先日の関東滞在。
少しでも涼しい場所を探して
千葉方面へ走ってみました
千葉県の海沿いの街、旭市。
せっかくなのて近くの古墳を検索
畑に囲まれた昔ながらの住宅地の中に
神社っ
いにしへから地域の皆様に大切にされてきたのね
という雰囲気の神社。
この神社自体が古墳のようです。
大塚原古墳。
古墳というか、、
おおおっ。なんと高貴な方のお墓だったとは！
説明板を簡単にまとめると、、
近江国に王朝があった近江王朝時代におこった壬申の乱。敗れた大友皇子の妃「耳面刀自媛」は戦乱から逃れて、父、藤原鎌足の出身地鹿島へ海路向かいました。その途中、九十九里の海岸に漂着し病にかかって薨去されたとのこと。
従者によって内裏塚に埋葬され、のちにこの地に改装されました。
明治、昭和の調査によって、人骨が見つかり、高貴な方の埋葬に使用された朱がついていたことから、耳面刀自媛および従者中臣英勝の墓として祀られているとのこと。
手を合わせて墳丘へ
立派な石碑がありました。
石碑の裏面にも同じような説明があります。
墳丘を横からみたところ。
千葉の海岸の静かな街の古墳に来て
遥々、琵琶湖岸の王朝からの海路
流れ着いた姫の墓に出会い、
その旅路の長さ、無念、従者の想いに
ジーーーンと胸が熱くなったのでした
場所など詳細はこちら
続いて同じ伝承を持つ古墳へ
