2022年12月初旬、渋温泉でのイベント出演の帰りにまたハシゴ湯をしていた際のお話シリーズ。
それではここまでの行程、こんな感じです。
青木村まで来ていたので、久しぶりに沓掛温泉で1湯ぐらいは。
沓掛温泉も開湯1200年と言われる歴史のある温泉。
久しぶりといっても、沓掛温泉では過去2011年に共同浴場「小倉乃湯」へ入ったきり。
300円だけれどもシャンプー類も設置あり。
カランから出たのは真湯だったのかな。寄り写真を撮ってないことを思うと。違っていたらごめんなさい。
無色透明な湯は源泉名が「沓掛温泉1号泉、2号泉及び3号泉混合源泉」。
源泉温度35.3度、pH9.23のアルカリ性単純温泉。
成分総計の表記はなく、蒸発残留物が0.248g/kg。
掲げてあったのがH10の分析書なので現在と変わっている可能性はそれなりにあるでしょう。
この湯を最初は非加熱、完全かけ流し状態で入浴。
わりとドバドバなオーバーフローがあり、浴槽縁からだけでなく、サイフォン式で床の穴からも出ていた。
ヒタヒタな床が気持ちよいのですよ。
成分の数値を簡単に抜粋。先述したようにH10なので参考までに。
陽イオンはナトリウム56.1mg、カルシウム19.4mg、カリウム0.9mg、マグネシウム0.2mg、アルミニウム0.05mgなど。
陰イオンは硫酸88.2mg、塩化物33.2mg、炭酸水素13.4mg、炭酸10.8mg、硫化水素1.5mg、メタホウ酸0.7mg、フッ素0.5mg、水酸0.3mgなど。
非乖離成分ではメタケイ酸が37.3mg。
ちなみに総硫黄は約1.46mgなので硫黄泉にはならないけれども、そのニュアンスはあった。
非加熱状態で浴槽の温度を測ってみると。。。
34.1度と少し冷たく感じるぐらいの温度。
確かに12月なのでこのままだと温まりにくいですな。
僅かにタマゴ臭あり。
淡いタマゴ味も感じられた。
湯口の温度を測ってみると。。。
34.2度と浴槽温度とほとんど変わらず、新鮮な湯がしっかり投入されていることが分かる。
そしてこの後加温されたのだけれども、湯口からでるのは非加熱源泉のままだった。
加温方式は浴槽内循環で、浴槽の穴から加温された源泉が出てくる状況。
よって加温循環併用かけ流しとなる。
でも非加熱源泉の投入は相変わらず多いので、気分は通常のかけ流し。
しっかりとしたスベスベ感が心地よし
白い小さな湯の花が舞っている。
湯口近くで荒めの泡付きも少し確認。
最後にザッパーン写真も。
後半は徐々に加温してもらい、いい塩梅に温まりました。
この後はこの日の泊まった宿の温泉地へ。
沓掛温泉 日帰り温泉 ふるさと
長野県小県郡青木村沓掛310-8
0268-49-3092
入浴料 300円
10時~21時 休みは要確認
<源泉名:沓掛温泉1号泉、2号泉及び3号泉混合源泉>
アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉)
35.3度
pH9.23
蒸発残留物 0.248g/kg
無色透明
微タマゴ臭あり
淡タマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
白く小さな湯の花あり
湯口近くで荒めの泡付き少し
完全かけ流し~加温循環併用かけ流し
2022年12月入湯
※数値はH10の分析表より