此木秀司のBlog

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Mark Audio試聴会 at コイズミ無線 に行って来ました


フォステクスの試聴会続きだったので、耳のリセットも兼ねてマークオーディオの試聴会に参加しました。試聴したスピーカーは以下の通りです。


全体通して思ったのは、フォステクスに比べて優しい音が聴けます。ほとんどがジャズだったと言うのもあるかもしれませんが、ピアノの音が柔らかい、かつ芯の通った感じでとても聴きやすいです。価格含めてコスパが良さそうだな、と思ったのは、下記のCHR90を紙コーンにした試作版でした。ばバランスが良い音で安心んして聴けます。


そして一番良い音だなと思ったのは、下のこれです。ユニットはMAOP7だと思うのですが、とても量感のある低音が出ていました。またウォールナットの無垢板だと言うエンクロージャーも一役買ってるんでしょうね。


フォステクスが強力マグネットと強靭な振動板で、ホーン系のエンクロージャーをバリバリ鳴らすのに対し、こちらはエンクロージャーは一般的なバスレフだけど、材質にこだわり、その響きも利用する、と言う感じでした。たまにはこう言う世界もいいなあ、と感じました。MAOP一度買ってみようかな、と思わせてくれる試聴会でした。


試聴に使っていたCDはほぼ書きとめて来たので、まずうちのスピーカーで聴いたらどうなるか、から始めます。


スピーカーユニット 500円 vs 40,000円

先日試聴会で秋葉原に行った時に、遊び用に買った秋月電子の500円スピーカーと、うちのピュアオーディオ用に使用しているtangbandのW4−1879(現在の日本での時価は、約4万円)と比較してみました。

秋月電子のものは下ろし立てでエージングが済んでいません。FBで評判が良かったので、試してみました。

10cm用の箱はこれを除き処分してしまったので、役不足だとは思いながらこの箱で試してみました。一聴してわかるのは、500円にしては結構鳴ると言うことです。ただ高音がキラキラした感じでちょっとうるさいし、低音は小音量ではそこそこ出るものの、音量を上げていくとヘタってしまう感じ。
数時間聴いていくと、エージングも少し進んだからか、高音も聴きやすくなり、低音の響きも良くなってきました。が、もちろんtangbandとは比べようも無い差はあります。カーコンポとかのスピーカーでしょうか。このエンクロージャーを駆動し切れていない感があります。まあ80倍の価格差なので、仕方ないですね。小音量でデスクトップで聴くなら、普通に使えると思いましたし、ユニットに合ったボックスにして、エージングが進めば大分変わってくる予感はあります。
それにしても500円は安いですね。オーディオマニアでなければば十分だと思いました。

シンプルなバスレフでも余り木で作ってみようかな。
小型で面白い作例があったら、教えて下さい。

フォステクスFE−108SS-HPの第二回試聴会に参加してきました



前回に引き続き、コイズミ無線の試聴会に参加しました。今回は無線と実験誌で自作スピーカーを連載されている、小澤隆久氏の新作スピーカーです。小澤隆久氏の作品は、同じく無線と実験誌に掲載されたFE−168SSーHPの小型BHを過去に製作しています。それもあって参加してみました。

今回のエンクロージャーは、上面開口のBHで、サイズ的には取説モデルとほぼ同じだそうです。10cmなんだからもう少しサイズが小さいとうれしいんですけどね。
上面開口にしたのは、音が出るところをなるべくコンパクトにしたい、と言う趣旨だそうです。

試聴はパイプオルガン、リンダロンシュタットと始まった後、各個人が持参したCDを3分づつ聴くと言うことで、自分の音源と比較出来るのはありがたいです。

今回は私の定番のヒラリーハーンのパガニーニヴァイオリン協奏曲の3楽章です。まずヴァイオリンの音はかなり美しいです。中高音の美しさはFE−168SSーHP譲りですね。コーン紙の特徴なのでしょうか。しかしちょっとがっかりしたのは、ところどころドゥダンというフォルテッシモが入るのですが、そこでBHの泣きが出ます。これはFE−168SSーHPのBHと同じ傾向で、設計者が同じだからなのか、ユニットの特性なのか、わかりませんが、BHである以上仕方ないかもしれません。

他の方々の試聴ソースはピアノが多かったですが、これは結構図太い音が出ていて、良い感じでした。FE−168SSーHPのBHの時もそうだったのですが、低域の周波数帯によって得意なところと、そうでないところがあるような印象を受けました。

以上、FE−108SS-HPについては、3つのBHを聴きましたが、好みは前回の分割式のものでしょうか。でもサイズからすると非現実的ではあります。さて購入するか、これはBH以外の音を聴いてからにしようかな、と言うのが今のところの結論になりました。

電源ケーブルを自作してみました


重低音の増強用にメインシステムに追加したB&WのサブウーファーDB3D、効果は絶大だが、1000Wのパワーアンプを積んでいるにも関わらず、電源ケーブルがかなり貧弱でしかも3本も入っていた。


これではせっかくのパワーも台無しなので、オーディオ用のケーブルに交換することにした。でも数万円もかけるつもりはないので、オヤイデで見かけた電源ケーブル自作キットを製作してみることとした。


もちろん製作は極めて簡単、ケーブルを剥いて、プラグにねじ止めするだけだが、必要な部品と製作のコツが書いてあるのがありがたい。

ケーブルはかなりの太さ、外側の被覆を剥がすのが結構大変、カッターで切り目を付ける際にあまり力を入れ過ぎると、中の電線の被覆も切ってしまうため、慎重に切りながら、折り曲げて被覆を剥がしていく。

アース付きの3Pプラグだが、うちのコンセントは2Pなので、真ん中のピンは抜いてしまう。配線は機器側からは来ているので、そのまま放置しておいた。


さて完成してDB3Dに接続してみるが、テスターで導通を確認したにも関わらず、差し込んでも電源ランプが付かない。機器側の接続がちょっと緩い感じなので、接触が悪いのか、もう一度見直したが、特に悪いところは見つからない。そしてもう一度接続したら、なぜか今度は電源ランプが付いた。機器側のコネクタは、schurterの4781というものだが、品質がイマイチのように感じた。


早速重低音が強力に入ったソースで試聴を開始した。ブラシボーかも知れないが、以前のケーブルより力強く、空気感を感じるようになったと感じた。


それにしても、このサブウーファーは素晴らしいです。映画だけでなく、ピュアオーディオでも十分いけます。




フォステクスFE−108SSーHPをtangband W4−1879と比較する

先日試聴して高評価したフォステクスFE−108SSーHPだが、価格的に同クラスのtangband W4−1879がある。

これはかなり音の良いユニットで、メインで使っているFE−168SSーHPより曲によっては良い音で鳴ることもある、高級ユニットである。

FE−108SSーHPを聴いた時は、tangbandより上かなと思ったが、試聴した音源にもよるので、コイズミでFE−108SSーHPの試聴で使っていた音源で、自宅のtangband W4−1879も聴いてみた。


このアルバムはなかなか高音質で、とても心地よい鳴り方をするが、自宅のシステムはアンプもエンクロージャーも異なるものの、かなり近いレベルの音で鳴ることがわかった。


スペックを見ると、Qtsはtangbandの方が少し高いものの、聴いた感じではほぼ同レベルの鳴り方です。部屋の条件はどちらもあまり良くないはず、アンプはアキュのE−480を使っていたコイズミの方が上なので、なかなかの検討です。


tangbandでこれだけなるなられ55,000円も出して、フォステクスを買うべきか、悩みが増えました。

フォステクスのスピーカーユニット FE-108SS-HPを聴いて来ました


コイズミ無線で行われたFE-108SS-HPの試聴会に参加してきました。このユニットは私はメインで使っている、FE-168SS-HPの10cm版で来年2/1の発売予定だそうで、フォステクスの営業の方によると世界初の試聴会だそうです。さすがコイズミ無線です。

試聴会はいわゆる取説モデルのBHからスタート、一聴してとても透明感のあるクリアーな音であることが印象的でした。女性ボーカルもとても良い、アキュフェアの駆動系も1百万越えであることもあるのか、ハイエンドの音がします。ただ低音はもうちょっと伸びても良いかな、あと春祭を大音量で鳴らすと、いろいろな音が干渉している感がありました。

次は講師の佐藤さんの設計による「スフィンクス」(今月号のSTEREO誌に掲載)による試聴です。これは外観はMDFそのままのそっけなさですが、面白いのは4つの箱を組み合わせた分割式になっていて、直管式BHでありながら、音道の幅も変わっていくという事で、取説モデルよりはホーン長は長くなっています。こちらは一聴して明らかに低音はがよく出ています。いろいろなCDを聴きましたが、明らかにこちらの方が優れていました。FEー88SOLの時にも体験しましたが、取説モデルはいまいちです。

最後にどちらにも言えることは、いわゆるBH臭さが全くない、そして10cmとは思えない音の力強さとクリアで透明感のある音を出す、魅了的なユニットだと思いました。
この駆動力があればスーパースワンのユニットとしても十分通用するので、結構売れるのではないでしょうか。私は本日予約はしませんでしたが、発売になれば買ってしまうと思います。

DIYBASE府中で丸ノコ講座を受けて来ました。

丸ノコを使いたい、でも死亡事故が起こるなどのニュースを聞いて、事故が怖い、でもあったら便利、と悩みに悩んで、知り合いの方にも色々相談してみましたが、結論が出せないでいました。

 

そうだ、一度使ってみれば良いんだ。今どきのYoutubeで使い方を説明している動画は沢山ありますが、丸ノコに関してはどう言う感触で切れるのか、どう危険に感じるのか実物を使ってみなければ始まらない、と言うことで初心者向けDIYで丸ノコ講座をやっているところをネットで探したところ、見つかりました。

仕事で使う訳ではないので、気軽な感じで、楽しみながら習得出来そうなところ、そしてうちからそれほど遠くないところ、と言う条件にピッタリハマりそうで、早速連絡したところ、開催して頂けることになりました。

 

考えてみればこう言う講座に通うのは、初めてだな、とちょっと緊張しつつ府中駅直結のミッテンと言うSCの6階にあるコーナンを訪ねました。講師の方に聞いてみると、コーナンとは経営が別で、一部を間借りしてコーナンで販売している商品を使いながら教えている、とのことでした。

今回講座を受けたいと思ったきっかけなどを講師の方にお話ししながら、さて実践です。事前にYoutubeなどで相当予習していたのですが、見るのと、実機を使ってみるのとは大違い、まずメンテナンスや各機能などについて簡単に教えて頂き、早速刃の調整に入ります。刃は切ろうとする板から1、2ミリくらい先が出るように調整するのですが、Youtubeではプロの皆さんがこともなげに操作していたのですが、やってみると意外にやりにくい、まあそれほど正確に合わせる必要はないと思いますが、こんなことも実際にやってみるとよくわかるな、と思いました。

 

まずはフリーハンドでのカット、これが意外に難しくてびっくりしました。予想外に曲がっていくんですよね。これは恐怖のキックバックにもつながることなので、要注意です。そして定規を使ったカットです。切りたい線に刃の外側を合わせ、定規で丸ノコをしっかり合わせると、ちょっと後退させてスイッチオン、結構反動があるなとビビりながら一気に切り進みます。板の下の方は丸ノコの上が通過しただけでは切れていないので、下側が進み切るところまで一気に行きましょう、と言われ、こんなことも習わないと意外にわからないな、と思いました。

 

2、3回切って慣れて来た頃に、丸ノコを押しながらちょっとグニュッとした違和感、どうしたんだ、と思った瞬間にすっと後ろに引っ張られました。これが所謂キックバックですね、と言われ、軽いものでしたが、キックバック体験まで出来たことに感動しました。あとから先生に聞いてみると、板を置いた位置が悪くて、安全カバーが上がらなくなっていたそうで、そんなこともあるんだ、と貴重な体験をしました。

その後卓上丸ノコ体験、これは非常に安全だな、と思いましたが、幅狭なものしか切れないこと、あと機械を置く場所が必要なこと、から今の自分には合わないな、と感じました。充電式丸ノコやマルチツールの簡単な丸ノコ(これ一度使ってみたかったんです。)など、色々な機械も体験させてもらい、講習時間の1時間半はすぐに過ぎてしまいました。そして結論は、緊張感を持って作業すれば、使えそう、と大変満足して終えることが出来ました。

 

私の拙い木工歴は中学生以来ですから、もう40年ほどになりますが、ジグゾーとドリルだけでやって来ました。若い頃は丸ノコを買うお金が無かった、と言うのが正直なところですが、安全な使い方も知らずに今まで買わなくて本当に良かった、と今改めて思っています。最近コロナ禍もあり、DIYが流行っているようですが、このような講座で気軽に使い方を習得できるのは本当にありがたいと思いました。お勧めです。

FE -168SS-HP用BHBSの改造が完了しました。

石田さんに頂いたテスト用の箱ですが、使い込むうちに愛着が湧き、削り直して改造が完了しました。初めは下記だったのが、

前回のブログで、ここまで変わり

最終的にここまで変身しました。

多少パテ埋めの跡が残っていますが、少し離れれれば全く分からないレベルで、満足しています。

今回はほとんどオービタルサンダーで削りましたが、これはもう少し効率的な工具が必要だったと思います。

何よりもこのユニットの音の素晴らしさが、全ての苦労を忘れさせてくれますね。

あと取り付けネジをお決まりの六角頭の木ネジに変更しました。FE 168SS-HPには、プラスの木ネジと六角頭の鬼目ナットが付属していますが、この六角頭の木ネジにするのが一番簡単です。これだと万が一でコーンに傷をつける心配もないし、鬼目を打ち込む手間も無くなります。

 

FE 168SS-HPのBSBHエンクロージャー改造

現在のFE -168SS-HPの箱は、石田さんがテスト用にサブバッフルを付けて使われていたものを、頂いたものでした。下記の通りいかにもテスト用と言う感じのバッフルがついていました。

とりあえずこれでテストして、本番用にと考えていたのですが、色々調査したところ、これ以上のものは多分なさそう、しかも大変気に入りましたので、当面は(もしかするとずっと)これをメインで使っていくことに決めました。

このままでも音の面では問題ないのですが、うまく加工してやればギリギリバッフルに収まりそうなので、石田さんにコツを教えて頂き、穴の埋め戻しと、再度穴あけしてユニットを入れてみることにしました。

まずは既存の穴(18cmのユニットまで試されたとのことで、約19cmの横幅ギリギリまでの穴が開いていました)を埋めるために、適当な板材を穴のサイズに切ります。ちょうど以前他の箱を作った時に、ベースとして作成した25cm四方の板が2枚、しかもパインの12mmを二枚重ねに接着したものがありましたので、これを使うことにしました。

結構慎重に型紙を作って作成したつもりだったのですが、穴に全く合わず、しかも方向すらよく分からずに、現物合わせで切ったり、削ったりしながらなんとかゴムハンマーで叩き込んだのが、下記になります。この工程は少し甘く考えていたのですが、素人にはなかなか難しいと思いました。相当ハンマーで叩き込み、片方はほとんど面一まで入ったのですが、こちらの方は5ミリぐらい浮いてしまいました。

これをサンダーでツライチにすのは結構大変で、100番のやすりを3枚くらい、と結構の時間を費やしてなんとかツライチに漕ぎ着けました、サンダーだけはコード式にしておいて、良かったです。1時間半くらいかかりましたので、充電式だったらとても1日で終わらなかったのでしょう

サンダーで削ったところを見ていただくと、結構隙間があるのがわかると思います。ではこれからパテ埋めです。木工パテは結構痩せるので、何日かに分けて盛っていきました。

 

こんな感じで隙間は全て埋めましたが、これを平にするのも、結構大変でした。板を5ミリ削るよりは楽でしたが。

 

こんな感じに綺麗にツライチになりました。サブバッフルをつけていたブチルゴムが少し残っていますが、この上から何か貼るつもりなので、とりあえず平になっていれば良い、としました。

これを機会にジグゾーをマキタの充電式に買い替えました。以前のは高校の頃に買ったものなので、時代の進歩を感じます。レバーの引き方で速度は変わるし、本体も軽いし、大変快適です。日曜大工用のものなので、充電池の容量も少なく?穴あけを1つ半したところで、一つのバッテリーが空になりました。まあ、円切りだと抵抗も大きそうだし、下手くそなのでゆっくり切ったので、このくらい持てば十分でしょう。

と言うことで無事完成したのが、下記の写真です。毎度ながらスピーカーを止める木ネジの下穴をあけるのは、意外に難しく、いくら精密になったと思っても僅かにずれるもんですね。ドリルドライバーの力で締め切りました。

 

ちょっと傷やパテ梅の跡が残っていますが、ユニットがピッタリ収まると気持ちが良いです。さて何を貼るか、最初はコルクシートと思っていましたが、この美しい木目がなくなってしまうのも寂しい。突板で良いものがあるか、時間をかけて探そうと思っています。

 

 

 

音工房Zの試聴会に参加 フォステクスFE -168SS-HP

20年ぶりの限定発売された、16cm強力フルレンジユニットFE -168SS-HPですから、最高のエンクロージャーに入れたい、と言うことで、音工房さんのエンクロージャーにはかなり期待をして待っていました。既にユニットは入手済、BHBSのテスト箱に入れて相当聴き込んでいますので、今回はそれとの比較に加え、D37及びB&Wのフロア型との比較を楽しみに訪問してきました。会社を休んでまで試聴に来たのは初めてだった、と言うくらいの期待感です。

到着前に焦ったのは、紹介されていたパーキングが廃止になり、民家の建設現場になっていたことです。幸い少々離れたところにコインパーキングを見つけましたので、遅刻せずに済みました。(まだGoogleマップには載っています)

 

と言うことで、自宅で散々試聴しているCDを幾つか見繕って持参し、しっかり聴いてきました。結論から言うと、B&Wの高級機と十分対峙できるポテンシャルは感じたが、要改良だと思いました。

このユニットの魅力は低域の馬力、低音が大きなゴム毬のような塊でこちらにぶつかってくるところですが、それは十分表現されていました。これは自宅にあるBHBSでも十分表現できています。やはり気になるのは、ネット上でも散々指摘されている1~2Kの山と7Kのピークが原因と思われる中高域の煩さ、荒さです。これは自宅の簡易スペアナでとっても度々出てくるもので、ユニット自体の特性なので、そこをどう抑えるのかが、プロのスピーカービルダーの腕の見せ所ではないか、と思っていました。ツイーターの繋がりが原因?とおっしゃっていましたが、ツイーターで却って穴埋めされているはずで、ツイーターを外せばもっとひどくなるのでは、と思います。当日は時間が無かったのでそこまでお願い出来ませんでしたが、後ほどの回ではその実験もされたようで、他の皆さんも同じように感じたようです。

 

試聴したのは、

・ヒラリーハーン パガニーニバイオリンコンチェルト 第3楽章

これは大変録音の良いもので、私も自宅でよく聴いていますが、バイオリンの音色とフォルテッシモの低音が交互に出てきて、大変心地よいソースです。このソースでは上記の癖がなぜかあまり強調されず(これは自宅でも同様ですが)、良い感じで鳴ります。B&Wとの比較においてもかなり互角だったと思います。低音が角ばって強く出てくるか、ちょっとボヤけるが、より下まで出てくるか、の差だったと思います。おそらく特性の山のところに主要な楽器がちょうど当たらないのでしょうか。

・EW&F Fantasy

これは高校生の頃から聴いているもので、電子楽器の煌びやかさとリズム楽器の馬力が交わって迫力のあるサウンドを生み出しています。低音の量感が控えめなので、スピーカーによってはアンバランスに貧弱に鳴る場合もあるのですが、この曲になると上記の特性が少し出てきました。この辺りはB&Wはさすがなもので、卒無くなっていましたが、迫力は少し後退する感じでした。

・女性ボーカル Whitney Houston / Body Guard、Celine Dion / Beauty & Beast

これらのボーカルはかなり煩かったです。迫力があるとの聴き方もあるかもしれませんが、音量を大きめにすると、耳に突き刺さってくるような感じがあります。音域的にちょうどピークのところにあるのでしょうか。これもB&Wはしっかり良い感じで鳴っている感じがありました。

 

最後にD37ですが、これは問題外で昔の長岡サウンドの嫌なところが強調されって出ている、と言う感じで、ハイ上がりを絵に描いたような感じでした。ユニットがへたっている、とおっしゃっていましたが、確かにそう言う傾向はありそうで、むしろFE 168SS-HPを入れて聴かせて欲しかったと思いました。低音がボアボアで聴けたもんじゃない、とおっしゃっていましたが、どんな感じで鳴るのか、興味ありました。

 

以上辛口コメントになりましたが、あくまでも試作機を聴いてもらい、意見を収集する、と言う企画ですので、そこが狙いだったのかな、と良く解釈しています。キットは8万円、完成品は40万円を予定している、とおっしゃっていましたが、現状ではとてもそのレベルではないと感じました。(蛇足ですが、本文は感想として音工房に送付したものとほぼ同内容です。)

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