茨城県の奥深さを学ぶ | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

先日の関東出張の際

時間を見繕って

あちらこちら探索車うずまき乙女のトキメキ


ひそかなるライフワーク

全国の県立博物館巡り!


ということで

茨城県立歴史館へ!


偕楽園のすぐ横にあります。



門を潜ると


緑豊かな中に


埴輪たちラブ


石造りの立派な建物!


中の写真OKでSNSにアップしていいとのこと。


入り口には

常陸国風土記の一文。


大櫛という地に、巨人がいた!?

そういえば

茨城出身の似顔絵仲間に

大串さんという方がいるけど

字は違うけど

何か関係あるのかしらキョロキョロ

なんて。


恒例の!?

石材表示チェック上差し


はい、石器名の横に

石材名もOK

ホルンフェルスとか、マニアックだなニヤリ(笑)



さて

好きな古墳時代はラブ!?

茨城県も古墳はたくさんだもんなぁ。

興味津々ラブラブ

おおラブ


立派な前方後円憤キラキラ

そして

興味深すぎる石室ラブ!!!

釘付けです。

この石室については

興奮すぎるので酔っ払いラブラブラブラブラブラブ

後日改めて書きます(笑)



茨城といえば

水戸黄門!
水戸光圀!

はい


水戸光圀によって編纂が始められた

大日本史!!

光圀死後、200年以上かけて編纂が続いたそう。

完成したのは

なんと明治に入ってからびっくり!!


なんていうか

ここに

水戸藩のインテリジェンスの始まりが

うかがえます。。えー


江戸末期の藩主

徳川斉昭。

偕楽園を造ったのもこの人だそうです。

そして

弘道館をつくり

各分野の一流の人材を教授として招き

藩の教育に力を入れたんだそうです。


その中から

尊皇攘夷の思想が培われ

幕末の大きな流れに影響を与えた人物なんだそうです。


古代史以降の歴史には疎すぎて

学ぶことが多いわニヤリ


でもね

学生時代に学ぶ歴史なんて

ほんと一面的なもんなんだなぁと。

こうして各地の博物館を巡ると

日本各地のいろんな地域の

いろんな人々が歴史に関わっていて

歴史を動かしてきたんだなぁと

今まで知らなかった日本の姿、

地域の姿が見えてきます。


江戸に入る以前の茨城の歴史も

関東平家に始まり

結城氏などなど

様々な武士、氏族が群雄割拠していて



ようやくまとめたと思った佐竹氏も

関ヶ原の戦いで

秋田へ飛ばされちゃったしショボーンタラー


奥が深い茨城県だチュー!!




栃木とともに東北への最前線であり

重要な拠点なんだよなぁ。


栃木県の県立博物館に行ったときもおもったけど

北関東の存在感って

実は歴史にすごい影響を与えていたんだよねえ。



今でこそ

北関東3県の魅力度ランキングが、、って

面白おかしく伝えられるけど

いやいや

魅力ありまくりなんですけどラブ!!!

もっとリスペクトしようぜグーグーグー!!!



そうそう

近代の展示にあった


長塚節の『土』の一節。


貧乏な百姓はいつでも土にくっついて

食料を獲ることばかり腐心しているにもかかわらず、

その作物が俵になればすでに大部分は

彼等の所有ではない。

彼等の所有であり得るのは作物が根をもって

田や畑の上に立っている間のみである。



この一文が

とても心に響きました。

なんていうか

現代も

同じようなもんだなぁとキョロキョロタラー


しみじみ。


茨城県立歴史館

ミュージアムショップも充実してました。


図説と


可愛い埴輪のクリアファイル!!

を購入。


いろいろイベントなど催しもやってて

オススメ博物館です!

自然史博物館は別のところにあるので

いつか行ってみよう爆笑


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