kiyokiyo world Ⅱ -31ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

1977年の香港映画。

 

黄正利さんは鐵布衫を身に付け、鷹爪を使いこなすめちゃくちゃ強い人です。こんな強い人と劉忠良さんはどうやって戦うのか。そして、彼の死穴はどこなのか。

 

出だしから豪華。逃げているのは李海生さん。追っ手は徐蝦さん、元彪さん、元奎さん、袁信義さん。李海生さんは彼らを蹴散らします。それを見ていた将軍の劉忠良さんは彼の腕前に感動し、一緒にお酒を飲むことにします。李海生さんは武術の達人でした。

 

明の防衛のために彼をスカウトします。そして、川原大臣の元へ案内します。武術について詳しい李海生さんと話して、盛り上がった川原さんは李海生さんと手合わせをします。いい仲間をゲットできたと劉忠良さんは嬉しそうに見ていたら、いきなり李海生さんが川原さんを刺し殺します。速攻で立ち去る李海生さん。劉忠良さんは疑われます。護衛の荊國忠さんに無実を主張しますが、手には血が・・・。連行されます。

 

王圻生さんが反対側からやってきます。史亭根さんもいる。王圻生さんは劉忠良さんを斬り殺すよう命を受けており、彼に襲いかかってきます。彼らを振り切り、巻き戻しジャンプをしまくって逃亡します。

 

帰宅し、先祖が祭られている祭壇で真相の解明を誓って、彼は戦い始めます。3人をやっつけて逃亡。

 

大臣の黃正利さんは王圻生さんと史亭根さんの失敗を責め、処刑を命じます。護衛の中で最も強い王將さんを呼び出します。

 

劉忠良さんはかつての命を救った人のところへ行き、李海生さんの噂を調べ、泊めてもらいます。寝ていると兵士たちが襲ってきます。元奎さんがいた。命を救った人がタレこんだようです。次に会ったときは許さないと一言残して去ります。

 

「崑崙鏢局」でもてなされている李海生さん。仲間と調子こいていました。

 

劉忠良さんは酒樓で食事中。元奎さんと袁信義さんが彼をチラ見しています。劉忠良さんは鍼治療をしてもらおうとしますが、鍼灸師は彼を殺そうとしていました。それに気づいており、自分を狙っている輩を全員やっつけます。李海生さんの行方を聞き出し、追いかけます。

 

李海生さんを発見。いい感じでやっつけているところに王將さんが来て、妨害されます。王將さんは真相を知らないので劉忠良さんを攻撃してきます。戦う2人。王將さん、かっこいい。

 

そこに高飛さんが登場。かっこいい。高飛さんの意図はわかりませんが、結果、劉忠良さんは王將さんから逃げることができました。

 

2週間経っても動きがないことにいら立つ黃正利さん。

 

李海生さんの師匠は高飛さんでした。高飛さんに助けを求めます。

 

姉弟が住んでいるところに劉忠良さんは水をもらいに行きます。すると、張權さんと元奎さんと袁信義さんがやってきます。姉との結婚を一方的に要求します。弟はなぜか鐵布衫を身に付けており、元奎さん、袁信義さんの攻撃を受けてもびくともしません。

 

弟が大変そうだったので、見かねた劉忠良さんが彼ら3人を追い払います。姉弟はお礼に数日の滞在を申し出ます。体調不良の劉忠良さんは受け入れます。

 

姉弟の祖父は鐵布衫をマスターしていました。しかし、祖父は何者かに殺され、犯人は分からないままでした。劉忠良さんは弟と武術の交流をします。

 

李海生さんが客棧で大金を手にして浮かれていると、高飛さんが訪ねてきます。「川原大臣の殺害を誰に頼まれたか話したら、殺される。」と怯える李海生さん。高飛さんは掌に2つの名前を書き、殺しの依頼人がどっちなのかをガン見するように言います。兄弟子の黃正利さんが黒幕だと知り、悲しそうな高飛さん。李海生さんに出かけないよう注意して、去ります。

 

劉忠良さんと弟と修行。劉忠良さんがかなりドヤっていました。姉から許可をもらった弟は祖父からの秘密の技を彼に教えます。

 

薬売りが猿芸を見せているところに王將さんがやってきます。薬売りと張權さんの会話から劉忠良さんが潜伏していると判断します。薬を奪い取ろうとする張權さんたちを懲らしめます。

 

暗がりの中で鷹爪拳と鐵布衫に磨きをかける黃正利さんの姿。かっこい~ラブラブ

 

李海生さんは外出したところを劉忠良さんに見つかります。しかし、追っ手が来て、劉忠良さんは逃げることに。なかなか捕まえられません。

 

姉弟の家に王將さんがやってきます。姉弟は友達だと思って、知っていることをべらべら話してしまいます。結果的に王將さんは劉忠良さんがいい人で黃正利さんに怪しい面があることを知ります。

 

帰宅した劉忠良さんと話がいい感じでまとまりそうだったのですが、見張っていた解元さんが現れ、劉忠良さんを捕まえてしまいます。心配した姉弟は家宝である鐵布衫の秘伝書を彼に持たせます。

 

3人で移動中、解元さんは劉忠良さんを殺そうとします。ここでも元彪さんが劉忠良さんのスタントをやっていると思われます。軽快なジャンプ!王將さんは劉忠良さんの話に信憑性があるのを感じ、3日間の猶予を与えます。

 

解元さんは黄正利さんに報告します。

 

夜、客棧で姉弟がくれた秘伝書を読み、勉強する劉忠良さん。

 

「平來客棧」に泊まる黄正利さん。黃正利さんが来るのを待っていた高飛さん。高飛さんは李海生さんを差し出すのと引き換えにこの地域の名士になれるよう要求します。黃正利さんは了解します。

 

李海生さんは病気の母に会いたいので、捕まりたくありません。黃正利さんは高飛さんの何倍も強いです。どう戦えばいいのか。高飛さんは彼の喉が弱点だと伝え、精一杯の抵抗を試みるよう助言します。もし、うまくいけば、高飛さんは一気にいい立場に立てます。

 

皇帝は弱っており、黃正利さんは自分が皇帝になろうと目論んでいました。そんな黃正利さんに高飛さんは対抗できるのか。

 

李海生さんは約束した場所に行きます。背中に剣を隠し、黄正利さんが近づいてきたところで縄を解いて彼の喉を刺すのですが、そこはもう弱点ではありませんでした。アプデしていたのです。

 

高飛さんがやってきます。「新しい死穴を探す!」と宣言し、がんばります。50年以上、ずっと勝てないでいる高飛さんを黃正利さんは煽ります。悔しそうな高飛さん。必死に急所を突きます。死穴が割と普通の場所でした。股間でした。高飛さんは股間をつかみますが、股間を移動できる黄正利さんなのでした。高飛さんはがっつり頭を攻撃され、亡くなります。

 

高飛さんは高潔そうでいて、弟子を利用したり、いい身分につこうとしたりしていて意外と悪い人でした。

 

往生際の悪い李海生さん。劉忠良さんに捕まり、がんがん蹴飛ばされていると、袁信義さんが李海生さんを助けにやってきます。とりあえずノブさんとバトルです。

 

ノブさんを倒したら次は元彪さん&元奎さん。苦戦していると王將さんが助けに来てくれました。「3日過ぎたぞ~。」って。ここもいい戦いだったな~。

 

李海生さんのことは気になるけれど、約束を守って捕まろうとする劉忠良さん。王將さんは李海生さんのことをはっきりさせようと声をかけてくれます。

 

李海生さんはたくさんお土産を持って実家に向かっていました。盲目の母との再会を喜びますが、黃正利さんが友達と称して既に来ていました。黃正利さんは彼を母から遠ざけ、ハイパーキックで殺します。

 

劉忠良さんたちが来たときにはもう李海生さんは亡くなっていました。悔しがる劉忠良さん。王將さんは黃正利さんの翡翠の飾りを遺体が握っているのを発見し、そっと隠します。

 

劉忠良さんは無実を証明するものがなくなってしまったので、素直に逮捕されます。黃正利さんが黒幕だとわかった王將さんは途中で手錠を外し、劉忠良さんを逃がします。

 

王將さんは「悦來客棧」で襲われます。ナイフが屋根から投げ込まれ、結び付けられていた手紙を読みます。

 

解元さんに案内され、黃正利さんがいる場所へ連れて行かれます。「神腿」で出てきた場所です。そして、4人の顔を隠した護衛に襲われます。元彪さん、元奎さん、ノブさん、あと1人は誰かな?王將さんのめちゃきれいなジャンプは元彪さんがスタントをやっていると思われます。ここの王將さんの槍のアクションがめっちゃくちゃ美しくてシビれました。が、これも元彪さん?元奎さん?がやってるっぽい。明らかに元奎さんが王將さんのスタントを演じている場面もありました。

 

黃正利さんに翡翠の飾りを突き付け、彼の嘘を問い詰め、悪い誘いをきっぱりと断ります。表情をがらりと変え、黃正利さんは襲ってきます。猛攻に苦労していると、上から劉忠良さんが登場します。

 

彼は鐵布衫に対応できる技を身に付けていました。108ある秘孔のうち、死に至る秘孔は36。黃正利さんは36→5→1にまで減らしていました。1つを探すために劉忠良さんはがんばります。王將さんの協力のお蔭で股間だとわかります。握りますが上へ移動します。突然、そこに弟がやってきて、彼の後頭部を叩くように言います。すると股間が下に下がってきました。すかさずクラッシュ!!

 

突然の弟の登場と急所の移動に爆笑してしまいました爆  笑

 

そして、姉も登場。祖父を殺したのは黃正利さんだったのでリベンジに来たのです。

 

悶絶していた黃正利さんが亡くなり、4人が集まるシーンで終わりです。

 

「神腿鐵扇功」に比べると劉忠良さんのドヤ度は高めですが、そんなに気に障らないと思います。

 

吳思遠監督で武術指導が袁和平さんと徐蝦さんで副武術指導が元奎さん、元彪さん、ノブさんだから、面白くないはずがないなとじみじみ。

 

王將さんが美しいのでファンはマストかと。

 

2回目でしたが、元彪さん、元奎さん、ノブさんのがんばりがよくわかり、とても楽しめました照れ

 

1970年の台湾映画。

 

明時代。皇帝が若くて国を治めることができず、宦官が好き放題していました。犯罪が増加し、もうめちゃくちゃ。そんな時代のお話です。


鬼見愁という悪党集団は旅をしている集団を襲います。輿から出てきたのは潘迎紫さん。彼女は政治家の娘でした。彼女を誘拐し、高額の身代金を取ろうと画策していました。

 

メンバーの李敏郎さんは隠れるために「胡」と書かれた提灯がある家へ行きます。主の怪力オヤジに強気に出てやられます。相方は丁寧に挨拶し、滞在させてもらえることになりました。ボスの知り合いのようです。

 

怪力オヤジは食料を買いに出かけます。李敏郎さんと相方はグループを裏切って身代金を独り占めしようと考えます。

 

潘迎紫さんを引っ張って違うところへ行こうとすると韋弘さんに捕まり、李敏郎さんは殺されます。逃げた潘迎紫さんも結局連れ戻されます。

 

韋弘さんは兄の羅斌さんにボスからの手紙を渡します。怪力オヤジが帰宅したところで、何者かの気配を感じます。盲目の女剣士 葉青さんでした。傘に刀が内蔵されており、手下たちをかっこよくやっつけます。

 

雰囲気で鬼見愁がいると判断し、やってきたのでした。身代金の分け前を羅斌さんにしていると、天井から人の気配が。ホームレスの柯佑民さんが落ちてきます。彼も分け前を要求します。なかなか頭のいい男。使えそうです。鬼見愁はいろんな人が集まった個性派集団に。

 

柯佑民さんは街の様子を見てきました。兵隊がたくさんいて、街に行ってお金をゲットするのは難しそうです。すると、お経を唱えながらあるいているお坊さんたちが通りかかります。街に入る手段として使えそうです。お坊さんたちを殺して、なりすまし、街に入ります。

 

彼らが出かけている間、韋弘さんは潘迎紫さんを見張っていましたが、彼女は縄を解いて逃げてしまいます。韋弘さんは連れ戻します。

 

潘迎紫さんの母親の治療のために医師が訪れ、処方箋を書いてくれましたが、医師は鬼見愁の仲間で処方箋は身代金要求の手紙でした。

 

生活に困っている人たちのためのお金を父は受け取ってしました。鬼見愁はそのお金を要求してきたのです、正しくお金を使っている父親にはとてもツラい要求でした。彼を心配した将軍が来てくれました。

 

軍の部隊が鬼見愁のところへやってきます。羅斌さんは彼女1人を表に出して、隠れます。葉青さんは片肌戦います。かっこいい。ヤバくなってきたところで柯佑民さんが助けに来てくれます。

 

将軍は怪力オヤジの家を捜索しますが、オヤジしかいませんでした。父親も近くまで探しに来ていました。潘迎紫さんのツラそうな様子だけでなく、父親の取り乱した様子を見て、韋弘さんは身代金を取ろうとする気持ちがどんどんなくなっていきます。

 

ご飯を食べさせようと届けた韋弘さんは潘迎紫さんに手を噛まれてしまいます。めちゃくちゃ痛い。叩いて外そうとしますが、涙目で噛んでいる彼女を見ると叩けない。噛むのを止めて泣き出す潘迎紫さん。

 

怪力オヤジたちが身代金を独り占めしようと潘迎紫さんの部屋に行くと彼女はいませんでした。韋弘さんが彼女と逃げようとしていました。彼らを倒して、外に出ると今度は羅斌さんが。

 

悪いことを止めて、真面目に生きたい韋弘さん。羅斌さんに「ここを去りたいなら俺を殺せ。」と言われ、ちょびっとバトルになります。ボスが来るとわかり、家に戻ります。潘迎紫さんを再び拘束しようとすると中に葉青さんがいて、逆に羅斌さんが拘束されます。

 

葉青さんはボスに両親を殺され、失明させられたので、実はずっと復讐の機会を狙っていたのでした。

 

鈴の音が鳴り続け、ボスが来たのかと警戒しますが、柯佑民さんでした。彼も羅斌さんのやることに反対し、葉青さん側に着きます。

 

韋弘さんさんたちがよくわからない状態で外で出ると悲鳴が。赤い服を着た人物が彼を襲います。

 

悲鳴を追い続けると潘迎紫さんがいました。そして、ボスの影が。声のみが響き渡ります。羅斌さんは血まみれ。亡くなっていました。指示を聞かなかったことへの制裁です。で、理由が全くわからないのですが、自分の左腕を斬り落とします。

 

ボス、登場。易原さんでした。戦わせまいと彼の刀を取り上げていた潘迎紫さんですが、刀を彼に返します。

 

手下たちをやっつけ、2人の戦いになります。ヤバい瞬間、葉青さんが飛んで(!?)助けに来てくれます。柯佑民さんも。

 

2人のサポートを受けながら、韋弘さんは戦います。最後は柯佑民さんの手が易原さんの体を貫通し、葉青さんが彼の首を斬り落として、終わります。

 

潘迎紫さんは父と再会することができました。身代金はいりませんでした。喜ぶ親子。

 

韋弘さんは羅斌さんの亡骸を担いで家で帰ります。柯佑民さんは葉青さんを連れて、韋弘さんを追います。この世界から身を引くと言って、彼に少額のお金を渡して去ります。

 

柯佑民さんと葉青さんがカップルっぽくなって終わりです。見た目はアレですが、ずっと優しかったですもんねラブラブ意外なカップルが誕生して終わりでした。

 

93分の映画のようですが、77分のものを観ました。話がスムーズでないのに加えて、カットされているので、わかりにくかったです。

 

韋弘さんと潘迎紫さんの関係がもっと詳しく、濃く描かれていたらよかったような気がします。ラストはあっさりでした。

 

潘迎紫さんが韋弘さんの手に噛み付いたときの美しさ、葉青さんの凛々しさを堪能していただければと思います。

 

今日は鹿峰さんの誕生日バースデーケーキ嬉しいです照れ鹿峰さんが端役で出ている映画を紹介します。3回目の感想です・・・。好き過ぎる。

 

OPは「南拳北腿」のラストバトル。

 

黄正利さんは銀狐の双子の兄 金狐を演じています。部下は高飛さんと元奎さんたち。左手が義手の徐蝦さんも。

 

徐蝦さんと元奎さんの手合わせが既にハイレベル。優秀な部下たちです。熱くなり過ぎた手合わせを止め、かっこいい演武を見せる黄正利さん。

 

夜、宴会で武術大会の話が出ます。黄正利さんは部下たちにお金を出すから参加してもいいよと言います。勝者は1人だけですが、参加することでお互いに利益があるはずという結論に至り、乾杯をします。そこで弟が殺されたという衝撃的な知らせが飛び込んできます。

 

劉忠良さんと王道さんが弟を殺した犯人だと知ります。銀狐の靴には宝の在りかが記されている地図と手紙が隠されていました。八角形の腰の飾りに秘密が隠されていましたが、遺体にはついていませんでした。

 

王將さんは岑潛波さんと一緒に「大圈套」に出てきた寺で修業をしていました。兄の王道さんはどこかへ仕事に行ってしまった設定。武術に長けた人が多い家族だけれど、その分、トラブルも起きやすいから、真面目に練習し、謙虚に過ごすことが大切だと弟の岑潛波さんに説明していました。

 

王將さんには婚約者がいます。2人を気遣って先に帰る岑潛波さん。いい雰囲気のカップルです。

 

黄正利さんは「鬼馬大俠」に出てきた門で部下と別れます。弟の仇を自分の手で殺すと息巻く黄正利さん。高飛さんはお付きの人なので残ります。4人は大会へ向かいます。

 

黄正利さんは高飛さんに自分の娘を狙っている陳耀林さんへ手紙を渡すように命じます。彼を銀狐の遺体がある洞窟へ案内します。王道さんはいないけれど、弟の王将さんもなかなかだから、代わりにリベンジする価値はあるかもと陳耀林さんは言います。

 

10日以内に2人を殺せたら、娘を嫁にやると陳耀林さんに約束します。黄正利さんは理由を言わずに王將さんが持っている八角形の飾りを取ってくるように頼みます。嬉しそうに引き受ける陳耀林さん。

 

しかし、黄正利さんは高飛さんに功夫の上手な8人の男を用意しろと命じます。本当は自分で仇を討つ気でいるようです。

 

大会に向かう途中の4人は露店で王力さんたちと一緒になります。自分たちより弱そうな大会参加者だと判断。ちょっかいをかけ、殺してしまいます。師匠が仇を討ちたい男が街にいるとの知らせを受け、4人は街へ向かいます。

 

王將さんが家で修業をしていると街でお金のトラブルで暴れ回っている黃國柱さんを何とかしてほしいと依頼が来ます。黃國柱さんを捕まえ、お説教をして逃がします。そこへ劉忠良さんが現れます。王將さんとも仲良しなのでした~。

 

劉忠良さんは街でトラブルを引き起こしている首謀者を倒すように命じられてきたとのこと。限られた時間ではありますが、2人で木人相手に修業します。拳は王將さん、腿は劉忠良さん。いいコンビネーションです。

 

一方、黄正利さんも8人を使って王將さん&劉忠良さん対策を考えていました。黒は鹿峰さん、元奎さん。朱は元彪さん、王力さん、一瞬だけ袁和平さん。元奎さんと元華さんは両方のチームで出ている気がします。

 

岑潛波さんが家で修業していると元奎さんたちがやってきます。王道さんもいないし、王將さんもいないので、狙われます。元奎さんの華麗な槍攻撃で亡くなります。

 

寺で修業していた王將さんは知らせを聞いて、大急ぎで帰宅、弟の遺体を発見します。そして、元奎さんたちに戦いを挑みます。ここでの王將さんと元奎さんの戦いは短いですが実によかったです。元奎さんは喉を槍で突かれて亡くなります。

 

劉忠良さんは柯受良さんに声をかけれらます。この人を退治しに来たようです。手下の元彪さん、元奎さん、元華さん、徐蝦さんが襲いかかります。4人を倒すと柯受良さんは焦ります。柯受良さんを倒した瞬間、徐蝦さんたちがやってきます。徐蝦さんたちも倒します。徐蝦さんの蹴られっぷりが見事でした。

 

陳耀林さんは王將さんに戦いを挑みます。陳耀林さんは自信満々で彼を煽ります。戦いの最中に王將さんは陳耀林さんに銀狐がやった悪事を話します。悪いことへのアンテナが高い陳耀林さんは財宝が背後にあると気づき、戦いを途中で止めて去ります。

 

黄正利さんの元へ行き、真相を尋ねます。知らないふりをしていた黄正利さんですが、それが通じないとわかると、真相を教えてくれます。銀の分け前を半分にすることを約束します。

 

王將さんは陳耀林さんにまた襲われます。執拗に飾りを狙いに行く陳耀林さん。アクロバティックなシーンは元彪&元奎コンビがやっているのがはっきりとわかりました。やれないわけではないだろうけど、元彪&元奎コンビはきれいに簡単にできてしまうのでしょうね。

 

劉忠良さんが助けに来てくれます。彼を追っ払った後、王將さんから八角形の飾りの話を聞きます。王道さんが銀狐からゲットしたのでした。何かあると勘付いた劉忠良さんはそれを一旦預かることにします。意味不明な文句が彫り込まれています。劉忠良さんはその文句をちょっとだけ変えた偽物を用意します。

 

夜、黄正利さんは1人で激しい修行をしていました。こういう場面が映えるラスボスってあまりいないですよね。黄正利さんだからできる演出かな~と思いました。

 

偽物を王將さんに返します。そして、街を去ることを告げます。王將さんには秘密にして、黄正利さんを追い詰めようという考えのようです。

 

劉忠良さんがいなくなったと知り、陳耀林さんが王將さんに襲いかかってきます。嫁も富も手に入るから必死。しかし、なぜ大切なのに腰にずっとぶら下げているんだろう、王將さんは。隠せばいいのに。陳耀林さんは飾りを奪うのにようやく成功します。慌てる王將さん。

 

ドヤ顔で飾りを黄正利さんに見せると襲われます。殺傷能力の高いキックは黄正利さんがやってますが、身軽なジャンプは元彪&元奎コンビがやってました。陳耀林さんはボッコボコにされ、殺されます。飾りを手に入れ、高笑い。

 

王將さんのところに真相をつかんだ劉忠良さんが戻ってきます。2人で谷へ向かい、黄正利さんと戦うことにします。めちゃ強い。黄正利さんは早く銀を手に入れたいので、戦いを止めて、逃げてしまいます。

 

心配する王將さんに本物の飾りを見せる劉忠良。最初から計画を教えてあげた方がよかったのでは?

 

銀は見つけられそうなので、とにかく黄正利さんを倒す計画を優先して立てます。

 

あちこち歩いて、騙されたことに気づいた黄正利さん。飾りを壊して、立ち去ります。

 

さて、入念に計画を立てた2人が谷にやってきます。そして、反対側から黒と朱の8人のイケメンたちがやってきます。黒は鹿峰さん、元奎さんとあと2人。朱は元彪さん、元華さん、王力さんとあと1人。だけど、途中からまた元奎さんが朱もやってる・・・。元彪さんが王將さんのスタントをやる関係でそうなっているみたいです。2人は8人を倒し、ラスボスを目指します。

 

弟を殺され、騙され、激オコの黄正利さんがやってきます。彼も王將さんも手ぶらだったはずなのに武器を用意して戦いを始めます。王將さん役を元彪さん、元奎さんが演じてる・・・。すごいな。

 

王將さんは劉忠良さんと「1人が黄正利さんを押さえて、もう1人が攻撃をすれば勝てる。」という話をしていました。死力を振り絞って、彼を押さえます。黄正利さんにめちゃくちゃ攻撃されても力を緩めず、劉忠良さんが攻撃しやすいように耐えます。

 

無事に黄正利さんを倒すことができました。しかし、王將さんも亡くなってしまいます。劉忠良さんは涙を堪え、王將さんを姫抱っこします。谷を去る姿で終わります。

 

やはり面白い作品でした。元彪さんと元奎さんがとてもがんばっていたのだなということが今回の視聴でわかりました。

 

高飛さんがびっくりするほど地味な役だったのも印象に残りました。本当にどんな役でもできちゃうんですね。

 

新年度ですね。

 

仕事が忙しくなるので、今日からしばらくは映画の記事はゆっくり更新としたいと思います。

 

新年度もどうぞよろしくお願いいたします太陽

1977年の台湾映画。

 

夜、陳全さんの輿に槍が刺さります。担ぎ手たちは逃げます。陳全さんが辺りを探ると羅烈さんが出てきます。陳全さんの強さを聞きつけて、挑戦しに来たのです。羅烈さんは彼を殺します。

 

唐偉成さんが女性たちと飲んだくれていると羅烈さんがやってきます。彼もあっさり倒されてしまいます。

 

森の中に4人の若者が。王圻生さん、戴徹さんたちです。上から笑い声が。彼らは羅烈さんを倒そうとしていました。しかし、4人でかかっても彼には敵いませんでしたガーン

 

この事態を重く見て、「忠義莊」に僧や達人がやってきます。 主の黃家達さん、登場。羅烈さんは彼の兄の弟子でした。関係があるということで解決を迫られます。黃家達さんは部下 髭あり龍飛さんに命じて、羅烈さん逮捕に取り組むことを告知させます。彼をやっつければ、お金がもらえることにします。

 

鄭富雄さんと小亮哥さんは入った酒樓で羅烈さんを発見します。自分に懸賞金がかけられていても堂々としている羅烈さん。彼らはせっかくお金を払って、食べ物を注文したのに食べずに彼を追いかけます。

 

羅烈さんは誰でも殺す訳ではなく、何か理由があってこのような行動をしているようです。鄭富雄さんと小亮哥さんにある人物のところに入り、様子を報告するよう頼みます。

 

店で羅烈さんが食事をし、汪萍さんが買い物をしていると強盗が現れます。汪萍さんが困っていると張翼さんが強盗の前に現れます。彼はなんと羅烈さんの名を名乗ります。強盗を追い払った翼は命を助けたからと汪萍さんのお金を持って行こうとします。羅烈さんは翼に意見します。翼は逃げ、けがをした汪萍さんの面倒を看ることになります。

 

2人がいい雰囲気になったところに翼が手下を連れてやってきます。汪萍さんを庇いまくっていたら、実は彼女は翼とグルでした。汪萍さんにいきなり針のようなもので刺されます。

 

捕まってしまった羅烈さん。馬車に乗って運ばれます。しかし、御者がトミオ。道の途中で邪魔をする小亮哥さん。翼と汪萍さんを捕まえて、利用することにします。

 

黃家達さんは4人の弟子と体を鍛えていました。程天賜さんが出ていました。HKMDBにはクレジットがないのですが。金龍さんっぽい方もいるような。

 

余松照さんから羅烈さんが捕まったとの情報を聞きます。

 

翼と汪萍さんが羅烈さんを捕まえたことにして、黃家達さんのところへやってきます。黃家達さんは3人とも信用できないので警戒しています。

 

鄭富雄さんと小亮哥さん凸凹コンビは羅烈の計画が読めぬままお手伝い~。翼と汪萍さんもお金は手にしたものの、羅烈さんには何かありそうだと思っています。

 

翼と汪萍さんは客棧に泊まります。翼は毒針を持って出かけます。翼は拘束されている羅烈さんを毒殺し、汪萍さんは翼を毒殺したはずでしたが、羅烈さんは身代わりの男性を勝手に入れており、身代わりの男性が亡くなっていました。羅烈さんの見張りをしていた史亭根さんは龍飛さんに叱られます。それを庇ってから、逃げる羅烈さん。

 

汪萍さんは嬉しそうに懸賞金を持ち逃げます。が、汪萍さんの馬車には翼がくっついていました。仲間割れします。彼女の首を絞めているところに羅烈さんがやってきます。翼は殺したと思っていたのでショックを受けます。

 

戦いが始まりますが、先ほどの戦いで汪萍さんに刺された毒も影響し、翼は羅烈さんにやられてしまいます。

 

そして、羅烈さんはまた牢に戻ります。龍飛さんは簡単に逃げられないようにがっつり拘束して、用心して彼を護送します。

 

今度は古龍さんが岩を落として、龍飛さんたちを妨害します。茅敬順さんは護衛の一員を演じていました。羅烈さんのいる馬車を奪って逃走します。古龍さんとは関係があって、助けてくれました。しかし、羅烈さんは捕まるのも計画の1つだから大丈夫と言って、古龍さんと別れます。古龍さんは珍しく大人っぽい雰囲気でした。追ってきた龍飛さん。古龍さんは龍飛さんに毒矢を腹に刺されます。彼を解放させ、羅烈さんはもう1度逮捕されます。

 

「振遠鏢局」では凸凹コンビが羅烈さんに頼まれたことを劉立祖さんに伝えていました。劉立祖さんは思い当たる節がなかったようですが、何か気づいたようです。

 

ようやく黃家達さんのところに羅烈さんはやって来ることができました。

 

なぜ男性たちを殺したのか、なぜ羅烈さんの師匠は出てこないのか。羅烈さんは話そうとしません。入れられたら3日ともたない黃家達さん特製の地下牢に自ら入りたいと言い出します。

 

どうやら悪いのは黃家達さん。彼は清に反抗的な勢力を一掃すべく、武術大会を催し、会場を爆破させようと計画していたようです。それを咎めた兄の陳少鵬さんを水溜りの地下牢に閉じ込めました。

 

陳少鵬さんが編み出したスキルがほしかったのですぐには殺さず。しかし、食べ物に毒を入れられていたため、脱出する体力はありませんでした。陳少鵬さんは秘密のトンネルから、秘伝書を箱にくくりつけて川に流しました。

 

鏢局の強盗を追い払う手伝いをしていた羅烈さんは危険を避けるために川に飛び込みました。川から上がる際、箱が羅烈さんの脚に絡まり、羅烈さんは技を知ることとなりました。

 

黃家達さんは人差し指を伸ばして戦います。陳少鵬さんは人差し指を曲げてツボを押すようにして戦います。羅烈さんは木製のマネキンを使って1人で修行をします。

 

会ったことのない師匠のために、そして、大きな悪事を止めるために黃家達さんのところへ乗り込んだのです。手掛かりを探すために特製地下牢に入りました。古龍さんも捕まって、同じ地下牢に入れられます。

 

地上では立派な武術大会が開かれています。黃家達さんは挑戦者たちをどんどん倒していきます。地下牢では羅烈さんたちがトンネルを見つけ、入っていきます。残念ながら師匠は亡くなっていました。彼が書き残した文字から、会場が爆発されることを知ります。急がねばなりません。

 

急に古龍さんがいなくなったので、羅烈さんは探しに行きます。いくつもの危険な仕掛けをクリアして、黃家達さんが秘密会議をしていたところにたどり着きますが、ここでもまたどんでん返しが。

 

なんと古龍さんは黃家達側の人間だったのです。わざわざ危険を冒して彼を探したのに・・・。そして、トミオと小亮哥さん、劉立祖さんも拘束された状態で連れて来られます。

 

羅烈さん、龍飛さんと古龍さんに向かっていきます。劉立祖さんに参加者に爆破を知らせるよう指示を出し、戦い続けます。小亮哥さんが龍飛さんにやられてしまいます。「リッチじゃなくても長生きできたらいい。」と言っていた彼。そして、トミオは古龍さんにやられます。羅烈さんは激ギレします炎

 

龍飛さんと古龍さんを倒して秘密の部屋を出ようとしたところ、黃家達さんがやってきます。陳少鵬さんの技を身に付けた羅烈さんに対して鎖を使って攻めてきます。

 

劉立祖さんと共に戦いの場にやってきた羅烈さんは参加者に爆発するから逃げろと警告します。黃家達さんは彼は嘘を言っていると言い、その場にいる人たちを混乱に陥れます。なかなか信じてもらえない中、手下が火を点けます。幸い、羅烈さんが火を最小限に抑えたため、被害は小さく済みましたが会場は大パニックです。

 

黃家達さんを信用していた僧&達人の見る目が変わります。彼らも黃家達さん側の手下たちと戦い始めます。

 

なぜか場所が草原に変わっちゃってますけど、ラストバトルが始まります。鎖で攻める黃家達さん。槍で応じる羅烈さん。最後は人差し指を伸ばす派と曲げる派の戦いです。死穴以外は無敵設定っぽい黃家達さん。へそが死穴だと判明。羅烈さんはゴージャスなベルトをはぎ取り、攻めます。

 

黃家達さんが苦しそうに倒れるシーンで終わりです。

 

めちゃめちゃ面白かったです!!

 

観る側の先入観を利用したすばらしい映画だと思いました。

 

羅烈さんと劉立祖さんの関係がよくわからなかったのがちょっと残念ですが、トミオと小亮哥さんの凸凹コンビも意外性があってよかったです。羅烈さんの言うことを素直に聞いて働く2人のスピンオフがあったら、見てみたかったな~ウインク

 

なぜこのようなすばらしい映画が知られていないのか。傑作です!

 

2回目の視聴です。

 

今、見たら、キャストが豪華過ぎ。そして、やはり黄正利さんの足技が凄まじい。袁和平さんのセンスもステキですキラキラ

 

ロイ・ホランさんが皇帝の誕生日を祝いたいとロシアの特使として清の北部にやってきますが、どうも疑わしい。警戒しまくる清。

 

嗅ぎ煙草入れが何かの印のようです。馬車の中でロイ・ホランさんと同じ嗅ぎ煙草入れを見せ合っている清側の人物。顔は見えません。

 

来る以上、丁寧にもてなさなければなりません。高飛さんが案内します。北部が崩れれば、首都も危ない。彼らは首都に連絡をし、警戒を強めます。

 

酒樓に袁信義さんがいます。ロシア側の手下が2人来店します。食事にケチをつけ、給仕を脅します。見かねた他の客が彼らに襲いかかりますが強い。店はめちゃくちゃです。

 

ロイ・ホランさんは彼らを厳しく叱ります。大きいことを企んでいるのに余計な騒ぎはマズいです。彼らの様子を探っている袁信義さん。ロイ・ホランさんは気づき、銃を発砲します。肩を撃たれ、逃げます。

 

清の兵士たちが来たので、袁信義さんは「自分は宮廷の調査官だ。」と身分を明かすと、「だからこそ死んでもらう。」と言われ、弓矢で殺されます。やはり誰かがロシア側と結託しているようです。

 

それを知って慌てる高官。再度、潜入捜査官を潜り込ませます。

 

黄正利将軍、登場。ロシアが清沿岸の警備体制を知ろうとしていることをわかっていました。自分の管轄のエリアの警戒を厳重にするよう高飛さんに命じます。

 

劉忠良さんが馬に乗って、街へ向かっています。彼が新しい潜入捜査官です。高官から翡翠の飾りを渡されます。これが信頼の証です。

 

劉忠良さんには葉飛揚さんという賭け事が好きな相棒がいました。更に子分としてすりが上手な黃一龍さん。ヤバいコンビだなアセアセ

 

葉飛揚さんは肉屋の主人と肉を賭けたバトルで勝ち、肉を奪い取るという要領のよさもあります。一番の強みはナイフやダーツです。

 

葉飛揚さんは賭博場経営者の娘といい仲のようです。が、チートをして父親に嫌われていました。経営者の手下の1人が錢月笙さんでした。

 

娘と2人で食事をしているところを襲われますが、功夫も得意なので、逃げます。黃一龍さんはパチンコ攻撃が得意。彼の逃亡を助けます。やっぱりいいコンビです。

 

帰宅途中、顔を隠した右キックの得意な男性に襲われます。少し戦って劉忠良さんだと気づきます。

 

劉忠良さんは彼のナイフの腕を見込んで助けを依頼します。これでロシアの拳銃に対抗できるはず。

 

賭博場にロシア人の部下が来ていました。どうしてこんなに素行が悪いんだ?チートだとケチをつけ暴れ始めます。止めようとする従業員に元彪さんがいました。錢月笙さんもいた~。

 

葉飛揚さんのGFの父親も殴られます。GFがロシア人に襲われているところを黃一龍さんがパチンコ攻撃で助けます。黃一龍さんは2人に知らせ、3人で再び賭博場を訪れます。

 

争いが長引きそうなところをロイ・ホランさんの銃声が止めます。ロシア人が悪いけれど、客商売なので謝る経営者。獅子舞をお礼に見せることで許してもらうことにします。

 

2つの獅子舞が踊っています。1つは葉飛揚さんと黃一龍さんコンビでした。ロイ・ホラン氏に近づき、腰につけている角を奪い取ります。

 

ロイ・ホラン氏は裏取引に必要な嗅ぎ煙草入れを奪われ、激怒。しかし、どこにも相談できません。

 

葉飛揚さんは質屋に嗅ぎ煙草入れを入れて、お金を得ようとします。劉忠良さんはすぐに気づきます。

 

黄正利さんは沿岸の警備体制を記した秘密の地図を高飛さんに渡し、取引の鍵となる嗅ぎ煙草入れも持たせます。

 

その嗅ぎ煙草入れは皇帝が宮廷の役人だけに授けた貴重なものでした。なぜロシア人が持っているのか。そして、嗅ぎ煙草入れはペアでした。これを取り引きの鍵として使っていると2人は判断。誰がロイ・ホラン氏に嗅ぎ煙草入れを渡したかを探ることにします。

 

ロイ・ホラン氏の家にたくさんのプレゼントが黄正利将軍から届けられます。葉飛揚さんは見張っています。配達人の中に高飛さんがいました。彼は地図を運んできていました。ロイ・ホラン氏が嗅ぎ煙草入れを持っていないので地図を渡すのを拒否し、逃げます。ロイ・ホラン氏は相手が言っていることが真っ当なので追うことはしませんでした。

 

高飛さんを追う葉飛揚さん。高飛さんの逃亡を助けるために4人の刺客が登場します。元彪さん、王圻生さん、元奎さん。あと1人はわからない。豪華なシーン。劉忠良さんが駆けつけ、4人を倒します。しかし、葉飛揚さんのナイフで耳に傷を負った高飛さんを捕まえることはできませんでした。

 

劉忠良さんは高飛さんに上司宛ての手紙をお願いしに行きますが、彼の耳の後ろに傷があるのを見て、裏切り者の1人だと気づきます。劉忠良さんの書いた手紙は握り潰されるでしょう。当たり障りのない話をして、帰宅します。

 

劉忠良さんと葉飛揚さんは高飛さんの裏に首謀者がいると見て、彼を泳がせることにします。

 

黄正利さんが演武をするシーンがかっこよすぎる。手下の徐蝦さんも登場。

 

劉忠良さんの手紙は黄正利さんに届けられます。彼は高飛さんに劉忠良さんの射殺を命じます。

 

夜、ロイ・ホラン氏が劉忠良さんを狙います。銃弾を避け、彼を追います。黄正利さんたちが待っていました。高飛さんは劉忠良さんと戦い、逃げます。

 

黄正利さんは高飛さんが「SNAKE HAWK TECHNIQUE」を使ったのが許せず、徐蝦さんに彼を殺させます。

 

一方、劉忠良さんたちも特徴のある「SNAKE HAWK TECHNIQUE」から黒幕を割り出せると考え、師匠にあたる人を探します。が、既に殺されていました。しかし、師匠ががっつり自分を殺した犯人=徐蝦さんの名前をダイイングメッセージとして書いていたので、黒幕をつかむことができました。徐蝦さんのボスは黄正利さん。黒幕は黄正利さんだ!

 

劉忠良さんは黄正利さんに会いに行きます。彼に嗅ぎ煙草入れを見せ、揺さぶりをかけて去ります。元奎さんが意味ありげな表情。

 

黄正利さんの手下たちに黃一龍さんは拘束され、葉飛揚さんは捕まり、ナイフが投げられないように手を潰されます。彭剛さんがいた。そして、また錢月笙さん。黃一龍さんは体がとても柔らかいので体を捻って縄を解き、劉忠良さんに助けを求めます。彼が手下たちを追い払います。

 

住まいを変えましたが、黃一龍さんが薬を買って帰るところをロシア人につけられ、居場所がバレます。劉忠良さんが留守にしている間にやって来て、葉飛揚さんたちを襲います。劉忠良さんが必死にロシア人をやっつけますが、黃一龍さんはこの騒動で命を落とします。

 

激しく落ち込む葉飛揚さん。2人は祭壇の前で彼の仇を取ることを誓います。

 

黄正利さんは伍長の張紀平さんをロイ・ホラン氏への遣いに出します。張紀平さんは途中で劉忠良さん宅に寄り、翡翠の飾りを見せて彼らの秘密の計画を知らせます。

 

黄正利さんはノリヘイが裏切っているのを知っていました。黄正利さんのスーパーハイパーキックを食らって亡くなります。

 

偽の情報を信じてその場所に向かった2人は徐蝦さん&手下と戦うことになります。元奎さん、錢月笙さん、彭剛さんがおりました。豪華~。彼らを倒します。元奎さんは殺される直前に劉忠良さんに翡翠の証と手紙を手渡して亡くなります。彼も仲間だったのです。

 

徐蝦さんを倒して、手紙を見ると、本当の取引の日時と場所が記してありました。

 

最終的に本人たちが荒野で地図の受け渡しをするというタラーお互い、これで偉くなれますな的な会話をしていると劉忠良さんたちがやってきます。

 

ロイ・ホラン氏は拳銃で対抗しますが、葉飛揚さんのダーツで封じられます。2人で黄正利さんに向かっていきます。神腿と鐵扇はなかなかすぐに崩せそうにありません。

 

黄正利さんに蹴られてできたであろう葉飛揚さんの右目の腫れ。本気感が伝わってきます。いくつかのシーンで黄正利さん役をスタントが演じていたのがよくわかりました。カツラが雑過ぎ。身軽なジャンプや殴られて後ろに飛ばされるところなどは雑カツラさんが。元彪さん?

 

鐵扇に仕込まれたナイフで刺された葉飛揚さん。彼は死力を振り絞ってやり返します。パワーが落ちたところを劉忠良さんがすかさずキック。黄正利さんを倒します。

 

地図を取り返し、葉飛揚さんのところへ。「俺は役人に向いているだろう?」と冗談めかしたことを言って、彼は亡くなります。国のために大切な仲間を2人も失ってしまった劉忠良さん。悲しむ姿で終わりです。

 

初めて見たときと印象が変わりました。劉忠良さんのドヤり度がかなり低い。

 

そして、小さい戦いさえもレベル高い。中身も人も。どの戦いも見る価値ありですポーン

 

改めて袁和平さんってすごいな~と思った作品でした。

 

1977年の香港映画トラ

 

冒頭、めちゃくちゃ誰かを呪う声が聞こえてきます。誰なのか。どうしてなのか。

 

場面が代わり、追っ手から必死に逃れる羅烈さんと胡錦さん夫妻。胡錦さんは妊娠しているため、あまり激しい動きはできません。

 

追いつかれてしまいます。追っ手は胡錦パパでした。従兄弟との結婚を拒否する胡錦さん。羅烈さんは手下たちに襲われ、ぐったり。号泣する胡錦さん。崖から飛び降りてしまいます。

 

羅烈さんは亡くなっておらず。崖に残された彼女の靴を見て、衝撃を受けます。胡錦さんも亡くなっておらず、虎がいる森の木に引っかかっていました。なぜか虎は彼女を助けてくれました。無事に男の子を出産。叔父的なポジションの虎。董瑋さんの大切な存在です。

 

毛皮をまとった胡錦さんと男の子。すっかりこの生活に馴染んでいるようです。董瑋さん、メイク濃い目できれい・・・。ターザンみたいな感じか。メイクが薄めの胡錦さんもきれい。

 

胡錦さんは彼に父や祖父のことを話します。胡錦さんは羅烈さんが亡くなっていると思っていました。胡錦親子は20年も虎と暮らしているそうです。すごっ!ずっとこの生活が続いていることに胡錦さんは申し訳なさを感じていました。

 

彼は1人で街に向かいます。毛皮を着ているのですぐに目立ち、街の人たちに追いかけられます。必死に抵抗していると羅烈さんが彼を止めます。お父さん!

 

かなり冷静に話を聞いてくれるので、彼も自分の話をします。羅烈さんは母親の名前を聞いて驚愕します。

 

董瑋さんはいきなり谷の自宅に羅烈さんを連れて帰ります。そんなに行き来しやすい距離だったの?胡錦さんも衝撃を受けます。羅烈さんは再婚をしていました。奥さんはいい人で一緒に街に戻りましょうと声をかけてくれます。しかし、胡錦さんは息子をお願いし、谷に留まる決心をします。

 

悲しみのあまり、家に入った胡錦さんを羅烈さんは追いかけようとしますが、虎アニキがいるのでビビります。

 

董瑋さんの噂を聞き付けた集団が谷にやってきます。その中の女性2人はウサギを発見。追いかけているうちに董瑋さんの罠に引っかかって捕まってしまいます。

 

董瑋さんは嬉しくて彼女をからかって遊んでいると探している声が近づいてきます。集団は彼女の家族でした。顔を出すときっと殺されるから、逃げるように言われ、彼は逃げます。

 

羅烈夫妻と一緒に来た親戚のお兄さんとは仲良くなり、時々、会っています。

 

20年も谷にいたのに、いきなり茶樓で「小玲」と彼女の名前を漢字で書いている董瑋さんラブラブ新しい生活に適応するのが早いね滝汗

 

夜、小玲が親戚の集まりに参加しています。従兄弟は彼女のことが好きですが、彼女は興味がありません。突然、董瑋さんがやってきて、彼女を連れ出してしまいます。夜中にこんなイケメンに手を引かれたら行くね。

 

董瑋さんにかわいいとか、何でもするとか言われて、嬉しそうな小玲。しかし、彼らは昔から敵対している家同士の子ども。ロミオとジュリエット。2人で家同士の不仲を何とかしようと話し合っていると従兄弟がやってます。そして、親戚の男性たちもやって来て、董瑋さんは戦います。小玲兄に重傷を負わせてしまいます。

 

小玲は強引に連れ戻され、父の王俠さんに厳しく叱られます。従兄弟は彼女を見張ることになります。

 

董瑋さんも羅烈パパに「よりよってどうして敵の娘なんだ!」と言われます。ってことは小玲は胡錦ママの親戚でもあるような気がするのですがそういう面でもよくないような気がします。

 

義母が間に入ってくれたので暴力はありませんでしたが、話し合いは最悪な形で終わりました。羅烈さんに「出ていけ~!」と言われてしまいました。

 

一方、小玲の方では重傷を負った兄が亡くなっていました。王俠さんはキレます。

 

勢いで出て行けと言ってしまった羅烈さん。使用人に探させますが、董瑋さんは見つかりません。そして、チーム王俠は羅烈宅に殴り込みに来ます。羅烈さんはがんばりますが、王俠さんに刺し殺されてしまいます。

 

「五毒天羅」で羅烈さんは王俠さんを騙して殺す役だったので不思議な感じがしました。

 

義母と侍女は従兄弟に殺されます。

 

冷静になって帰宅した董瑋さん。いきなり祭壇ができていて、茫然としながらお札を火にくべていました。親戚のお兄さんは生きていたようです。

 

董瑋さんは親戚と共にチーム王俠と対決することにします。しかし、向こうは数が多い。親戚を逃がし、1人で戦います。逃げる董瑋さんを小玲は助けます。

 

毛皮を着て、籠を持って歩いている胡錦さんは傷だらけの親戚と遭遇します。羅烈さんの死と董瑋さんの危険を知らせると彼は亡くなります。

 

毛皮姿のまま胡錦さんは従兄弟に会いに行きます。甥になるのかな?偉そうな甥にキレ、暴れる胡錦さん。割と強い設定でした。王俠さんは胡錦さんには強く言えません。かつて彼女と結婚したいと思っていた従兄弟なのかな?彼女をそのまま去らせます。

 

董瑋さんが胡錦さん宅に行くと、けがで苦しんでいる胡錦さんを発見します。助かりそうにありませんでした。苦しみながら、胡錦さんは彼に仇を討つことを忘れるように説得します。董瑋さんは王俠さん側の血も引いているからね・・・。仇について忘れると約束すると安心したように彼女は息を引き取ります。泣く董瑋さん。それを見ている虎アニキ。

 

董瑋さんは納得しましたが、虎アニキは胡錦さんの死にブチ切れていました。復讐を墓前に誓います。

 

まずは従兄弟から。嫌な予感を感じて必死に逃げますが、嫌な雰囲気はつきまとうばかり。虎とドラキュラが混ざったような扮装をした虎女が彼を襲い、殺します。

 

そして、虎は一晩で街の家畜を殆ど殺してしまいます。街の人たちが王俠さんのところへ助けを求めにやってきます。王俠さんは1人で林を歩いていると虎に襲われます。

 

王俠さんが3日間戻ってこないので奥さんは代わりに王俠母に誕生日祝いを持っていくことにします。小玲たちに家にいるように言いつけます。しかし、母親も虎に襲われます。

 

そして、遂に小玲たちのところへ。祖母と偽って家に入り込みます。小玲さんは疑いつつも彼女を入れます。

 

夜中に目を覚ますと側に何か食べている祖母。妹を食べてたっぽいです。ぎゃ~!!人の手から指をもぎとって小玲に渡すシーンが気持ち悪かったです。

 

董瑋さんがやってきて、虎を説得します。が、気持ちが暴走しているので、董瑋さんすらも襲います。小玲は逃げる際、台所で天ぷらが揚げ途中なのを発見します。

 

木の上に登り、虎を煽ります。襲ってきたところに熱々の油をかけて退治します。

 

董瑋さんは父親のような存在だった虎のことを思いつつも小玲のことは責めず。2人で幸せになろうと約束して終わります。

 

珍妙な映画でした。途中まではターザン meets ロミオとジュリエットのような感じ。

 

後半から怪奇色の強い、かなり無理のある展開になります。せっかく功夫の得意な董瑋さんを起用しているのにこの展開はないのではないかと思ってしまいました。

 

けがをした女性が熱々の油を持って木の上にいられるはずがない。夜中にそもそも天ぷらを揚げているというのも変。誰が揚げていたの?

 

野性的できれいな董瑋さんを見られるという点ではオススメしますが、あとはもう・・・チーン

 

張午郎祭りが始まってしまいましたラブラブ

 

1979年の香港映画。楊斯さんが監督です。

 

鏢局の人たちが荷物を運んでいるところに楊斯さんが登場。彼らを殺してしまいます。、昔の中国ではお茶と塩の取引が重要でそれを狙う盗賊が多かったそうです。

 

さて、道で書を書いている張午郎さん。街を牛耳っている男性が通りかかります。バカにされ、お金を投げつけられます。

 

穏やかで優しい学者&教師 張午郎さん。しかし、彼の素晴らしさはなかなか理解されず、生徒にまで馬鹿にされています。

 

露店でご飯を食べているときにもチンピラに絡まれます。余安安さんが彼を助けてくれます。

 

街を牛耳っている男性は通りかかった占い師2人を招き、占ってもらいます。酒しか欲しがらない不思議な占い師たち。占いの結果は悪いです。そのうち1人と手下が手合わせをしていました。

 

またチンピラにいじめられるゴロさん。

 

夜中、男性宅は何者かに襲われます。

 

学校に来て、授業をしようとしても生徒は女の子1人しか来ていません。外から登校していない生徒にバカにされ、彼は女生徒を連れて、学校を去ります。

 

女生徒と母親、余安安さんは彼のよさを理解しているのですがね。

 

彼は街を去ることにします。一緒に占い師2人と酒を飲んでいるうちに深酔いしてしまいます。しかし、いろいろな功夫の型を学ぶことができました。

 

占い師は楊斯さんについて知っていることを話し出します。10年前、楊斯さんはベトナムからやってきて、街の人たちを15人殺しました。占い師たちはその混乱を逃げ延びました。片方は盲目にされました。仇を討ちたいと考えているようです。

 

牛耳ってる男性は鏢局の到着を待ちわびています。が、楊斯さんが殺してしまったので来ません。代わりにやってきた楊斯さんからは負のオーラが漂うな~。

 

手下 張華さんは楊斯さんの強さを疑い、彼と手合わせすることにします。笛を吹きながら戦う楊斯さん。強い。もう1人の手下が助けようとしますが、張華さんは自分でがんばると言い、助けを拒みます。

 

男性の妹 余安安さんが登場して楊斯さんの功夫を褒めたところで手合わせは終わり、楊斯さんは男性が運んでほしいと思っている貴重品を見せてもらうことにします。これを奪うつもりかな。

 

すっかり酔っているゴロさんが突然やってきます。そして、牛耳っている男性に絡みます。余安安さんは慌てて、彼を連れ出します。そして、川辺で功夫の型をお互いに見せ合います。

 

大人の生徒とゴロさんが笑顔で歩いています。なぜだかわかりませんが、大金を手に入れました。(大金を手に入れたシーンはカットされていると思われます。)

 

子どもたちの声が聞こえたので建物に入っていくと生徒たちが学校へ通わず、男性のところで拳法の型を習っていたのです。ゴロさんが必死に学校へ戻ろうと声をかけても「信用しない。」、「勉強、嫌い。」と冷たい態度。

 

大人の生徒と女生徒が遊んでいます。女生徒が1人になったとき、楊斯さんが現れます。彼女は殺されました。

 

夜、家でお金を手にしてにんまりしているゴロさんを何者かが見ています。自分の理想の学校をつくろうとしているみたいですけど、大丈夫かな。翌朝、お金はなくなっていましたガーン

 

女生徒の母親はショックで自殺。疑われるゴロさん。

 

ゴロさんはすっかりヤバい状態になってしまい、霊園でおかしな行動をします。自暴自棄になったとき、いつも親切にしていた年老いたホームレスからいいアドバイスをもらいます。「勇敢になりなさい。」と。ゴロちゃんは少し冷静さを取り戻します。

 

ゴロさんは余安安さんに楊斯さんに気を付けるよう手紙を渡しますが、楊斯さんは上から見ていました。そして、兄にも手紙が即バレします。

 

大人の生徒が男性宅に盗みに入って捕まります。たくさんの手下に殴られたり、蹴られたりしているとゴロさんがやってきます。大人の生徒は楊斯さんを発見、彼が女生徒殺害現場にいたと証言します。楊斯さんはゴロちゃんたちを張り倒します。

 

楊斯さんは盲目の占い師の元へ行きます。危険を察知し、汗だくになる占い師。襲いかかる楊斯さん。目撃したホームレスはベルを鳴らして危険を知らせます。駆けつけたゴロさん。もう1人の占い師は助けに入ります。様子を見ているゴロさん。

 

占い師は殺されます。ホームレスは楊斯さんに勝負を挑みます。意外と強かった。ホームレスはゴロさんを逃がす時間をつくったようです。

 

逃げたゴロさん。傷を負ったホームレスに会います。もう間もなく死ぬだろうと言いつつ、かなり難しい功夫の型を彼に手本を示して教えます。

 

あと1つの型は?ゴロさんの掌に「字」と書いてホームレスは亡くなります。どうも書き初めを書くように大きく動くことが「字」の意味する動きのようです。鍛錬に励みます。

 

楊斯さんは男性宅で本性を表します。みんなを殺してしまいます。ゴロさんが訪れると余安安さんが裸にされて逆さまに吊るされていました。(もちろん、ご本人ではありません。)ゴロさんは動揺して、その場を去ります。

 

男性の持っていた貴重品を奪い、荒野で吹いている楊斯さん。ゴロさんは前髪を上げたヘアスタイルで彼に戦いを挑みます。ゴロさんのお金も楊斯さんが盗んだようです。

 

修行したのに「WRITING KUNGFU」を使わないのです。筆も使わないのです。修行で使っていたように戦えばいいのに。

 

勢い余って楊斯さんの笛がお互いに刺さり、結局、ゴロさんも亡くなるという妙なオチでした。

 

これまでの行いを反省して戦いの場に謝りにくる生徒たち。しかし、ゴロさんは立ったまま亡くなっていました。

 

題材はいいと思いました。書を活かした拳法って斬新で素敵です。しかし、展開がめちゃくちゃチーン話が細切れになっていて、一貫性がない・・・。しかも暗いし。張午郎さん好きでもなかなかキツかったです。

 

髭ありゴロちゃんが珍しいです。コアなファンにオススメします。

 

1974年の香港映画。「怒れ!タイガー 必殺空手拳」という邦題があります。
 

陳耀林さんが子どもたちに武術のお手本を見せていたところ、暇を持て余した子どもたちが覗きに来た貧しい身なりの子を苛めます。

 

その子は殴られて気絶します。子どもたちの親が出てきて、叱り、彼を看病します。貧しい母は戦争で下の息子が行方知らずになっていました。目を覚ました上の息子を見て、安心します。

 

親たちは母親を使用人として雇うことにします。男の子は陳耀林さんから武術を習いたいのですが、使用人の息子なのでそれはできません。悔しいな~と思いながら、見よう見まねで型を真似ているとその家の娘さんがやってきます。

 

陳耀林さんは彼の師匠になってくれました。娘さんは彼より早く武術を習っているので年下だけれど、お姉さんと呼ぶように彼に言います。


陳惠敏さんと李鳳蘭さんに成長します。相思相愛ですが、兄たちは彼を蔑みます。殴られ、蹴られ・・・。しかし、立場上、やり返すことはできません。師匠の陳耀林さんが止めに入っても兄たちは言うことを聞きません。

 

陳耀林さんも雇われている身。それ以上は何もできず。陳惠敏さんを励ますことしかできませんでした。

 

陳耀林さんは去ることを決心します。自分の師匠である方圓さんに彼をお願います。一時的に方圓さんのところへ滞在して学び、更にパワーアップ。方圓師匠から「謙虚にがんばれ。」と言葉をもらって、帰宅します。

 

さて、お金持ちの家では「THREE TIGERS」という輩がお金をせびりに来ていました。出せるだけのお金をあげましたが、もっと寄こせと絡み、暴れ出します。父も兄たちもやられ、娘は誘拐されそうになります。陳惠敏さんがちょうど戻ってきて、「THREE TIGERS」を追い払います。彼は兄たちからも一目置かれるようになります。

 

娘の父親からも認められます。もっと経験を積んでくるよう街に行くことを勧められます。戻ってきたら結婚するかもしれません。ちょっと寂しいけれどせっかくの機会なので、街へ向かいます。

 

袁小田さん率いる大道芸人たちが芸を見せていました。カツラを被らないときれいなツルツル頭なんですね~キラキラ芸の妨害をしてきた男性を陳惠敏さんはやっつけます。

 

客棧の主人は胡錦さん。彼女に気に入られます。やっぱりな。

 

「五龍堂」を訪ねます。生徒役で張午郎さんがいた~。鄭雷さんの道場でした。蟋蟀を戦わせているのを陳惠敏さんも見ていると生徒たちに襲われます。陳惠敏さんは彼らを倒していきます。鄭雷さんはびっくりします。鄭雷さんも倒したところで江島さんがやってきます。江島さんも倒してしまいます。

 

場面が変わって、闘犬をしています。陳惠敏さん、登場。白鷹さんを探していたようです。イケメン!!手下が襲いかかってくるので、倒します。闘犬をしていた人たちは逃げ出します。白鷹さん、強い設定。なかなか勝負が決まりません。さっきから若い兄ちゃんが彼のことを見ています。

 

白鷹さんを倒します。多分、殺したな・・・。

 

動揺して部屋へ戻ってきた陳惠敏さん。寝ようとすると胡錦さんがベッドで待ってました。おいアセアセ

 

娘の父親が世話してくれた滞在先があるのですが、急にだらしなくなって滞在先への手紙を放棄。胡錦さんのところへ滞在することにします。

 

胡錦さんと関係をもつようになり、服装が変わり、生活も変わっていきます。方圓さんのアドバイス、思い出して~ガーン

 

鄭雷さんの弟子だった若者たちが彼のところにお金を持ってやってきます。陳惠敏さんは街で力をもつようになり、すっかり浮かれてしまいます。

 

いつまにか煙草を吸い出し、すっかり悪になってしまいました。まっ、こっちの方が違和感ないですけど。

 

彼は帰省します。娘の父のアドバイス通りに過ごしていなかったので何だか気まずい・・・。入れ替わるように母と李鳳蘭さんは街に向かっていました。

 

陳惠敏さんの噂を聞いた強そうな男たちが訪ねてきます。陳惠敏さんが不在のため、胡錦さんはちょっと困ります。

 

胡錦さんは色仕掛けで1人を油断させ、ナイフで刺そうとしますが、感づかれナイフで刺されます。特段、悪いことしてなかった胡錦さんが気の毒でした。

 

陳惠敏さんは彼女の死にショックを受けます。自分を探していた男たちと対決です。

 

男たちは白鷹さんのリベンジに来たようです。復讐が復讐を呼ぶ。激闘をまた若い兄ちゃんがこっそり見ています。どうして?

 

1人目は倒したものの、陳惠敏さんは2人目の男性に池に投げ落とされます。若い兄ちゃんは陳惠敏さんに手を貸そうとしますが、手をはねのけて立ち去ります。

 

胡錦さんを失ったショックから、彼の生活はすっかり乱れてしまっていました。遊郭に住んでいる状態に。

 

母親は陳惠敏さんがいなくなってしまったと思い、ずっと探していました。滞在先は若い兄ちゃんの家でもありました。母親は下の息子も失い、上の息子もいなくなってしまったと嘆きます。滞在先の主によると若い兄ちゃんは実の息子ではなく養子ということです。これ、実の息子っしょ。

 

若い兄ちゃんは陳惠敏さんを自分の家に連れて行こうとします。しかし、陳惠敏さんは全く耳を貸しません。やむなく、兄ちゃんは母親と李鳳蘭さんを遊郭に案内することにします・・・。

 

自分が純粋だったころを知っている2人に遊郭で会うとは。情けない気持ちでいっぱいの陳惠敏さん。兄ちゃんは嘆き悲しむ母親と李鳳蘭さんの様子を見て怒りを覚え、陳惠敏さんに戦いを申し込みます。

 

終了7分前に2人が兄弟だとわかります。早っつ!粗っつ!叔父と母と李鳳蘭さんは慌てて彼らを止めに行きます。

 

ずっと彼に憧れていた兄ちゃんは追い込まれますが、彼の必殺ポイントを知っているので何とかしのぎます。陳惠敏さんは弟の股間を攻撃し、弟も陳惠敏さんの股間を攻撃します。

 

2人でうううと唸っているところに叔父たちがやってきて、2人は兄弟だと説明します。陳惠敏さんは弟に謝ります。弟は股間にガードをつけていたので大丈夫でした。陳惠敏さんは股間の痛みに耐えながら、「悪は善には勝てない。よくがんばった。」的なことを言って、5人で抱き合って終わります。

 

実際は102分の映画らしいです。10分ほど短いのはアダルトなシーンをカットしたからのようです。

 

途中から主人公、誰?って感じになってました。陳惠敏さんから兄ちゃんになってしまったような気がします。

 

張午郎さん狙いで観ました。あまり出てはいませんでしたが、すぐにわかったのでよかったですほっこり

 

1974年の香港映画です。

 

染野行雄さんが脱獄します。一緒に繋がれていた男は家に帰りたいと言います。自分についてこないつもりの男性を行雄さんは襲います。

 

さて、同じく脱獄犯の方野さん。家へ入り込み、服を物色中、持ち主の江島さんに見つかります。方野さん、手錠についた鎖を武器に彼を苦しめます。江島さんはナイフで対抗し、彼を追い払います。

 

行雄さんは男性を殺して、逃げます。

 

陳惠敏さんたちが港で荷卸しをしていると鄭麒膺さんたちが突如現れ、近くにいた男性を殴ります。陳惠敏さんは止めに入ります。街を牛耳っているボスが彼を引き抜こうとしているようです。陳惠敏さんは誘いを断り、仕事に戻ろうとしますが、鄭麒膺さんたちは襲いかかってきます。仲間を助け、鄭麒膺さんをやっつけます。

 

ボスは行雄さん。市長と組んで米を独占し、価格を釣り上げてたくさん儲けようとしていました。

 

陳惠敏さんが倉庫にいると妹が母が重病だと知らせに来ます。症状は重く、高額の薬が必要なようです。しかし、お金がないので、薬を用意することもできないし、陳惠敏さんがいなくなると会社はトラブルが起きそうなので、母に会いに行くこともできません。困っていると社長がお金を工面してくれ、すぐに帰りなさいと言ってくれます。社長、優しい。兄妹は社長にお礼を言って、すぐに帰宅します。

 

賭博場。石天さんがいます。鄭麒膺さんはボスを探しにやってきます。陳耀林さんは賭博場を仕切っています。

 

陳耀林さんはイライラしている鄭麒膺さんをいかさまの賭博に誘います。楽にお金を儲けて、ストレス発散しようとしていました。チートに気づいた石天さんは連れ出され、従業員に殴られます。

 

帰宅途中の兄妹はそれを目撃。陳惠敏さんは石天さんを助け出します。

 

米問屋の社長 賀賓さんは行雄さんへの協力を拒否し、プレッシャーをかけられていました。娘の徐小鳳さんは父を心配しています。BFの曾江さんによると行雄さんは薬物も売りさばいたりと他にもいろいろな悪いことをして街の人を苦しめているとのこと。

 

陳惠敏さんが不在時に陳耀林さんが米問屋にやってきて、協力するよう迫ります。賀賓さんは誘拐されます。

 

行雄さんは丁寧に彼をもてなしますが、要求がえげつない。賀賓さんは街の人たちのことを考え、要求を断ります。拘束され、鞭で叩かれても彼は断り続けます。行雄さんが強く殴ったため、彼は亡くなってしまいます。

 

賀賓さんの遺体は海で発見されました。市長は賀賓さんは自殺したと一方的に話を進め、行雄さんを庇います。泣く徐小鳳さん。帰宅すると米問屋は奪われていました。

 

行雄さんたちは米を独占できるようになり、嬉しそうにお酒を飲んでいました。

 

陳惠敏さんは職場に戻り、仲間から大きな事件が起きたことを聞かされます。仲間から徐小鳳さんはBFと行雄さんのところに向かったと聞き、行雄さん宅へ向かいます。

 

行雄さんの家へ。幸い、徐小鳳さんはBFとは来ていませんでした。張午郎さんが手下としていました。うむ、かわいい。社長や会社のことを思うと怒りがこみ上げてきます。「証拠はないが、お前たちがやっただろ!探してやる炎」と一歩も引かない陳惠敏さん。

 

行雄さんたちに襲われます。陳惠敏さんは手下を蹴散らし、行雄さんと戦います。分が悪いと判断した行雄さんは逃げます。

 

曾江さんは徐小鳳さんと陳惠敏さんと一緒に暮らすことにします。

 

行雄さんの嫁はなんと陳耀林さんといけない関係でした。

 

行雄さんは武術の達人2名を雇います。1人は江島さんでした。夜、陳惠敏さんは襲われますが、何とか追い返すことができました。危険を感じた陳惠敏さんは実家に曾江さんと徐小鳳さんを連れて行くことにします。

 

陳耀林さんたちが米問屋で好きな値段をつけて喜んでいる姿を石天さんは見ていました。

 

密会している行雄さんの嫁と陳耀林さん。鄭麒膺さんに見られてしまいます。行雄さん、激怒!!2人は逃げますが、行雄さんに追いつかれてしまいます。陳耀林さんは殺され、兄も殺されます。

 

刺青が似合い過ぎる陳惠敏さんガーン修行中。依然、徐小鳳さんは元気がありません。みんなで励まします。5人で楽しく食事をしていると石天さんが訪ねてきます。陳惠敏さんと石天さんは出かけ、曾江さんは様子を見に行きます。

 

ゴロさんが陳惠敏さんたちの居場所を見つけて、行雄さんに知らせます。ゴロさんは刺客たちを引き連れてやってきます。男2人が不在なのをいいことに母、妹、徐小鳳さんを襲います。母は頭をぶつけて倒れ、ガールズ2人は拉致されます。

 

石天さんは2人の刺客が雇われたことを警告しに来たのでした。男2人が戻ると家はとんでもない状態に・・・。けがを負った母から話を聞き、陳惠敏さんは行雄さんのところへ向かいます。

 

激ギレ陳惠敏さんは手下たちを殴り、彼の隠れ家を聞き出します。そして、隠れ家へ向かいます。石天さんと遭遇。石天さんが罠にかけたと思い、バトりますが、手下たちがぞろぞろと出てきたので、協力して手下たちと戦うことにします。

 

江島さんたちとがっつり戦うときが来ました。

 

石天さんもがんばってます。行雄さんに殺されそうになっていると警官がなだれ込んできます。実は潜入捜査官だったのです。米に麻薬を入れて隠していたことなども全部わかっていて、証拠を押収し、みんなを逮捕。そして、ガールズを助け出します。

 

行雄さんはラスボスでしたが、石天さんとバトって終了。途中参加の江島さんがラストバトルの相手となりました。お互い、へろへろになるまで戦い、最後は陳惠敏さんの勝ちとなります。石天さんと妹たちと合流し、妹に支えられながら戻る場面で終わりです。

 

70年代前半の功夫映画はアクロバティックな動きが少ないけれど、アクションが生々しいところが魅力だなと私は感じます。リアルさがいいです。

 

武術指導は陳惠敏さんとゴロさんでした。思っていたよりゴロさんが出ていたので、嬉しかったですラブ

 

あと、ずっと真面目&いっぱい戦う石天さんも珍しいかなと思います。

 

ラストバトルは行雄さんとやってほしかったな~という思いはありますが、テンポもアクションもよい映画でした照れ