群馬県桐生市から、
車で2時間掛けて川越までやってきたそうです。
展示したパネルを使って、
桐生市の街並を詳しく教えてくれました♪
桐生で最も大事な場所は天満宮。
天満宮に続く門前の道沿いにあるのが、
歴史的な町並が残る本町一丁目と二丁目。
川越市と桐生市、
話しを聞けば聞くほど
共通点が多い事が分かります。ヽ(゚◇゚ )ノ
まず、桐生の本町一丁目二丁目と、
川越の一番街商店街は、
どちらも
「伝統的建造物群保存地区」に指定されてる!
(↑あの古い建物、川越にもありそうな佇まいですね(*^o^*))
そしてどちらも昔
織物産業が盛んだった!
そんな共通点がある両市の有志が
8年前に手を結びます。
二つの街を繋げたのが
川越織物市場の会。
川越に残る、織物の取引所だった建物を守っている会です。
ある時・・・
「織物で栄えた桐生の古い町並を見に行ってみよう」
桐生を訪ねて行った事が縁で、
「同じ共通点がある町同士、一緒に何かやりたいね」
川越と桐生が織物で手を結んだ瞬間でした。
あのイベントはもともと、
「歴史的な町並」と「織物産業」、
両市の共通点が元にあったんですね♪
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
川越の織物市場で開催された・・・
普段は見る事ができない川越織物市場ですが、
ここに桐生から
たくさんの織物製品が並んだイベントが
開かれていましたよ♪ヾ(@°▽°@)ノ
毎年この時期に開催されていて、
今回が8回目だそうです。!
織物の方がそうなのか、
桐生の方がそうなのか分からないけど、
みなさん話しをたくさん聞かせてくれました。!
ありがとうございます。
1聞くと10返ってくる、みたいな。(*^o^*)
冒頭の、町を説明してくれた方は、
20くらい返ってきましたよ。(笑)
せっかく川越に来たんだから、
桐生の事を知ってもらいたいという気持ち、伝わります。!
見てると桐生の生地は、
女性が好きそうなものが多いので、
ちょっと紹介しますね♪
TVショッピング的に見てください。(笑)
「さあ、こちらのお店見てください♪
わあ、素敵なものが並んでますよね~!
見て下さい、こちら・・・」
「春らしい明るい色が揃ってますよ!
ぜひ手にとってこの肌触りご確認ください♪」
「↑こちらのストールは綿100%。
首もとのアクセントにいかが??¥1200」
「外国製は安くて国産が高い、な~んて一概に言えないですよ。
↓こちらのストールは・・・」
「綿100%で¥1980、なんとイチキュッパです!ヽ(゚◇゚ )ノ」
と、営業マン的に紹介してみました。w
桐生の織物って、そんな高くないと思いました~。
ストールもピンクのカーディガン?も¥1700くらいだったし。(*^o^*)
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
このイベントには
織物だけでなく、
桐生からこういう方も一緒に来てましたよ♪
おばあちゃんの手作りの品々(*^o^*)
全部一人で作ったものなんだって!
80歳現役バリバリです。
そして、面白いワークショップもあって。
それは・・・
桐生の綿を使った
「布ぞうり作り体験」!
こういうぞうりが作れるって楽しいな、
やってみようかなと思ったんだけど、
完成まで3時間掛かるそう。。。(笑)
き、気合が必要です。(*^.^*)
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
織物というキーワードで繋がり、
これまで8回も開催されている
「買場紗綾市in川越織物市場」。
桐生も川越も、
古い物を守ろうとする人たちは、
どの町でも熱いなと思いました。(*^o^*)
川越の織物産業は廃れたけど、
取引所として使われたこの建物を
守っている会があり。
桐生は、外国製に押されつつも
今でも織物産業が続いている。
両市の共通点って
町が似てるだけじゃなく、
同じように
古い物を守ろうとする人たちがいる、と
付け加えたいヾ(@°▽°@)ノ
最後に・・・
このイベントの舞台になった建物、
川越の「織物市場」の話しをちょこっと♪
会の方に聞いたので紹介します。
川越織物市場は、
明治43年に開場。
織物の問屋、取引所として、月に6回ほど定期市が開かれていました。
(建物の中は当時のまま。ここで買い手と売り手が取引してたんですね!)
大正8年に、市場としての機能を終了しますが、
ここからの建物の変遷が面白いとこ。(*^o^*)
歴史の荒波に揉まれます。(笑)
市場としての使命を終えた建物は、
その後昭和10年くらいまで
なんと!
住居として使われていた!ヽ(゚◇゚ )ノ
今で言う・・・アパートです。(笑)
(この中庭で、子どもたちが遊んだりラジオ体操していたと♪)
取引所の建物だけど、
当時としては立派なアパートだったんじゃないでしょうか。(-^□^-)
織物市場が盛んな地域、例えば
桐生や秩父、八王子、足利には
同じような織物市場が建てられました。
が、
こんなに完全な形で残ってるのは川越だけだそう。
織物市場は現在、
月一くらいで公開されるので、
機会があれば中に入って
昔の織物産業に思いを馳せてください♪
古い建物だけど、
賑やかだったんだろうなって名残がまた
想像力を刺激します。(*^o^*)
ちなみに・・・
この織物市場、建てられた当時、
桐生の買い場通りの町並をモデルにして
作られた事が分かった。
川越と桐生。
8年前に繋がったもっとずっと前に、
そんな繋がりがあったんですね。(*^o^*)
歴史散策も楽しいです♪