親子関係を改善したい！というご相談で
来てくださる方で
「みんなもっと、放任なんですよね？」
って聞いてくださる方は多い。
自分は、干渉しすぎてるのかな？
過保護なのかな？
もっとほっといたらいいのかな？って
不安になりますもんね。
私の印象では、
「放任なんです～」って言っているおうちも
言葉ほど放任ではないと感じてます。
つまり、まったくの放ったらかしだったり
子どもが何してるか全然知らないです！
みたいなことはないのです。
そこそこのおうちで一定のルールがあり
その中での自由とか
子どもの意志決定が尊重されているような感じ。
たとえば
お小遣いが月に3000円なら、
その使い道は、本人の意志と自由が保証されてる、
みたいな感じかな？
全額をゲームに課金しようが
大切にとっておこうが
親は口を出さない。
そして、この一定のルールは、
お子さんの育ち具合とか
それぞれの性質とか特性とかに合わせて
各家庭で違ってくる印象です。
お小遣いの例だと
月に3000円なのか
週に500円なのか
そもそもお小遣い制ではなく
その都度必要なときに渡すのか
試行錯誤の上に
練られたルールが採用されてます。
なので、「放任」って言ってても
かけるところにはみなさん手をかけているし
少しサポートがいるところには
ちゃんとサポートをしている方が多いです。
ただ、どこか少しでもいいので
本人が自分で自由に決められる部分とか
自己決定ができるようなところを
うまく作れるかどうか。
自己決定できる部分があまりに少なかったり
全くないような状況だと
ちょっと過干渉に寄っていってしまうのかな。
自己決定っていうと大げさに聞こえますが
夕飯のふりかけを自分で決めるとか
お風呂あがりにはくパンツを自分で選ぶとか
そんなささいなレベルで取り入れつつ
場面を増やしていったらいいと思ってます
なので、
よく放任って聞くしもっと放っておかないと！！
とは思わなくていいんじゃないかなぁ。
そうじゃなくて、
子どもの意志に任せられるところ
自分で決められるところを少しずつ
増やしていくことが大切な気がします。
そしてこの増やし方は
それぞれのお子さんによって違うのです。
カウンセリングでは、
この「意志決定を増やしていく」を
一緒に考えて実行していきますよ
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