旧北陸トンネル巡り    令和5年3月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

越前岬のスイセンを楽しんだ後、帰るルートに明治時代の鉄道遺産、旧北陸トンネル群を
敦賀へ抜けてみました。

1896年(明治29)に敦賀駅 - 福井駅間が開業し、同年に北陸線と命名された。


北陸線の敦賀~今庄間は1962(昭和37)に開通した全長13、870mの北陸トンネルが
貫いていますが、1972(昭和47)に山陽新幹線の六甲トンネルが完成するまでは日本
最長のトンネルでした。
旧北陸線は廃線になりましたが、多くが県道に活用され、地元の方が利用される道路
なっています。近代化遺産、国の有形文化財、日本遺産にも登録されています。

無人駅、南今庄駅からこの先が現北陸トンネル出口。
右隣の敦賀に通じる県道が北陸線線路跡。





県道を進むと、旧北陸線の大桐駅跡。県道沿いに駅のホームが残されています。

















私も観光、富山高岡(茶道具の銅器や釜類の買い付けの仕事)や新潟へも幾度も新北陸線は
利用しております。
兄が金沢大学に入学したころは旧北陸線であったそうです。学生時代、妹と二人で夏休みに
金沢観光に誘ってもらい、初めて訪れた時には新北陸線でした。その頃兼六園の隣、金沢大学は
城址内にあって史跡、自然に恵まれた素晴らしい環境で羨ましく感じたことを思い出します。


北陸線トンネルの出口が「山中トンネル」。勾配が大きくスイッチバックがあって、
左のトンネルはそのための引き込み線。





トンネルは一番長い山中トンネル(1170m)から100mにも満たないトンネルまで
10カ所ほど残っています。




トンネル内は汽車の煙の煤けた様が残っており、水が上から滴り落ち、水たまりがあったり
します。





長いトンネルでも直線で対向の出口の明かりが見えたり、車のライトが見える場合は信号が
なく、途中でカーブして見通しがきかない場合は信号がついています。
それでも走っていると対向車が来ないかと心配にはなりました。



芦谷隧道





曲谷トンネル。




第一観音寺トンネルを過ぎると杉津(すいづ)駅跡。少し広々として敦賀湾を望む
ことができます。



 





車が通れる最後の葉原トンネル。

道路のすぐ隣は北陸自動車道、敦賀湾。

この先は北陸自動車道の下を潜ったり、北陸新幹線工事があったりで旧北陸トンネルを通る
道は消滅しておりました。






道は繋がっていないものの、敦賀側入り口の樫曲トンネル(87m)は残されています。




現在の北陸トンネル。「北陸隧道」の銘板がありました。





金沢方面へ向かう列車。





北陸トンネルを掘削中に湧きだした温泉を利用したトンネル温泉があり、ホテル、旅館も
ありますが、北陸、舞鶴方面を訪れた際の帰りによくお邪魔する敦賀インターチェンジすぐ近くの
日帰り温泉、「敦賀きらめき温泉リラポート」。 
美肌の湯と言われるアルカリ性単純温泉が豊富に湧き出しています。






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