皆様、こんにちは。
小川鍼灸整骨院のスタッフブログです。
新型コロナウイルスに罹患された方、および関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
全ての方が、心穏やかに過ごせる日々が戻ってきますことを心より願っております。
女性の方が月経前にイライラしたり、身体が重だるく、気持ちが落ち着かないなどの症状で悩まれている原因は、月経前症候群（ＰＭＳ）かもしれません。
今回は「月経前症候群（ＰＭＳ）」の症状について調べてみました。
月経前症候群（ＰＭＳ）ってなに？
月経前の３～１０日間続く精神的・心身的な症状で、月経開始と共に軽快もしくは消失していくのが特徴です。
女性の８割以上の方がＰＭＳを経験しており、９割以上の方がＰＭＳについて悩みを持っていると言われています。
しかし、ＰＭＳを知っているという男性は１割ほどしかおらず、男性にはまだまだ理解が進んでいないという事が言えます。
ＰＭＳの症状は？
・にきびなどの肌荒れ・むくみ・体重増加・胸の張り・肩こり・頭痛・腰痛
・眠気や睡眠障害・食欲不振や過食
・冷え・だるさ・めまい・イライラ・情緒不安定・気分の落ち込み・うつ状態・集中力の低下など
症状の種類や程度、期間などは個人差が大きいのも特徴です。
精神的症状が強くて生活に支障を来す場合は、月経前症候群（ＰＭＳ）ではなく、月経前不快気分障害（ＰＭＤＤ）の可能性もあります。
ＰＭＳの原因は？
はっきりとした原因は分かっていませんが、排卵後から月経前にかけて分泌される黄体ホルモンのプロゲステロンは妊娠しやすいような体の動きを起こします。
その為、体温上昇や水を溜めこみ、腸の動きを抑えるなど、妊娠初期と似たような体を作りだす為、症状が出ると考えられています。
ＰＭＳの対策方法は？
まずは薬に頼らず生活習慣の改善を試み、症状を把握することから始めて下さい。
症状を日誌に付けたり、最近はアプリなどの活用も便利です。
記録する事で症状を理解し、対処に役立てることができるようになります。
薬での治療は避妊薬として使用されている低用量ピルを服用するのが効果的と言われています。
頭痛や腹痛には鎮痛剤、むくみなどには利尿剤、精神的症状には精神安定剤など症状を和らげるための対処療法があります。
また、漢方薬や認知行動療法などもありますので、まずは医療機関を受診して、医師とコミュニケーションをとりながら自分に合った対策法を見つけて行きましょう！
月経前症候群（ＰＭＳ）は私自身ずっと悩んでいましたが、通院している友人のアドバイスで「病院に行ってもいいんだ」と思い、今現在も通院中で薬での治療を行っています。
私自身、症状が軽くなったからこそ「月経前、月経中の症状は我慢するもの」ではないと思いました。
まずは自分の症状に合ったケアを行いつつ、症状が重い時は医師に相談することも必要です！！
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