。
源泉温度43.5度、pH8.8のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。
成分総計は1.013g/kg。
10年前の分析書では総計が1gにぎりぎり足らず、アルカリ性単純温泉になっていた。
掘削しての動力揚湯。
湧出地はまさにこの共同浴場の敷地内。浴場の窓から見える↓。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
しっかりとしたオーバーフローがあった。
温度計は持込み忘れ。
ちょいぬるめの適温だったはず。
成分の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはカルシウムが229.1mg、ナトリウムが77.2mg。以下カリウム1.5mg、ストロンチウム1.2mg。
陰イオンは硫酸が524.8mg、塩化物40.0mg。以下炭酸水素5.7mg、炭酸3.2mg、フッ素0.9mgなど。
非乖離成分ではメタケイ酸が37.3mg。
湯口の位置が昔と変わっていた。
ごく僅かながらタマゴ臭あり。
僅かにタマゴ味も。
こちら↓が以前の湯口。女湯との境の壁に設置されていた。
以前はここ↑から勢いよく出てました~。
その様子は上に貼った以前の投稿をご覧ください。
しっかりとしたスベスベ感が心地よし
白い糸状の湯の花が少し舞っていた。
これにて2022年12月の長野を中心とした温泉話は終了。
とぎれとぎれながらお付き合い、ありがとうございました。
次の温泉シリーズは2023年1月の伊豆のお話。ちょっとだけです。
周回遅れはまだ解消されませぬ(^^;
その前に昨秋の食べ飲みネタも何とかせねば。
霊泉寺温泉共同浴場
長野県上田市平井2515-2
080-1261-8432(霊泉寺温泉旅館組合)
入浴料 200円
7時~21時 無休
<源泉名:霊泉寺温泉>
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
43.5℃
pH8.8
成分総計 1.013g/kg
無色透明
微タマゴ臭あり
微タマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
白い糸状の湯の花少し
完全かけ流し
2022年12月入湯
※数値はH20の分析表より