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技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 久しぶりにミニドリルを引っ張り出して来て使おうと思いました。通常長時間使わない電池で働く機器の電池は外すように心がけています。このミニドリルも当然そうしてあるだろうと思い開けてみると,電池が入っていたのです。しかも液漏れして。恐らく前回,「もう一回くらい使うだろう」と思ってそのままにしてしまったのだと思います。


 電池に当たる電極を清掃するのも一つの方法ですが,この際,ACアダプタを使うことにした方が良いと考えました。電源は6 V 1 A以上と言うことでした。ジャンクボックスから,十分余裕のある6 VのACアダプタを探し出しました。そのアダプタのプラグは,このミニドリルには挿さりませんでした。そこでプラグを交換しました。それ前に見にドリルの内部を見た所,ジャックの中央には赤い線が接続されているように見えました。そこで,芯をプラスとしてはんだ付けしました。ところが実際に働かせてみるとモーターは逆回転してしまいました。ちょっと見にくい所なので見間違えしてしまったようです。ネットで,このドリル用のアダプタを探し,拡大して見た所,極性の書かれている部分を見つけました。芯がマイナス仕様でした。折角作りましたが,外しはんだ付けしなおしました。結果,きちんと働きました。電線は使用中もそんなには邪魔にならず,終わってからも電池の液漏れの心配がなく,安心して使えるようになりました。



 

 目覚ましのラジオでワイドFM放送を聴いています。安定して受信するため,軒下にダイポールアンテナを引きました。このラジオにはロッドアンテナがあるのみで,外部アンテナ端子はありません。そこで,軒下から引いてきた同軸ケーブルの先をダイポールアンテナにして,ロッドアンテナに沿わせました。こちらは送信アンテナに相当します。これをロッドアンテナで受ける形になります。

 このラジオは雨戸付き窓の近くに置いてあります。朝,雨戸を開けるとき,受信状態が悪化していました。多分,この“送信アンテナ”からの電波と,放送局からやってくる直接の電波との相が逆で,弱め合うのでしょう。特に,雨戸を開ける途中でかなり弱くなるようです。

 

 

 アンテナからの電波と,放送局からの電波が弱め合うのなら,アンテナの方の相を逆にすれば強め合うことになります。そこで軒下ダイポールアンテナの左右の接続を入れ替えてみました。これにより,雨戸を開けるときのトラブルは解消しました。

 

 

 自作機器の5 V出力のコネクタに,DCアダプタのコネクタではなく,USBコネクタを用いました。USBを5 V電源とする機器がたくさんあるので,5 V出力のコネクタとして使うのも自然です。実際にはこの出力で,前の記事に書いたUSBライトを光らせます。

 USBライトは常夜灯にできそうです。古いUSBハブに挿してみました。うまく固定され,灯りとすることができました。このUSBハブは背面に磁石が付いていて,金属部分に固定することができます。

 折角アップロードを続けていたブログサイトが突然に廃止されて,それまでの記事がなくなってしまった苦い経験から,現在記事は一旦MS-Wordで作成保管したものをアップロードするようにしています。MS-Wordは時々クラッシュします。ブログサイトにアップロードしようと思ったところ,開いていたMS-Wordに,作ったはずの記事がなくなっていました。確か作ったはずだと思いました。恐らくクラッシュして自動回復された結果,作ったものが消えたのでしょう。バックアップにもしやその記事が入っているのではないかと調べてみました。MS-Wordのオプションを調べてみると,自動回復データを保存する設定になっていました。設定場面から,自動回復データのある場所もわかりました。そこにはいくつかのファイルがありました。拡張子は.docxではなく,.asdでした。多分Auto Saved Dataの意味でしょう。最新のものをダブルクリックすると,書いた覚えのある文書が現れました。書き直す必要がなくなりラッキーでした。

 PCのキーボード照明用にフレキシブルUSBライトが百均に並んでいるのを思い出しました。壁掛け時計をこれで照らせたら,常夜灯にもなるし,夜間時計も見られるので便利だと思いました。照明用コンセントに充電アダプタを挿し,そこにこのライトを付け,時計を照らすのです。最近機会ある度に,百均の売り場を探してみました。どうも最近は扱っていないようです。通販サイトを調べてみると500円くらいで売られていました。考えてみると売っている百均を見つけ,電車代を出して買いに行くことを考えれば買ってしまっても良さそうです。これだけ買うと送料が上乗せされますが,他の欲しいものと組み合わせることで送料が免除される一定金額以上になりました。

 届いたもののケースを見ると棚ずれした感じですが,中身は問題ありませんでした。百均のものは,しっかりと見たことはありませんが,このフレキシは長く,しっかりしている感じでした。百均をあきらめて通販で購入して良かったと思います。

 以前に,木の床の上で除菌スプレーを用いたところ,床に白いしみができてしまったことを書きました。雑巾などでこすっても消えませんでした。考え付いたのは,自動車用ワックスでした。変質した部分をワックスが溶かし出してくれるのだと思います。今回,テーブルの天板に白いしみができてしまいました。除菌スプレーで消毒したものを,乾かないうちに置いてしまったのでしょう。台ふきんで磨いても消えません。


 自動車用ワックスはにおいが強いのでテーブルには使えません。そこで考えてみたところ,ハンドクリームが水と油脂のエマルジョンであるのでうまくいくのではないかと考えました。試しにハンドクリームをティッシュペーパーにつけてこすったところ,しみが簡単に消えました。今後使えそうなテクニックです。

 越冬加温ケースは夜間だいたい15℃以下にならないように加温するよう作ったものです。夕方,前面に断熱パネルをセットします。昼間には外します。年末に風邪をひき,正月にぶり返し,しばらくの間,この作業ができないでいました。ここの所,風邪も回復してきて,朝夕のこの作業が復活しました。しかし,よく観察すると,君子蘭の葉がダメージを受けていました。病気かとも思いましたが,そうではないようです。昼間も断熱パネルがセットされている期間,ずっと薄暗かったと思います。植物はそういう環境にも適応できるよう,光合成の効率を上げたものと思います。その代償として,強い光に弱くなってしまっていたのだと思います。そして日焼けしたのだと思います。他の植物でも,伸びすぎたため,切り縮めて内部の葉を露出すると,露出した部分が日焼けします。早く新しい葉を増やして回復してほしいものです。

(手前はハイビスカスの花です。暗い期間があったにも関わらずいくつか咲いています)

 毎日同じ時刻に動作させるため,24hタイマーを使っています。ここのところ同じ機種のタイマーが続けざまに故障しました。真ん中のダイヤルが1日1回転しています。赤い矢印の所が現在時刻です。このタイマーは,15分間隔で押し上げ,押し下げるバーが付いています。異常に気づいたのは,設定時刻になっても動作しないことに気づいたからです。見ると,現在時刻が狂っています。その指している時刻から進んでいなかったのです。

 

 

 このタイマーの歯車はプラスチック製であることを知っていました。プラスチック製の歯車が摩耗したのかと思いました。そこで分解してみました。周りを見た所ネジが見つかりませんでした。裏のシールを剥がしてみましたがネジは見つかりませんでした。最終的に分かったのはダイヤルがカチッとはめ込まれていました。それを外すと3か所のネジが出てきました。それを緩めると中身が出てきました。プラスチック製の歯車を全てチェックしましたが,摩耗しているところはありませんでした。

 

 

 モーターの所のウォームギアを手で回してみました。軸とスリップして軽く回りました。このことから,このスリップが回転を止めた原因だったようです。長い間の使用で,埃がどこかのギアの間に入り,回すトルクが増えたのでしょう。軸との固定が軽いので,その抵抗によりスリップしたのだと思います。このタイマーは,店に並んでいる中では比較的安価でした。もう少し高いものの耐久性はどうか,今後試してみたいと思います。

 

 

 工房左側駐輪小屋の壁に,波板を木枠に組み込んだものを用いたことを過去の記事で書きました。強度は意外とありました。ガレージ側面にも付けたいと思います。前回は,波板6枚(ただし,上下に2分割,横方向には3枚)をはめ込む大掛かりな木枠を作りました。今回は大掛かりにならないよう,波板1枚幅のものを作ります。必要に応じて,これを幾つも作り,並べる予定です。

 前回は縦方向を2分割し,上からと,下からはめ込みました2分割した桟には,吹き付けられた雨水が溜まるので,何か所か穴を開けて,水の通り道を作りました。今回は横桟は奥側M(B)と手前側M(F)に分け,その間に波板を通します。隙間は最初からあるので雨水は通り抜けます。一番下,B(B),B(F)も同様です。波板を差し込むスリットはTの下部,Lの右側,Rの左側だけで済みます。