研究論文の書式を意識しながら 2025年4月11日(金)
今日は、昼過ぎから雨が降るようなので、電車沿いから離れた場所でのフィールドワークは難しそうです。昨日の悠遊探路では、身近な植物園、自然公園など10箇所ほどを書き出していたのですが、もう少し近くで、植物が観察できる行き先を考えてみました。そうすると、なんばパークスの屋上庭園にも、植物が多く植えられていて、植物名が詳しく書かれてあることを思い出しました。そこで今日は、天王寺駅からなんばパークスへと歩き、屋上庭園で植物の写真を撮ることにしました。この屋上庭園は、世界各地からの植物が、手入れの行き届いた環境の中で育てられています。おかげで、今日のフィールドワークでも、新たな植物を、いくつも記録することができました。ちなみに、今日は昼頃、短い時間だったのですが、雷がなり強い雨が降りました。しばらくの間、雨宿りをしました。
探路巳097 天王寺~なんばパークス 今日はまず、堺北図書館で本を借りました。その後、天王寺駅から、天王寺公園を通り、一心寺、安居神社でお参りをして、天王寺七坂である、逢坂、天神坂、清水坂、愛染坂、口縄坂など見ながら下寺町を北へと歩きました。その後、日本橋界隈の真ん中を突き切り、なんばパークスへと行きました。
◆本は堺北図書館で、次の3冊を借りました。
①藤芳文他『学びの技』玉川大学出版2014
②チェーザレ・ザヴァッティーニ『ぼくのことをたくさん話そう』光文社文庫2024
③中川汀雨『書道奥の細道』金園社1986
◆植物の草本は、アカカタバミ、イヌホオズキ、オニタビラコ、シラン、ツタバウンラン、ナガミヒナゲシ、ハルノノゲシ、ヒメジョオン、ネメシア、ユーフォルビア、リューカデンドロン、の写真を撮りました。
植物の木本は、ウンナンオウバイ、インドボダイジュ、カラタチ、トキワマンサク、ニシキギ、キダチアロエ、キミノセンリョウ、カラタネオガタマ、ゴクラクチョウカ、カメリアエリナ、カロライナジャスミン、グレビレア、グレビレアジュビリー、ビバーナム、コロキアコトネアスター、バンクシア、テロペア、フォザギラマヨル、ブラシノキ、シコンノボタン、シデコブシ、シジミバナ、シモクレン、ヒイラギナンテン、ホルトノキ、ヤツデ、ヤマブキ、の写真を撮りました。
◆鳥は、カルガモ、コサギ、の写真です。
仮想研889 悠遊探路も論理的に書かなければ 今日は、日々書いているA4一枚の悠遊探路を、どのように書けば、伝わり易く端的にまとめることができるかについて、考えることにしました。
そこでまず、かつて、こぎつね小学校で理科専科教諭をしているころの、理科学習ノートの書式と、理科レポートの書式を思い出しました。
日々の理科学習のノートは、「学習の課題、学習のめあて、実験観察方法、結果(表やグラフ)、考察、学習のふりかえり」という項目で書き進めるようにしていました。また、理科レポートは、「研究の課題、方法、結果(表やグラフ)、考察、感想」、という項目で書き進めさせていました。
今日は、『英語論文執筆の基本』(西山聖久)という本を読みました。そこには、「表題、研究概要、序論、方法、結果、考察」、という項目で論文を書くことが基本だと示されていました。かつての小学校理科の実践と比較してみると、子ども達のノートやレポートには、「研究概要」を書く項目はありませんでした。それに代わるものが、理科ノートでは「ふりかえり」、研究レポートでは「感想」という項目に当たるのではないかと考えました。
この「研究概要」の項目の書式は、とても大切であると、西山さんの本には書かれていました。「研究概要」には、①動機、②これまでの研究についてと問題点、③新たな視点、④研究方法、⑤結果や考察、などを、端的な文章でまとめるということです。
理科の学習では、西山さんが書いているような、研究概要を書く習慣は無かったのですが、理科ノートの「学習のふりかえり」や、理科レポートの「感想」の部分には、今日の学習の意義やそこで分かったことなどが、端的に書かれていました。教師は、子ども達のノートでは、この「学習のふりかえり」、理科レポートでは、「感想」の部分をしっかり読んで、評価をしていたことを思い出しました。
今後、自分が毎日書いている悠遊探路も、論文の書式を意識しながら、特に、「研究概要」の書式を参考にしながら、論理的に書き進めたいと思いました。