風土記の丘資料館その他の展示【房総のむら】 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

連日の世界水泳テレビ観戦!世界新記録連発で興奮します!
日本の水泳選手たちって個人種目なのにチームワークいいなぁ!
って、これまでオリンピック等の世界大会を見て思ってたけど
今回は解説陣の方がチームワークの良いような、、(笑)
博多華丸大吉さんも馴染んでてさすがです。
そんな世界水泳もそろそろ終わりかな。
まだまだ猛暑は続くのに、、涼が無くなってしまうアセアセ
皆様も独自の【涼】を見つけて暑さをやりすごしてね。
日々、お疲れ様ですニコニコ


さて、

6月に訪れた千葉県にある【房総のむら】ネタ、

いよいよラストです!


園内にある風土記の丘資料館。

周囲の古墳とその出土品を合わせて紹介しましたが
 下矢印 


 




その他の展示物をご紹介!

龍角寺古墳群メインの1階展示室を上から見たとこ。


浅間山古墳の石室の存在感っ爆笑


1階展示室を見下ろす2階の通路沿いには


石製品がたくさん展示されてますラブ


石材産地地図!

関東周辺はいろんな石材の産地。

石材だけでなく


土偶もラブ

関東地方で出土するみみずく土偶や山形土偶!


早期のまだ抽象的な形の土偶も。


石棒&石剣!


結晶片岩っぽいかな〜。


石枕!

古墳に埋葬される人の頭部に置かれたものです。

石花といって小さくて可愛らしい花状の飾りも。

石枕は全国で120ほど出土例があるけれど

そのうち半数が千葉から出土しているってびっくり

マジか!千葉ってそんな石枕大国だったとは。

滑石製っぽいけど石材産地はどこだろー!?


2階の奥にある第2展示室。


千葉といえば縄文時代も濃いっ!


1万年以上続いた縄文時代の土器編年。


この編年表欲しいわぁラブ

中央の展示には


堀ノ内式、加曽利E式、勝坂式、、

縄文土器を代表する土器が。


ほんと、、縄文土器の型式も

ちゃんと覚えたいなーチューアセアセ


弥生時代の展示。

こちらは壺棺。


亡くなった人を1度葬り、

白骨化したあとで骨を埋納する再葬墓の容器お願い

その他の弥生時代の土器たち。


ここにもおりました!

東海系の台付甕下矢印!ほんとどこにでもおる爆笑


弥生時代の東海系の人々の行動範囲の広さよ!

一緒に旅したいわ船キラキラ(笑)



古墳時代前期の有段口縁壺。

同じ時代、

畿内では円筒埴輪が古墳の周りに建てられていたが

房総ではこうした壺を古墳に並べていたそう。

なるほど!そういうことかびっくりハッ

以前、茨城県の大洗の古墳展でも

有段口縁壺がたくさんあったのよ!

下矢印下矢印下矢印 


似た形の二重口縁壺が

全国の同じ時代の古墳の周濠などから出土するけど

ここのは埴輪として並べられたってことなのね!

勉強になりましたお願いキラキラ




って、普通に二重口縁壺もあるやん爆笑


弥生時代上総と下総であった地域差を飛び越えて

東海系、近江、機内などからの古墳文化が

続々と流れ込んできた様子が

土器からよく分かる展示です!
 
関東で畿内系のタタキ甕に会うと

ゾクゾクしますねラブ


おおっ!


三角縁神獣鏡までキラキラ



成田市の古墳時代前期〜中期の玉造遺跡!

滑石は今の栃木や群馬からのものらしい。

先程の石枕もやっぱそうなのかなキョロキョロ


展示室の隅に祭壇のように展示されていた


畿内型埴輪と人物埴輪の出現コーナー。


古墳時代前期〜中期初頭には

東海地方などを経由して得た情報をもとに

作られていた埴輪。

それが中期になると

明らかに畿内の埴輪工人が関与した

規格性のある埴輪が作られるようになったそう。


房総は独自の文化圏のようで

各時代に新たな文化が流入してきた様子が

よく分かる展示で

めちゃめちゃ勉強になりました爆笑キラキラ

資料館の外には


瓢塚41号墳、龍角寺108号墳の石室が

移設されておりました。


また何か企画展があったら

訪れてゆっくり見学したい資料館でした!

オススメです!

、、、次は房総のむらを通らず直接資料館へ行こ(笑)

   風土記の丘資料館


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