竹富島1 | blog:kudoh

竹富島1

竹富島に来ました。
竹富島のいらっしゃいも、石垣島や西表島と同じ、おーりとーりみたいですね。
乗って来たフェリーはこちらのちゅらさん2です。
竹富港のターミナルてぃどぅん かりゆし館、赤瓦の屋根が可愛いです。
竹富島全体は
こんな感じ。
地図が登場したので、早速ですが、ざっくり竹富島をご紹介します。
石垣島から最も近く、面積は5.43平方キロメートル、島の周囲は9.2キロメートルの小さな島なので、石垣島から日帰りで行く離島の代表みたいなポジションです。
祭事、赤瓦、白砂の道と沖縄の原風景が残る島と云われています。
武富島と書かれている事もありますが、[竹]と云う字を使ってはいけない時に武富島だっただけで、現在は竹富島です。
黒島と同じく駐在所はありません。
小浜島の駐在所から偶に駐在さんが来るとか来ないとか。
住所は沖縄県八重山郡竹富町字竹富です。

ところで、竹富島で行っていない所って何処だろう?

かつおばさんの店 たきどぅんさん。
お名前はじめて知りましたw
お土産や、アイス、ドリンクなどが売っていて、何か買うといつもお菓子とかお茶とかいろいろとくれますww
100円のアイスキャンディーが美味しいです。
ドラゴンフルーツ、ゴーヤー、パイン、塩ミルク、マンゴー、、、あと何味があったかな?

こちらはまちなみ館。
公民館みたいな感じかしら?
いろんな事をする所です。
選挙投票とか、成人式とか、年明けを祝ったり
ここで髪を切って貰った事もあります。

バナナ園?(観光用ではありません)
まだ青いけれどバナナとパパイヤが実っていました。

先島諸島火番盛のひとつ小城盛(クスクムイ、クスクムリ)に来ました!が、入れなくなっています。
黒島のプズマリより本気で止めにきてますねー。
落石が危ないみたいです。
国の史跡に指定された先島諸島火番盛はこの竹富島の小城盛と、黒島のプズマリの他に、石垣島の平久保遠見台川平火番盛波照間島のコート盛や、与那国島のダティグチディ小浜島の大岳など、八重山諸島と宮古諸島の14の島19箇所にあります。


赤山公園に来ました。

あか山丘の上にある

なごみの塔

も上れなくなっていました。
老朽化しちゃったんですって。

でも、赤山公園の裏にある建物の屋上にあかやま展望台がオープンしていました。
2階にはハーヤナゴミカフェさんがあります。
あれ?そう云えば、竹富島で2階建ての建物って珍しいです。


あか山丘から見える手前のお家はマサカイ生誕の家、小山家です。

古典民謡真栄節(竹富節)の小山真坂栄さんのご実家ですね。
マサカイは、竹富島で割り当てられた畑だけでは人頭税が払えなくて、妻子を残して西表島に稲作に行ったんだって。

こちらは西桟橋の入口近くにあるマサカイの拝所です。


散々島民を苦しめた人頭税ですが、1902年に廃止になりました。(1903年1月1日から新しい税法になりました)
それを記念した碑がンブフルの丘にあります。

たけとみ民芸館さんに来ました。

竹富民芸館さんには、ミンサー帯や芭蕉布の展示があります。
展示からは伝統文化を大切にしている竹富島らしさが伝わってきました。
今はお休みしていますが、以前は機織りの実演を見せて頂けたり、機織り体験をさせて頂けたりしました。
機織り体験は驚く程リーズナブルだったので、おそらく実費のみで体験させて下さっていたのだと思います。
再開して欲しいなぁ。
八丈島の本場黄八丈会館さんや、久米島のユイマール館さんを想い出す雰囲気が心地良いです。
たぶん工藤はこう云うの好きなんだなぁ。

こちらの可愛らしいお家?は何だろう?
星の砂や貝が無人販売されていました。

この日は閉まっていましたが、こぼし文庫さん。
竹富島には本屋さんも、図書館もありません。
ゆがふ館に絵本などが少しあったかな?
あと移動図書館がたまに来るそうです。
そんな竹富島の小中学生に、随筆家の岡部伊都子さんが図書室をプレゼントしたのが、こちらのこぼし文庫さんなんだそうです。
本に触れるってとても大切な事だと思います。
東京で育った工藤のまわりには、物心が付く前から本が溢れているのが当たり前になっていて、すっかり忘れていましたが、本は経験の入口になっていたと思います。
本に触れる機会が多くなければ、工藤は八重山に興味を持っていなかったかも知れません。
こぼし文庫さんは13年前に野間読書推進賞を受賞したそうです。

日本最南端のお寺、喜宝院さん。蒐集館。
蒐集館には民具やミンサー織りなどの工芸品、おもちゃや、琉球切手、人頭税が払えなかった時の拷問の道具などが展示されていました。

竹富小中学校。
玻座間集落(アイノタとインノタ)から仲筋集落(ナージ)に行く途中にあります。
竹富島の中でも、ちょっと不便な仲筋集落からも子供達が通いやすい距離にあるのが、なんだか嬉しいです。
いつ見ても綺麗に整っているなぁと思ったら、小中学生達が、学校の外までお掃除しているんですね。

続く。