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技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前にガレージ波板屋根下日よけで910×400 mmの端材が出たことを書きましたが,これを使って,ガレージ上部にオーディオ用の棚を作りたいと思います。更に前に木工用集塵機ケースを作った記事を書きました。その時の棚にも薄合板を用いました。周りがきちっと固定されていると,薄合板でも棚として十分に機能することを経験しました。そこで,この合板についても補強を試みました。また,「1×4材から1×2材を切り出すと経済的」という内容の事も書いたことがあります。1×4材の幅は89 mm,1×2材の幅は38 mmです。丸鋸の切り代を2 mmとすると,89-2×(38+2)=9 mmで,断面が9×19 mmの端材が出ます。何かに使えるだろうと,端材を保存していました。これが補強材として使えそうです。

 ガレージ屋根のポリカ波板を張り替えてもらった際,できるだけ日の光を通さないものを,とお願いしました。しかし,夏には,そこを通して射しこむ陽の光がじりじりと暑かったです。そこで波板の下に薄合板を張り始めました。屋根の面積は意外と広く,910×1820 mmの合板8枚を要しました(それぞれ400 mmの端材は出ましたが)。夏から始めたのですが,毎日作業を行えるわけでもなく,秋になり,冬になってしまいまい,完成が今になってしまいました。薄合板の上側には,アルミ蒸着シートを貼りました。断熱材にアルミを蒸着してあるもので,太陽光線を反射し,それでも上昇した熱は断熱材で伝えにくくなっているので,薄合板の温度も上がりにくく,今度の夏には,厚さがかなり改善されることでしょう。

 使っている目覚ましラジオはACと電池との2way電源式です。しかし,電池を入れてあっても,停電になって電源が切り替わる間の空白時間により時計がリセットされてしまうという不具合がありました(前の記事)。その対策として,ラジオのAC電源は用いず,DCアダプタから電池端子に電気を供給することを考えました。ダイオードを用い,停電の時は電池から電気を供給するようにします。これによりタイムラグが生じないので,時計がリセットされることを防止できます。この一つの方法として,ラジオの電池ホルダーをそのまま使うことを考えてみました。

 最近,1つの株を除きすべての胡蝶蘭に花芽が認められました。“1つの株”は胴切りした上部の株で,元気になるまで待たないとならないと思っていました。水をやるため蘭用加温ケースから出すと下の方に根のようなものが伸びていました。これが,よく見ると花芽だったのです。加温ケースが狭いため,他の蘭に囲まれていて,また,花芽が自分自身の陰になっていたため,棚の下の方からの光が一番強く,花芽はそちらを目指して伸びていったのでしょう。早速誘引ワイヤーを用い,花芽が上の方に向くよう誘引してやりました。ただ,固いので強引に誘引すると折れてしまいます。無理のない範囲で引き寄せ,段階的に修正したいと思います。

 PCに移動させた画像をiPhoneに戻したい事案が生じました。そこで,以前に書いた記事の方法を行いました。iPhoneで撮影した画像データはHEIC形式でした。PC内でもこの形式に入っていました。これをPCにミラーリングしてあるLINEのKeepメモに入れました。LINE上では直接画像は見えず,そこをクリックすると見える状態でした。その画像に関しては,転送などのアップロードアイコンはあるものの,ダウンロードのアイコンがありませんでした(iPhoneにて)。ダウンロードしないと画像データに戻すことはできません。そこで,PC側でJPEG形式に変換したものをLINEに送ってみました。すると,LINE上で直接画像が表示され,それをクリックするとダウンロードのアイコンもあり(iPhoneにて),無事画像として元に戻すことができました。今回の事から,私が見出したPCからiPhoneへの転送法では,JPEGファイルでやるべきだということが分かりました。

(表示されているのは例であり,今回転送したかった画像とは異なります)

 前回までに印刷したメモ帳のページを重ね,糸でつなぎました。そして,2つ折りにし,折った癖を付けるため万力に挟んでおきました。一番外側には,カバーを貼り付けるため,厚手の用紙を配しました。今回カバーを貼り付けました。先ず,カバー貼り付け用用紙を短くし,端に両面テープを貼りました。そこにカバーを重ね,両面テープで貼り付けました。


 最後に綴じ辺以外の辺をカッターナイフで切って整えました。最後にこれをやるのは,特に開く辺の長さを整えるためです。何枚も重ねて2つ折りにすると,内部の紙程,外にはみ出します。この状態でカットすることにより,開く辺の長さがそろい,指でぱらぱらとめくれるようになります。
 改めて見ると表紙の西暦が間違っています。内側を見ると一部,平成26年のものでした。実は,平成26年のデータを基に2025年用に直したのです。うっかりPCで基のデータを開いたまま印刷してしまったようです。その時,表紙の年を直したようです。正しいデータで印刷,製本しなおす必要があります。上に書いたように重ねた内側が飛び出します。そこの印刷を切り落とさないようにするためには,幅は広めになります。そのため,表紙は当初の幅を超えて広く切り取る必要があります。これにより当初の幅を示す線が残ってしまいました。印刷しなおす際,この線は消しておこうと思います。

 

 フレキシブルUSBライトを照明用コンセントに挿し,壁掛け時計を照らしてみました。うまく時計の盤面だけを照らすことが分かりました。ただ,天井に余分な光が当たっています。これを防いだ方がスマートです。アルミホイルで光源周囲を隠すようにしたらよいのではないかと考えているところです。

 合板にスリットを作るのに,先ず,スリットの端部にスリット幅に一致する径のドリル穴を開けます。多くの場所に同じ加工をするため,型紙を作りました。穴を開ける部分は同心円をいくつか描いてあります。穴の位置を正確にするため,アルミ板に穴を開けておいてガイドとしました。図面には同心円が描いてあるので,場所決めが楽になりました。幾つか穴を開けているうちに,アルミ板の穴が広がってきてしまいました。木材用のガイドなので,穴は広がりにくいと思っていました。しかし,当てが外れました。そこで,ステンレスの隅金を用いることにしました。ステンレス隅金にはもともとネジ用に穴が開いていたので,ちょっと広げるだけで済みました。ステンレス隅金は硬く,厚さもあるので,今度は大丈夫だと思います。ちなみに,穴の位置がずれないよう,クランプで固定してから穴あけをしています。

 前回,データを作りましたのでA4印刷用紙に両面印刷しました。表紙以外を重ね,合板上に整えて周囲を画鋲で留めました。そして,糸を通すための穴を開けました。ドリル刃はφ1 mmを使いました。

 

 糸で中央部分を縫いました。

 

 A4サイズのまま2つに折り,折曲がりのくせが固定するよう,万力でしっかりと締めました。これでしばらく置いておき,表紙を貼り付け,メモ帳の大きさに切り出せば完成です。

 

 朝,越冬加温ケースを見ると,コントローラーのヒーターONのLEDが点いているのに,ケース内温度が10℃を下回っていました。通常最低温度を12℃から15℃くらいにしてあるはずなのにです。ヒーターの吹き出し口に手を当てると風は暖かくありませんでした。温度ヒューズが飛んだのだと思い,分解してみることにしました。

 

 後ろの4つの穴の中のネジを緩めれば開けそうです。通常プラスネジが使われているので,挿してみました。しかし引っ掛かりがありません。よく観察してみると中央が飛び出した星形をしていました。ユーザーが開けられないよう,特別なネジを使っているようです。ハードディスクのネジと同じようでした。手持ちにありましたので,使ってみました。しっかりと合致し,開くことができました。

 

 温度ヒューズは,かしめてあるひっかけ部を外して,発熱ユニットを取り出さないと出てきませんでした。かしめを緩め,発熱ユニットをはずすと,リード線の1つがはずれてフリーになっていました。そのつながっている部分はヒーター端部とともに,台の雲母にハト目で留めてありました。新たに穴を開け,ビスで留めれば何とかなりそうです。しかし,発熱機器であること,結構古いものであることなどを考慮し,これは廃棄することにしました。手持ちに同じようなファンヒーターがあるので,それに替えることにしました。