別所温泉 旅館つるや <温泉編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2022年12月初旬の渋温泉イベントの翌日に一人で長野の温泉をハシゴしているシリーズ。

この日の宿のある別所温泉にまで到達しております。

まずはここまでの行程リンク集から。

 

田沢温泉 有乳湯

田沢温泉 和泉屋旅館

沓掛温泉 日帰り温泉 ふるさと

別所温泉 旅館つるや <到着・朝食編>

 

前回は別所温泉の宿、旅館つるやに到着した際のことと翌朝のご飯のお話。

今回は<温泉編>ビックリマーク

 

 

別所温泉 旅館つるや <温泉編>

 

 

 

前回に触れたようにこちらの宿は共同浴場「大湯」のすぐ奥に位置し、大湯の源泉を使用しているというのがこちらを選んだ理由の一つ。

というのもご存じの方はご存じ、大湯の浴槽では湯が循環されているんですよ。

ところがこちらではかけ流しというお話。

実際の状況を確認していきましょう!

なお何度かに渡って入浴しており、写真は夕方、夜、朝が順不同で入り混じっております。

 

2Fの部屋から浴場フロアへ。

 

 

男女別の大浴場&露天風呂の他、貸切仕様の家族風呂が1つ。

この内、男湯と貸切浴場が階下、女湯は2Fにある。

 

ではまず男湯から。

 

 

翌朝までいつも独り占めで入ることができた。

 

 

浴室との境はガラスブロックになっており、棚の幾何学的な意匠もグッときますなぁイヒ

 

 

そして浴室はさらに素敵ラブ ただし湯気はご容赦。

 

 

小タイルの浴室で、美しい曲線の浴槽がなんともたまりませぬ照れ

ただし女湯は角ばった浴槽のようです。

 

洗い場あたりもタイル装飾がいいな~。

 

 

カランからでるもは真湯のように思えました。

 

そして脱衣所との壁のガラスブロック。

 

 

浴室側は昔カランがあったのか配管の跡があり、その上は桶と石鹸置きに。

 

そしてひときわ目を引くのが浴室壁のタイルアート。

 

 

大胆な色使いでまたグラデーションも美しい。

この向こう側は家族風呂になるのかな。

 

それではお湯のお話。

 

 

ほぼ無色透明な湯は「別所温泉 大湯旧湯(大滝の湯)」と「別所温泉 4号源泉」の混合泉

混合した状況の分析書は見当たらず。

そしてこの混合泉は共同浴場の大湯で使用されている源泉と同じ。あちらも混合泉。

また別所温泉4号源泉は広く配湯されている現在の別所温泉の代表源泉の1つ。

なので大湯旧湯(大滝の湯)の単独使用ではなかったのだけれども、お湯が良ければそれでよしでしょう。

大湯旧湯(大滝の湯)源泉温度38.9度pH8.7単純硫黄温泉

成分総計0.3344g/kg

自然湧出90リットル/分の湧出量。ただし3m掘削と表記されているのもあった。

4号源泉源泉温度50.9度、pH8.8単純硫黄温泉

成分総計0.3290g/kg

掘削自噴1150リットル/分と大量の湧出量がある。

 

この湯を基本は完全かけ流し、冬季の特に露天風呂は加温してかけ流しとのこと。

何度も書くけど、ここが共同浴場の大湯とは違うイヒ

 

 

湯は毎日掃除して入れ替えているため、消毒はしてない

 

浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

41度と何とも心地よい温度照れ

 

 

硫黄泉なので湯の色は時期やタイミングによって緑、黄色、白、青と変わるそうな(サイトより)。

大湯旧湯(大滝の湯)の総硫黄を計算すると、約11.63mg。

4号源泉の総硫黄を計算すると、約12.22mg。

 

湯口からはしっかり投入。

 

 

淡めながらしっかりタマゴ臭があり、しっかりタマゴ味照れ

湯口の下にある穴は、隣の家族風呂と湯を行き来させているのかもしれませぬ。未確認。

少なくとも循環の穴ではないですよ。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

45.3度に調整されていた。

 

 

しっかりとしたツルスベ感、包み込むような浴感がなんとも素晴らしいニコ

泡こそつかないものの、いつまでも入っていたくなる湯。

 

 

この写真↑よりももう少し深く、顎が隠れるぐらいにして浸かっていると、鼻腔をくすぐる淡いタマゴ臭が何とも芳しく、絶妙な温度とまろやかな肌当たりが至福の心地よさなんですよラブ

 

さて、この浴槽のオーバーフローは浴槽縁からだけでなく、このパイプ↓から露天風呂へも流れ混んでいる。

 

 

ではその露天風呂へ。

 

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内湯浴槽からの湯はこちら↓から。

 

 

これだけではぬるくなり投入量も少ないので、別途浴槽の底からも投入があった。

 

 

こちら↑からはしっかり熱めのお湯。

 

 

浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

39.5度と少しぬるめだけれども許容範囲でしょう。

 

 

もちろんこちらの浴感も同じく素晴らしい。

 

 

この内湯と露天風呂の往復はかなり贅沢。

夕方、夜、夜中、朝としっかり堪能しました。

 

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それでは最後に貸切の家族風呂

 

 

こちら予約など不要で、空いて鍵をかけていればいつでも入れる。

 

 

脱衣所の籠の意匠は男湯と同じ。

 

 

ガラスブロックも同じ。

椅子の選択も、ちょっとだけミッドセンチュリーっぽいイヒ

 

浴室は男湯同様、小タイル芸術ニコ

 

 

不思議なカーブの浴槽も、なんとも色っぽいですねぇ照れ

 

洗い場はシャワー付きカランが1組。

 

 

同じくおそらく真湯が出たはず。

 

そしてガラスブロックの部分も同じく桶置きに。

 

 

使用源泉はここまでと同じ混合泉。

 

 

色味もほぼ同じ。

湯口からしっかり源泉が投入されているのだけれども、浴槽縁からのオーバーフローが基本見えないんですわ。

といって循環しているようにも見えない。

いや、浴槽内に穴はたくさんあるんですよ。

 

 

写真が適当なのでサイズがまちまちだけれども、これぐらいありながら、どの穴も吸い込みも吐き出しもなし。

おそらくどれかが男湯の浴槽と繋がっていて、溢れ出しは男湯側に行くようになっているのかなと勝手に想像。

かけ流しと断言して問題ないでしょう。

 

 

源泉の風味も同じ。

よって心地よさも同じイヒ

 

 

顔が赤く見えるのは気のせいです!イヒ

 

別所温泉の歴史ある源泉を、素敵な浴槽でゆっくりかけ流しにて心行くまで堪能照れ

共同浴場だけだと分からない良さもあるもんですねぇ。

 

次は夕食へ出かけたお話を。

 

 

 

別所温泉 旅館つるや


長野県上田市別所温泉216
0268-38-3008

一泊朝食付き 11000円(税込)のプランを旅行支援等で6600円にて宿泊+信州割クーポン3000円付

 

使用源泉は2種の混合泉

<源泉名:別所温泉 大湯旧湯(大滝の湯)>
単純硫黄温泉(低張性アルカリ性温泉)
38.9度
pH8.7
成分総計 0.3344g/kg

自然湧出(3m掘削?) 90リットル/分

 

<源泉名:別所温泉 4号源泉>
単純硫黄温泉(低張性アルカリ性温泉)
50.9度
pH8.8
成分総計 0.329g/kg

掘削自噴 1150リットル/分


ほぼ無色透明
タマゴ臭あり
しっかりタマゴ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全(加温)かけ流し


2022年12月入湯
※数値はH16の分析表より