沓掛温泉 日帰り温泉 ふるさと | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2022年12月初旬、渋温泉でのイベント出演の帰りにまたハシゴ湯をしていた際のお話シリーズ。

それではここまでの行程、こんな感じです。

 

田沢温泉 有乳湯

田沢温泉 和泉屋旅館

 

青木村まで来ていたので、久しぶりに沓掛温泉で1湯ぐらいは。

沓掛温泉も開湯1200年と言われる歴史のある温泉。

 

 

久しぶりといっても、沓掛温泉では過去2011年に共同浴場「小倉乃湯」へ入ったきり。

 

 
沓掛温泉にはその共同浴場の他に宿が3つあったのだけれども、その内の「かどや旅館」が日帰り専用施設になったときいていた。
今回向かったのが、その元かどや旅館の日帰り施設、「日帰り温泉 ふるさと」。
 
 
15時半頃に到着。
 
 
沓掛温泉 日帰り温泉 ふるさと
 
 
 
玄関ドアのカーテンがちょっとしか開いてない状況だったけれども、中を覗くとロビーに超寛いだオッチャンが2人イヒ
確認すると営業はしておりましたニコ
通常は10時~21時の営業時間。休みの日などは要確認で。
 
この写真↓は帰り際に撮ったので無人だけれども、この寛いでいた男性たちがこちらを管理されている人だったみたい。
 
 
入浴料は300円と、共同浴場なみにお安い。
一人の男性にお金を渡すと、もう一人が「ボイラー点けてくる」と加温しに向かい始めたので「ちょっと待ってください!」と引き留める。
そのまま非加熱でお願いしたいことを告げるとこの時期はおすすめできないことを説明されたので、それではしばらくしてから加温してもらうようにお願いし、了承してもらいました。
 
浴場は階下。
 
 
階下と言っても段差のある土地に建っているので地下ではない。
 
休憩用と思われる広間もあった。
 
 
300円でここでも寛げるとかとなると、安過ぎません?イヒ
別料金の仕切りとかあるのかなぁ。未確認。
 
元旅館なのでそういった施設を見ながら、男湯へ。
 
 
終始独り占めで入浴できた。
 
 
浴室内は大きな窓で明るく開放的照れ
 
 
浴室スペースのわりに浴槽が小さいのは源泉温度を考えた結果なのかと解釈。
 
 

300円だけれどもシャンプー類も設置あり。

カランから出たのは真湯だったのかな。寄り写真を撮ってないことを思うと。違っていたらごめんなさい。

 

 

無色透明な湯は源泉名が「沓掛温泉1号泉、2号泉及び3号泉混合源泉」。

源泉温度35.3度pH9.23アルカリ性単純温泉

成分総計の表記はなく、蒸発残留物が0.248g/kg

掲げてあったのがH10の分析書なので現在と変わっている可能性はそれなりにあるでしょう。

 

この湯を最初は非加熱、完全かけ流し状態で入浴。

 

 

わりとドバドバなオーバーフローがあり、浴槽縁からだけでなく、サイフォン式で床の穴からも出ていた。

 

 

ヒタヒタな床が気持ちよいのですよ。

 

 

成分の数値を簡単に抜粋。先述したようにH10なので参考までに。

陽イオンはナトリウム56.1mg、カルシウム19.4mg、カリウム0.9mg、マグネシウム0.2mg、アルミニウム0.05mgなど。

陰イオンは硫酸88.2mg、塩化物33.2mg、炭酸水素13.4mg、炭酸10.8mg、硫化水素1.5mg、メタホウ酸0.7mg、フッ素0.5mg、水酸0.3mgなど。

非乖離成分ではメタケイ酸が37.3mg。

ちなみに総硫黄は約1.46mgなので硫黄泉にはならないけれども、そのニュアンスはあった。

 

非加熱状態で浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

34.1度と少し冷たく感じるぐらいの温度。

確かに12月なのでこのままだと温まりにくいですな。

 

 

僅かにタマゴ臭あり。

淡いタマゴ味も感じられた。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

34.2度と浴槽温度とほとんど変わらず、新鮮な湯がしっかり投入されていることが分かる。

そしてこの後加温されたのだけれども、湯口からでるのは非加熱源泉のままだった。

 

加温方式は浴槽内循環で、浴槽の穴から加温された源泉が出てくる状況。

 

 

よって加温循環併用かけ流しとなる。

でも非加熱源泉の投入は相変わらず多いので、気分は通常のかけ流し。

 

 

しっかりとしたスベスベ感が心地よし照れ

白い小さな湯の花が舞っている。

湯口近くで荒めの泡付きも少し確認。

 

最後にザッパーン写真も。

 

 

後半は徐々に加温してもらい、いい塩梅に温まりました。

 

この後はこの日の泊まった宿の温泉地へ。

 

 

 

沓掛温泉 日帰り温泉 ふるさと

 

長野県小県郡青木村沓掛310-8
0268-49-3092

入浴料 300円

10時~21時 休みは要確認

 

<源泉名:沓掛温泉1号泉、2号泉及び3号泉混合源泉>
アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉)
35.3度
pH9.23
蒸発残留物 0.248g/kg
無色透明
微タマゴ臭あり
淡タマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり

白く小さな湯の花あり

湯口近くで荒めの泡付き少し
完全かけ流し~加温循環併用かけ流し

2022年12月入湯
※数値はH10の分析表より