せかいあちこちたびだより -12ページ目

笑顔

どうも!

クリスマス!

なのでみなさんに笑顔を送ります。








はい!







何が楽しいのか、とってもいい笑顔のマネキン。

いやあ、こっちはマネキンまでラテンです。



ってわけで、今日はクリスマスイブ。

これから宿で一緒の人たちとパーティーです。

では!




浮いて暮らす人々


どうも!

基本こっちではコーヒー頼むとネスカフェが堂々と出てきます。



さてさてペルー。

南米の中でもここは行きたいなあと思っていたチチカカ湖。

この湖に浮かぶ島に行ってきました。

ウロス島というこの島、本当に「浮かんで」いるんです。



わかるかなぁ、この島々、「葦(あし)」でできていて、プカプカと湖に浮かんでいるんです、しつこいけど。

引越しは自由自在、仲悪くなったら地面をザクザクとのこぎりで切ってお別れするのも自由自在。

そんなこんなで島は年々増えていて、今は約40の浮き島がチチカカ湖にはあります。

島そのものだけではなく、家も葦製。

おやつに食べるのも葦の根っこの白い部分(甘くて意外にウマイ)。

移動手段の船も葦でできている。もちろん乗ってみた。意外に頑丈、快適な船。




なんかもうねえ、あまりにも想像外の環境に暮らしているここの人たちと出会って、

人間の暮らしっていうのは本当に多種多様なんだなあと、つくづくと実感したね、つくづく。

自分の知ってることのちっぽけさってのをつくづく実感したね、これもつくづく。

世界にはいろんな生活があるんだねえ、ほんと。

それにしても島のおばちゃんたち、あまり物質的には豊かじゃないはずなのに、異常に太ってたな。

どう考えても運動不足なんだろうね、島、端から端まで歩いて1分だから。


で、この後さらにモーターボートでぐんぐん進み、タキーレ島というところにも行ってきました。

ここはフツウの島なんだけど住民の民族衣装が特徴的で。



で、子供のとってもカワイイ島でもありました。







で、いろいろ寄り道したけれど、ようやくクスコという街に到着しました。

インカ帝国の首都だったこの街、なかなか雰囲気があってステキなところ。

ここでクリスマスと正月を過ごす予定です。


そんなわけで。




さよならボリビア


どうも!

昨日電気温水シャワーを浴びていたら、触り所が悪かったのか思いっきり左手感電しました。



さてさて、とうとう約2ヶ月滞在したボリビアともお別れ。

最後の町は、チチカカ湖畔にたたずむ小さな町、「コパカバーナ」。


ボリビアを旅していて一番きつかったこと。

ビールがイマイチってのもキツイにはキツイんだけど、

それ以上にこの国の料理のほとんどが「肉」で構成されているってこと。

これが肉を食べられない私には過酷なことでした。

出てきた料理、肉よけて食べよー、と思ったら食べるところがなくなった、

なんてことはよくあることで。

そんな私にとってコパカバーナはタイヘンスバラシイ町。

湖から取れるトゥルーチャというマスがここの名物で、毎日とりつかれた様にマスますマスマス。

久しぶりに魚三昧の非常に満足な日々を過ごしました。



で、まあしつこいようだけどここも標高が高くて。

町で3800m。

眺めのいい丘が町外れにあるってんで早速上ってみたんだけど、この丘、なんと標高3966m!

歩くこと30分、ピクニック気分で富士山より高い山、登っちゃったよ。

さすがに途中、息切れつらかったけど。


丘のてっぺんから見下ろすコパカバーナの町とチチカカ湖



そんなわけでボリビアだっしゅーつ!

今回の旅4か国目・ペルーに入国しましたー。



ラパスの娯楽


どうも!

1914年までコカコーラにはコカインが入っていたってこの前知りました。



かれこれ2週間以上滞在中のラパス。

前も書いたかもしれないけど、ここは標高3660m、世界最高所にある首都です。

街はすり鉢状になっていて、普通なら高級住宅街は上の方にあるもんですが、ここは違います。

高級住宅地はすり鉢の底の部分、貧しい人達ほど眺めの良い高台に住んでるのです。

なぜか?

それは、下に行けば行くほど空気が濃いから。

金持ちは思う存分(っていっても比較の問題だけど)酸素を吸い、

貧しい人達は空気の薄い場所で我慢しなきゃいけないってこと。

そんな街です。




すり鉢の淵(高台)からみたラパス




逆に高級住宅地から見た街並み。わかりにくいかな~


こんな特殊なカタチの街なので、夜景がものすっごくキレイです。

いやほんと、藻岩山とか函館とか目じゃないよ。

今まで見た中でも群を抜いてキレイ。



さてさて、ここラパス。

いくら南米最貧国の首都とはいえ、首都は首都。

そこそこに娯楽ってのもあります。


街を歩いていて発見しました「TWIN BOWL」。

そう、ボーリングです。

久しぶりにちょっと遊んでいきますか、と地下に降りていって目に飛び込んできた光景。

なるほど、TWIN BOWL、レーンが2つしかないからこの名前なのね!

客は他にいないから2レーンでも充分充分、とりあえず受け付け。

で、渡されたのがスコア表。

なつかしー!!!!

最後に手書きでボーリングやったの、15年は前でしょう。

忘れもしない真駒内ボウル。今でもあるのかな。


ボールが全部やたらと重いとか、

レーンが木張りでガタガタしてる上に斜めってるとか、

まあそんなことはこの際気にならない。

そんな事では驚かないよと思っていたけどさすがボリビア、やってくれます。

なんと倒れたピンを並べ直すのが人力!!

ピンの横にお兄さんが待機していて、一人終わるごとに手際よくピンを並べてくれる。



赤と黒の服着たお兄さんがいるの、見えるかなー?


10ボリビアーノ(約120円)払ってやった1ゲーム、

レーンの「目」を読むのが私には私には難しすぎ、出したスコアはボーリング人生史上最低の53(>_<)

相方ユミエは健闘、それでも69だけど・・・


まあそんなこんなでちょっと楽しい土曜の昼下がりでした。



明日ラパスを離れ、チチカカ湖畔の町・コパカバーナに向かいます。

ここがボリビア最後の町。

来週にはペルー入りでーす。







ラパスで激怒


どうも!

気づけば12月。こんなに「忘年会」って言葉を発さない12月も初めてです。



ボリビアの首都・ラパスに着いて早10日。

この街、治安的にはそんなに良くはない、とは聞いていたし、

実際スリにあったり偽警官にあってお金とられそうになったとかいう話も直接聞いていました。

でもなんてゆーかのーんびりとした街なんで、そんな物騒な感じもせず。

安心安全な暮らしをしていたのですが、姉さん、やはり事件は起こりました。


それは昼時、ご飯を食べに行こうと歩いていて、宿近くの広場にさしかかったときでした。

やたら混雑しているその一角、その日も立ち並ぶ無数の露店に買い物客。

ごったごたにごったがえしているその通りを早足で歩いていると


べちゃっ


・・・・なんだ?


何かが顔にかかった気が。


この辺鳩多いからな、フンかけられたのかな、嫌だな。

と、長袖の袖口で顔をぬぐってびっくり。



つばーーーーーーー!!!∑(゚Д゚)



なんだなんだ?汚いよ!と、ごしごし拭いていると背中にぎゅーっと人圧が。

もーしや!

と、腰の後ろ側につけていた小バックを見ると、ちょうどチャックを開けられているところ。


ちょっと!!


と、バッグをつかむと、チャックを空けた犯人はサササーと人ごみの中に消えていったのです。



そう、これは南米でよくある強盗の手口。

通称「つばかけ強盗」と呼ばれています。

ターゲットにつばをかけて、ビックリしている隙に別の仲間がカバンから貴重品を奪うってやつです。

応用編で「ケチャップ強盗」とかもいます。


これって、まあ今回は被害はなかったから良かったけど

(そもそもバッグの中には文庫本とメガネしか入ってなかったし)

被害うんぬんよりも後からとてつもなく怒りがこみ上げてくるもんなんです。

だって、知らない人に、顔につばかけられるんだよ?(知ってる人でも嫌だけどさ)

服の袖でふき取ったけど、洗濯出したばっかりの服だったし。

一連の物事が「つばかけ強盗」だって、脳が認識したのはときすでに遅し。

つばかけたオバサンも、バックから物取ろうとした若い女も姿は見当たらず。


くやしーーーーーーーー!


って気持ちとつばに汚れた服だけが私とともに残されました。

もういまや何もなすすべもなく。

宿に逆戻りして顔を洗って服もとりあえず手洗いしている時の腹立たしさ。

むかつくむかつくむかつくむかつく

そればっかりが呪文のように頭の中をグルグル回る。


見つけたらゼッタイ殴ってた。




それにしても犯人たちに言いたい。


やるのはいいけどさ、つばじゃなくてケチャップにしてくれないかなあ。






コチャバンバ

どうも!

昨日こっちのテレビ見てたら日本食の料理番組がやっていて、メニューは「お吸い物」(だしはムール貝。浮かべてたレモンの皮はゆずの代わり?)と「温刺身」(刺身に熱したオリーブオイルをかけてた)でした。

誰かこの国の人に正しい日本食教えてあげてください。


というわけで、先日までいたコチャバンバの写真、アップします。

コチャバンバってなんかいいよね、名前の響きが南米っぽくて。











とにかく花のキレイな街だった黄色い花



で、コチャバンバ随一の観光名所・キリスト像。

じゃーん!



高さ34メートル。

リオデジャネイロのよりも大きい、世界最大のキリスト像だとか。


でもさ・・・

正直、芦別の観音様のほうがでかいしインパクトもあったな・・・・





知らなかったよ


どうも!

昨日この旅で初めて記憶をすっ飛ばすまで飲みました。ブドウの蒸留酒・シンガニは大変危険だと知った夜でした。



さてさて2日前までいたコチャバンバ。

温暖な気候の小ぢんまりとした都市。

花がとってもきれいな街でした。写真は後日アップ予定。



この街に滞在中風邪を引いてしまい、喉がぼっこりと腫れ、食べ物が喉を通らない状態でした、物理的に。

ここ数年風邪引くたびに喉が異常に腫れるからおかしいなぁ~とは思っていたのですが、

確かこの旅に出発する1月前位もそんな状態で。

ちょうど実家にいたので母に

「なんだか喉がやたらと腫れるんだよね、風邪気味になると」と言うと、事も無げに母が一言。

「あぁ、あんた扁桃腺肥大だからね。」


えΣ(゚д゚;)

29年間生きてきて知らなかったんですけど!!!


母は続けた。

「小さい頃手術しようかと思ったんだけど、まあいいかなと思ってさ。」


・・・・・そうでしたか・・・

でも結構今更何言っても仕方ないから出発するけどさ


そんな感じで、肥大気味の扁桃腺を抱えての旅行、

結構大変だったりもします。

まあ今はすっかり回復してモリモリ食べて飲んでるけど。



それにしても自分体のことで、知らないことって意外とまだあるんじゃないかと思いましたね。

意外に気づかないもんですからね。



と言うわけで。

次回は首都・ラパスのことを。

とうとう到着しました~。



コロニア・オキナワ

ハイサイハイサイ。

1週間のオキナワ滞在から帰ってきました。

まさか1週間もいるとはなあ。いろんなことありすぎて、あっと言う間でしたが。


どんなとこだったかって一言でいうと、

思ったよりオキナワだった!!

ってとこかな。


日本人同士の会話はほぼ沖縄言葉で(たまにスペイン語が混ざる)、まーったく理解不可能だったり、

カラオケいったら沖縄民謡。

食卓にはゴーヤチャンプルーで、

行事ごとのお昼ご飯はソーキそば。

子供たちは学校で三線習ってるし、

豆腐屋さんで売っているのは島豆腐。


なんだか本当に沖縄の田舎に行ったような気分でした。



これは移民してきたときに持ってきたらしい三線



名人(手前)の三線講座に飛び入り参加




ソーキそば。材料のない中、本場で食べるのと変わらぬおいしさ!



田舎だからワニが沢山いる。1匹撃ってきました。

喜ばれるんだよ、畑仕事する時、いると危険だから。

犠牲になったのはこいつ。小振りらしい。

食べたけど鳥肉とイカの中間位の味と食感で美味でした。



学校訪問したり、オジイオバアに色んな話聞いたり、

村探索したり、120km先の別の移住地行って北海道出身の人とお話したり、

その移住地でイトウ食堂(!!juntaroさん、こんな所にも同名の食堂が!!)ってとこで麺食べたり、

地域のソフトボール大会やらゲートボール大会やら見に行ったり、

カラオケいったり、ガッコの先生と久々具合悪くなるまで飲んだり。

まーまーとにかく色んなことがあった1週間でした。

昨日街に戻ってきて、周りの皆がスペイン語話てるのきいて、

あ、そうだ、私はボリビアにいたんだ、って思い出したくらい、ドップリ日本な生活だったなあ。


現在コチャバンバという街に滞在中。

数日後にはボリビアの主都・ラパスに行きまーす。

気付けばボリビア滞在ももう1ヵ月だなあ~。



ボリビアのオキナワ


どうも!

先日18世紀に造られたパオプオルガンで猫ふんじゃったを弾きました。




先週までいた高地から下りに下って、やってきましたサンタ・クルス。

標高たった450m。

久しぶりに空気が濃いです。

しかもここはアマゾン地帯への入口、もちろん気温もアマゾン並み。

今までマズイとか文句言ってたビールも、この街でキンキンに冷やして出されると、

ツイツイおいしく感じてしまう、そんな暑さです。

やっぱりビールのおいしさは気温にも大きく左右されるな、と実感した今日この頃です。




ところでところで話はかわって。

第2次大戦後沢山の日本人が世界各国に新天地を求めて移住していったわけですが、

ここ南米、そして中米にも多くの移民がやってきました。

【移民政策】とも【棄民政策】とも呼ばれる当時の日本政府の移民送り出し政策、

ここではどちらと捉えられているのかはわかりませんが、

今いるサンタ・クルス周辺には50年台にやってきた日本人がつくった居住区がいくつかあります。

そのうちの一つ、コロニア・オキナワに昨日行ってきました。

ここは沖縄からの移民がつくった村です。



日系人経営の食堂や商店がポツポツと並ぶ第1コロニア・オキナワ。

実際現在はボリビア人の方が多く住んでいるらしく、ぱっと見ただの田舎町に見えました。

が、

町の入口には【めんそーれ オキナワへ】と書かれた大きなゲート。

歩きまわってみると豆腐屋があったり、みちゆく人が日本語を話していたり、まさしくそこは日系人コミュニテイ。

シーサーが飾られた門をくぐると資料館や図書館もあり、図書館には2ヵ月遅れの琉球新報が。

むかいにある運動場ではオジイオバアがゲートボール。

異国の中の異国っていうものに非常に魅かれる私としては、もういちいち感動しっぱなし。


炎天下、おもしろがってうろうろと歩きまわっていたら、日本人のおばちゃんと出会い、色んなはなしを立ち話。

沖縄の金武というところから移住してきたツサカさん。

なんだかんだと話てるうちに、うちに泊まりにきなさいというお誘いをうけ、

お言葉に甘えて明日から数日おせわになることに。


思いがけない流れになりましたが、

そんなわけで明日から少しオキナワでの暮らしがどんなものなのか。

ゆっくり話をきいて、実際ちょっと体験させてもらいに行ってきまーす(・∀・)


トモコちゃーん、次回、こうご期待!





数日前バスで通りかかったTicaTica村の少年

ビール続編

やったーーーーーー!!!!!見つけたーーーーー!!!!



ちょっと興奮気味です。

でも勘弁してください。



昨日到着したスクレという街。

ボリビアの憲法上の主都でもあります。

人口17万人、ボリビア第3の都市。


でも今はそんなことはどうでもよくて。

今一番大切なことはこれ。声を大にして言いたい。




うまいビールを見つけた!!!!!!!!!!!

ワーイ!! ━━━(゚∀゚)━━━!!!



いや、実際そんなに美味しいわけではないかもしれないけど、

でもフツウに飲もうと思えるビール、その名もスレーニャ。

あなたのようなビールをどれほど求めていたことか。


もう体内アルコール量が絶対的に不足してるからさ、

今まだ昼間だけどスレーニャ求めて飲み屋に行ってきまーす♪