FM用ダイポールアンテナの極性の変更 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 目覚ましのラジオでワイドFM放送を聴いています。安定して受信するため,軒下にダイポールアンテナを引きました。このラジオにはロッドアンテナがあるのみで,外部アンテナ端子はありません。そこで,軒下から引いてきた同軸ケーブルの先をダイポールアンテナにして,ロッドアンテナに沿わせました。こちらは送信アンテナに相当します。これをロッドアンテナで受ける形になります。

 このラジオは雨戸付き窓の近くに置いてあります。朝,雨戸を開けるとき,受信状態が悪化していました。多分,この“送信アンテナ”からの電波と,放送局からやってくる直接の電波との相が逆で,弱め合うのでしょう。特に,雨戸を開ける途中でかなり弱くなるようです。

 

 

 アンテナからの電波と,放送局からの電波が弱め合うのなら,アンテナの方の相を逆にすれば強め合うことになります。そこで軒下ダイポールアンテナの左右の接続を入れ替えてみました。これにより,雨戸を開けるときのトラブルは解消しました。