皆様、こんにちは。
小川鍼灸整骨院のスタッフブログです。
昨日から杭全神社の夏祭りが始まりだんだん夏らしくなってきました。子供達もお囃子が聞こえてくるたびに窓からのぞくのがお約束になっています。
最近ニュースで手足口病が流行しているのを耳にしました。
そこで今回は、手足口病をテーマにお届けします。
子供がまだ小さい頃、よく手足口病という病名を耳にしましたが幸い感染することはなかったのでどのような病気かわからないままでした。
夏風邪「手足口病」とは?
風邪というと、寒い時期にひくものというイメージがありますが、暑い夏でも風邪をひくことがあります。
インフルエンザウイルスのように低温低湿の環境を好むウイルスや高温多湿の環境を好むウイルスもいます。高温多湿時に元気になるウイルスが引き起こす風邪が、いわゆる夏風邪です。
三大夏風邪
*「手足口病」
*「ヘルパンギーナ」
*「プール熱(咽頭結膜熱)」
手足口病とは、名のとおり、手のひら、足の裏、口の中に痛みをともなう発疹が現れる夏風邪です。発疹は米粒大でやや盛り上がっており、水疱化するものもあります。
また、かかった場合、3割程度は発熱をともないます。
手足口病にかかるのは乳幼児が多いですが、子どもだけがかかるのでなく、大人でもかかるので注意が必要です。
大人がかかると症状が重めに
実は、手足口病は、子どもよりも大人のほうが、症状が重く出やすいことが特徴です。
まず、発疹の痛みは大人のほうが強く出ます。とにかく痛く、足裏などにひどく出ると歩けないほどになります。また全身倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛などの症状が出ることがあります。
また、1度かかって免疫ができても、何度もかかる場合もあります。それは、手足口病といっても、ウイルスがいくつもあるからです。
手足口病は、かかった人の咳、くしゃみなどから感染する飛沫感染で、ウイルスの侵入門戸は口であるため、発疹も口内が最初と考えられます。
口の中の発疹は口内炎と同じような感じなので、「口内炎ができたなあ」と思っていたら実際には手足口病だった、ということもよくあります。
また、発疹が、手足口以外にひじ、ひざ、お尻などに見られることもあります。
危険な合併症につながることも
手足口病は、抗ウイルス薬はないため、かかった場合は、熱を下げたり、発疹の痛みを抑えたりする解熱鎮痛剤による対症療法が中心となります。
多くの場合は、一週間程度で治りますが、なかには「髄膜炎」「小脳失調症」「脳炎」といった中枢神経系の合併症や、「心筋炎」「神経原性肺水腫」「急性弛緩性麻痺」などを引き起こすケースもあります。高熱が続いたり、頭痛、嘔吐などの症状が見られたりした際は、すぐに医療機関を受診してください。
自律神経失調症、関節痛、肩こり、神経痛等でお困りの方はぜひ当院にお越し下さい。
筋膜治療や電気治療、鍼灸治療、整体、アロマ治療等患者様の症状に応じて最適な治療をご提案します。
当院は地下鉄南巽駅より徒歩1分のところにありますので、通院にとても便利です。
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