2021年3月:
子宮頸がんステージ4Aの告知
扁平上皮がん
膣、膀胱壁に浸潤
骨盤リンパ節に転移
2021年4〜5月:
化学療法(シスプラチン)
放射線療法(小線源療法 含む)
2021年4〜2023年3月:
治験(免疫療法・キイトルーダ or プラセボ)
2021年8月:
寛解
現在、経過観察中
2021年の備忘録
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前回からの続きです
Kindle読み放題を利用して、がんの本をいろいろ読みました。
が。
いかんせん、2年以上前のこと。
それぞれ参考になったとは、何となく覚えているのですが、どんな話が書かれていたのか、詳しいことは、ほとんど忘れてしまっています。
でも、そんな中で、今でも頭に残っている本(内容)も いくつかあります。
この先、数回に分けて、それら印象に残っていることについて、お話ししようと思います。
まずは、これから行きましょう!
・「霊能者ですがガンになりました」
(小林薫(画)・斎(作))
あ、ちなみに、、、
今回は、がんとは、あまり(というか、まったく)関係ない話が続きますので、悪しからず(笑)
「霊能者ですがガンになりました」は、霊能者・斎(いつき)さんの、乳がん闘病エッセイコミックです。
読み放題の中で、一番初めに、この本に飛びつきました。
コミックなので、気軽に読みやすそうだったから、
そして、何より、「霊能者」というタイトルに惹かれたから。
というのも、
私は、ちょうどその頃、"デニスの怖いYouTube" (略して、デニ怖)という心霊チャンネルにハマっていました(笑)
なので、ついつい「霊能者」というワードに反応してしまったわけですね。
この本では、乳がんを患った斎さんの闘病生活が描かれているのですが、、、
私が、数年経っても、何となく忘れらなかったのは、オマケっぽく付け加えられていた心霊エピソードの方でした。
・MRI検査室に入ったら、台にオッサンの霊が横たわっていて、こっちを見ていた。
・放射線科のある地下へ行ったら、すっごい数の霊がいた。その階には、霊安室もあるらしい。
・医療費の手続きのために、役所に行ったら、結構な数の霊がいた。役所は意外に霊が多い。
・入院した階では、おじいちゃんの霊がウロウロしていた。
・病室のエアコンの換気口から、ムーミンのニョロニョロみたいな手がいっぱい出てきた。
などなど。
心霊体験の数々。
いろいろ視えちゃうと、特に、病院にいるのは大変そうだなぁ、と思ったりしました。
とまぁ、そんな具合に、(個人的には)がんの話そっちのけで、心霊エピソードの印象が強かったわけなのですが、
今回、この本のことを書くにあたり、気持ち新たに、再度読み返してみることにしました。
アーモンド大のコリコリから始まって、検査、告知、左乳房全摘、抗がん剤治療、副作用、ズラ話、なんだコイツ?な医師 等、
深刻な状況にも関わらず、治療、症状、心情がユーモラスに描かれていて、とてもわかりやすかったです。
がんの部位は違えど、私も同じような経験をしてきたので、共感しながら、興味深く読み直しました。
斎さんは、告知の時にステージ2-B、ほどなくして、骨への転移が確認。
ガンマナイフ治療を始めるところで、「霊能者ですがガンになりました」は終了しています。
初めましてのご挨拶