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技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 この(写真)ラジオを目覚ましに利用しています。以前停電になった時,時計がリセットされてしまい再設定の必要がありました。以前雷が多く,ときどき瞬間停電しました。その都度時計をセットしなおさなければなりませんでした。このラジオは電池でも動作します。そこで電池を入れておくことにしました。停電になったら電池に切り替わり,時計がリセットされずに済むと思ったからです。電池を入れた後,停電のテストはしないでいました。この度,コンセントをさしかえた所,トラブルが起こりました。昼間にタイマーが働いたのです。時計がリセットされていたのです。タイマー予約は恐らく不揮発性メモリーを使っているのでしょう。コンセントを抜いて挿すと時計は0時からスタートしたのだと思います。そして,その時計で予約時刻になった時タイマーが働いたのでしょう。

 

 このラジオは,AC電源と電池の切り替えにタイムラグがあることが分かりました。ACコードを抜くとしばらくラジオは消えてしまいます。1秒ほどして,電池に切り替わり再度ラジオが動作します。その間に時計がリセットされてしまうのでしょう。このラジオがDCアダプタ式なら,以前の記事(非常ベル)の停電対策が使えます。残念ながらこのラジオはACコードが直接入っています。開いて改造するのは面倒なので,先ずは工夫した電源を電池の端子から入れようと計画しています。

 前にPCの写真ファイルをiPhoneに入れるには特別な操作が必要だったことを書きました。その後,iPhoneの写真ファイルの拡張子がHECIであることに気づきました。それなら,HEICファイルならPCからiPhoneに入れられるのではないかとやってみました。しかし,進入禁止マークが出てできませんでした。下の写真の左側がPC上に表示されているiPhoneです。以前に紹介した方法で転送したJPGファイルも,スクリーンショットのPNGファイルも入っています。特別な方法を使えばいろいろの形式のファイルを入れられるということです。

 夏に波板を通して射しこむ日光が暑いため,波板下に薄い合板を張っていました。屋根は母屋で区切られているため,91×70 cmの薄い合板を20枚ほど張らなければなりません。作製もいろいろ脱線しているので,まだ6枚残っています。合板1枚につき4か所のひっかけ金具用のスリットを開ける必要があります。つまりまだ24か所スリットを作らなければなりません。いちいち墨入れするのは手間がかかるので,工夫しました。墨入れの図面を印刷し,両面テープを用いて貼り付けるのです。スリットの場所にスコヤで線を入れて,それに合わせて貼り付けるのです。

 

 先ずはスリットの両端をスリット幅6.5 mmのドリルビットで穴を開けます。あらかじめアルミ板にφ6.5 mmの穴を開けたジグを作っておいて,それを当ててドリルを用います。

 

 アルミのジグを用いたので,木目によって流されることなく,正確な位置に穴あけができました。

 

 2つの穴の共通接線をマルチツールで切り取りました。これでスリットができました。ちなみに,この型紙は裏になるので剥がす必要はありません。

 

 その後,あらかじめ作ってあったひっかけ金具をボルトで留めました。

 幅91 cmの合板を何枚か切断することになりました。楽にきれいに切る方法を考えていました。丸鋸で切断するのが楽できれいです。91 cm幅の丸鋸ガイドを使うことにしました。丸鋸ガイドは,丸鋸ベースを滑らせる部分と,ベースの端を沿わせる部分からなります。沿わせる側にネジ穴が3つ開けてあり,下の被切断材を押さえつけていました。これはこれまで角材を縦に切断するのに使っていました。角材ではネジの部分までかからないので,ネジ留めができたのです。合板の場合は,ここを大幅に越えます。そこで左右からダウンホールドクランプで押し付けました。これで,ガイドも被切断材も固定され,安定して切断できました。

 ステンレスや鉄の材料を切断したり,タップを用いるとき,手がちくちくすることがあります。布とかが擦れた時,ちくっと傷んだりします。傷むところをルーペなどで調べてみると,尖った金属くずが刺さっています。布とかが擦れた時,それが押し込まれるような動きをして,ちくっと傷むのです。小さい屑なので,片手でルーペと毛抜きを操作するのは至難の業です。これは,金属を加工するときほぼ毎回のように経験します。そこで,対策を考えました。軍手は,繊維の間に入り,後々まで影響します。手元に薄いラテックスの手袋があったので付けてみました。薄いので金属くずが刺さって,肌まで達しそうです。しかし今回,たくさんタップ切りを行いましたが,刺さらないで済みました。効果がありそうです。

 ネジを刻んだステンレス板には油や切りくずが付着しているのでティッシュペーパーで拭きとりました。作業が屋外なので,ティッシュペーパーは風で飛ばされます。そこで,木工用ピンチに咥えて飛びを防止しました。おまけの効能としては,ピンチごとステンレス板を拭くことができます。ティッシュペーパーの場合,ステンレスのバリに引っかかり,ちぎれてくっつく場合があります。ウエスで拭いた方がよさそうです。

 穴の開いているステンレス取付金具の穴にネジを刻むため,タップを使っています。購入した金具に開いている穴の径がM6のネジ切りに丁度良いサイズでした。垂直にネジきりするため,これまで鏡を用いていました。ドリルの所でも書きましたが,映ったタップ(ドリルの場合はドリル刃)とタップ自体とが直線的になるように使うと垂直にネジ切りできます。よく見てみると,ステンレスは光っているのでタップが映っていました。これまでは,穴を開けた鏡にタップを通す手間がかかりましたが,ステンレスに映ることを利用すれば,その手間が省けます。今回は約50個のネジを切る必要があったので,だいぶ時間の節約になりました。

 桟支えが前後にずれないように支えからガレージ柱を抱えるようなアルミ板を取り付けています。前にコの字型の部品をつくってあったので,支えに彫り加工して取り付けました。

 

 彫り加工は,自作したトリマ用枠を用いて行いました。枠にトリマのベースが当たることにより,彫る部分が端部からはみ出さず,きちっと端が決まります。目盛が打ってあって,彫る幅をセットできます。留めるネジの頭の分を考えて深めに彫りました。

 

 彫った溝にアルミ部品を入れてみました。ピタリと入りました。この後,ネジ留めしてガレージ柱にセットしました。

 私はiPhoneで撮った写真は大抵PCに移動させてしまいます。移動してしまった後,iPhoneにも置いておきたいことがあります。iPhoneとPCとをライトニングケーブルで接続すると,iPhoneの写真画像のフォルダーが開くので,エクスプローラーを用いて,写真をパソコンに移動,またはコピーできます。これを用いてiPhoneの写真をPCに移動させています。しかし,PCの写真をiPhoneに移そうとすると“進入禁止マーク”がでてしまい,うまくいきません。PCのiTunesソフトを用いればできるらしいのですが,今の所使い方が分かっていません(iTunesはPCから音声ファイルをコピーするのに使っています)。ここで,LINEを使った方法を考えつきました。LINEソフトは,PCにミラーリングできます。そこで,PCにミラーリングしたLINEのKeepメモにPCの写真を転送します。その後,iPhoneにてLINEに表示されている写真をダウンロードします。これで,iPhoneの画像リストに現れるようになりました。

 あられ組継ぎをするとき上下にずれてしまいました。反った木材になんとかあられ組加工を施し互いに挿し込んだのです。なんとか挿さりましたが前後にずれてしまったため,コンクリートの床に置いて,たたいてずれを修正したのです。それでもずれも残っています。

 


 そこで鉋を掛けました。まだ鉋掛けには慣れておらず,ちょっと段ができてしまいました。その修正にはサンダによる紙やすり掛けをしました。段はとれませんでしたが,接合部はきれいになりました。