【コナン劇場版ネタバレ】組織のボス?⑧(最後にお知らせあり)【100万ドルの五稜星】 | イディのブログ

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水曜夜9時「相棒」を主体とするブログです。右京の相棒は神戸尊、二次小説も発表中。

大泉洋さんをみに行った。

もう一度言う
洋ちゃんを観に(聞きに)行った。

大事なことだから(ry ←

義務感だけの鑑賞とか地獄なんで。本当、今年は洋ちゃんが出てくれてて助かった…まじ一服の清涼剤どころかこれがただ一つのよすが…←

ええ行きましたよ五稜星。前回⑦で優作盗一兄弟をボロカスにけなしましたが、ほんの少しだけ方向性が違ってくるかもの可能性が出てきたんでただそれの確認、だけのために行きました。(カンベンしてくれ)(てかそのくだり⑦で書いたのに削ったみたいで文章が残っていなかった)ほんと洋ちゃんの素晴らしい演技がなかったらマジ地獄やった…コイツかわいいけど怪しくない?の匂わせ塩梅が絶妙でした。ラスト近くに口の端だけで「フッ」て笑うあれ、しびれましたよ!洋ちゃんカッコイイ!(≧∀≦)

てか私の映画そのものの感想とかどうでもいいんで(私ごときの意見は誰も求めてない)、とにかく私の鑑賞理由は⑦で書いた通り、クソミソにけなした優作盗一兄弟は実のところどないやねんの結果です。とりあえずもうげんなりしすぎたんで足早に結果だけ。

まず私が前回「んっ?」とひっかかったのは
「いや優作にもしかしたら非がない可能性ももんのすごい微かだけどないわけではない」
と気付いたからです。いわゆる微レ存。その、優作の肩を持てるほんの僅かな可能性というのは

①。盗一が実名を隠し手品師として活躍していた場合
※この場合、優作は実の兄とマジシャン黒羽が全くの別人だと思っている(兄貴の本名がこちら側に開示されていない)
※だがこの場合、優作側にも腹に一物抱えた状態となる
②。(これは最もあるあるだが、)優作がマジシャン黒羽盗一=兄貴だと知っているが、盗一=怪盗キッドだとは知らない可能性。
※だがこの場合も、優作側にも腹に一物抱えた状態となる
③。後述

↑この③が最も優作を善人とし常識人とし、物語に何の齟齬も発生させない仮説だったんですが、しかしそんなことはなかったぜ!←

まず①の可能性。有希子が「兄さんのとこで」修行してたと知ってる時点ではい消えた。つまり優作はマジシャン黒羽が実の兄で、その兄貴と何十年も前から繋がっててぽーいとほり投げられた刀まではいはいと預かる仲だったと。(もうこのあたりの数分、頭ん中でぐるぐる可能性を吟味し考慮し却下したりしてたからめっちゃ忙しかった)
※つーかさあ、あの刀ちょっと調べりゃせいりょうとう?ってすーぐわかるやん。それがわからない優作はただのアホやしその看破される可能性もこみで預けてるとしか思えんやん?
それってつまりキッドのエモノなんでいっちゃん安全な場所に預けとくわー、うんわかったよにいちゃーん、で優作ぜんぶ了承済みとしか思えんやん。

…↑↑もうどんどん「コイツらやっぱアタマオカシイ」ってなってて劇場のシートで吐きそうになってた。

で②。最もあるある、実の兄貴がまさか泥棒だとは知らないっていう可能性。
でもこれは限りなく、イレブンナインの確率で「ないわ」ってなる。その理由は①と同じく腹に一物ってとこ。その一物ってのは

なんで妻にも子にも自分の兄貴のこと、ひとっことも言ってないんですかね?

ってこと。

妻にとっての義兄、息子にとっての伯父さんとなる、優作に最も近しい親戚のこと話さない理由ってなに ってことですよ。異常極まりないやんか。
もしも優作が善人で天然オッペケで、ただただ妻に兄の事を言うのを何年も忘れてたとしてもよ。
上記有希子の修行時点でたった一言、
「兄さんによろしくね」
って声かけるだけで済むやんか。つうかその一言すらないって社会人として終わってるのよ。
それで「は!?」ってなった有希子に問い詰められて、「あれ言ってなかったっけ??」でしか、優作善人説は成立しないのよどんだけがんばっても。どんだけこいつを庇ってやろうとしてもそのシチュエーションでしか、天然でごまかせる範囲を超えてるのよ完全に。

だから新一も知らない、有希子ですら知らなかった兄貴の存在を、
優作が隠す理由は後ろ暗い事を一緒に隠すためでしかないのよ。どこまで行ってもさあ。
そしてそれ、双方向だから。
黒羽一家も優作の事を隠してるじゃん?快斗も新一がイトコって知らない、その存在すら知らないんだもん。
異常以外のなんて言えばいいんですかねこれ。

だがたったひとつ。

たったひとつだけ、優作が完全無罪になる可能性があった。
わたしそれを確かめに行ったんですわざわざ(なにやっとんじゃ自分…ハア)。
③ですよ。

③はね、

優作が自分に生き別れの兄貴がいるなんて、ほんの数日前くらいまでまっっ たく知らんかったっていう可能性

です。

つまり、離婚した両親の各々に双子の片方ずつついて行ったわけやん?それを、まあ優作側は母親やったとしましょうか、
その母親が優作に元亭主の事も息子の一人の事もなんーーも言わないまま優作を育て、つい先日死出の旅に出る直前、「実はね」と優作に打ち明けた…

ってな2時間ドラマで出尽くした設定やったら、
・妻と子に兄の存在を知らせず
・実に20年近くも家族にその存在を黙っていた
唯一の理由になるわけです。
ていうかこれ以外にありません。優作の人格に何の瑕疵もなくその「言わなかった」設定を活かそうとしたらこれ以外には有り得ないんです。

でもそうじゃなかったやん?

もうね、あのラストの数分みながら

「キッッッショ!!!」

っていう言葉しか出てこんかったわ。これで優作、ド黒い奴が確定したんやもん。

で、上記二つの可能性から派生して、4つ目の可能性が出てくる。だがこれは
・単にこいつらがド黒い奴らか(組織のボスか黒の組織ではなくとも盗み以上のクソヤバい何らかの犯罪に加担している)、
・兄弟揃って同じ奴 (仇?) を追っかけててそれ以外を全て捨ててかかってるか
この二通りの結果に帰結する。

ですがまあ、性善説は取りようがない。兄弟揃ってうつくしーく、「なんかのカタキを追っかけて」「それ以外なりふりかまってない」とかゆー状態やったらそもそも論結婚とかせえへん。
まして子供なんか作らんて。揃ってDQNやからやって。←

いや文句ある?じゃあドラマ版でいいから「ウロボロス」観ようか。←

私が「あーこいつ…」ってなったのは快斗と盗一の武器の違いでしたよ。双方に正反対の意味での「あーこいつ」でしたけど。
快斗は「甘い!」と思ったけど実弾を撃てる「拳銃」ではなくあくまでカード射出器やったやん?(あのライフル串刺しには爆笑しましたよ)でもおかげで青子の親父は撃たれまくって命も危うかったし、「(狙いのビッグジュエルじゃなかったから)返すよ、
だからいいじゃん」
に繋がる快斗の甘ったれ具合に心底辟易もしました。自分が盗みを働いているくせに犯罪者としての烙印は押されたくないんですよ快斗は。青子(将来手に入れたいオンナ)の父が警官だからでもあるでしょうね。くっそ甘えてる。

片や親父・盗一はためらいもなく実銃を持ち歩き例え相手がちょうヤバい犯罪者だからとはいえここでもためらいなく人間の肉体に向かって実弾ぶっ放せるという、「あーこいつ芯から犯罪者やな」と納得し、また「カタキ云々はないな。ねえわ。ありえんわ。」とシートにもたれ直しました。やっぱり納得して。

その「芯から犯罪者」の兄の存在を秘匿し妻にも子にも言わず、しかもなぜだかこのタイミングでさらっとバラした優作。

盗一より遥かに気色悪い。

また蛇足ですが「えー、優作おにいさんいるのー?」でアホの子晒した有希子も気っ色悪いことこの上ない。まともな人間じゃないしまともな母親でもないですよ。真っ当な「母親」ならあの瞬間に感じる事は

『え、この人なんで二十年近くも私にそんな大事なこと黙ってたの?
え、この人なんかやばい人なんじゃない?』

ですよ。母としての子供を守る危機管理能力でレッドアラート鳴りまくりですよ。

こういうとこでも、「あー青山剛昌、まじ女と付き合ったことねえんだよなー」「女の生態と思考回路なんもわかってねえんだよなー」って思う。いや結婚してたやろってあれただのトロフィーワイフだから。
でも誰しもが容易に想像出来る「親」の立場に立てば自ずと思考の先行きは一つの線に行き着くんですが、それすらないんで… もう全部が支離滅裂でしっちゃかめっちゃかでね…ほんと無理。もうイヤ。嫌すぎる。

で。

この映画、わたし忘れもしない4月29日に行ったんですよ。その日に上記結論は出てたんで、さっさとこの記事上げなきゃなーとは思ってたんですが。体調悪かったのもあり、ずるずる今日まできました。

が。

それだけじゃないよね?この二ヶ月の間に、えらい記事出たやん?
それで色々考えるところもあり、静観してた部分もありました。

私個人はもう、昭和のおばはんなんでね。「色も芸のうち」なんですよ。
子供の頃からあんなもん、腐るほど見てきましたよ。(昭和の更に昔の「銀幕スター」達の無法っぷり、きみら知らんやろ…?)
だから私個人としては「大した事じゃない」だったの。奥さんの事考えろやって思うかもだけどこちらの御夫婦は「双方役者さん」だから。一般人の家庭だったら浮気したほうを徹底的にやったれと思うけど芸事の夫婦だから。奥様の方にも「結婚した時から覚悟はあったんじゃないかなあ」と…。いらん世話ですが。
またお子さんももう成人はなさってるだろうし、小さい子がいるのに!ってわけでもなくなる。もちろん奥様が妊娠中の身勝手な浮気ってわけでもない。大人同士の冷静な話し合いだけで解決する事案だったから、
だから「この場合は…」って思ってたの。
なによりも古谷さんには降谷を続けてほしかったし、事実事務所と青山本人が続ける要請出すと思ってたのね。

しかし本日、6月22日。古谷さん本人から降板の事実発表。

そーかー…… となりまして。急遽このコナン関連の記事も出す事にしました。

最初に「私個人の感想は誰も求めていない」とは書きましたが、映画本編云々ではなく、上記の優作盗一兄弟に
心底げんーーーーなりして
ですね…

で、なんつーか、基本の立ち位置部分の、足場とでも言いましょうか、そこが プツッと 切れましてね。

なんでかって、皆さんわかってる?私が言ってる通り、工藤優作がとんでもなく怪しく、胡散臭く、かつ犯罪臭プンプンさせる輩やと突然露呈したんですよ?それってさあ、噴飯ものの「ボスは烏丸」がまたしても覆るとかいう、クッソフザケんなのちゃぶ台返しがっしゃーんな結果になってるんですよ?だって

ボスは烏丸って言ったの誰?


…もうね…もう、ここまできて「またかよ!!」になってるわけ。私はコナンに思い入れがあるわけでなし降谷零が好きなだけであってボスが誰とかもどーでもいいわけで、コナン本編がどう転ぼうが本当にくっそどうでもいいとかいう、ファンの人からしたら私こそ噴飯ものだろうと重々承知の上の承知の助なわけですよ。
だがその私をしても
「ふっざけんな!!!」
ってなっちゃってるわけですよ。

「降谷零を(小説で)書く」
という事態に突然なっちゃって、「わからなければかけない」となってこれも突然二十年経って首つっこむことになって、ここまでボスは誰だーとかこの先はーとか色々いろいろ書いてきましたけれども。

もういいです。私の中にコナンを取り上げる意味が皆無になりました。

今回の映画でげんなりしすぎて、「あーこれこの先降谷が出ても映画、行くかなあ…」とか思ってたところにまさかのスキャンダル。それ自体はどうでもよかったんです、ほんと桜の人だってしれっと続けてるし、キャラの重みで言ったらアテ書きしてる降谷のが「声の指定」までされてる以上降板はしてくれるなと、てか
「アテ書き以前に古谷さんだから降谷零はいいんだ」
とまで思わせる(それが才能と実力)んだからどうかやめてくれるなと。

思っていたのにこの現実。コナンに関して全てがゼロ零になりました。洒落じゃなく。

だからもう、このアメーバのボス記事も「下げようかなあ…」とか思ってたんですが、FC2の相棒クロスオーバー小説(下にリンクはっときます)の関係でそれもできんかと。なんだかなあとグダグダな気分のまま、それでも一応けじめとしてきちっと言っとこうかなと思い、こうしてボス記事と合わせて記事にしておきます。

コナン、すっぱり関わりをやめます。降谷零の小説も完全オリジナル設定でいくつかネタがあるので、そちらを気が向けば形にしたいと思っています。相棒の小説にちょこちょこゲストで出るってのもありかと。(東映まんがまつり。笑)

元々コナンは好きじゃなくて無理矢理関わっていたから、却ってすっきりしました。私にとっては「古谷徹の降谷零でなければ意味がない」ので、これから降谷零主軸の映画があったとしても観には行きません。もうこのブログで記事としてコナンそのものを取り上げる事もありません。ほんともう、どうでもいい。ずっと実はその気持ちのまま記事を書いていました。降谷が出るからですね。コナンのラストにもちろん日本国警察も大きく関わらなきゃならないし、潜入までしている降谷はがっつりと関わってくるので、
その「いつかの終わり」のために記事にまでしていました。

でもそこに、私の求める「古谷さんの降谷」はいないので。

コナンの価値、ゼロになりました。名前に被って皮肉ですね。(笑)

この決定でコナンという作品を取り巻く世界も大きく変わると思います。頼みのシャアはそのままなので青山が大きくやる気を削がれる事はない…のかな?でも降谷映画の興行収入には確実に響きます、多分。若者に人気の声優さんを後任とするなら変わらないかもしれませんが、どうでしょうね。「安室の女」とまで言わしめた女子達を全員そのままキープ出来るとは到底思えないのですが(現に私がいる)。次の降谷主軸映画で色々わかるでしょう。私は興行収入追いかける事もしないかな。もう完全に綱が切れた(笑)

長々続いて今年の映画は6月17日の月曜日時点で未だ動員ランキング2位、累計興行収入149億円に迫っているそうです。まさかの150億超え。意味がわからん(いや本当に、かけねなく意味がわからない)。私がいろんな所でマイノリティって事なんでしょう、それに尽きます。今回の映画の爆発興収もコナンそのものの人気もどうしても理由がわからんもん。ハリー・ポッターもスター・ウォーズもガンダムも人気の意味がわからないのよ…良さがどこにあるんか皆目…(笑)だからヘンなおばはんのゴミ記事として一連のコナン関連の記事もこれもさらっと読み捨てて忘れて下さい。どこかで降谷零のオリジナル設定の小説を見つけたら楽しんでいただければ幸いです。

はー、これで私にとってのコナンはおしまい!うわーラクだー!古谷さんお疲れ様でした!私の指標は「ゼロの執行人」でこの降谷零を定点観測してこれからも小説を書いていきます。素敵な降谷零を創り上げて下さって本当にありがとうございました!私にとっての日本国公安警察官降谷零はこれからも大切なキャラクターです。ひとつのけじめとして本日この記事を出稿致します。この次におまけとして記事をひとつ、それとセットとしてコナン関係の最後の記事とさせていただきます。
ここまでご精読いただきありがとうございました。

令和六年 皇紀2684年 2024年 6月22日









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