Chajinの 徒然フォトブログ -28ページ目

Chajinの 徒然フォトブログ

「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

雪も見られた2月から3月に入り、一気に春らしい暖かい日々を迎えています。

野ではスプリングエフェメラル、春の妖精と呼ばれる花々に出会えるように
なりました。


東北で一番初めに咲く、マンズ一番に咲くことから「マンサク」と呼ばれるとも
言われるマンサク。




春の生け花、自然の花々を尊ぶ茶会の床などにもよく使われます。




ソシンロウバイ、ロウバイ(蠟梅)。 花弁が黄色一色。




ロウバイ



ロウバイの花弁の色も多種あるようです。





梅、訪れた日には咲き始めという感じでしたが、暖かい日が続き一気に梅の便りが各地で
聞かれるようになりました。




ミツマタも今から。




本当に春の妖精を感じる可憐な花、セツブンソウ。
飽きることなく、この花に出会えるのがうれしい。








福寿草(元日草)。

古来、元日に咲くように栽培されてきました。. 福寿草は新年の花ということで俳句の季語だと
新年ということになります。
(旧正月の元日は現在よりも少し後、およそ1月21日~2月20日の間)








野山の花々が楽しめる季節、到来です。


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越前岬のスイセンを楽しんだ後、帰るルートに明治時代の鉄道遺産、旧北陸トンネル群を
敦賀へ抜けてみました。

1896年(明治29)に敦賀駅 - 福井駅間が開業し、同年に北陸線と命名された。


北陸線の敦賀~今庄間は1962(昭和37)に開通した全長13、870mの北陸トンネルが
貫いていますが、1972(昭和47)に山陽新幹線の六甲トンネルが完成するまでは日本
最長のトンネルでした。
旧北陸線は廃線になりましたが、多くが県道に活用され、地元の方が利用される道路
なっています。近代化遺産、国の有形文化財、日本遺産にも登録されています。

無人駅、南今庄駅からこの先が現北陸トンネル出口。
右隣の敦賀に通じる県道が北陸線線路跡。





県道を進むと、旧北陸線の大桐駅跡。県道沿いに駅のホームが残されています。

















私も観光、富山高岡(茶道具の銅器や釜類の買い付けの仕事)や新潟へも幾度も新北陸線は
利用しております。
兄が金沢大学に入学したころは旧北陸線であったそうです。学生時代、妹と二人で夏休みに
金沢観光に誘ってもらい、初めて訪れた時には新北陸線でした。その頃兼六園の隣、金沢大学は
城址内にあって史跡、自然に恵まれた素晴らしい環境で羨ましく感じたことを思い出します。


北陸線トンネルの出口が「山中トンネル」。勾配が大きくスイッチバックがあって、
左のトンネルはそのための引き込み線。





トンネルは一番長い山中トンネル(1170m)から100mにも満たないトンネルまで
10カ所ほど残っています。




トンネル内は汽車の煙の煤けた様が残っており、水が上から滴り落ち、水たまりがあったり
します。





長いトンネルでも直線で対向の出口の明かりが見えたり、車のライトが見える場合は信号が
なく、途中でカーブして見通しがきかない場合は信号がついています。
それでも走っていると対向車が来ないかと心配にはなりました。



芦谷隧道





曲谷トンネル。




第一観音寺トンネルを過ぎると杉津(すいづ)駅跡。少し広々として敦賀湾を望む
ことができます。



 





車が通れる最後の葉原トンネル。

道路のすぐ隣は北陸自動車道、敦賀湾。

この先は北陸自動車道の下を潜ったり、北陸新幹線工事があったりで旧北陸トンネルを通る
道は消滅しておりました。






道は繋がっていないものの、敦賀側入り口の樫曲トンネル(87m)は残されています。




現在の北陸トンネル。「北陸隧道」の銘板がありました。





金沢方面へ向かう列車。





北陸トンネルを掘削中に湧きだした温泉を利用したトンネル温泉があり、ホテル、旅館も
ありますが、北陸、舞鶴方面を訪れた際の帰りによくお邪魔する敦賀インターチェンジすぐ近くの
日帰り温泉、「敦賀きらめき温泉リラポート」。 
美肌の湯と言われるアルカリ性単純温泉が豊富に湧き出しています。






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今年も越前岬のスイセンが満開と伝わり出かけました。

敦賀から山が海べり迄迫る若狭湾沿い、しおかぜラインを走り、海の景色を眺めるのも
楽しみの一つです。
わずかに土地がある場所に家屋と漁港が点在します。越前蟹やイカ、甘えびなどで
名高い地です。





多くの岩場にウミウなどが羽を休めています。



















一昨年頃、越前岬灯台の隣、水仙ランドは鹿に水仙を食べつくされ、イノシシはミミズを
求めて掘り起こし、昨年は壊滅状態でした。
1,5m程の鉄柵で囲われ、手入れのおかげで今年はだいぶ回復していました。
遊歩道へは鉄柵の扉を開けてお邪魔します。







スペインやポルトガル、地中海沿岸が原産地で日本へは平安時代末期と伝わり、シルクロード
から中国へ伝わり、海流に乗って日本海へ漂着したらしい。
水を好み、水辺に咲く花を仙人にたとえて「水仙」と名付けられたもの。


令和3年には越前海岸の水仙畑が花の栽培地としては初めて重要文化的景観に選定されました。

日本スイセンと呼ばれる種類です。




日本三大水仙群生地は、淡路島、越前海岸、南房総・鋸南町の3ヶ所。
寒さに強く、海風に晒される越前のスイセンは香りが高いと言われています。





水仙農家から出荷されますが、山間の広い畑も獣害から守る鉄柵で囲われています。





越前岬の突端、背後の高台の越前水仙の秘境と呼ばれる梨子ケ平(なしがだいら)。
江戸時代から続く古い集落と千枚田、日本海を望む絶景で知られます。





千枚田は今ではすべて水仙畑になっています。




観光パンフなどに使われる梨子ケ平の先から水仙畑、日本海、国道305号のトンネルに
使われていた自然のトンネル、呼鳥門を望む景色。




呼鳥門。風と波の浸食によりできた国道の自然のトンネルでしたが落石などがあり、すぐ左手に
2002年3月に呼鳥門トンネルが開通しています。













北陸特有のどんよりとした空の越前岬、寒さもあって何処も観光客は私一人でした。 


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立春後の晴天の日、今年もコハクチョウに出会えるのを期待して琵琶湖畔へ
出かけました。

西側、米原町から青空に映える伊吹山。




琵琶湖畔、後方は竹生島。



残念ながら、今年出会えたのはこの地の4羽のみでした。



昨年同じ頃の雪の日の琵琶湖内湖のコハクチョウ。


群れを成して飛ぶのはカモのみ。
   





琵琶湖畔の景色を楽しみながらさざなみ街道を長浜、彦根からなぎさ公園へ向かいました。


琵琶湖対岸の雪に包まれた比良山系との対比を楽しめるなぎさ公園の菜の花畑。

カンザキハナナ(寒咲花菜)という名前の早咲きの菜の花が、面積約4000㎡に
約12000本咲き誇っています。





















この後すぐ南、たびたび通ってはおります、琵琶湖大橋の全景を眺めてみました。





昭和39年9月の開通以来、産業経済、観光発展において大きな役割を担い、滋賀県の大動脈と
なっている有料道路です(普通車ETCで120円)。
国道477号は 守山市洲本町から大津市真野普門町まで15,4km、そのうち琵琶湖大橋は1,4 km。





大津からの琵琶湖観光船でこの橋の中央下を通ったこともありました。




琵琶湖西岸へ渡り、白髭神社へ。

近江最古の大社で、社記によると垂仁(すいにん)天皇の25年(第11代・2000余年前)
創建。
祭神は猿田彦命。白髪で白髭とされ、社名の由来にもなっている長寿神。


 






琵琶湖中に浮かぶ鳥居で有名です。
以前は湖畔から景色を楽しみましたが、国道161号を横断することになり、大型車両が
ひっきりなしに通過、突端で見通しも悪くて危険なことから通行禁止になりました。
以前は鳥居、琵琶湖をバックに大勢の方が写真を撮っておられたものです。
鳥居の先が琵琶湖唯一の有人島、沖島。




神社の近く手打ち10割蕎麦の店「しらひげ」で昼食。
琵琶湖の景色を楽しめるテラス席で美味しく頂きました。ただ若いころからの少食がさらに
進み、これが精いっぱい。




この後、菅浦近くの奥琵琶湖パークウェイ展望台から琵琶湖の景色を楽しみたかったのですが
雪のため通行止めで帰宅になりました。


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白川郷から東海北陸自動車、五箇山インターで降りて富山五箇山の菅沼合掌造り郷へ
向かいました。

平成7年(1995)に3集落、合掌造り郷がユネスコ世界文化遺産登録されました。
菅沼は庄川岸の狭い川岸段丘に9棟の合掌造りが残されています。今回も集落を見下ろす
ビュースポットからの景色を楽しんだのみでした。

農業ができるような土地もなく、林業、養蚕、加賀藩の硝煙造り、炭焼きなどを生活の糧として
生きて来られました。




岐阜から郡上、御母衣、荘川、白川などから通じる国道156号を名高い、こきりこの里を通り
国道304号に分かれ、むぎや節の里、五箇山和紙の里など旧五箇山街道の相倉(あいのくら)
合掌集落へ向かいます。

相倉もまず徒歩で10分程の全景を望めるビュースポットから。
相倉は戸数21、人口80人程、合掌造りは寺院などもふくめ24棟の合掌造りが残って
います。

相倉集落には民宿や食堂、民俗館などはありますが、「人の住む、生きた世界遺産」でも
あります。

40数年前、雪に覆われた民宿で泊り、白川郷をTV取材し、日本の原風景を紹介、
私達も経験したことのない感銘を受けたものでしたが、東海北陸自動車道が完成してから
村中が観光地化されています。

こちら相倉は半世紀近く前の白川郷を思い出します。




秋篠宮殿下も「世界で3箇所好きな所があります。その中の一つがこの地です」と述べられ、
学習院高等科時代より幾度も、ご家族でも訪れておられるようです。




 




民宿の窓。

 










村の中心部の「地主神社」。


天皇陛下は学習院高等科時代、地理研究会の研修で御来村、宿泊されました。
その際、五箇山の民謡団体が神社境内で演舞し鑑賞頂きました。

その折の感慨を平成3年(1991)の歌会始「森」をお題に歌われました。



雪に包まれて歌碑には近づけませんでした。 下は10年程前の写真。



無住の「相念寺」。




相念寺裏のビュースポット。雪でこれより上には進めず。




村中央の合掌造り群。




今年の合掌造り郷は例年の訪問に比し雪が少なく、道には積雪もなく、雪景色としては
少し寂しいところがありましたが、訪れた翌日には大雪警報が出て、東海北陸自動車道も
数日通行禁止になるなど運に恵まれた訪問ではありました。



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