資料館で圧倒的存在感復元石室!龍角寺111号墳浅間山古墳。 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

大阪に戻ってようやくのんびりテレビを観ました。
旅中はネットニュースや観たいドラマだけスマホで観てたので。
久々に家でテレビをつけたらプロ野球のオールスター野球
やっぱオールスターは勝ち負け関係なく観てて楽しいー!
勝ち負け関係なく、、いや、セ・リーグもうちょい(笑)
と、セ・リーグファンですが、
松坂世代のソフトバンクの和田毅選手の登板に感動っ!
この方、老けないの!?(笑)いつ見ても爽やかっ!
そして、バット軌道が見えないほどのマンガみたいな
ものすんごいホームランを打った柳田選手を見て母の一言、、
「髪、三つ編みしたろか〜」(笑)ってそこっ爆笑!?



ブログはしばらく関東滞在中のお話。

6月に訪れた千葉県にある房総のむら。



資料館と合わせて見学すると面白いです爆笑キラキラ

前回紹介した龍角寺101号墳に続いて
 


今日紹介するのは地図の右寄りにある前方後円墳、

龍角寺古墳群111号墳である浅間山古墳です。


現地はこんな感じ。


丘陵の縁にあるせいかものすごい高さを感じます。


七世紀後半築造。全長77.6〜78.0m
後円部の高さ8m

この石段が


後円部なのですが、、

もっと高さを感じますびっくりハッ

薄暗がり、迫りくる緑、虫の気配、、
またまたビビリを発揮して、墳頂まで登らずでした泣き笑いアセアセ


資料館の解説を見たら


墳頂部に浅間社を祀った土盛り、とあるので

さらに高さが増して高く感じるのかもびっくりハッ


龍角寺古墳群の中で最大にして

最後の前方後円墳とのこと。

そんな浅間山古墳ですが

房総のむらにある風土記の丘資料館のなかで

  
圧倒的な存在感を放っていたのが

この浅間山古墳の石室の復元っ!


でかー爆笑キラキラ!!!!

奥行き6.7mもあるそう!

筑波山の絹雲母片岩を使った板石の横穴式石室!

一人暮しなら軽く住める大きさです(笑)


手前から

羨道(入口部)・前室・後室の3部分に分かれてます

写真で奥行きが分かるかな?


羨道(入口部)・前室・後室、、

住むなら玄関、リビング、寝室ってところでしょうか、、
違うか(笑)


それぞれの部屋のつなぎの入口が

中心より写真の左側によっています。

左矢印左矢印 


これは



漆塗りの棺が前室の右部分にあったため

と考えられています。

漆塗りの棺は

王族や身分の高い貴族に用いられた高貴な棺で、

東国には埼玉県行田市の八幡山古墳にしか

例がないそうです。
 

  八幡山古墳を訪れたブログ



後室の棺は作り付けなんだって。



八幡山古墳に行ったときも思いましたが

結晶片岩製の巨大石室、、マジで住みたいラブ


石室は平安時代には盗掘されていたそうですが

高貴な方が身につける


金銀の冠飾りやまじかるクラウン乙女のトキメキ


金銅製の馬具馬キラキラが見つかったそうです。

金銅製馬具は仏教文化の影響を受けた模様があり

仏師など仏教美術に携わったものが

製作に加わったと考えられています。


古墳の副葬品といえど時代は飛鳥時代だもんなー!


この金銅製毛彫馬具の分布図



ほとんどが関東から見つかっているそう。

東北へ向う道中の国々の首長に

東北進出を図る王権によってもたらされた

勲章だったのかも乙女のトキメキ?とのこと。

今の群馬にあたる地域は古墳から出土、
千葉・茨城は集落から出土している地域差が気になるっ!


古墳の現地は

今はひっそりとした神社ですが


巨大石室や金銀の副葬品が眠ってたんですね。

これだから古墳巡りはたまらんのよ爆笑キラキラ
 
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  これまで巡った全国の古墳


14年前の今日のブログ 

14年前もカレーをたくさん食べてました(笑)