kiyokiyo world Ⅱ -35ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

2回目の感想。1982年の台湾映画。

 

舞台は明の時代。狄龍将軍はとても貴重な本を息子の韓雨さんにしまわせた後に海岸沿いを襲う倭寇を討伐する計画を家来たちと練ります。

 

海岸沿いの村の様子を見に行くと荒れ果て、村として存在していませんでした。陰から忍者が襲ってきます。倭寇なのに忍者・・・。忍者は証拠隠滅のため、倒されると顔が溶けます。

 

倭寇の強さに危機感を覚えた狄龍将軍は家来の張鵬さんと話し合います。張鵬さんはかつて海賊だったある老人が武術に詳しいことを思い出します。将軍は北の山に住んでいる老人に会いに行けば、打開策が見つかるのではないかと考え、韓雨さんに任せることにします。

 

道中、韓雨さんは金色の忍者に襲われますが、さくっとその老人に会えます。


老人は忍術の本を見せてくれ、3人の弟子がいることも教えてくれました。老人は自身の3つの技を1つずつ教えたそうです。1人目はジャンプが得意。2人目は武器作りが得意。3人目は身軽。で、3人はお互いを知らないけれど、それとわかるサインを知っているとのことでした。

 

韓雨さんは戻る途中に忍者に殺されます。が、老人でした。韓雨さんの身代わりとなってくれたのでした。

 

韓雨さんは秒で1人目の弟子を発見します。江生さん。江生さんは賭け事のいかさまをしています。トラブルが起きますが、本人は要領がいいのでバレません。相棒と逃げます。

 

客棧に泊まる韓雨さん。江生さんがやってきます。師匠の名前を聞いて気になったようです。韓雨さんが正直に名乗ったので、江生さんも自分が知っていることを正直に話します。3人の弟子は師匠についていた時期が違うので名前しかわからないとのこと。残り2人を見つけるために懸賞金をかけ、ポスターをあちこちに貼ります。

 

「将軍府」に忍者が侵入します。兵士の服を奪い、潜入に成功した忍者がいます。大丈夫でしょうか。

 

ポスターを見て、王若平さんは2人の鍛冶屋にあたりをつけます。坊主頭の鍛冶屋を仲間と無理に連れていこうとし、抵抗されます。やってきた韓雨さんと江生さん。坊主頭の鍛冶屋は江生さんにやられます。

 

王若平さんは鹿峰さんのところへ行きます。彼らの失礼な態度に怒る鹿峰さん。やっつけてしまいます。かっこがえぇ~。江生さんは戦ってみて、彼が兄弟子だとわかります。名乗って、すぐに打ち解けます。そして、郭追さんを見つけようと決心します。

 

忍者たちは酒樓で酔っぱらっている「将軍府」の使用人を送ってあげるふりをして、自分たちを雇ってもらえるようにします。男手が足りないのですんなり受け入れられます。1人は馬夫、1人は調理人として働くことに。

 

韓雨さんたちは馬で移動。それを見た忍者が仲間に知らせます。「東ヘ行テ ツケロ」だって。

 

実家から「将軍府」に戻る途中の使用人の女性を殺し、入れ替わろうとするくノ一。医者が歩いているところでけがをしたふりをして、彼と仲良くなります。彼は「将軍府」の使用人のトップと知り合いなので、仕事を紹介してあげると言ってくれます。

 

薪を運んでいる老人を殺して、仕事を奪って潜入する忍者も。

 

医者は彼女を従姉妹と偽り、紹介します。、使用人のトップも女性の色気に騙されて、彼女を雇うことにします。

 

イケメン=郭追さんが背負っていた薪を下して、木の上で休憩。3人がその近くで忍者に襲われます。騒がしい物音を聞いて、郭追さんが駆けつけます。韓雨さんが殺されそうな瞬間に登場します。ちょっと複雑なアクションシーンでは鹿峰さん&江生さんが忍者役を演じています。3人、ステキ。


忍者を追い払った後、鹿峰さん&江生さんは郭追さんを疑い、いきなり襲いかかります。それに対応する郭追さん。いきなり襲いかかるのがサインなのか何なのかわかりませんが、とにかく3人は兄弟弟子だとわかり、喜び合います。

 

「将軍府」では忍者たちが隙を狙っています。あっちもこっちも。狄龍将軍、気をつけて!!将軍の寝室で身代わりとして寝ていた男性が殺されてしまいました。狄龍さんはセーフ。手厚く葬るようにと狄龍さん。優しい。

 

倉田保昭さんの登場です。畳の敷き方が変なお部屋でお茶を飲んでいます。暗殺失敗の責任を取って1人の忍者が切腹します。

 

このまま堂々と行くのは危険だと3人は考え、身分を偽って入ります。鹿峰さんは見回り。江生さんは調理人。つまみ食いをし過ぎて、料理忍者にキレられます。郭追さんは身の回りの世話係。潜入しているくノ一を見て、険しい表情になる郭追さん。くノ一も気づいたかな。

 

江生さんは忍者がナイフを隠し持って、将軍に料理を出しに行こうとしているのに気づきます。必死に止めようとしますが、向こうも必死です。直前で郭追さんと江生さんで阻止します。が、部屋はパニックに!江生さんは料理忍者と戦います。将軍は江生さんの戦いっぷりに大満足。

 

鹿峰さんは兵士の中で怪しい人を止め、戦います。鹿峰さんは見回りのときに叩く鉄板を使って戦います。最後は鉄板で偽兵士の手首を切り落として勝ちます。鹿峰さんの戦いは誰も見ておらず、しかも暗闇。もっと明るいところで戦ってもよかったのではガーン

 

郭追さんはくノ一と戦います。彼女は怪しいお茶を持ってきて、飲ませようとします。お茶は床に落ちて、失敗に終わります。郭追さんは彼女の殺意に気づかないふりをして、きれいな箱をプレゼントします。開けた瞬間、粉が噴き出ます。粉まみれになったくノ一は本性丸出しで襲いかかります。ここのスタントは江生さん。顔がちらっと見えます。郭追さんは彼女を倒します。

 

将軍たちが出かけようとすると忍者が襲ってきます。郭追さん、がんばって追い払います。

 

捕らえられた料理忍者は縄を外し、一旦抜け出ますが、輿に乗った倉田保昭さんが計画があるから戻って大丈夫というので、戻ります。自分を縛る料理人忍者。

 

倉田先生、遂に「将軍府」に登場。韓雨さんたちは戦います。そして、韓雨さんを誘拐してしまいます。

 

郭追さんたちは閉じ込めておいた料理忍者に会いに行きます。縄に藁がついていたことから、彼は一旦抜け出たと気づきます。これは倉田先生の誘いの合図。罠にあえてハマってみることにします。倉田先生は韓雨さんを返す代わりに冒頭に出ていた激レア本をよこすように要求します。

 

案内役として料理忍者を荷台に乗せて移動。郭追さん、胸と脇が露わ。鹿峰さん、胸が露わ。江生さん、肩がセクシー。五遁忍術の1つ「金」!金ピカ忍者が襲ってきます。料理忍者は手裏剣を受けて亡くなります。とにかく眩しいキラキラなかなか攻撃ができません。荷台には袋もあり、そこから傘とか生卵とかを出して、攻撃します。厨房の場面で生卵を隠すシーンがあったのですが、ここに繋がっていたとは!鏡のような板に生卵をぶつけ、眩しさを封じます。

 

「木」!木の上から攻撃されます。モスグリーン忍者を負かすと、次は茅敬順さんと馬金谷さん!!みんな、メイク濃い目でいい。

 

「土」!敵は黄土色忍者と茅敬順さんと馬金谷さん。多い。好きと好きが戦っている・・・。推しと推しが戦っている・・・。

 

これを乗り越えると韓雨さんが縛られて待っていました。倉田先生も登場。彼は激レアの武術の本をよこせば、韓雨さんを返すと言います。だけど、素直に渡しそうにない倉田先生。

 

バトルが始まります。郭追さん対倉田先生、鹿峰さん対馬金谷さん、江生さん対茅敬順さん。茅敬順さんの長刀の扱いがめちゃかっこいいです酔っ払い

 

江生さんは茅敬順さんを倒し、倉田先生を攻撃しますが、手裏剣にやられます。倉田先生は韓雨さんに刀を突き付け、彼らに武器を置くようにに言います。これでダメかと思ったとき、江生さんは彼の足にしがみつき、ホールド。刀を刺される江生さん。すかさず郭追&鹿峰が攻撃をして、倉田先生を倒します。

 

江生さんの体から刀を抜いて、お姫様抱っこする鹿峰さん。江生さんはぐったりしているから亡くなったということでしょうか。悲しい・・・。

 

狄龍将軍が倭寇を倒して、村を移動する姿で終わります。3人のがんばりがあったからこそ、できたこと。すばらしいです。

 

1回目のとき、私は狄龍さんを知りませんでした。知っている俳優さんが多いと見える景色が違うな~と思いました照れ

 

郭追さん、鹿峰さん、江生さんが超絶かっこいい。

 

江生さんがスタントしているシーンを発見できて、嬉しかったです。

 

いろいろトラブル(お金、スタッフなど)ありまくりの映画だったようですが、怖くないグロさやアクションがいいのでオススメしますOK

 

1977年の台湾映画。

 

「靑龍會堂」に黒づくめの男が侵入します。護衛の秘孔を突いて、動けなくさせ、秘密の場所へ入っていきます。そこは様々な仕掛けがいっぱい。

 

護衛の異常に気づいた仲間が侵入者に気づき、李強さんに報告します。

 

入れ物の近くにも護衛がいます。黒男は彼らを倒し、靑龍令という巻き物を手に入れます。李強さんと護衛(程天賜さんがいました。)を倒したところで白鷹さん、王筠さんが登場します。彼の攻撃によって黒男が身に付けていた「白」の飾りが取れます。黒男は逃亡します。

 

林の中をきれいな輿が通ります。輿の中の女性 唐寶雲さんがわざとハンカチを落とします。白馬に乗った「白」の飾りをつけた田鵬さんが拾ってくれます。

 

白鷹さんは飾りから黒男は白玉京=田鵬さんと断定。彼の首に懸賞金をかけ、街中に知らせます。

 

唐寶雲さんと田鵬さんはお互いのことをよく知らないまま一緒に移動します。途中、林小虎さんの助けを求める声が。3人の男に襲われていました。田鵬さんは3人を倒します。王圻生さんが悪者を演じていました。奪った銀を取り返すたくましい林小虎さん。彼は両親がなく、伯父も亡くなり、身寄りがありません。田鵬さんから功夫を学びたいと弟子入りを志願します。田鵬さんは彼を受け入れます。

 

街へやってきました。「風雲客棧」に入ったところで柯受良さんたちが絡んできます。戦っていると気の強いマネージャー 徐楓さんが階段を降りてきます。またしてもブラッキーさん、やられます。退散します。

 

豪華な夕食中に侍女が田鵬さんに何かを入れた酒を注ぎ、飲ませようとします。唐寶雲さんと田鵬さんは気づき、何気なく飲まない流れを作ります。

 

田鵬さんが自室に戻った後、唐寶雲さんは侍女を叱ります。何かルールがあるようです。自分の指示がない限り行動を起こさないように命じます。唐寶雲さんは田鵬さんが持っていると思われる靑龍令を手に入れたいようです。

 

ちょいちょい様子を窺う徐楓さん。酔っぱらった田鵬さんの介抱をするふりをして、小虎くんに水を汲みに行くよう頼み、その隙に体を触りまくります。でも、見つかりません。田鵬さんは酔ったふりをしていたみたいです。

 

靑龍令は権力のフリーパスみたいなもの。取り返さなくてはいけません。苗天さん、薛漢さんも会議で真剣に悩んでいます。そこに葛小寶さんがやってきます。白鷹さんとそりの合わない偉い人。葛小寶さんは「5日以内に田鵬さんを殺したら、その人に高額な褒賞金を出す。」と下の者たちに言って話し合いを終えます。

 

苗天さんが田鵬さんを捕まえに動き出します。客棧の営業妨害を止めようとする徐楓さん。田鵬さんが彼らを追い払います。

 

病気と加齢で滅多に出てこない一番偉い古軍さんのところへ白鷹さんが行きます。古軍さんと白鷹さんではちょっと考えが違うようで、聞江龍さんがニヤニヤしながらその様子を見ています。

 

客棧の外は彼を狙う武者たちでいっぱい。徐楓さんはトラブルを防ぐために営業を中止していました。他人事みたいな反応の田鵬さんに徐楓さんは靑龍令を盗み、人をたくさん殺したのかと尋ねます。彼は否定します。

 

夫を亡くした趙婷さんが棺ごと客棧に入ってきます。あまりにも強引なので徐楓さんは入れることにします。徐楓さんは手紙が付いたナイフをキャッチ。どんな内容なのでしょうか。

 

田鵬さんはターバン一味に襲われます。ロープで攻撃されますが、彼は一味を倒します。程天賜さんっぽい人がいました。それをこっそり見ている黒男。

 

徐楓さんは手紙に従って、廃屋へやってきます。白鷹さんと取り引きをします。田鵬さんを捕まえることに対して客棧の営業続行と報酬を要求します。

 

小虎くんが部屋で1人遊びをしていると王筠さんが「叔母だよ。」と言って入ってきます。父親の李強さんが田鵬さんに殺されたと教えられ、ショックを受けます。

 

今度は6色の布を使う女性たちに襲われます。田鵬さんはスーパー剣士なので倒します。ターバン一味は今度は竹槍で襲ってきます。ここでまた王圻生さんがいました。チラ見していた黒男が助けてくれます。

 

聞江龍さんに声をかけられ、古軍さんのところへ行きます。そして、田鵬さんは自分は盗みも殺しもしていないと話します。飾りは歌い手さんにあげたものだそうです。悪用しようとする人の手に渡ってしまったのですね。

 

実は本物の靑龍令は盗まれていないとのこと。靑龍會の中に裏切り者がいて、葛小寶さんは危険人物だと古軍さんは話します。

 

幼いころに母を失くした娘をずっと学校へやっており、娘に靑龍令を継がせたいと考えていました。彼女の夫が靑龍會のトップになるということも考えていました。

 

娘も調べを進めていて、然るべきときに連絡をくれるだろうと話します。途中、立ち聞きされていることに田鵬さんは気づきます。奸計に陥り、もう力のない古軍さん。力を振り絞って靑龍會のことを彼に頼みます。田鵬さんは去り際に古軍さんの掌に靑龍會の刺青を見ます。

 

田鵬さんが去った後、天井から黒男が降りてきて、古軍さんの首を絞め、何を話したのか問い詰めます。古軍さんは一瞬の隙を突いてマスクを取ります。正体がバレた黒男は古軍さんを刺します。侍女の王葳さんが駆けつけるも、黒男はミニ般若を投げつけ、去ります。古軍さんは息絶えます。

 

夜も襲われます。苗天一味をやっつけます。ここでも王圻生さんっぽい人がいました。聞江龍さんが炎に包まれていました。

 

部屋に戻ると寝ている小虎くんが。起こすとナイフで襲ってきます。心穏やかになれるときがないですねアセアセ誤解を解き、誰にそれを教えられたかを聞いた瞬間、翡翠の指輪がいくつも飛んできます。小虎くんは頭をけがして亡くなります。純粋な小虎くんを利用するなんて卑怯な奴。

 

今度はゴリラみたいな被り物をした男が唐寶雲さんと侍女を襲います。侍女たちが殺され、いよいよヤバいというときに田鵬さんが助けてくれます。ゴリラは逃げます。

 

徐楓さんも一緒にゴリラを探しているとゴリラが近づいてきます。白鷹さんでした。白鷹さんは徐楓さんに何かを耳打ちし、趙婷さんはそれを見ています。

 

田鵬さんは黒い女性に遭遇します。白鷹さんが謀反を起こそうとしていることを知らせに来てくれましたが、彼女も何者かにミニ般若で殺されます。徐楓さんは状況を知り、ショックを受けます。

 

侍女を失った唐寶雲さんは落ち込んでいます。彼女が古軍さんの娘なのかはまだはっきりしません。でも、少しずつ仲が深まっていきます。

 

靑龍會では田鵬さんの来訪後に古軍さんが殺されたことで、ますます田鵬さんを殺そうとする動きが高まっていました。

 

窓から葬式女の様子を見ていると棺の中から何かがこぼれています。おかしいと思った田鵬さんは客棧を出ます。

 

葛小寶さんは客棧にやってきて、手下たちに田鵬さんの捜索を命じます。

 

棺の後をつける田鵬さん。廃墟で泣いていた趙婷さんに声をかけると棺を運んでいた僧たちに襲われます。趙婷さんは実は王筠さんでした。王筠さんと僧を倒すと棺からゴリラっている白鷹さんが登場します。戦っているとちょいちょい王筠さんが翡翠の指輪攻撃をしてきます。小虎くん殺しの犯人だったか。

 

木の上から様子を見ていた徐楓さんが介入します。王筠さんは白鷹さんが徐楓さんと手を組んでいたことが許せません。王筠さんが怒り続けていると白鷹さんに斬られます。冷たいな~。

 

葛小寶さん一行も登場。事態は混沌としてきます。

 

葛小寶さんの側にずっといた黒剣士が客棧の階段で待っていました。彼はいきなり葛小寶さんを殺してしまいます。田鵬さんが帽子を取ると聞江龍さんでした。彼は死を装い、黒剣士になっていたのです。唐寶雲さんのところへ行ったので、田鵬さんは彼女を助けようとしたら、彼女に秘孔を突かれてしまいます。実は2人は恋人同士でした。

 

白鷹さんの命令で徐楓さんは田鵬さんの体をチェックし、巻き物を探すふりをします。徐楓さんの掌に古軍さんと同じ刺青があり、彼は徐楓さんこそが娘だと気づきます。彼女はこっそり秘孔解除をしてくれました。

 

白鷹さんの野心むき出しの態度に耐えかねて、徐楓さんは自分が古軍さんの娘だと明かし、彼に襲いかかります。3人が戦っている間に聞江龍さんと唐寶雲さんは立ち去ります。

 

大急ぎで本物の巻き物を取りに行く白鷹さん。2人も追います。2人で協力して罠を避けます。

 

聞江龍さんに追いつかれ、白鷹さんは彼と対決することになります。格下の聞江龍さんが強かで驚く白鷹さんでした。そして、あっという間に倒されてしまいます。

 

白鷹さんがラスボスだと思っていたので、この展開は意外でした。田鵬さんは聞江龍さんとラストバトルです。徐楓さんが彼に襲いかかるシーンだけ聞江龍さんの代わりをスタントがやっているのですが、露骨に髪形が違っていてあららと思いました。

 

唐寶雲さんは2人の秘孔を針で刺し、聞江龍さんを助けます。自分がトップになるために徐楓さんと結婚すると言い出し、唐寶雲さんに田鵬さん殺しを命じます。唐寶雲さんは自分は愛されていなかったことを知り、こっそり2人の秘孔を解除します。そして、聞江龍さんの秘孔を突いて田鵬さんの剣を取り返します。その際、思いっきり攻撃を受けます。しかし、お蔭で彼は聞江龍さんを倒すことができました。彼らの勝利を見届け、彼女は亡くなります。

 

彼女のお墓の前で徐楓さんは本物の靑龍令を焼きます。やはり聡明な娘さんです。立ち去る田鵬さんと追いかける徐楓さんの姿で話は終わります。この後、2人はどうなるのかな。幸せだといいなニコニコ

 

程天賜さんが一時停止にしないとわからないレベルでした滝汗気づけてよかったです。

 

1980年の台湾映画。

 

夜、屋敷で荊國忠さんと朱客さんと史亭根さんたちが住人たちを襲っています。何事でしょう。

 

場面が変わって道場。戚冠軍さんと李藝民さんがいます。師匠は報告を受け、戚冠軍さんを呼びます。3月上旬にあった騒動。原因はある人物。彼を倒すために師匠側は18人の武者を送りましたが、皆、ダメでした。彼が北の街に隠れているとの情報が入ってきました。優秀な弟子 戚冠軍さんならばやってくれそうだと判断。 戚冠軍さんを達人の元へ行かせて、悪党を倒す一歩を踏み出すことにします。

 

話を聞き齧っていた李藝民さんも首を突っ込みますが、師匠はスルー。

 

だけど、彼は諦めません。悪党が潜んでいるという街へ行きます。占い師に絡み、騒動を起こします。よくも悪くも街を牛耳っている馬金谷さんが出てきて、彼と戦います。サイモンの腕前を気に入り、何かあれば「張府」に来るよう話して去ります。

 

「張府」を訪れ、半ば強引に中に入ります。王圻生さんが出てきて、彼と戦います。わちゃわちゃしていると孫樹培さんと馬金谷さんが出てきます。孫樹培さんも彼の腕前を認め、仲間になるように声をかけます。宴会が行われます。娘の林伊娃さん、登場。

 

林伊娃さんが修行をしているとサイモンがお手本をやってみせます。滞在中、ずっと孫樹培さんによくしてもらっているようです。話をしていると弟子が彼の敵6人の名前が書かれている貼り紙を持ってきます。街に貼るようです。孫樹培さん、林伊娃さん、馬金谷さんはサイモンを騙すために演技をします。6人を倒すと高額の報酬+林伊娃さんを妻にできるというのです。サイモン、乗り気!大丈夫かな。最初から貼り出すつもりはなかったようで、孫樹培さんの計画はうまくいきました。どうして騙そうとするのかな。

 

戚冠軍さんも街に到着。「張府」を訪ねます。そして、達人 孫樹培さんから悪党と繋がりのある6人の名前のリストをもらいます。

 

客棧でお茶を飲んでいると李藝民さんと遭います。残り1個だった食べ物をサイモンは取り、残り1部屋だった部屋もサイモンが取ろうとするので、バトルになります。他の客に部屋を取られそうになったので、2人でシェアすることにします。部屋に行っても挑発するような行動が続くので、戚冠軍さんは表へ出て、修行をします。ちょっかいをかけて、またけんかです。

 

翌朝、2人は牽制しながら、同じ6人の元へ行きます。1人目はマズい麺を売って、無理やりお金を取る麺屋 史亭根さん。悪党の居場所を聞き出そうとしますが、彼は舌を噛んで自死します。戚冠軍さんの担当でした。

 

2人目は賭けを仕切る荊國忠さん。サイモンは情報を聞き出すことなく、殺してしまいます。いつも立派なやられ役。荊國忠さんってすごい人だな。

 

お互い、やたらと出くわすのでおかしいなと思います。そして、狙った相手が既に亡くなっているので疑いを深めます。

 

孫樹培さんは2人の死の知らせを聞いて、満足そう。

 

孫樹培さんの敵である朱客さん、孫新祥さん、馬場さん、趙中興さんは集まります。2人が殺されたことを心配していました。

 

戚冠軍さんの後をついていくサイモン。お互いの出方を待ちます。が、次第に酒飲み競争に発展していきます日本酒戚冠軍さんはサイモンが酔いつぶれたのを見て、店を去り、趙中興さんの家へ行きます。何者かが既に彼の妻子を殺していました。趙中興さんは戚冠軍さんの犯行だと思い込み、攻撃してきます。話を聞くことができません。どうにもできず、結局、殺すことに。

 

客棧に戻ってきた戚冠軍さんにサイモンは貴重品を彼に持たせ、「泥棒!」と叫び、戚冠軍さんを足止めします。この映画のサイモンはちゃっかりが多くて、好きになれない・・・えー?幸い、無実の罪を被らずに済みましたが。

 

サイモンは魚を釣っている孫新祥さんに会いに行き、彼を倒します。

 

朱客さんに接触を図る戚冠軍さん。キレキャラでみんなは怖がっています。酒樓で戦いが始まります。サイモンは顔を見せないように帽子を被って、彼の邪魔をし、朱客さんを助けて一緒に逃げます。しかし、自分が殺すために助けていました。襲いかかるサイモン。朱客さんは亡くなります。

 

部屋に帰るとサイモンが。けんかしながらも同じ寝台で寝るのでちょっとウケました。

 

趙中興さん、孫新祥さん、朱客さんの死は林伊娃さんにとっていいニュースのようです。

 

最後は馬場さん。戚冠軍さんは寝台でサイモンのリストを発見。同じものを持っていることを知ります。馬場さんから狙っている人物の情報を聞きたいので、大急ぎで向かいます。それまでにサイモンは馬場さんを殺してしまうのでしょうか。

 

サイモンは木魚を叩く道具で馬場さんの頭を叩いたり、線香を押し付けたり、かなりヤバめなことをしています。戚冠軍さんが駆けつけ、サイモンと戦っている間に何者かが馬場さんをミニナイフで暗殺してしまいます。

 

ミニナイフ男を追うサイモン。王圻生さんでした。戚冠軍さんも戦いに加わります。王圻生さんによると孫樹培さんが騒動を起こした犯人で、自分の仲間を戚冠軍さんとサイモンさんに殺させ、武術界のトップになろうとしているとのことでした。偽名を使っていたので、それがなかなかわかりませんでした。そして、林伊娃さんもこの計画に加担していると聞いたサイモンは大急ぎで「張府」に戻りますDASH!

 

馬金谷さんが待っていて、赤い服のたくさんの手下たちに襲われます。馬金谷さんも襲ってきます。馬金谷さんは顔がごっついけれど、動きがきれい。美しいきれいなキックが好きですラブ

 

サイモンは林伊娃さんに真実を尋ねますが、彼女はかわいそうな娘を演じ続けます。戚冠軍さんは王圻生さんから話の続きを聞いていて、嘘を封じ込めます。娘ではありませんでした。愛人かな?

 

サイモンは彼女の言うことを信じているので、戚冠軍さんと戦いになります。彼女が自分を殺そうとしているのに気づかず、ひたすら戚冠軍さんを倒そうとするサイモンの空気の読めなさにイラつきましたムカムカ

 

サイモンがようや真実に気づき始めたころに孫樹培さんが登場。この方、顔立ちがかわいらしいから、あまり怖くない。でも、動きがキレッキレだから、ラスボスにしたいですよね。わかります。

 

戚冠軍さんの洪拳とサイモンの佛掌で彼を攻撃します。一時、かなり押されますが、2人の力で彼を圧倒していきます。孫樹培さんとサイモンが相討ち状態になり、戚冠軍さんが孫樹培さんに気合いの一発を入れて終わりです。

 

亡くなったサイモンを姫抱っこしながら、これまでのことを思い出す戚冠軍さん。以上。

 

サイモンはボスを発見した倒すことは目的ではなく、報酬と林伊娃さんとの結婚がめあてだったようです。

 

亡くなってしまったのはかわいそうでしたが、サイモンをもうちょっと親しみのもてるキャラにしてもよかったように思います。孫樹培さん以上に腹立たしいキャラで全く共感できませんでした。ずっと最後まで「戚冠軍さんの仕事、邪魔しないでハッ」と思いながら観ていました。

 

朱客さん、王圻生さんはばっちりだったので、そこはオススメですラブ

 

1983年の台湾映画。相当に個性的な映画でした滝汗

 

1940年の上海。薛漢さんはある豪邸へ侵入します。仲間が罠にかかって死にますが、彼は中まで入ることができました。そこにいたのは陳觀泰さん。彼は親友の息子でした。しかし、日本側についていたのです。反日組織として彼の裏切りは許せるものではありません。薛漢さんは娘と結婚させようとまで考えていたのでショックは計り知れないものがありました。陳觀泰さんは早く立ち去るように促しますが間に合わず。妙な4人が登場して、薛漢さんは殺されてしまいます。

 

楊惠珊さんは中国人。父親同士が仲良しだったので、日本で17年間、伊賀の忍者の修行をしていました。修了試験を受験。すっごいおかしかったのが、4人の忍者に狙われ、危険が迫ったときになぜかビキニ姿になって彼らを悩殺するところでした。こっちが恥ずかしいわっ!最終ステージで彭剛先輩と揉めます。中国人というのが気に入らない。師匠が自分には教えてくれなかった技を彼女は使える。それが理由です。しかし、彼女は試験をクリアします。

 

彼女の合格を彭剛先輩は認めたがりません。師匠は彼を厳しく叱り、楊惠珊さんに派手な合格バッジを与えます。

 

父 薛漢さんの死を知った楊惠珊さんはすぐに上海へ帰ります。着物の着方がなんか変だ~。帰るときになっても彭剛先輩はしつこい。爆弾を投げ、襲いかかります。楊惠珊さんのスタントの人、カツラが取れそうになって、頭を押さえていました。笑

 

師匠はすぐにこれを取り押さえ、激怒します。どうにか彼女は帰国することができたのでした。

 

「小子命大」の滞在先が反日組織の本拠地です。彼女は父の祭壇を見て、泣き崩れます。そして、婚約者の陳觀泰さんの裏切りを知ります。元々は反日組織の若きリーダーだったのですが、日本側に引き寄せられてしまったようです。そんな陳觀泰さんに仲間たちは失望し、組織も弱体化してしまいました。怒りに燃える楊惠珊さん炎

 

陳觀泰さん宅を下見にいく楊惠珊さんたち。楊惠珊さんはすぐに髪形と衣装が変わります。

 

夜、陳觀泰さん宅に侵入。すると、超豪華な4人の刺客に襲われます。甄琇莉さん、楊雄さん、孫榮吉さん、そして、戴徹さん!!戴徹さんがあまりにも強烈過ぎて何も入ってこない・・・。 ニヒヒぶっちぎりの存在感です。ヤバいところを骸骨仮面に助けられますドクロ

 

楊惠珊さんは脚を軽くけがしただけで済みました。彼女は戦える女性を探すことにします。

 

陳觀泰さんは女忍者を捕まえることができなかった4人の刺客を叱ります。陳觀泰さんは戴徹さんを見て、吹き出さないで演技できたのだろうか・・・。

 

レストラン?で技を見せていた金燕飛さんが入ります。この方、本当に動きがよくて、美人さんだわ~。そして、父を殺され、財産を奪われた女性が加わります。作戦会議をしていると娼婦の朴英蘭さんが噂を聞き付けて、加わります。

 

で、修行なんですが・・・。名前のわからない女優さんと朴英蘭さんはビキニ。金燕飛さんは普通の服装&スクール水着。前者はお色気要員ってことですかね。よくわからない修行シーンが続きます。

 

朴英蘭さんは日本兵の前で悩ましげなポーズをして、彼らを惑わせていました。そして、手裏剣で殺します。

 

しかし、この事件を重く見た日本軍は陳觀泰さんに3日以内に解決せよと命じます。

 

会議中の反日組織のところに4人の刺客がやってきて、彼らを殺します。自分のせいだと泣く朴英蘭さん。

 

楊惠珊さんたちは陳觀泰さんの父親の命日を狙って寺で待ち伏せします。1940年設定だったはずですが、車も背広も1980年代っぽいな。ちょっとだけ戦って退散します。

 

そして、楊惠珊さんたちは4人の刺客を調べ上げ、1人1人倒していくことにします。1人目~!楊雄さん。鞭と截拳道を使います。遊郭好きでサディスト。朴英蘭さんが彼を殺すことにします。珍しく妙な格好は戴徹さんに任せ、普通の恰好をしていました。娼婦を乱暴に扱うという役でした。彼お気に入りの娼婦と入れ替わります。彼を殺すために酒に薬を入れたり、口紅に毒を仕込んでキスをしようとしたりするのですが、盃を割られ、口紅は嫌いだと拭き取られ、鞭で襲われ、朴英蘭さんは振り回されまくり。最後は歯に牙を装着し、首を噛んで毒殺します。

 

戴徹さんは調査し、女忍者は楊惠珊さんだと突き止めます。

 

2人目~!甄琇莉さん。テコンドーの使い手です。楊雄さんの死の真相を調べている甄琇莉さんに楊惠珊さんは戦いを仕掛けます。甄琇莉さんはなぜかリングがあるところへ逃げ、レスラー姿で待っています。対する楊惠珊さんもワンピースを脱いでとっても変なレスラー姿になって応戦します。油をリングに撒き、ドロドロベタベタになって戦います。どういう設定・・・ポーン遠くから見ると裸の女性が2人でバトルしているように見えなくもない。最後は油が入っていたケースに甄琇莉さんを突っ込み、ギロチン状態にして勝ちます。

 

戴徹さんは妙な髪形とメイクのまま、スーツを着ているのがおかしかったです。ヒールのある靴を履いていました。

 

更に3日あげるから、もういい加減に解決しないと怒るよと日本側にプレッシャーをかけられる陳觀泰さん。

 

3人目~!孫榮吉さん。ブーメランのような武器、蜘蛛の巣状のロープを使う一匹狼。本当にばねのような人で、今回も彼の動きのすばらしさに感動しました。楊惠珊さんはロープで彼の首を押さえ、首吊り状態にして、彼を倒しました。パー

 

日本軍は上海の財界人たちにお金を払えば守るけど、払わなければ逮捕すると言って脅していました。陳觀泰さんも日本軍からまたまたプレッシャーをかけられます。成功すれば、上海市長。失敗すれば殺される。恐ろしい道です。

 

4人目は戴徹さん。愛人がおり、その家で暮らしているとのこと。彼が1人で外出したのでチャンス到来です。しかし、タイミングが悪く、リーダーと楊惠珊さんが不在でした。そこで、金燕希さんと名前がわからない女優さんが2人で倒しに行きます。大丈夫かな~アセアセ

 

やはり戴徹さんの方が上手でした。金燕希さんは逃げることができましたが、女優さんが捕まります。車輪みたいなのに体を固定され、ぐるぐる回されるという拷問に。戴徹さんが脅しても絶対に楊惠珊さんの居場所は言いません。もっと酷い拷問をしようとしたときに陳觀泰さんは止めます。冷静に居場所を聞き出そうとしますが、拒絶する女優さん。陳觀泰さんは秘孔を突いて、殺してしまいます。

 

そして、戴徹さんの手下はマネージャー的存在の男性の跡をつけて、本拠地を発見します。それを木の上から見ている骸骨仮面。彼は「すぐにここを立ち去るように。」というメッセージを残して去ります。何者なのでしょう。

 

戴徹さんが向かったときには反日組織はもういませんでした。怒る戴徹さん。手下にビンタ攻撃パー

 

陳觀泰さん宅にフリルが激しいシャツを着た彭剛先輩がやってきます。日本軍の指揮官という立場でした。陳觀泰さんは地味に疑われていました。ですが、彼はその疑惑を否定し、騒ぎを回避します。

 

新しい本拠地に本部からの遣いがやってきて、陳觀泰さんを殺さないようにという指令を出します。楊惠珊さんたちは納得がいきません。

 

運転手に成りすました朴英蘭さんは陳觀泰さんを楊惠珊さんの元へ連れてきます。楊惠珊さんがめっちゃドス利かせて恨みを滔々と述べるのですが、やっぱり陳觀泰さんは味方でした。骸骨仮面も彼でした。あっさり引き下がる楊惠珊さん。でも、陳觀泰さんは捕まった女優さんを殺したよね。あれはいいのかな。うむむタラー

 

さて、パーティーが赤ワイン朴英蘭さんと金燕希さんはスタッフとして潜入します。が、すぐに戴徹さんにバレてしまいます。金燕希さんは刺されます。朴英蘭さんは彼を背後から刺します。

 

陳觀泰さんは軍関係者を倒し始めます。彭剛先輩は彼が嘘をついていることを見抜いていました。陳觀泰さんは必死に戦いますが、彭剛先輩に殺されます。この映画では終了6分前のアクションしかなかった陳觀泰さん。もっと観たかった!!

 

陳觀泰さんのがんばりが無駄になったことが悔しい楊惠珊さんは彭剛先輩との戦いに向かいます。


大切なラストバトル、もっといろいろ起こるかなと思ったら、割とあっさり終わってしまいました。楊惠珊さん相手に本気で彭剛さんもキックやパンチはできないでしょうから、仕方ないのかもしれませんね。もぐらみたいに地中で戦ってました。

 

楊惠珊さんが彭剛さんに免許皆伝の忍者バッジを付けたら、それが爆発して、バラバラになって終わりでした。

 

楊惠珊さんはスタントを入れつつもよくがんばったと思います。

 

戴徹さんがとにかく濃い。女性たちの色気も吹っ飛ぶほど濃い。彼の代表作なのではないか。


是非びっくり

 

1979年の台湾映画。潘迎紫さんがプロデュースしている作品です。

 

冒頭。林の中で茅敬順さんが田俊さんに親友の居場所を教えろと脅されています。手下は王圻生さんと孫樹培さん。とても優秀な手下。必死に逃げますが、追い詰められて殺されます。

 

苗天さんの道場に2人のお客さんが来ます。「小子命大」で出てきた場所です。彼らは苗天さんの養女 潘迎紫さんを気に入ります。彼らの前で槍の演武をします。上手~。

 

下働きの金龍さんは所狭しと訓練している生徒たちの間をかいくぐってお茶を運びます。おっちょこちょいで奥様の服を薬缶で焦がし、お客さんに薬缶を持たせて火傷させます。彼1人で道場を混乱に陥れます。罰として苗天さんの弟子の荊國忠さんにお尻を叩かれます。潘迎紫さんに「謝ったら?」と心配されますが、謝りません。

 

開放され、陰で悔しがる金龍さん。孤児で身寄りがないため、いいように使われ、バカにされていました。潘迎紫さんが痛み止めの薬を持ってきますが、意地を張って飲もうとしません。そんな彼を優しく受け止めて、薬を飲ませます。

 

彼はお金を貯めて、優秀な先生から功夫を習う夢をもっていました。今はひたすら働き、空き時間に独学で功夫を学んでいます。

 

ある男性が薪を整理していると田俊さんが手下を連れてやってきます。田俊さんは師匠や仲間を裏切ったようです。トラブルを避けるために男性は武術の世界から身を引いたようです。兄弟子の行方を知りたい田俊さんはしつこく絡みます。口を割らない男性は王圻生さんと孫樹培さんに殺されます。

 

「留春院」という遊郭。苗天さんのところに来ていた2人と田俊さんたち、張紀平さんが一緒に食事をしています。田俊さんたちはすぐに帰ります。何が原因かわかりませんが、へそを曲げた男は双子の悪党を雇い、苗天さん宅に侵入させます。そして、潘迎紫さんではなく、奥様を誘拐してしまいます。男性は潘迎紫さんだと誤解して、喜びます。奥様は強気。彼に足のマッサージを要望します。焦る男性。様子を見ていた金龍さんが入ってきます。そして、彼を倒します。

 

苗天さんは妻の失踪にパニックになっていました。そんな中、金龍さんが奥様を布に包んで帰ってきたから、最悪な展開に・・・。金龍さんの話を誰も聞かずにみんなはボコります。奥様が目を覚まし、流れを知っていた人が金龍さんの仕業ではないと話をしてくれたので収まります。かわいそうでした。

 

ある日、仲間の曾明昌さんと買い物をした帰り。同じ量の品物を運んでいるのに彼は足跡が薄いのです。それに疑問を感じていると奥様を誘拐した一行がやってきて、金龍さんに戦いを仕掛けてきます。曾明昌さんは脚が悪いものの、切れ味の鋭い技を繰り出します。それを見た張紀平さんは戦いを止めさせ、去ります。足跡が薄いのは彼が力があるからだったってことでしょうか。

 

張紀平さんは田俊さんが探している人物を発見したことを知らせに馬を走らせます。曾明昌さんは縄で馬を倒し、ノリヘイと戦います。本気出すと強い。縄を使って殺します。しかし、ノリヘイから受けた傷は大きく、弱った状態で道場へ戻ってきます。酒に酔ってケンカをしたと言い、本当のことは伏せました。

 

田俊さんは張紀平さんの遺体を見て、兄弟子が近くにいると判断。目がギラつきます。

 

奥様は働けない曾明昌さんを追い出そうとします。苗天さんよりも気が強い。けがではなく風邪ということで休んでいるので、困ります。庇う金龍さんをビンタする奥様。金龍さんは貯めていたお金を差し出して、曾明昌さんを置いてくれるよう頼みます。1ヶ月延ばしてもらうことができました。苗天道場、何気に冷たいところだな。

 

功夫を学ぶために貯めたお金を差し出してしまったことで金龍さんは落ち込みます。曾明昌さんは彼の心意気に感動し、秘密にしていた功夫の技術を彼に教えます。

 

お酒を片手に金龍さんを崖に突き落とす曾明昌さん。いいのか、お酒なんか飲んでいて。いい関係を維持して、猴拳を教えてもらいます。曾明昌さんに誰にも絶対に見せてはいけないと釘を刺されます。

 

苗天さんの道場に例の客がまた来ます。そして、金龍さんに仕返しをします。孫樹培さんにもやられます。猴拳を出しそうになりますが、師匠との約束を思い出し、我慢します。

 

自分だとバレないように京劇の猿メイクをして、孫樹培さんがいる遊郭の部屋へ忍び込みます。いい戦いになるのですが、孫樹培さんが徐々に優勢になっていきます。最後、師匠が助けに入ります。脚が悪い設定はどうしたのかなというレベルで戦う師匠。金龍さんの勢いと師匠の技で彼を倒します。

 

金龍さんを手荒に手当てしながら、田俊さんとの因縁について教えてくれます。昔、曾明昌さんは師匠の跡を継いで道場を経営していました。そこに実の息子の田俊さんがいきなり帰ってきて、彼を追い出そうとしました。道場の生徒役に朱客さんがいました~。わ~い。

 

いきなり戦い出します。王圻生さんはお得意の槍攻撃。曾明昌さんは田俊さんに脚を折られて以来、脚が不自由になりました。無事に道場を継いだのになぜ曾明昌さんを追い続けるのだろう。

 

曾明昌さんの秘密を知った金龍さんはより修行に力を入れることにします。曾明昌さんもかつての気持ちを取り戻し、より熱心に指導します。そして、一番攻撃力の高い「SEVEN HAND STYLE」を伝授します。

 

金龍さんの必殺技はバク転と腕を絡めて手や脚を折ること。

 

田俊さんは娼婦から孫樹培さんが亡くなった状況を聞き出し、また苗天道場に行きます。京劇のメイクに詳しい荊國忠さんが疑われ、王圻生さんに攻撃されます。止めに入った苗天さんもボコられます。

 

そこへ買い物から戻った金龍さんがやってきます。金龍さんはおもきし師匠から習った技を見せ、田俊さんに勘付かれます。王圻生さん、脚が長いからキックが美しいデレデレ

 

田俊さんは金龍さんに優しく声をかけ、師匠の居所を聞き出します。金龍さんはバカなのか、すんなり居場所を言ってしまいます。話の流れが安易だなと思った部分でした。

 

象棋をしていた師匠は田俊さんに見つかり、速攻で殺されます。慌ててやってきた金龍さんは亡くなった師匠を発見して、衝撃を受けます。

 

彼は潘迎紫さんの助けを借りて、リベンジを計画します。賭博場へ。潘迎紫さんが少年、金龍さんがおかんに変装して潜入します。金龍おかん、かわいいハート営業妨害をします。お客たちは呆れて、帰ってしまいます。話を聞いて、やってきた王圻生さんと再びバトルです。小柄で身軽な金龍さんと長身でしなやかな王圻生さんの戦いはよかったです。王圻生さんは棒攻撃へチェンジ。棒は三節棍になったり、棒になったりするので、金龍さんは苦しみます。ねばり強く攻撃し、倒します。

 

田俊さんに挑戦状を叩き付け、ラストバトルです。田俊さんの猛攻に圧倒されます。修行時の師匠の言葉を思い出して、気を取り直して、戦います。バク転と竹を折ったあの修行を思い出すんだ!的確な判断と行動で彼の攻撃を封じ込め、必殺技を繰り出します。彼を倒して、雄叫びを上げながらバク転をして終わりです。

 

お話はちょっと雑な展開もありましたが、修行がちゃんと田俊さんを封じるものになっていたのでよかったです。

 

主人公と師匠が珍しいお2人で新鮮でした。金龍さんがこんなに動ける方だとは思いませんでした。私が観た作品ではいつも面白い役で癒しの場を作ることが殆どだったので。「人在江湖」でもそうでしたが、金龍さんのスキルの高さを実感しました。

 

ラスボスが田俊さんで、その次に王圻生さんと孫樹培さんというのもいい配役だったと思います。王圻生さんがいっぱい活躍するので、王圻生さん好きにはたまらない作品でもあると思います。是非にラブ

 

1980年の台湾映画。柯受良さんも主役を務めたことがあったのだな~と驚きました。


「蛇形刁手」と似たような展開で、安心して楽しむことができました。

 

ある街に来た流れ者の柯受良さん。陳樓さんは道場で割と偉い人ですが、実際の技術は大したことがありません。弟子の蔣金さん、孫國明さんたちを相手に威張っていたところに柯受良さんが来ました。

 

賢い奴だと道場主の高飛さんに認められ、道場に入ることに。道場にはよく脚の悪いホームレスの佟林さんが来ます。調理人は彼に親切で、柯受良さんも自分の分のご飯を分けてあげるようになります。

 

さて、芸を見せて生計を立てている卡薩伐さん。岑潛波さん、歐陽耀蔭さんが仲間です。しかし、高飛さんのテリトリー内で営業を行っていたので、陳樓さんは弟子と妨害します。妻や小さい子を守るため、卡薩伐さんは戦います。やはり強い。陳樓さんは負けて帰り、高飛さんに叱られます。高飛さんのところには楊斯さんもいます。

 

陳樓さんは仕返しをするためにチャンスをもらい、彼らの居場所を探ります。

 

陳樓さんは柯受良さんが佟林さんにご飯をあげているのを目撃。面白くないので彼らを攻撃しますが、佟林さんが強い。やっつけられます。そのときに陳樓さんは柯受良さんの右腕に大きな傷があるのを発見します。高飛さんに報告。

 

高飛さんは柯受良さんに父親のことを尋ねます。柯受良さんは「何者かに殺されたかは母が言わなかったのでわからない。兄に会えば、わかると思う。」と話します。

 

偽名を名乗っている卡薩伐さんを父親殺しの犯人と高飛さんに教えられ、怒り心頭で柯受良さんは卡薩伐さんのところへやってきます。卡薩伐さんに襲いかかったり、奥さんに槍を向けたり、ものを壊したりとすごい暴れっぷり。卡薩伐さんは彼の腕の傷を見て、弟だと気づき、彼をなだめます。兄は20年間、復讐を考えて生きていました。そのために名前も変えていました。

 

父親は陳少龍さん。戦っている最中に高飛さんは子どもに2人に刃物を振り、腕を傷つけます。父は身を挺して、母子を守りました。

 

兄弟であることがわかり、2人はすぐに仲直り。妻も子も。早いなっアセアセ

 

楽しく食事をしようと思っていたら、弟子から高飛さんたちがこっちへ向かっているとの知らせを受けます。柯受良さんは兄たちと逃げます。

 

高飛さんが到着したとき、家は既に空っぽでした。陳樓さんは高飛さんにビンタされますパー

 

甥っ子と遊んでいるとき、兄夫婦が食べ物がなくて困っていることを知ります。柯受良さんは卡薩伐さんのために危険を顧みずに出かけてしまいます。慎重で冷静な卡薩伐さんは彼のことが心配です。

 

佟林さんと結託し、陳樓さんを騙して、お金を巻き上げます。すぐにバレ、追いかけられて、ボコられます。佟林さんが助けてくれます。一見、佟林さんが柯受良さんを懲らしめているように見えますが、彼を守り、陳樓さんたちをやっつけているという。これまた「蛇形刁手」みのある展開でした。

 

仇を討ちたくて、うずうずしている柯受良さん。功夫を教えてくれる人がいれば、いいのに・・・。そう思っていたときに佟林さんを思い出します。早速、会いに行きます。彼は地面を使って棋象をやっている最中でした。そうとは知らず邪魔をして、意地悪される柯受良さん。

 

卡薩伐さんの新たな住まいへ高飛さんたちがやってきます。今度は楊斯さんもいる~。残念なことに卡薩伐さんと楊斯さんは戦わず。卡薩伐さんと高飛さんとの戦いになります。すばらしいです~おねがい

 

妻は楊斯さんに殺されます。卡薩伐さんも残念ながら高飛さんにやられます。

 

柯受良さんは戻ってきて大変なことが起きているのを発見します。そして、すぐに功夫を教えてもらいたくて、佟林さんのところへ行きます。しかし、佟林さんは大変マイペースですし、事情を知らないので簡単にそんな気持ちにはなりません。自分が持っている黒い器を取れたら弟子にしてやると言われて、がんばりますが、全くダメ。兄たちが倒された直後なのにコミカルなシーンで微妙な気持ちになりました。

 

悔しくてその場を離れますが、父が高飛さんに殺された場面が思い浮かび、戻ります。そこには黒い器だけが残されていました。

 

で、次のシーンでは佟林さんに見守られながら、修行をしていました。編集が途切れたのかな?無事に弟子になれたようで。修行を重ね、強くなっていきます。

 

誘拐された甥が高飛さんのところにいるとわかりました。佟林さんはまだ未熟だから行かない方がいいと言いますが、柯受良さんは制止を振り切り高飛さんのところへ行きます。

 

陳樓さんは倒せました。次は楊斯さん。彼のアクションはしなやかで美しいです。惚れ惚れする~。楊斯さんと堂々と戦う柯受良さんの姿を見て、高飛さんも表情がマジになります。次に高飛さんと戦うことになりますが、佟林さんが心配した通り、まだ無理でしたタラー

 

佟林さんは道場の調理人に中に入れてもらい、また柯受良さんにヤキを入れるふりをして、彼を救います。高飛さんは佟林さんが只者ではないと考えます。

 

佟林さんは柯受良さんに「EMPRESS KUNGFU」を教えます。ここは「酔拳」みが感じられました。酔った皇后、化粧をする皇后などいろいろなシチュエーションの行動の姿が全て戦いの型になるのだからすごいなと思いました。そして、下半身の強化です。膝と膝で卵や胡桃を割ったり、竹の棒を脛で折ったりと痛そうな訓練をしていましたゲッソリ

 

調理人は佟林さんと仲がよいので、高飛さんは情報を聞き出そうとします。しかし、言おうとしないので、殺してしまいます。どうも佟林さんの脚は高飛さんが折ったようです。

 

柯受良さんのところへ楊斯さんたちがやってきます。柯受良さんは高飛さんの一番強い弟子である楊斯さんたちを倒します。高飛さんは怒ります炎

 

高飛さんは柯受良さんの家にやってきます。約12分のラストバトルが始まります。ひぃ~、強い。この映画の高飛さんはかなりかっこいいです。嬉しいことに途中から卡薩伐さんも参加してくれます。死んでなかったんだって!!笑

 

卡薩伐さんが登場するとアクションシーンが更によくなります。技の1つ1つの切れ味が尋常じゃないです滝汗柯受良さんと高飛さんも負けじとがんばっていました。後半から「EMPRESS KUNGFU」を使います。2人の攻撃をばっさばっさとかわして、攻撃する高飛さん。ステキだ・・・ラブ

 

ようやく倒して、兄弟で激しくジャンプして喜ぶ姿で終わりです。

 

功夫界屈指の美髪ではないかと思われる卡薩伐さんキラキラ彼の髪を触ってみたいと思ってしまいました。

 

ところで甥っ子の行方はどこに?あらすじはちょっと粗いものの、アクションは力が入っていて見応えがあります。見て損はないと思います。ウシシ

 

1979年の香港映画。撮影は韓国。

 

梁小龍さんはおちゃらけ担当。戚冠軍さんは真面目担当。身長差がすごい。いいコンビですウインク

 

歩くのに疲れた梁小龍さんは足を痛めたと嘘を言って、戚冠軍さんに背負ってもらいます。羨ましい・・・酔っ払い

 

ある茶店付近で林克明さんと魚頭雲さんが女性を乱暴して、殺した話を自慢げにしています。

 

警官の卜千軍さんは彼らを捕まえようとしていました。買収には応じません。魚頭雲さんが捕まり、林克明さんは逃げます。林克明さんはボスの陳星さんに知らせます。陳星さんは手下にこの件を任せます。ちなみに陳星さんの右手は義手なのか、鉄のデカい手になっています。

 

梁小龍さんと戚冠軍さんは功夫を見せてお金を稼いでいます。どちらも見応えのある技を見せてくれます。戚冠軍さんは重厚な感じ。梁小龍さんはばねのよう。

 

そこに娘さんを連れて行かれそうになっている女性が出てきます。功夫を中断して、連れていこうとする男を殴ったら、不慮の事故でその男性は亡くなってしまいます。2人は逮捕されてしまいます。卜千軍さんはたまたまその様子を見ていました。

 

「借刀殺人」で出てきた場所が警察署に。要領がいい梁小龍さんは見張り番を買収し、牢の中でもおいしい食べ物とお酒をゲット。さすがです。いつものテンションで過ごす2人に怒る魚頭雲さん。だけど、彼らは平気です。牢に穴を開け、手を入れて魚頭雲さんを助けようとする林克明さん。梁小龍さんはおしっこ(!!)をかけます。林克明さんたちは撤退します。

 

次の日、魚頭雲さんと一緒に移動させられます。途中で林克明さんたちが襲ってきますが、2人は逃げずに魚頭雲さんをホールドし、警官をサポートします。

 

警官は彼らに感謝し、牢の中で特別扱い。豪華な食事を終え、2人とも眠くなってきます。即座に戚冠軍さんの膝枕で昼寝をする梁小龍さん。な、な、なんて贅沢なポーン「お前のそういうところ・・・。」となる戚冠軍さん。でも、かわいいから許す。笑

 

卜千軍さん、帰宅。嫁と幼い息子、そして、弟の郭武星さんがいます。今回の逮捕で昇進できそうだと嬉しそうに報告します。

 

事件はわざとではなかったので、2人は釈放されます。

 

陳星さん一味は魚頭雲さんを助け出した後、卜千軍さんへの報復を考えます。

 

卜千軍さんは郭武星さんと手合わせ。その後、街へ買い物に出かけます。

 

タイミングが悪いことに陳星さんの弟子たちは彼の家へ向かっていました。卜千軍さんは街の人から魚頭雲さんが脱獄したことを聞かされ、急いで家に帰ります。

 

郭武星さんの健闘虚しく、皆、殺されてしまいます。そして、卜千軍さんも4人にボコられ、捕らえられ、酷い扱いを受けます。

 

戚冠軍さんは魚頭雲さんが逃亡した知らせを聞き、卜千軍さんのことを心配し、戻ることにします。梁小龍さんはあまり気が進まないようですが、引っ張るように連れて行かれます。

 

卜千軍さんの家へ尋ねると不在。隣人に話を聞き、大変なことが起きたことを知ります。

 

卜千軍さんは逃げ出しました。途中、林克明さんたちに見つかります。2人は戦います。卜千軍さんは彼らに感謝しつつ、逃げます。寺の階段まで来たのですが、別な手下たちが待っていて、またボコられます。

 

そこへお酒を飲みながら、ふらふら歩いている高飛さんが登場。髪の長い、小汚い、お酒大好きな師匠を演じていました。しかし、お肌にハリがあるのは隠せないキラキラ3人の手下を追い払って、彼を助けてくれます。

 

凸凹コンビは卜千軍さんを探しにやってきます。敵だと見なされ、高飛さんにボコボコにやられます。

 

卜千軍さんの落ち込みっぷりは酷く、能天気な高飛さんもマジモードになるレベル。

 

2人は卜千軍さんに会うために修行に励みます。時々、お酒と飲みながら、修行に励む梁小龍さん。動きが面白い。かわいい。手合わせ中の2人の吐く息が白い・・・。寒い中、撮影していたんですねガーン

 

自信満々に高飛さんを呼び出して、いざ出てくるとちょっとビビる梁小龍さんの動きがかわいい。修行したけれど、ボコボコにされる2人。諦めようとしたところに卜千軍さんが来てくれます。これで誤解が解けました。

 

高飛さんは技術はありますが、年齢的な問題が。2人は若いけれど、技術的な面で問題が。ということで、高飛さんは戚冠軍さんに変な鉄の手袋を渡し、梁小龍さんには冊子を渡します。それでまた個別に訓練を始めます。陳星さんを倒すことを目標にがんばります。

 

2人は仇を討ちに出かけます。村人たちが集まっているところへ行きます。戚冠軍さんが入口で2回も頭をぶつけるシーンがウケました。背が高いからね。戚冠軍さんで笑う日が来るとは照れ

 

村人たちは陳星さんたちに米とお金を要求されて、困り果てていました。2人は村人たちと一緒にある作戦を決行します。確認に来た林克明さんと魚頭雲さんを倒します。

 

陳星さんは激怒。1番弟子と2番弟子に彼らを倒すように命じます。川べりで2人くっついでぼ~っとしています。いいコンビおねがい

 

村の若い女性が洗濯にやってきます。2人してかわいいな~と思っていると、1番&2番が彼女を誘拐してしまいます。2番を倒して、彼らのアジトへ到着します。そして、どんどん手下たちを倒していきます。

 

中に入ると拘束された女性と陳星さんがいました。梁小龍さんが彼に戦いを挑みます。

 

戦いの最中に梁小龍さんのズボンが下がり、戚冠軍さんが目を隠すシーンで笑ってしまいました。ちょいちょい笑いをはさんでくるな~。

 

本当の最後になって戚冠軍さんもあの手袋をはめて、戦います。陳星さんの義手が跳ね飛ばされ、2人で彼を押さえたところで終わりです。

 

撮影中、共演者やスタッフさんは梁小龍さんのコミカルな動きに笑ってしまうことはなかったのだろうか。私ならきっと笑ってしまう。アクションがしっかりしている上に面白いってすごいお方だキラキラ

 

とても楽しく観られました。凸凹コンビ、最高!!おいしいところはいつも梁小龍さんが先にいただき!苦手なことはいつも後からの戚冠軍さん。キャラが明確なところがよかったです。

 

並んでいるだけでいい。いるだけでいい。かっこいい+かわいい+面白いが見事に調和した作品でした拍手

 

1978年の台湾映画。


「南拳北腿活閻王」などで出てくる門からのショットで始まります。お嫁さんがどこかへ嫁ぐところのようです。荷物の検査をパスして門から出ます。

 

しばらく行くと一行は立ち止まります。お嫁さんと思われた人は実は男性でした。彼が盗品を持っていたのです。仲間と泥棒が成功したことを喜びますが、主犯格の2人がいきなり仲間を殺します。2人で盗品を独占するつもりだったようです。

 

すると、木の上から王道さんと羅烈さんが降りてきます。彼らは警察でした。腕利きのコンビで地元では恐れられていました。銀行強盗も捕まえるし、婦女暴行も捕まえます。街の平和が彼らのお蔭で守られていると言っても過言ではありませんでした。

 

酒樓で寛ごうとしていたところ、THE FOUR DEVELSが挑戦しにやってきます。受けて立ちます。しかし、戦いの最中、王道さんは誤って羅烈さんを攻撃してしまい、それによって羅烈さんは相手から槍攻撃を受けて、亡くなってしまいます。

 

自他ともに認めるスーパーコンビ。それを自分の手で壊してしまったショックから王道さんは酒浸りになります。酒樓の店主に「あまり自分を責めないで。体を大事にして。街の人はみんな頼りにしてる。」と声をかけられますが、そんな言葉を受け入れられる心境ではありません。

 

豪雨の中、「俺は人殺しだ~!」と叫び続ける王道さん。

 

ある遊郭。女主人の張萍さんは下働きの男性が何度もお湯を運んでいるのを目撃します。よくない客がいると判断し、彼女がお湯を階上へ運んでいきます。王道さんが酔っていました。お金がないのに飲んだくれているので、張萍さんは彼にお湯をかけて気合いを入れ、働くように命じます。まぁ、お金は必要だなということで、働き始めます。遊郭ですので見たくない場面も見たりして、戸惑います。

 

そんな中、彼に一番優しい女性が酷い客にみんなの前で裸にされそうになります。王道さんは耐え切れず、彼女を庇いますが、客の怒りを買ってしまいます。客に叩かれても反撃しない王道さん。胸を数回刺されても微動だにしない彼を見て、客はビビって逃げてしまいます。

 

王道さんを真面目で一生懸命で優しい人だと思って、張萍さんも女性も心配します。しかし、自分は大切にされる価値などないと思い、けがを負ったまま出て行ってしまいます。

 

そして、「仁德莊」の前で気を失います。下働きの葛小寶さんに発見され、道場の娘 華玲さんに助けられます。道場の息子は龍方さん。華玲さんは心配しますが、何か事情がありそうな彼の様子を見てあまり詮索せず、見守ることにします。

 

一番下の立場だった葛小寶さんは後輩ができたので喜びます。面倒をよく見てくれます。王道さんは助けてもらったお礼に働かせてもらいます。

 

道場主 余松照さんは病で体が弱っています。しかし、自警団のトップとしての気持ちは強く、息子や娘にしっかり街を守るよう話をします。

 

王道さんは葛小寶さんと買い出しに出かけた際、龍方さんと華玲さんが街に入る人や荷物をチェックしているところを見ます。金銘さんと輿がやってきました。葛小寶さんによると、この街は4つの地方に繋がる場所で麻薬の密輸の中継地になりやすいそうです。そのため、彼らは真剣に通行人をチェックしていました。

 

かつて王道さんがいた遊郭に張翼さん、金銘さん、程天賜さんと鄭富雄さん凸凹コンビがやってきます。2人の衣装がタイのキックボクサーみたい。翼はモンゴルからやってきた設定。請求した以上のお金を払い、滞在します。

 

翼は張萍さんから余松照さんの情報を得ます。そして、麻薬の密輸ができるよう、彼らを殺さず、適度にボコるよう金銘さんに命じます。

 

「仁德莊」に金銘さんが凸凹コンビを引き連れてやってきます。犯罪者と怪しい荷物が来るのを身逃すように伝え、みんなをボコります。王道さんは全く動けませんでした。余松照さんは一層体調が悪くなります。

 

みんなは張翼さんのところへ文句言いに行きます。葛小寶さんは王道さんも誘いますが、彼は戦うのが怖いと言って参加を断ります。先ほどの戦いでも全く活躍していなかったので、みんなに軽蔑されます。そして、そのままお留守番。

 

張翼さんの殺人を目撃していたとして、茅敬順さんと他1名が名乗りをあげますが、張翼さんの必殺技の針攻撃で一瞬にして殺されてしまいます。後ろに王圻生さんもチラ見えしてました。

 

少しバトルになりますが、張翼さんは彼らをそのまま返します。何か考えがあるようです。

 

余松照さんは報告を聞いて、自分たちでは手に負えないと判断し、国の協力を仰ぐことにし、弟子の1人を遣いに出します。

 

王道さんは功夫ができない葛小寶さんがなぜ戦いに参加したのか尋ねます。葛小寶さんは「愛する者のために戦わなきゃ、漢じゃない。」と熱く語ります。その後、別に王道さんのことを非難したわけではないと断るところが優しいなと思いました。きっと王道さんには戦うのが怖い何かがあるんだろうな~って思っているんでしょうね。

 

絶賛スーパー自虐モード中!なので、葛小寶さんが友達として王道さんのことが好きだと話すと、「俺と友達になると早死にするから、友達にならない方がいい。」と答えます。

 

次の朝、遣いに出した弟子が遺体となって門の前に置かれていました。凸凹コンビは常に見張りをしているようです。

 

葛小寶さんと一緒に王道さんは買い出しに出かけ、お酒を買いに酒樓へ行きます。そこに凸凹コンビがおりました。無抵抗な彼は2人にボコられます。様子を見に来た葛小寶さんは必死に王道さんを守ります。葛小寶さんの左手にナイフが刺さったのを見て、王道さんはキレます。羅烈さんが苦しむ姿、葛小寶さんが一生懸命自分を看病してくれた姿が頭に浮かびました。王道さん、左目が内出血している。目の周りも少し腫れてます。撮影でけがをしたのかな?あっという間に2人をやっつけてしまいます。たまたま来た龍方さんも王道さんのあまりの変わりようにびっくり!

 

凸凹コンビを翼のところへ返します。キレ翼炎

 

道場での王道さんの地位は急激に高まりました。余松照さんも彼のがんばりを褒めますが、彼は謙虚です。余松照さんは彼の過去を無理に聞き出さず、敵を倒すために一緒にがんばろうと声をかけてくれます。道場の人たち、みんな優しい。

 

金銘さんと凸凹コンビが再び道場に現れます。王道さんは金銘さんを倒して、翼を間接的に刺激します。

 

張翼さんは王道さんの過去を知ります。そして、頭がいいので、彼と真っ向勝負はせず、彼の大切な人たちを苦しめるという嫌な攻撃を仕掛けます。翼、通常運転!

 

鳥籠の鳥を見て、自分の生き方を重ねる王道さん。いつまでも過去に捕らわれ、逃げていてはいけないと思うようになってきました。いいぞ!

 

ある夜、翼は余松照さんの寝室へ忍び込み、見張りと余松照さんに針を打ちます。余松照さんの針は勝手に取ると命に関わります。命を守るために王道さんは友達に会うと称して翼に会いに行きます。

 

遊郭の従業員は皆、彼を喜んで迎えてくれますが、彼の表情は暗いまま。翼と話し合います。翼は例の犯罪者と怪しい荷物の身逃しを条件に出してきます。彼は条件を飲み、針の操作方法を教えてもらいますが、まだわからない針が。まだまだ余松照さんの命を条件に悪いことをしようと考えているようです。

 

余松照さん、少し元気になり、みんなは喜びます。しかし、翼の犯罪を身逃すことになったと知り、龍方さんたちは動揺します。王道さんは考えた末、このような取引をしました。うまくいけば、犯罪者&怪しい荷物を止めることもできるし、余松照さんも救えます。

 

悔しいけれど、犯罪者も怪しい荷物も身逃します。あぁ、悔しい。

 

酒の席で彼らはこの街で麻薬を売りさばく計画を話しています。聞いていた張萍さんと女性は心配します。

 

女性の両親は麻薬のせいでおかしくなり、兄も自分も売られることになってしまったそうです。身に危険が及んだとしてもこのことは絶対止めたいと涙を流しながら道場に知らせに来てくれました。

 

自分のために張翼さんの言いなりになっていると知った余松照さんはみんなの前に現れます。針をブラブラ揺らしながら、彼は自分のためにみんなが悪事が止められない状況を怒り、悔しがり、自ら針を抜いて、命を絶ちます。

 

怒りに燃える龍方さんを王道さんは止め、冷静に対応するようアドバイスします。

 

彼らは古い寺の棺の中に麻薬を隠していました。王道さん、龍方さん、華玲さんの3人は金銘さんたちに向かっていきます。程天賜さん、ジャンプ力が図抜けている!!動きが美しい。鄭富雄さんは遊郭へ戻り、翼に報告します。再び、キレ翼炎炎どこから情報が漏れたかすぐに察知し、張萍さんと女性を殺します。そして、鄭富雄さんも。

 

王道さんは金銘さんを倒します。遊郭に行くと生き残った従業員から、「麻薬を持って指定された場所に来い。来なければ、街をめちゃくちゃにする。」という伝言を聞きます。

 

いかにもセットな場所でラストバトルです。翼のラストバトル用の衣装がまたいいのです。全体的に黒なのですが、内側が朱色。動くときれい。この映画の翼は相当いい!!私の中の翼レベル100酔っ払い(マックスは100です。)

 

翼の針攻撃にやられたと見せかけて、近づいてきたところを攻撃。王道さんは胸に鉄板を入れて、攻撃を防いでいたのでした。終わり。

 

功夫映画でありながら、前半はかなりアクションを抑えた演出でした。主人公の苦悩を丁寧に描いていました。過去の呪縛から脱してからのアクションは炸裂しておりました上矢印

 

王道さんはあの道場で楽しく生活するのかな~と思いました。明るい未来が描けるいい終わり方でしたニコニコ

 

屋外シーンが多く、低予算で作られたんだな~って感じがありますが、キャストとスタッフが豪華な1本ですキラキラ武術指導が錢月笙さんと徐忠信さん。

 

1980年の香港映画です。

 

韓國材さんは賭博場でしみったれたいかさまをして失敗し、ボコボコにされかかっているところを戚冠軍さんに助けられます。戚冠軍さんは立ち去ろうとしますが、韓國材さんは仮病を装って彼を引き止め、行動を共にします。強い人がいると心強いですもんね。

 

夜、古い建物に泊まります。韓國材さんは両親を亡くし、身寄りがありません。お金にも困っていました。

 

戚冠軍さんのお母さんは伯父(叔父)の家に行ったきり、ずっと帰ってきていません。手紙も来ません。心配で会いに行く途中でした。韓國材さんは目的地を知っているから一緒に行こうと提案します。嫌そうな戚冠軍さん。笑

 

韓國材さんはお金がないのにいいものを食べようとして、止められます。我慢できず相席になった人の肉を取ります。止めようとした戚冠軍さんが誤解され、肉を取られた人に怒られます滝汗

 

そして、男装している文雪兒さんのお金をすろうとしたところ、文雪兒さんに取り押さえられ、やっつけられます。戚冠軍さんも敵わないなかなかの武者でした。

 

お金がないなら、ないなりに過ごすことに慣れている戚冠軍さんは野宿も平気。文句ばっかりの韓國材さん。戚冠軍さん、優しいね。私なら追っ払うな~。

 

戦った際、彼女は薬を入れて、荷物を返してくれていました。その薬を売ってお金を稼ぐことにします。いかに薬が効くかを示すために韓國材さんに腹パンされる戚冠軍さん。苦しそう!しかし、いい精力剤だと思ってもらうことができ、お金を稼ぐことができました。蔣金さんが面白くなさそうに見ています。

 

蔣金さんの属する組織のテリトリーでお金を稼いだため、絡まれます。戚冠軍さんだけ戦い、韓國材さんは見てるだけ・・・。ダメになりそうなときに文雪兒さんが助けてくれます。

 

夜、3人でお酒を飲みながら話をします。戚冠軍さんが訪ねようとしている伯父の名前を聞くと表情が変わる文雪兒さん。何かあるっぽいです。

 

韓國材さんは一緒にお酒を飲む中で文雪兒さんが女性だと気づきます。戚冠軍さんに言いますが、彼はあまり気にしません。韓國材さんは寝ているところをジロジロ見て、文雪兒さんにボコられます。

 

目的地に近づいた際、女性と張照さんが襲われているところを助けます。

 

その後、母がいると思われる家へたどり着きます。すると、さっき女性たちを襲っていた奴らの家でした。また襲われます。そこへ朱鐵和さんが出てきて、バカ息子をビンタパー一応、騒ぎは収まります。で、朱鐵和さんが伯父だとわかります。母にすぐ会えると思ったのですが、彼女は近く寺に出かけているとのこと。しばらく待つことにします。道場破られ役のプロ 劉鶴年さんが手下役でした。

 

母が作ってくれた靴を手にして、今か今かと待つ戚冠軍さん。文雪兒さんが侵入して、彼らの様子を窺っていました。すぐにバレ、彼女は弟子たちの攻撃をかわして去ります。どういう関わりがあるのでしょう。

 

母が寺に行っているというのは嘘でした。母は1年前に帰る途中に地元の3人の暴漢に襲われ、亡くなったというのです。母の遺体はなく、朱鐵和さんも復讐のために暴漢を探しているとのこと。しかし、仕事中に脚をけがし、復讐は難しそう。うむ、胡散臭い。なぜ隠していたのか。

 

悲しむ戚冠軍さん。茶屋で好き放題していた3人の暴漢に戦いを挑みますが、負けます。母のことを話し、朱鐵和さんの名前を出すと意味深な表情をした3人。何かありそうです。やられたふりをする韓國材さんが面白い。

 

2人がかなりツラい状況に陥っているとクールな老人 關海山さんが助けてくれます。弟子の文雪兒さんとも再会。墓に案内してもらい、2年前に伯父夫婦と母が朱鐵和さんたちに殺されたことを知ります。暴漢は実は4人で成り立っていて、4人目が朱鐵和さんでした。文雪兒さんが自分の従姉妹で、關海山さんに助けられ、今までがんばってきたということでした。

 

暴漢は朱鐵和さんの家へやってきます。3人は朱鐵和さんが裏切って、1人だけいい生活をしていることに文句を言います。秘密にしていたことをいろいろバラしそうな雰囲気なので、口封じのため殺します。朱鐵和さんの脚が悪いというのは嘘で実は元気。松葉杖を武器にして、がんがん戦っていました。

 

母や伯父たちの仇を討つために彼は關海山さんの元で修行します。前半、殆どアクションを見せなかった韓國材さんも修行に取り組み、文雪兒さんに鍛えられます。バナナを持たされ、バナナを体に置かれる韓國材さんバナナ

 

ある程度の技術を身に付けたと判断した戚冠軍さんは韓國材さんと2人で朱鐵和さんのところへ行きます。

 

劉鶴年さんと戦います。いい感じで彼とは戦えましたが、朱鐵和さんは強い。敵いませんガーン幸い、關海山さんが助けに来てくれて、逃げることができました。關海山さんはこのとき多分50歳くらい。間にスタントを入れていますが、動きがびしっと決まっていて、かっこよかったです。

 

帰宅後、關海山さんに怒られますムカムカ更に厳しい修行が行われます。戚冠軍さんたち自身も自覚が芽生え、がんばります。線香が逆さについている板の下で姿勢を低くして技を繰り出す練習をしていました。線香逆さって功夫映画で結構ありますね。

 

2人での練習を久しく禁じられていましたが、お酒を持った韓國材さんがやってきます。けんかになって、お酒の壺が馬の飼葉入れに落ちてしまいます。馬はそのお酒を飲んで、酔っぱらいます。暴走する馬馬その動きを見て、戚冠軍さんは馬拳を閃きます雷

 

韓國材さんは關海山さんから猴拳を学びます。彼もどんどんグレードアップしていきます。

 

2人で練習をしていると文雪兒さんが2人で練習しちゃだめでしょ~と絡んできます。1対2で手合わせをします。そこで戚冠軍さんは馬拳を披露し、2人を驚かせます。これはいいかも!

 

挑戦状を朱鐵和さんに出します。戚冠軍さん&韓國材さん VS. 朱鐵和さん、文雪兒さん VS. 劉鶴年さん&バカ息子で戦います。途中でお酒をがぶ飲みして、キャラチェンします。

 

戚冠軍さん&韓國材さん VS. 朱鐵和さんの戦いは細かいパズルを丁寧に組み合わせたようなアクションの連続で感動しました。戚冠軍さんの迫力のあるパンチとキック。韓國材さんのアクロバティックな動き。 朱鐵和さんの2人の攻撃をうまく受け止める技術デレデレ3人ともかっこよかったです。

 

朱鐵和さんを倒して、無事終了~!

 

今までいくつか文雪兒さんの作品を観てきましたが、この映画のキャラが一番受け入れやすく、アクションもかっこよかったです。元秋さんの妹さんだったとはゲッソリ確かに似てる。

 

キャラがはっきりしているし、話がシンプルだし、アクションもきっちりしているので面白かったです。あまり有名でないのがもったいないです〜ぶー

 

酔っぱらってちょっと変になる戚冠軍さんが珍しくていいかもウインク

 

1977年の台湾映画。14世紀に実在した宦官の鄭和の物語です。史仲田さんが演じています。

 

明時代、皇帝が亡くなり、孫が後を継ぎますが、あまり力のない皇帝になりました。国が悪い方向に動き出した際、他の孫 金漢さんが彼に対抗します。仕えているのが史仲田さん。

 

めっちゃ有名な門からスタート。金漢さんが輿に乗って移動中、皇帝派が襲ってきます。王力さんと茅敬順さんデレデレかなりがんばりますが、多数の兵に守られている金漢さんを殺すことは不可能でした。その中に凌波さんもいました。彼女は逃げることができました。金漢さんは凌波さんの本当の旦那さんです。

 

金漢さんは国のためにがんばっていますが、皇帝派は後を狙っていると思っていました。金漢さんは皇帝と直接会って誤解を解きたいのですが、皇帝は行方知れず。困っていました。史仲田さんが東南アジアにに皇帝がいるらしいという話を知っていたので、金漢さんは彼に皇帝探しを命じます。

 

2人の孫を倒して、皇帝になろうとしている羅烈さんはイライラ。健康的な歯。羨ましいです。かわいいGFがいます。

 

史仲田さんは航海に連れて行くメンバーを募集します。重要な旅のはずですが、意外とあっさり合格をもらう応募者たち。男装をした凌波さんがやってきます。「将軍やりたいわ。」と偉そうな態度。将軍の江彬さんと腕相撲で勝負をします。凌波さんがチートして勝ちます。

 

選抜の様子を見に来ていた史仲田さんは王力さんたちと一緒に凌波さんがいたことを覚えていたと思いますが、それにはあまり触れず。「勝ちは勝ちだ。」と凌波さんを認め、将軍として採用します。男装する彼女の狙いは何でしょう。

 

皇帝が東南アジアにいる話を聞いて羅烈さんは大喜び。東南アジアは彼のテリトリーだからです。2人の孫を倒せる可能性が高まりました。あまりに大胆な計画にドン引くGF。急に手下たちを殺す羅烈さん。これはマズいと思った彼女は自殺します。

 

出港~!!凌波さんは史仲田さんの様子をこっそり見ています。彼は覗かれているのを知って、障子に墨をかけます。頬に墨が付いた状態で江彬さんに「何してるんだ~!?」と問われ、史仲田さんには顔を拭くよう優しくハンカチを渡されます。史仲田さん、スーパーいい人。

 

「安南王宮」には王の魏平澳さんがいました。護衛に荊國忠さん、史亭根さん。明が来たことに怒り、罠を仕掛けることにします。表面上は友好的な態度を見せます。史仲田さんは警戒。ある作戦を凌波さんたちに伝えます。嫌そうな江彬さん。

 

謎な作戦でした。凌波さんは髭を付けてインドの男性のような恰好で登場。そして、江彬さんは顔をベールで隠してセクシーな踊り子の格好で登場。魏平澳さん、男性とは知らずにデレデレ。魏平澳さんの側近は別な場所に隠れ、明を倒そうとしています。

 

凌波さんが髭を取り、正体を現します。怒り出す魏平澳さん。たくさんの兵士たちが出てきます。女装の江彬さんたちにデレデレする兵士役で程天賜さんがいました。かわいい~ラブ凌波さんは荊國忠さん、史亭根さんを倒します。

 

別な場所では安南の兵士を気絶させて、衣装を交換し、彼らと入れ替わる準備をしていました。史仲田さんの強さに圧倒され、安南の王も将軍も降伏します。

 

夜、みんながお風呂に入っているのに凌波さんはモジモジしてその場を去ります。自分のテントでこっそり水浴びしているようです。江彬さんはテントを覗き込み、女性が水浴びをしている影を見ます。女性を連れ込んでいると思います。史仲田さんに他人のことに首を突っ込むなと言われ、それ以上は止めることにします。

 

坊主頭の女性たちがやってきます。林蒂さんは姫です。魏平澳さんが父親。父親が明に降伏したと知り、怒って明のところへ行きます。蔣金さんに止められます。坊主頭をからかわれ、激怒。彼女は父親より強いので、彼らは振り回されます。

 

そこへ李隆華さんがやってきて、バトルになります。凌波さんが2人の戦いを止めます。

 

スイカスイカを食べている呑気な父親 魏平澳さんは娘と史仲田さんとの結婚を考えますが、彼は宦官のため、結婚できません。直接、戦いを止めた凌波さんがお婿さん候補に。女性なので焦りますが、言えるわけない。江彬さんがまたしつこく絡んできます。紳士な史仲田さんが止めてくれます。ほっとする凌波さん。その前に戦っていた李隆華さんが婿となるように薦められます。

 

今回の武術指導 韓英傑さんが登場。貿易商人です。自分の船が海賊にやられて困っている話と皇帝の噂を教えてくれます。

 

闘鶏場で皇帝の情報が得られるという話を聞き、向かうことにします。凌波さんと江彬さんが闘鶏をしていると男性が接触してきます。言われた女性との接触を図ることに。しかし、凌波さんたちの動きをこっそり見ている人たちがいます。

 

悪者に追われている羅烈さんが登場。凌波さんは助けてあげます。でも、怪しい。

 

ダンサーの孔雀さんが踊っている酒場へ行きます。ホステスさんといちゃいちゃする凌波さん。江彬さんは意外と真面目。けんかになって、また腕相撲をすることに。もう少しで勝ちそうだったのに孔雀さんが踊り終わったので、さっと腕相撲を止めます。狡賢い凌波ちゃん!孔雀さんは最初は皇帝の居場所を知らないふりをしますが、お金の話をすると秘密を教えてくれます。

 

皇帝に会いに行きます。凌波さんたちに冷たい態度。明に戻らないと言い張る皇帝の側に凌波さんが行こうとしたら、護衛の岑潛波さんにめっちゃ蹴られます。そこまでしなくてもというくらい蹴られます。

 

江彬さんが彼女を抱き起こすときに女性だと気づきます。酷くやられたので一旦去ります。皇帝は顔を見せてくれませんでしたが、闘鶏場で話しかけてくれた人でした。

 

凌波さんが女性だと知り、江彬さんは優しくなりました。お姫様抱っこして運んでくれます。女性だと知っているのに知らないふりをしてくれる江彬、優しいデレデレ

 

史仲田さんも皇帝のところへ行きます。皇帝は自分を殺すために来ていると思っているのでとても冷たい対応です。しかし、史仲田さんは彼が偽物だと見抜き、彼を追い詰めます。バトルが始まります。

 

衝立の向こうに消えます。衝立の向こうは仕掛けだらけ。槍が飛んできます。振ってきます。すると、陰から怪獣みたいな仮面を被った男が登場して、網で囲み、火を点けてみんなを苦しめます。江彬さんが史仲田さんと凌波さん、偽皇帝を助けます。偽皇帝は反省し、彼らに皇帝の居場所を教えてくれます。が、まだ怪獣男がいて、吹き矢で彼は殺されてしまいます。

 

史仲田さん一行は僧として生活している皇帝を探しに、分かれて寺へ向かいます。凌波さんと江彬さんは茶屋に入ります。毒の入ったお茶を出されますが、彼らは腕相撲に夢中で飲みません。腕相撲をしながら、3人の刺客を倒す2人。凌波さんは江彬さんが自分が女性だとわかっていると察知します。江彬さんはかなり凌波さんのことが気になっています。

 

孔雀さん、再登場。手広くいろいろなことをしている経営者でした。彼らにまたしてもお茶を出します。そこに皇帝の護衛が出てきて、飲まないように警告します。凌波さんたちは急いで寺へ向かいます。

 

史仲田さんは李隆華さんと移動。後ろから林蒂さんが付いてきています。いきなり象に取り囲まれますゾウしかし、象は象使いの言うことを聞かず、史仲田さんの言うことを聞いて、攻撃せずに去ります。

 

孔雀さんは怪獣男と関係があるようです。早く皇帝に会うため、必死に策を練ります。

 

凌波さんたちは寺に到着しました。皇帝を見つけますが、彼はスルーします。そして、先ほどの護衛に止められます。史仲田さんも到着。皇帝は悟りを開いており、もう戻る気はありません。

 

立ち去る彼を茫然と見ていると、敵が彼を拉致します。護衛、しっかりして!護衛が孔雀さんと戦っていると急に口から刀が出てきて、彼女の口に刺さります。時々、意味不明な演出があって、びっくりします滝汗

 

怪獣男は韓英傑さんでした。鞭で凌波さんたちを襲ってきます。韓英傑さん、つおい。しかしながら、最後は3人に追い詰められ、彼はラスボスの羅烈さんのところへ行きます。羅烈さんは彼を鈴で殺します。

 

彼は凌波さんたちも鈴で攻撃します。史仲田さんはキャッチして粉々にし、必死に戦います。凌波さんと江彬さんは自分の体に刺さっている鈴を取って、刀で打って、羅烈さんの頭にめり込ませて勝ちます。

 

ラストにどんでん返しがあります。ほんわかした映画だな~と思っていたら、あら、びっくりポーンそうか、そうか。これは凌波さんじゃなきゃできない役だな~。彼女の目的はそれだったか。しんみり。どんなラストかは書かないでおきます。

 

あり得ない設定や展開には驚かされましたが、意外と面白かったです。史仲田さんと江彬さん、かっこよかったですハート