五箇山 合掌造り集落   令和5年2月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

白川郷から東海北陸自動車、五箇山インターで降りて富山五箇山の菅沼合掌造り郷へ
向かいました。

平成7年(1995)に3集落、合掌造り郷がユネスコ世界文化遺産登録されました。
菅沼は庄川岸の狭い川岸段丘に9棟の合掌造りが残されています。今回も集落を見下ろす
ビュースポットからの景色を楽しんだのみでした。

農業ができるような土地もなく、林業、養蚕、加賀藩の硝煙造り、炭焼きなどを生活の糧として
生きて来られました。




岐阜から郡上、御母衣、荘川、白川などから通じる国道156号を名高い、こきりこの里を通り
国道304号に分かれ、むぎや節の里、五箇山和紙の里など旧五箇山街道の相倉(あいのくら)
合掌集落へ向かいます。

相倉もまず徒歩で10分程の全景を望めるビュースポットから。
相倉は戸数21、人口80人程、合掌造りは寺院などもふくめ24棟の合掌造りが残って
います。

相倉集落には民宿や食堂、民俗館などはありますが、「人の住む、生きた世界遺産」でも
あります。

40数年前、雪に覆われた民宿で泊り、白川郷をTV取材し、日本の原風景を紹介、
私達も経験したことのない感銘を受けたものでしたが、東海北陸自動車道が完成してから
村中が観光地化されています。

こちら相倉は半世紀近く前の白川郷を思い出します。




秋篠宮殿下も「世界で3箇所好きな所があります。その中の一つがこの地です」と述べられ、
学習院高等科時代より幾度も、ご家族でも訪れておられるようです。




 




民宿の窓。

 










村の中心部の「地主神社」。


天皇陛下は学習院高等科時代、地理研究会の研修で御来村、宿泊されました。
その際、五箇山の民謡団体が神社境内で演舞し鑑賞頂きました。

その折の感慨を平成3年(1991)の歌会始「森」をお題に歌われました。



雪に包まれて歌碑には近づけませんでした。 下は10年程前の写真。



無住の「相念寺」。




相念寺裏のビュースポット。雪でこれより上には進めず。




村中央の合掌造り群。




今年の合掌造り郷は例年の訪問に比し雪が少なく、道には積雪もなく、雪景色としては
少し寂しいところがありましたが、訪れた翌日には大雪警報が出て、東海北陸自動車道も
数日通行禁止になるなど運に恵まれた訪問ではありました。



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