相棒劇4記事連投の中いきなりコナンの話題ですがぶっちゃけ結論。
イディの推察として、黒の組織のボスは
群馬県警の山村ミサオ警部だと思います!(ドオン★)
なんでかってのを以下解説。私にとってのコナンとの関わり、十年ブランクがあったにも関わらず…という経緯があるのでそこから解説しています。興味のない方はスクロールして下方に移動してください。
自分語りになって申し訳ないのですが、私イディはここ十年コナンからは離れていたんですね完全に。でも連載開始当初から漫画の方で知ってたんです。その当時から付かず離れずといった距離感の関わりでした。
アニメ放映前から義兄がサンデー買っていたので漫画は知っていました。で、東京出ると同時にアニメが始まり、毎週の息抜き程度の気楽さで毎週録画しての視聴を始めました。
当初は本当に録画→他の番組を上書き録画、の繰り返しでストーリー追っかけるとかの真剣さは何もありません。それが変わったのはもちろん、灰原哀が出てからです。
あれでAPTX-4869という、そもそものきっかけを生化学のジャンルへと踏み込ませてしまった為、青山剛昌にとって
「なんだかわからない不思議な薬でコドモになったからなんだかわからない魔法の薬で元に戻りましたー大団円ー♪」
の、「YAIBA」に追随するご都合展開かました上での終了という荒技が出来なくなりました。同時にあのカラスの団体さんがとんでもない「真に危険な犯罪組織」となり、突然リアルさを伴いコナン:新一へのガチの命の危険が出てきました。灰原の恐怖はそのまま自分達の周囲への危惧となり、現に何度もきわどい目にも遭っています。
その「リアルな犯罪組織へと対峙している一般人」の物語。それが「コナンの世界観」になりました。
灰原が出てから後は面白そうだと思った話は最初から保存用の媒体に録画し、かなり真面目にストーリーを追いかけていました。毎週視聴していたし人物相関図も頭に入っています。
が、いかんせん長すぎてダルくなってきました。十年経って何の進展もなければ大概「イラッ」ときます(笑)ファンの人には申し訳ないけどコナン=新一の「犯罪」に対する認識の腹立たしさ、蘭の存在そのものの気色悪さ(即ち青山の女性観への生理的嫌悪)、その気色悪い蘭を「エンジェル」と呼ぶベルモットへの気色悪さと幻滅。
それらを経て私にとっての最大の転機が訪れました。仮面ライダー電王のスタートです。
もう、他が全く見えなくなりました。正に唯一無二の【物語】になりました。毎週どころか毎日、家にいる間は録画した電王を流しっぱなしでした。だからぶっちゃけ、コナンがどうでもよくなったわけです(笑)ていうか自然消滅しました私の中で。電王以外を録画したところで絶対に観ないとわかっていたのでニュースとドキュメンタリー以外の録画もやめました。そして映画を立て続けに制作していたためずっと電王で踊り、祭っていました。それが落ち着いてからも私にとっての唯一無二が変わらず。なんというか仕方のない経緯で始めた相棒への関わり、それですらも飛び飛び視聴で。
ずっと「名探偵コナン」への興味は戻らずじまいでした。
それが去年、知人から振られた話題でちょっとだけ再燃しました。今コナンがどうなってるか知ってる?と言われ上記を説明すると、
「今シャアだけじゃなくてアムロも出てるんだよw」
と言われました。はいいぃぃぃいいい????? ←
かいつまんで解説されたのですがなにしろ十年も離れていると全く話が理解出来ません。赤井しんだんちゃうんかい、とか確かアナウンサーの美人ちゃんが組織の一員ちゃうかったんか、とかそこらへんで私のコナンが止まっているのでそりゃ無理がある。とにかく力技で理解したのは、
【今度の映画(櫻井映画:純黒の悪夢)でアムロとシャアが直接対決するらしい】
でした。 ←(ホントに力技です)
それでも、これだけ相棒の二次創作までやっていて櫻井にも相棒繋がりがあるにも関わらず
やっぱり私にはコナンへの興味は湧きませんでした。
それがなぜつい昨日、「純黒の悪夢」を観て更にこれをベースに二次小説まで書きそうになっているのかと言えば(笑)
なんつうか、これまた不思議な経緯が入るんですよね。だから詳細ははしょります。要は「コナン映画を観なければならなくなった」んです。
てか純黒の悪夢ではない映画だったんで(けっこう前の映画だった)、「別に本編のいきさつ公式を知らなくても大丈夫だろ」と思ったんです。で一応見たんですが、キャラが知らん人ばっか出てきてて「誰これ?え、コナンとどういう繋がり?てか黒の構成員の惧れがあったりする? ???」ってなり、その映画は最後まで観たもののまともな理解が出来ませんでした。
「えーーー………」 です。理解出来なきゃお話にならないいきさつと理由で視聴したので(笑)
なのでしょうがない、腹括って十年分を埋めましたよ。ええマジで。orz
ウィキ見ながら公式エピソードを主に。元々灰原来てからの少年探偵団が大好きで、てかそれだけを目当てに過去は観てたので(笑)、オリジナルでもそこは飛ばさずにたーーーっと。駆け足ではありましたが今年分まで完全視聴しました。トータルで何週間かかったのかな…成宮さん事件追っかけながらでしたからかなり時間かかりましたが、それでも今頭の中にコナン公式が全て入っています。そこからの「ボスは山村」発言です(笑)
さあ、あのへっぽこがなんでボスなのか。解説します。(てかここまで前置きかよ)←←
最初に私がボスの正体候補として挙げたのは「高木、山村」の順。ダービーの倍率は2倍と9倍程度(笑)時期で言えばコナン視聴をやめた頃からこう考えていました。電王が出る前くらいです。ぼんやりと、かなりお気楽な無責任感ではありましたがはなからこの二人しか考えていませんでした。
なんでかって言えば「それだったら面白いから」。これは純粋に【物語を書く側】からの主張です。
コナンに警察関係者は嫌って程腐る程出ていますがその中でもこの二人だったら実に面白い。正体がわかった時に【白と黒が逆転する】んです。即ち
【視聴者の認識と世界観が一瞬で逆転する】
という、仕掛ける側からしたらたまらん効果が得られるんです。特に高木は警察官である佐藤といい仲になりつつありましたから「ええ!?」という驚きがくる。
そして山村だとそのええが別ベクトルになる(笑)「えええあのへっぽこが!?」です。けど最初に考えてた当時、あまり山村の出番はなかったしあくまでも地方警察だし、確率としては上記の通り篠沢教授クラスのオッズ9倍だったんです(笑)
が。だかしかしです。
十年分の齟齬を埋めてみると、「あれぇ…?」ってくらい群馬県警が出張っている。へっぽこな分和み(…)キャラって事でアニメオリジナルで出てんのか?と思ったらまさかの公式、剛昌原作。更には警部に昇進までしており、「おいおいおい。」とツッこむべく前のめりになりました。「これって…」と私の猜疑心が高まる(笑)
だって山村の行動が、覚醒した今の私にとっては「日本sage」そのものなんだもの。山村ミサオは警察官でありながら警察を貶める行動しかしていないんです。そしてそれはどういう事かと言えば
「警察官がその足るべき能力を保持していないととんでもない被害が日本人に及ぶ」
という事なのです。オッペケで済まないどころかシャレにならないんです。
現に
・証拠の価値なしとして関係者の証言を切り捨てた ← 実は解決に重要な事柄だった
・まともに捜査能力もないのに昇進する=捜査の質の著しい低下を招く(初動が命なのにマトモに指揮出来るとは欠片も思えない)
・映画でも山村のせいで人質事件にまで発展し目暮が負傷までした(優秀な捜査官の追放に繋がる。入院しなきゃならないから)
・眠りの小五郎のファンを自称し一般人の立ち入りを許すという捜査の攪乱を招く
等々、これ実際に自分の関わった事件でやられてみ?という事態を数々やらかしています。彼が出てくるだけで即「混乱」と「混沌」しか浮かんでこないとかまじ異常ですよ(笑)
つまり山村がやっている事は全て「犯罪者の利益にしかならない」事なのです。奴の場合存在そのものが既に…というものすごいキャラ。
私、十年の間にとっくに消えてるキャラだと思ってたんですよね山村。まさかの出演回大増発とか考えてもいなかった。まして昇進。
【まじか…(((((゚Д゚;)))))】
倍率が3くらいになりました。篠沢教授からはらたいらにシフトチェンジ。←←
ですがまあ、基本的に「お客さんとして楽しむ」方を選択していたので別にボスの正体云々を詮索する気はありませんでした。誰かなー、程度で。
ところが本編の随所にちりばめられたほんと些細な、ボケとツッコミだけでしかないようだけど「ん?」て引っかかる人には引っかかるやりとりと、剛昌本人が遊びまくってる「声優さん繋がりでのキャラ構築」を見ると
【まじかも…:(;゙゚'ω゚')】
になりました。
引っかかる人には引っかかるやりとりって何かって?
特に引っかかったのがこれ。皆様録画してる人は2015年9月放送、「三人の第一発見者(前編)」を観て下さい。
冒頭でいきなり「ラム」が出てきた挙句灰原が
「だっちゃ?」
とかゆうだけでなくラムちゃんまで呼ばれて飛び出たんですよどんなけorz
うん、【そこかよ!】でしょうよ皆さんにとっては。けど私にとっては違うんだよまず心の中ですげー勢いでツッこんだ
・「いやアンタら東京ムービー!(ぴえろでもディーンでもない)」
・「てかそこ日テレ!」
・「フジじゃないから!親会社に許可取ったんかい!」
的な。
が、そこまでツッこんでハタ!と気付いた
「小学館………」
ああそうか。スタジオも局も関係なくサンデー誌面の上では全く問題なかったのかと。なんか納得してしまいました。
つかむしろ【大先輩にお許し頂戴したんか剛昌!!】とゴルァ!な気持ちになりました(笑)高橋留美子御大、大先輩ですよ。なので他の方とは多分ベクトルの違うツッこみを炸裂させつつ、その話を観ていた時はそれで終わりました。
が。本編視聴が追いつき「純黒の悪夢」を観てからです。「んっっ!?」と引っかかりまくったんですよ。それはバーボンこと安室の「名付け」を見たからです。
以下、コナン本編と純黒の悪夢のネタバレ入ります。未見の方はブラウザバック。↓↓↓
黒の組織に潜入しているバーボンの名前は
「安室 透」
が、その正体は日本国警察庁警備局警備企画課(公安)所属の
「降谷 零」
ご存知の通り、バーボンの声を演じている古谷徹さんの「職歴」と「名前」からキャラクターの名前を構築しています。機動戦士ガンダムの主役、アムロ・レイから完璧に引用し(笑)池田秀一さん演じる赤井と対立するというバーボンのキャラを、いわゆる
【アテ書き】
しているんですね。
他にも生身の役者(声優含む)を意識した剛昌のアテ書きは随所に見られます。爆弾解体のプロ松田は完全に「松田優作」を意識しているしその仲間だった萩原は同時代を同じく席捲した「萩原健一」です。そしてこれは同時に、「太陽にほえろ!」へのオマージュでもあります。なんでかって剛昌がそれで育ったというのもあるでしょうが何よりも、コナンの音楽担当が太陽~作曲者の大野克夫氏だからの一言に尽きます。わかる人はここからスコッチにも繋がるとわかりますね、後述します。
松田と萩原はともかく、安室ほど強烈なのをかましてくるとは思ってませんでした。知人に解説された時もまさかここまでとは思ってなかった(笑)ナイトメア、あれなんすかまじで(笑)ファースト世代をピンスポでぐりぐり抉り込むように打つべししてきてもうたまらんやろなアレと。ガンダム嫌いで見た事ない私でさえ「おおおおお!!」ってなりましたもん観覧車の上。本編でも赤井と並々ならぬ因縁があり更に名前であそこまで(笑)まじかー、です。それを踏まえた上での推測なんですよ。いいですか?
・ボスの腹心がラム
・「だっちゃ」の伏線
・映画で声だけ出演のラム、男とも女とも取れる(つまり男優一択ではない)声
↓↓↓かーらーの、
ラムの配役ぶっちゃけ平野文さんじゃねえの?
てことなんだな。
そうだったなら上のコレが一番のキモになります
ボスの腹心がラム
山村ミサオの声が古川登志夫さんなんだよこれが。
そして途中のイレギュラーがなければ【毛利小五郎は神谷明さんだった】わけよ。
面堂にあたるにラムが揃っちゃうでしょうが。(笑)
てかねえ、こんなアホな事こんだけ長々書きゃしませんよあのバーボンの件がなければ。そしてこれからの展開として、多分ラムの正体が明かされる前にスコッチの描写が為される筈です。スコッチという人物の、
組織に名乗っている名前が
「滝雅也」、
本名が
「沖隆一」
だったら私のラムの推測もアタリですね(笑)
「???」な若い方、「太陽にほえろ」のウィキ見るかご両親に聞いてみて下さい。(笑)
つか初期の初期、ジンとウォッカという「酒の名前をコードネームにしている」と出た瞬間に「まさかスコッチ出さねえよな…(笑)」とは思ったんですよええ瞬時に。だって大野さん繋がりであざとすぎるから。遊んでるやんと揶揄されてしまいます。実際はそれどころじゃありませんでしたけどね松田に萩原て(笑)そのまんまやんけ(爆笑)松田が早逝してしまう所までそのまんま、でもまあこの程度なら軽いお遊びくらいかなー、とも思ってました。
まさかの安室透(笑)まさかのボスの腹心ラムにスコッチ登壇。
個人的に、この私の推測、アリだなあと思ってます(笑)大真面目に首領の名乗りを挙げる山村を観たい、ちょー観たいwwwww
ちなみにもうひとつ。ボスが山村の根拠をもういっちょ。
山村ミサオというのが警察手帳にも載ってる彼の本名です。男性の下の名前がカタカナって珍しいですよね?
「みさお」という名前に男女問わず一番多く当てられる漢字一文字は「操」。この文字には
うまくあやつる
の意味があります。リーダーとしての意味合いもあるそうです。
漢字で当てちゃったらわかりやすすぎるからカタカナにした?とも思いました。穿ちすぎかな?(笑)
では長々おつきあいありがとうございました。がんばって勢いで書いてみたいベルモットとコナンの話ほかもろもろ。まさかコナンに執筆意欲を駆られるとは思わなかったおのれ櫻井…!(笑)やる事ありすぎでコピーロボット欲しいです。
2017. 02. 18.
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