発達特性のある子の将来を考えるとき、
自分の強みを知り
それを生かせる環境に身を置くこと
がとても大切だと思っています。
苦手なことは助けを借りながら、
得意なことで社会貢献をする
ということが、発達特性のある人の
自立＝自律のスキルです。
もし、我が子の発達障害に気付いて、
得意なことが分かっている場合。
得意なことでは誰にも負けない！
というくらいにまで
得意なことをどんどんやらせてあげてください
人間は間違い探し・欠点探しが好きな生き物です。
さらに日本人はバランスのよい人間が好きなので
ついつい苦手を伸ばして
バランスをとりたくなってしまいます。
しかし、発達特性のある子に対しては、
凸凹をならすより
凸をどんどん突出させる
ように関わるのがおすすめです
学校ではある程度の
苦手の底上げに取り組まなければならないかもしれません。
でも家庭では、
苦手なことには目をつぶり、
得意なことを応援してあげて、
「うちの子天才！
」くらいの勢いで
たくさんたくさんほめてあげてほしい
と思います
発達特性のある子は、
もともと苦手なことが目立ちやすく、
「みんなみたいにできない・・」
「がんばってるのになかなかうまくならない・・」
という思いを抱えてしまいがち。
幼少の頃から延々とその状況が続くため・・
自分を嫌いになってしまったり
自分に自信がなくなったり
自己肯定感が低くなってしまうお子さんが
とても多いんですよね。
得意を応援する！とはよく聞くけれど、
苦手なこともほんの少しでいいからできたらいいな〜
というのが親心。
でも、
自己肯定感の育っていない状態では
苦手なことを頑張るのはしんどいですよ。
見るのも嫌、完全拒否、泣いて癇癪を起こす
ということになってしまいます。
苦手なことを少しでも頑張れる下地を作るためにも、
まわりの大人が得意なことをどんどん応援し、
たくさんほめてあげることが大切
自分のことがちょっと好きになれたり、
お父さんお母さんにほめられたり
友達から１回でもスゴイ！って言われたりすることで
心に自己肯定感が貯金されていきます
貯金がたまってくると、あら不思議！！
あんなに嫌がっていたのに、苦手なことも少〜し、
やってみてもいいかも・・
という気になってくるんですよ！
まずは得意なことをどんどん伸ばして、
たくさんほめることから始めてみてくださいね！
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