読み書きが苦手で
勉強ができなかった長男さん。
 

努力するも報われず、荒れていきます。

 

 

そんなとき学校で

国語の先生から執拗に注意されたことで

感情を爆発させ、

 

トラブルに発展。

 

 

学校からは「こちらは一切悪くない」と

言われ続け、

当事者である国語のM先生は雲隠れ。

 

 

親子で相談して

学校をボイコットすることに決め、

欠席連絡を入れたある朝、

偶然にも電話口にM先生が出ます。

 

 

 

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右学校とはどこまでも平行線~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかったときの話⑥~

 

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右激しい夜泣きに悩み、小さな違和感に気づかないふりをし続けた赤ちゃん期

 

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右長男くんシリーズのリンク集♪~発達グレー×不登校×フリースクール×通信制高校~ 

 

 

 

 

 

 

「2年の野村です」と名乗ると、

大きく息をのむM先生。

 

 

私は、こみ上げてくる怒りとか、

悔しさとか、悲しみとか、

 

その他名前のつかない雑多な感情を

すべて抑え込んで、

こう尋ねました。

 

 

なにか、私に言いたいことはありませんか?

 

 

息をのむ反応からして、

私が誰であるかは気づいているはずです。

 

 

 

しばらくの沈黙のあと、

 

あの、私の思いとしては・・・

国語ができるようにと、興味をひかせないとという思いで・・

 

 

 

 

やっぱり、謝罪の言葉はありませんでした。

 

 

学校という職場が

教員に対してどのような教育をしているのか、

私は知る由もありません。

 

 

でも、少なくとも私が

これまで働いてきた職場では、

 

どんなに自分には落ち度はない

という自負があっても、

 

相手方にご迷惑をおかけすれば

まずは謝罪するというのが常識でした。

 

 

よかれと思ってやったことでも、

結果相手が気分を害したり、

不利益を被ったりすれば、

 

やっぱり謝罪はいると思うのです。

 

 

 

 

 

どっちが悪い、悪くないという話ではなく、

「不快な思いをさせたことをちゃんと自覚しています」という

意思表示であると思うし、

 

「不快な思いをさせたという自覚」をしていると

分かるからこそ、

 

不快な思いをさせられたほうも

「いいですよ、大丈夫ですよ」と

言えるのではないかなぁと・・。

 

 

不快な思いをさせられたとき、

何に一番腹がたつかって、

相手がまったくそのことに気づいていないとき

だと思います。

 

 

 

気づいていないだけならまだましで、

「こっちは悪くない」と主張されると、

 

許せるものも許せなくなるのは

よくあるケースではないでしょうか。

 

 

 

 

 

そして、この時のM先生の発言。

他にも突っ込みドコロが満載です。

 

 

国語ができるように、興味をひかせるために

とか言っていたんですが・・

 

興味なくて

できないわけじゃないから。

 

 

 

それに、

 

注意されたり

怒られたりすることで

勉強に興味持つ子がいたら

会ってみたいわ。

 

 

 

自分の思いだけに基づいて、

まったく根拠のない関わりをしていた

ということはよく分かりました。

 

 

 

 

 

なんか、こんなしょうもない

先生の思いのために、

 

しんどい思いをし、

学校という居場所をなくし、

戦っているのかと思うと

ただただ脱力。

 

 

 

長男は小学校の頃から学校がしんどくて、

それでも休み休み、

なんとかつながってきていました。

 

 

そのぎりぎりの努力で

つながってきた細いつながりを、

最後にぶった切ることになるのが

まさか先生とは。

 

 

しかも、先生の思いなんていう、

ほんっっっとにしょうもないもののために。

 

 

 

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学校側が繰り返し主張してくる

「正しい思い」の中身が

うすっぺらすぎて泣けます。

 

正しい思い=怒って興味ひかせようとした??

 

って解釈であってるんだよね。

M先生自分で言ってるし。

 

 

なんだかそれだけで

どっと疲れが出たんですが、

 

私はもうひとつだけどうしても聞きたいことがありました。

 

 

 

 

 

先生、いじめってどんな定義か

知っていますか?

 

えっ?いじめですか?知ってます。

私だって勉強してますから。

 

言えますか?

 

・・・

 

相手も関係性も回数も問わないんですよ。

された方が精神的に苦痛を感じればいじめです。

 

・・・

 

今回の先生の行為、

今の話を聞いてどう感じますか?

 

・・・(泣く)

 

 

 

 

 

ええーーーー滝汗

なんも言わずに泣かれました・・・滝汗

 

 

泣きたい事態なのこっちなんですけど・・

 

 

きつい言い方は決してしていないし、

怒ってもいないのに、

泣いて何も言わない・・・

 

 

自分は執拗に注意をしていたくせに、

自分がちょっと言われると、

この打たれ弱さ・・・

 

 

 

 

 

この日の夕方に、

担任のN先生から電話がありました。

 

 

お母さん、

今日もしかしてM先生と話しました?

朝からお母さんにいじめられたって

職員室で号泣して、

大変だったんですよ。

 

 

私は悪くないのに!ってあまりに言うので、

生徒によって指導は変えないといけないし、

同じことを伝えるにも言い方も工夫しないといけないって話を

したんですけどね。

それにも『なんで私がそんなふうに言われなくちゃいけないんですか!』って

キレてしまって。

まったく通じなくてね。

同じような事態が起こらないように、

なんとか指導しようとしているんですけど、

うまくいかないんですよ・・

 

 

なんかもう眩暈と頭痛で倒れそうでした。

 

 

私がいじめたことになってるのか・・ゲロー

 

 

 

そして20年以上キャリアが上の人に

そんな態度をとれるんだなぁ・・

(国語のM先生は20代後半、

担任のN先生は50代です。)

 

 

もう起こってしまったことなんだから、

そこから学ぶしかないのに。

失敗をみとめ、そこから学べるか。

それが対人援助職に一番大切な資質だと私は思います。

 

 

 

やっぱりもうしばらく

学校には行かせられないな。

という決意を新たにしました。

 

 

 

続きはこちら

発達障害グレーゾーンを本人に告知したときの話

 

 

【長男シリーズ・中学校時代編目次】

ピンク薔薇コロナ禍に翻弄されこれまでの生活が崩れていく・・長男くんの中学校時代① 
ピンク薔薇「ふつう」を目指す努力~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかった時の話①~
ピンク薔薇努力は報われない~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかったときの話②~
ピンク薔薇「ふつう」を夢見ることすら許されない~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかったときの話③~
ピンク薔薇ぼろぼろに傷ついて、居場所をなくした~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかったときの話④~
ピンク薔薇一歩もひかず戦う決意をする~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかった時の話⑤~
ピンク薔薇学校とはどこまでも平行線~親子で「ふつう」になりたくて、すごく苦しかったときの話⑥~
ピンク薔薇発達障害グレーゾーンを本人に告知したときの話 

 

 

 

 

 

 

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