日本一の方墳!?一周何歩でしょう!岩屋古墳。千葉県栄町。 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

6月に訪れた千葉県にある房総のむら。

昔の町並みや農村を復元した巨大公園です!

風土記の丘資料館もあり、

園の内外に龍角寺古墳群のたくさんの古墳も!

   




今回は資料館と有名な古墳だけ巡りました。

最後に紹介するのはこちら



岩屋古墳!
 


綺麗な方墳ですねおねがい

龍角寺古墳群でも1番有名な古墳かも。

龍角寺古墳群では最期の前方後円墳、浅間山古墳が築造されたあと、主な古墳は方墳に変わるそうです。
岩屋古墳は3段築成で、2重の周濠を持ち、高さ13.2m、1辺78mの方墳で、墳丘が残る方墳としては全国一の規模をほこります。
また、築造された7世紀のものとしては推古天皇陵よりも大きい最大規模なんだそう。



いざ!古墳へランニングキラキラ

岩屋古墳は房総のむらの外にあります。

近くに駐車場があるので見学しやすいです車



古墳へ向かう道の途中に


あら?埴輪片びっくりハッ

近くに行ってみると

その大きさに圧倒されます目キラキラ

墳丘へは立ち入りできないようでした注意


岩屋古墳には

西石室東石室の2つの石室があります。


写真左側が左矢印西石室、右側から東石室右矢印です。


まずは内部の様子が見学できる西石室。


整然と積まれた綺麗な切石!

ですがね、、これ


木下化石層と呼ばれる印旛沼当たりて採れる石で

近くで見ると


貝化石が大量に含まれた
砂岩なんです。

はい、、集合体恐怖症というのかな

小さなものがワチャワチャと集合したものが苦手!

直視できないやつっ笑い泣きアセアセ!!

ほんま、虫が苦手とか暗闇が苦手とか、貝化石層が苦手とか、古墳巡りに向かない体質っ


浅間山古墳など前方後円墳の石室は

筑波山の結晶片岩が使われてますが

方墳に変わるとともにこの砂岩に変化したそう。

※岩屋古墳でも天井石や入口付近の石など人目につきやすい部分には一部結晶片岩が使われています。


石材が変われば石室の形も変わり



かなり高さのある積石の石室になってますびっくりキラキラ

奥行きは4.8mもあります。

柵の隙間から撮影スマホハッ

ゴールデンウィークあたりに石室公開があったそうです。
いいなー!


東石室は中が見学できないようになってます注意


西石室よりやや広く、

西石室と違うのは

何体もご遺体を埋葬する追葬が行われたと思われる

割石が敷設されている点で、

こちらの方が遅くまで利用したと考えられています。


さて、グルリと古墳の周りを一周してみようランニング!!

日本一の方墳ってことなので

久々に

一周何歩でしょうクイズ!

ではスタート!


古墳の大きさもさることながら

梅雨時期の不穏な空と

草の勢いがなんとも圧を感じさせます(笑)


方墳なので、、

あとで見返してもどこの写真なのか分からずガーン


では、一周何歩だったでしょう!

1、約500歩
2、約750歩
3、約1000歩

ちなみに日本で3番目に大きな前方後円墳は下矢印
 


約2500歩でした。


岩屋古墳のお隣にも古墳がありまして


龍角寺104号墳。


こちらも方墳!

一辺34m。
横穴式石室が南側に位置し、南東側に開口しています。床材を除き貝化石の砂岩が使われているそうです。
人骨、直刀、砥石、馬具と思われる金具、長頸壺が発見されています。
岩屋古墳に先行して造られたと考えられています。



龍角寺古墳群はまだまだたくさんの古墳があるので

資料館で何か企画展でもあったら

他の古墳も回ってみたいですウインクキラキラ

 


 

  これまで巡った古墳