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技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 ガレージ波板下の日よけ用薄合板の間を手元にたくさんあった連結金具でつないでいました。手元に大量にあったので使っていましたが残り少なくなってしまいました。多分リサイクルショップで手に入れたものです。補充しようとホームセンターで見つけた所,1つ当たり50円から80円ほどしました。手に入れたのは廃業した業者さんがリサイクルショップに出したものだったのかも知れません。

 

 ふと作業室の片隅を見ると,うまいものが見つかりました。百均で,「いつか使うかも」と思って買っておいた,箱の仕切り材です。スリットが入っていて互いに差し込めます。適当に組み合わせるとしきりになるというものです。スリットの間が開いていて,そこを切れば今まで使っていたような連結金具のような形になります。しかもネジ留めのために開けたい穴の位置にへこみがあります。多分成型のためのものと思われます。ここに穴を開ければ連結具になります。1本から40個近く取れます。100円で3本買えたのか,1本100円なのか忘れましたが,1本100円でも,1部品あたり2, 3円となり非常に経済的です。また使う場所から日による劣化は気にしなくて良いと思います。

 

 

 年賀状もかなりメールに切り替えつつあります。メールでもはがきの年賀状のように,あらかじめ送って,元日に到着するようにしたいです。そこで使っているのが,メールソフトThunderbirdのSend Later機能を使っています。メールを作成後,[Send Later]ボタンを押します。すると,いつ送るかのウインドーが現れるので,日時を指定して[送信日時…]を押します。すると下書きフォルダーにしまわれ,予約日時に送られます。はがきと異なり,予約日時前だったら修正もできます。

 結果,何人かの方からは0時過ぎに返信をいただけました。その頃私は寝ていましたが。

 今回もトラブルです。

 年賀状は印刷速度の速いレーザープリンターで共通部分を印刷し,個人的なメッセージのみポータブルのインクジェットプリンターを用いて重ね印刷しています。PCでメッセージを書いて,その横のプリンターにはがきを挿し,印刷していました。しかし,印刷途中で字がかすんでしまいました。ヘッドクリーニングしましたが,改善されません。そこで,インク量が少ないとのメッセージの出ている黒,イエロー,マゼンタのインクカートリッジを交換してみました。交換後,状況は更に悪化してしまいました。交換する際,何か違和感がありました。最後に交換したマゼンタのインクの覗き窓を見ると,本来ならたっぷり入っているはずのインクが底の方にしかありません。しかもどろどろしているのです。この交換用カートリッジは1年以上前に購入したものだと思います。昨年,途中でインキ切れになった時に備え購入しておいたものです。保管状況が悪かったのでしょう。蒸発濃縮されてしまったのでしょう。2階の普段使わない部屋に置いてあり,真夏にかなり温度が上がったものと思われます。

 このプリンターは1年に1度しか使いません。インクジェットプリンターは時々使わないと詰まってしまいます。インクジェットプリンターは,定期的にダミー印刷することが必要でしょう。予備のインクは居間の引き出しなどに保管するのが望ましいでしょう。

 この(写真)ラジオを目覚ましに利用しています。以前停電になった時,時計がリセットされてしまい再設定の必要がありました。以前雷が多く,ときどき瞬間停電しました。その都度時計をセットしなおさなければなりませんでした。このラジオは電池でも動作します。そこで電池を入れておくことにしました。停電になったら電池に切り替わり,時計がリセットされずに済むと思ったからです。電池を入れた後,停電のテストはしないでいました。この度,コンセントをさしかえた所,トラブルが起こりました。昼間にタイマーが働いたのです。時計がリセットされていたのです。タイマー予約は恐らく不揮発性メモリーを使っているのでしょう。コンセントを抜いて挿すと時計は0時からスタートしたのだと思います。そして,その時計で予約時刻になった時タイマーが働いたのでしょう。

 

 このラジオは,AC電源と電池の切り替えにタイムラグがあることが分かりました。ACコードを抜くとしばらくラジオは消えてしまいます。1秒ほどして,電池に切り替わり再度ラジオが動作します。その間に時計がリセットされてしまうのでしょう。このラジオがDCアダプタ式なら,以前の記事(非常ベル)の停電対策が使えます。残念ながらこのラジオはACコードが直接入っています。開いて改造するのは面倒なので,先ずは工夫した電源を電池の端子から入れようと計画しています。

 前にPCの写真ファイルをiPhoneに入れるには特別な操作が必要だったことを書きました。その後,iPhoneの写真ファイルの拡張子がHECIであることに気づきました。それなら,HEICファイルならPCからiPhoneに入れられるのではないかとやってみました。しかし,進入禁止マークが出てできませんでした。下の写真の左側がPC上に表示されているiPhoneです。以前に紹介した方法で転送したJPGファイルも,スクリーンショットのPNGファイルも入っています。特別な方法を使えばいろいろの形式のファイルを入れられるということです。

 夏に波板を通して射しこむ日光が暑いため,波板下に薄い合板を張っていました。屋根は母屋で区切られているため,91×70 cmの薄い合板を20枚ほど張らなければなりません。作製もいろいろ脱線しているので,まだ6枚残っています。合板1枚につき4か所のひっかけ金具用のスリットを開ける必要があります。つまりまだ24か所スリットを作らなければなりません。いちいち墨入れするのは手間がかかるので,工夫しました。墨入れの図面を印刷し,両面テープを用いて貼り付けるのです。スリットの場所にスコヤで線を入れて,それに合わせて貼り付けるのです。

 

 先ずはスリットの両端をスリット幅6.5 mmのドリルビットで穴を開けます。あらかじめアルミ板にφ6.5 mmの穴を開けたジグを作っておいて,それを当ててドリルを用います。

 

 アルミのジグを用いたので,木目によって流されることなく,正確な位置に穴あけができました。

 

 2つの穴の共通接線をマルチツールで切り取りました。これでスリットができました。ちなみに,この型紙は裏になるので剥がす必要はありません。

 

 その後,あらかじめ作ってあったひっかけ金具をボルトで留めました。

 幅91 cmの合板を何枚か切断することになりました。楽にきれいに切る方法を考えていました。丸鋸で切断するのが楽できれいです。91 cm幅の丸鋸ガイドを使うことにしました。丸鋸ガイドは,丸鋸ベースを滑らせる部分と,ベースの端を沿わせる部分からなります。沿わせる側にネジ穴が3つ開けてあり,下の被切断材を押さえつけていました。これはこれまで角材を縦に切断するのに使っていました。角材ではネジの部分までかからないので,ネジ留めができたのです。合板の場合は,ここを大幅に越えます。そこで左右からダウンホールドクランプで押し付けました。これで,ガイドも被切断材も固定され,安定して切断できました。

 ステンレスや鉄の材料を切断したり,タップを用いるとき,手がちくちくすることがあります。布とかが擦れた時,ちくっと傷んだりします。傷むところをルーペなどで調べてみると,尖った金属くずが刺さっています。布とかが擦れた時,それが押し込まれるような動きをして,ちくっと傷むのです。小さい屑なので,片手でルーペと毛抜きを操作するのは至難の業です。これは,金属を加工するときほぼ毎回のように経験します。そこで,対策を考えました。軍手は,繊維の間に入り,後々まで影響します。手元に薄いラテックスの手袋があったので付けてみました。薄いので金属くずが刺さって,肌まで達しそうです。しかし今回,たくさんタップ切りを行いましたが,刺さらないで済みました。効果がありそうです。

 ネジを刻んだステンレス板には油や切りくずが付着しているのでティッシュペーパーで拭きとりました。作業が屋外なので,ティッシュペーパーは風で飛ばされます。そこで,木工用ピンチに咥えて飛びを防止しました。おまけの効能としては,ピンチごとステンレス板を拭くことができます。ティッシュペーパーの場合,ステンレスのバリに引っかかり,ちぎれてくっつく場合があります。ウエスで拭いた方がよさそうです。

 穴の開いているステンレス取付金具の穴にネジを刻むため,タップを使っています。購入した金具に開いている穴の径がM6のネジ切りに丁度良いサイズでした。垂直にネジきりするため,これまで鏡を用いていました。ドリルの所でも書きましたが,映ったタップ(ドリルの場合はドリル刃)とタップ自体とが直線的になるように使うと垂直にネジ切りできます。よく見てみると,ステンレスは光っているのでタップが映っていました。これまでは,穴を開けた鏡にタップを通す手間がかかりましたが,ステンレスに映ることを利用すれば,その手間が省けます。今回は約50個のネジを切る必要があったので,だいぶ時間の節約になりました。