せかいあちこちたびだより -13ページ目

ボリビアビールについての考察


どうも!

最近毎日長袖着てるのに何故か肩と背中が日焼けして、ペロリと皮が剥けました。



そう、ビールのこと。

知ってる人も多いかと思うけど、私、桔構お酒が好きです。

毎晩晩酌は欠かしません。



なーのーにー!!


この国に入ってから夜は基本フルーツジュース。

何故か。



それは


ボリビアビールがまずいから!!!!!!



いやもうほんと、おいしくないのよ。

どんな感じかってゆーと、スーパードライを半分位の濃さにして、さらに水混ぜちゃったような。

しかも元になるスーパードライは若干古くなって味が変わったやつね。

何酒類かためしたけど、どれもこれもそんな味なわけよ。

もうはなっからビールは諦めてます、最近。


それにしても外食してソフトドリンク欄を熱心に見るのはいつ以来だろうか…(遠い目)



健康にいいねってユミエは言うけど、

精神安定上この状態は非常に危機的だと私には思えるんんだけど。






ところで話はかわるけど、自転車旅終わりました。

え、もう?って思われそうだけど、

宝石の道はしって満足したのと、これから雨期に入るので雨の中走るのは嫌ってのと、

まあ色々あるんだけど、とにかくそういうことで。

あとは気楽なフツーの旅 しまーす。



宝石の道~写真編その2

で、くだんのウユニ塩湖。



どこまでもどこまでもどこまでも白!!!!!!!!!

キレー!!!!!!!



なんだけど、特段やることはない。

こんなことやって遊ぶ。

でもすぐ飽きる。



夕暮れ時は言葉もなく赤く染まる塩湖を眺める。

ここでの一晩はとってもゼイタクな感じだったな~。






宝石の道~写真編その1


写真やっとアップできた~。




ラグーナ・ブランカ(白い湖)



ラグーナ・ベルデ(緑の湖)



こんな景色が延々続く。標高4000m以上。



道は最悪。自転車ボロボロ。



砂が深くてハンドルとられて乗れません。



グッタリの図。でもまだ余裕。



テントはった頃には本気でダウン。まだ明るいのに就寝。




つづく~

宝石の道②


で、続きです。


宝石の道がそう呼ばれている最大の所以はこれだと思う。



ウユニ塩湖!!



写真アップできないのが残念なんだけどさ、世界最大の塩湖なわけです。


もう、見渡す限り白白白。

どこまーーーーーーーーーーで行ってもすべて塩!


もうこれは本当に、行ってみないとわからない風景。

一瞬きれいに平らに圧雪された雪原みたく見えるんだけど、寝転んでも冷たくなくて。

夕日が沈む時なんて、無音の中、スローモーションで落ちていく陽が言葉を超えて美しかった。


そんな中、テントで過ごした一夜。

いやーゼイタク。

塩湖、2人占め。


ちなみに塩は、力強い岩塩の味がしました。




そんなこんなで宝石の道も走り終わり。

よーく考えてみると、今の私、5000mくらいのところでもダッシュで走ったりできるし、

予防注射も各種(黄熱病、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風)打ってあって何でも来いだし、

人生最強じゃない??



って思ってたのもつかの間、油にあたって胃を壊しました。

弱小(_ _。)

宝石の道①


ボリビア深南部に「宝石の道」と呼ばれている道があります。

チリからボリビアに入るこの道、自転車乗りの間では

「世界最悪の道、世界最高の景色」

とも言われています。


「世界最悪の道」

アスファルトなんてもってのほか。

岩場、深砂、きっついアップダウン、渡河、何でもありの悪路が延々と、

しかも4000m以上の高地に延びています。


「世界最高の景色」

草木も生えないこの高所、周りを見渡せば5000m級の峰々の頂がすぐそこに。

エメラルドグリーン、白、そしてフラミンゴで真っ赤になった湖が点在する、そんなところです。



いやーーーーーーきつかった。

4000m以上の高地って言ったら富士山頂上より高いところ。

そんな所、自転車で行くもんじゃないね。

普通に自転車こいでても息切れ必至、上り坂にいたっては30m位ずつしか進めない。

一番つらかったのは4900mの峠越え。

朝7時から8時間押しっぱなし、ようやく頂上にたどり着いた時にはもう動く気力もなく。

ぐったり座り込んでとりあえず一服タバコ・・・とタバコを吸うも、そこは4900m。

余計に息苦しくなり、自分のバカさ加減にがっくり。



そんなこんなで体力的にも精神的にも

「何で好き好んでこんなことやってるんだろう?」と数分に1度は思うほどツライ道のりだったけど、

湖はじめ、4300mでも露天風呂とか、満天なんてもんじゃない星空とか、

スケールの違う景色をどっぷり体験できたって言うのと、

そしてなによりこの達成感。

これが経験できたからよしとしよう。



で、この「宝石の道」、続きがあるのでそれはまた今度。

写真もここではアップできないのでまたー。





世界で一番乾燥した砂漠


らしいよ。

ここ『アタカマ砂漠』。


今滞在しているのは砂漠の中のオアシス的な村、サン・ペドロ・デ・アタカマ。

砂漠観光の拠点なので観光客はたくさんいるけれど、なんともひっそりとしたドライな空気の村。


村から自転車を10分も走らせればこんな風景が広がる。




ほんとなんにもない所で特段やることもないんだけど、ここの博物館はたまげたよ。

とにかく乾燥しているから、昔のものがよい状態で保存されている。


一番驚いたのはコレ。



ドン!!


超良好保存状態のミイラ。

髪がリアル。


もひとつおまけに

ドン!!


最初はわあわあ言いながら写真撮ったりしてたんだけど、

ずっと凝視してるとあまりのリアル加減に気持ち悪くなってきてそそくさと撤退。


夢にでそうだよ・・・





数日後にはボリビアにむかって自転車旅、再開です。

通るのが道なき道らしいから、ちょっと不安なんだけど・・・。

はたして迷わずボリビアに辿りつけるのか??

しつこいけど暑いから

暑いから、この国の人はシエスタをする。

午後2時から5時まで、働かない。

店は全てシャッターを下ろし、郵便局も病院も、なにもかも閉まる。


暑い、もとい、熱いから、外を出歩く人もほとんどいない。


で、この時間、やることないから

熱風渦まく宿の部屋をぬけだし、唯一あいてるネットカフェに来る。

パソコンがおいてあるからまだ涼しく、料金も1時間30円と安い。


そんなわけで今日も時間潰し(?)に更新しているわけです-


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市場。


旅行していて一番好きな場所。

町に着いたら一番最初にいく場所。


見たことないものがç売ってたり、

聞いたことない音楽がかかっていたり。

フツーの人々の生活が見れて、

フツーの人々と一緒のものが食べれて、

歩いてるだけで楽ししい場所。




そんな理由で屋台も好き。


(わたあめはどこの国にもあるんだねー。そういやリンゴ飴も見たよ。)


(国民食・エンパナダ。挽肉と野菜の詰まった揚げ餃子みたいなもの)



アルゼンチンも滞在も残り1日!

悔いのないよう、今日はワインをたくさん飲もうと思います。

乾燥しているということ


3日自転車こいだらお尻がい痛くて困りもの。

3日お風呂に入れず、近年稀なくらい汚い自分も困りもの。


でもようやくアルゼンチン北部の街・サルタに到着しました。

ようやくシャワーに入ってきれいな体になりました。


ここは南部とはまた違った、インディオ血の濃い人々が多く住む街。


この地方の特徴・灼熱と乾燥


まだ春なのに。

まだまだ初春なのに、日中の気温は40度近く。

1日に2リットル位水分とってもトイレに行きたくならないくらいの乾燥度。

自転車こいでた時なんて、3リットル位飲んでたけど汗すら流れない。

かいた汗は一瞬にして蒸発、Tシャツに白い塩の跡を残すだけ。

もう黒いTシャツ、白くシマシマ模様がついちゃったよ。

しかも顔は塩粒で真っ白。

人としていいんだろうか、この状態。


それにしても3リットルってすごくない??

3リットルの水・コーラ・ビールが私の体を通って大気に気化しちゃってるわけでしょ?

その過程で体の内部からかなりの塩分を奪っていっているわけで、どう考えても体内水不足・塩不足。

塩水でも飲むか。



で、カファジャテ渓谷はこんな感じ。





もうねー、グランドキャニオンを走ってる感じ。行ったことないけど。


そういや見知らぬ動物もいました。




走ってる時は日焼け・体力を熱で奪われるの防止でこんな格好。

(Yし子さん、頂いたてぬぐいは大活躍です!)


ここまでの走行距離・420km



ところでどうやらボリビアで暴動がおきているようで、道路封鎖されていて入国できないらしい-

このあと行く予定だったんだけどな。

ペルーでしばらく時間を潰すかどうするか、今ちょっと困り中です。




自転車こいでるときのこと

朝起きて


ごはん食べて


チャリに荷物載っけて


で、出発。


自転車こいでる時は、


調子がいいと鼻唄うたって、


そうでもないと妄想の世界にドップリ。


終わりの無いあまりにも下らないイマジネーションの広がりに嫌気がさしてきた頃


ビールとか飲んで休憩して、


またこいで。


暗くなる前にキャンプ地探し、


ごはん作って食べて寝る。


桔構単調な毎日だけど、


景色がよかったり道行く人に声掛けられたり。


止まりたいところで止まれることがいいところ。


明日から色とりどりの岩山が続くカファジャテ渓谷を走ります。


次の町まで200km。


がんばろ。



ちなみにここまでの走行距離220km。

書くのも恥ずかしい程少しだな( ̄ー ̄;



こっちは初春。

花がきれいです。





アルゼンチンに着きました

早すぎない?という声もきこえそうですが、アルゼンチン入り!

26日にサンチアゴを出て、

軽-いアップダウンの続く坂をえっちえおっちら自転車漕いでたわけです。

で、30km位行ったところ、路肩に停まっている一台のトラック。

どうしたのかなーと話かけてみると、なんでもこの先5kmのトンネルがあり、そこは自転車では走れないとのこと。

``乗せていってあげようか?¨と運転手さん。

``まあ自転車で走れないなら仕方ないよね´´と、出発2時間にしてあっさりヒッチハイク。

ポリシーのかけらもないな。

空っぽの荷台に荷物と自転車を積みこみいざ出発!

道々つたないスペイン語での会話。

``どこまで行くの?´´

``今日はメンド-サまで。あんたたちは?´´

``私達も取り敢えずメンド-サにむかってるよ、一緒だね。´´

``なら乗っていけばいいじゃん。峠上るの大変ダヨ。´´

``いやー、自転車で行きたいから。トンネルぬけたとこまで乗せて。´´

``OK´´

って言ってたはずなんだけど。

確かに私のスペイン語はつたないけど、確かにそう言ってたはずなんだけど。

気付いた時にはチリ国境。

チリ側の峠を上りきっていた自分達を発見(°Д°;≡°Д°;)

なんの努力もしないでアンデス越えちまったよ!!

峠でキャンプして翌日山下りを楽しもうかと思ったんだけど、そこは4000mの高地。

一面銀世界。。。。。

さすがに寒いよね。。。。。

ここまで来たらもう一緒か、メンド-サまで行っちゃっても。。。。。

結局運転手さんのお言葉に甘えて、乗っちゃいました、トラックにそのまま。

さすが車、速い速い。

5日位はかかるだろうと思っていた行程、8時間でとうちゃーくグッド!

そんなこんなでメンド-サ。

アルゼンチン一のワインの産地!

なにはともあれワイナリー巡りにゴーぶどう

工場見学はさらっとすませて試飲試飲♪

やっぱり現地で飲むとウマク感じますな。

今回行ったのがWEINERTって言うワイナリーだったんだけど、ここは創業1975年。

で、一番古いワインが1977年のもの。

1977年!生まれ年じゃないですか!

ということで、清水の舞台から飛びおりたつもりで買っちゃいました、1977年のワイン。

さっそく飲んだけど、29年分の重みと旨み。

いや-------おいしかった!!!!!!!!!

とまあ、こんな感じの日々です。

メンド-サからはちゃんと走って、今は地方の小都市サンフアンというところにいます。

チャリ行の話はまたいずれ。

で、ここからなんだけど、ちょっと日程の関係でばびゅーんと数100km、バスで移動しま-す。

おいおい、自転車はどうしたんだよって自分達でも思うけど。

ではではー。



(ところで写真、クリックすると小さくなっちゃうんだけど、どうすればいいんだろう?

詳しい人、教えてください。)